「クワサン・オリビー」の版間の差分
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− | ダバの義妹かつ婚約者でもあり、兄妹同然に暮らしていた。しかし、物語より数年前に盗賊団に連れ去られ、その捜索がダバが旅に出る目的になっていた。盗賊団に売られた後は正規軍に囚われており、[[バイオセンサー]]の実験台として[[バイオリレーションシステム]]で操り人形にされ、[[オルドナ・ポセイダル]] | + | ダバの義妹かつ婚約者でもあり、兄妹同然に暮らしていた。しかし、物語より数年前に盗賊団に連れ去られ、その捜索がダバが旅に出る目的になっていた。盗賊団に売られた後は正規軍に囚われており、[[バイオセンサー]]の実験台として[[バイオリレーションシステム]]で操り人形にされ、[[オルドナ・ポセイダル]]の特使として現れる<ref>「コントローラーハーケン」と呼ばれるデバイスを介して洗脳されており、首筋に縞状の施術痕が見られる。同じく洗脳されているとされる[[リョクレイ・ロン]]にも同様のものがある。</ref>。 |
ダバは必死にオリビーの記憶と正気を取り戻させようと試み、紆余曲折の末、作品終盤に身柄の確保に成功する。だが、この時点でダバや[[ファンネリア・アム|アム]]達には「目的の為に手段は選ばない」というシビアな側面が身についており、「生きたセンサー」としてポセイダルの元に案内させるわ、ダバを助けるのと引き換えにギャブレーに引き渡すわと、彼女を散々に振り回してしまう。 | ダバは必死にオリビーの記憶と正気を取り戻させようと試み、紆余曲折の末、作品終盤に身柄の確保に成功する。だが、この時点でダバや[[ファンネリア・アム|アム]]達には「目的の為に手段は選ばない」というシビアな側面が身についており、「生きたセンサー」としてポセイダルの元に案内させるわ、ダバを助けるのと引き換えにギャブレーに引き渡すわと、彼女を散々に振り回してしまう。 | ||
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:[[隠し要素/30|条件]]を満たすと、[[オルドナ・ポセイダル|ミアン]]自らの手によって[[バイオリレーションシステム]]から開放され、パイロットとして自軍入りする。 | :[[隠し要素/30|条件]]を満たすと、[[オルドナ・ポセイダル|ミアン]]自らの手によって[[バイオリレーションシステム]]から開放され、パイロットとして自軍入りする。 | ||
:サポート系として優秀な精神コマンドのラインナップが魅力で、特に「希望」の消費SPが低いのが強み。また、エースボーナスでマップ中に一度だけSPが100回復するため、積極的に精神コマンドを使っていける。加入が遅いのがネックだが、加入が遅い分だけ撃墜数やレベルが高く、育てる手間が省けるので、必要なスキルを少し養成するだけでサポート要員の即戦力になる。搭乗機の候補はHMで2番目に強い[[アシュラテンプル]]か、改造引き継ぎの関係で改造されてることが多い[[エルガイム]]あたりだろうか。 | :サポート系として優秀な精神コマンドのラインナップが魅力で、特に「希望」の消費SPが低いのが強み。また、エースボーナスでマップ中に一度だけSPが100回復するため、積極的に精神コマンドを使っていける。加入が遅いのがネックだが、加入が遅い分だけ撃墜数やレベルが高く、育てる手間が省けるので、必要なスキルを少し養成するだけでサポート要員の即戦力になる。搭乗機の候補はHMで2番目に強い[[アシュラテンプル]]か、改造引き継ぎの関係で改造されてることが多い[[エルガイム]]あたりだろうか。 | ||
+ | :本編で加入させていても、エクストラチャプターのエンディングでは精神が限界を迎え崩壊してしまう。原作とは異なりダバが前向きな姿勢で諦めていないのが救いだろうか。 | ||
:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「防御アップ」。 | :エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「防御アップ」。 | ||
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;1マップに1度だけ、気力150以上でSPが100回復する。 | ;1マップに1度だけ、気力150以上でSPが100回復する。 | ||
:『30』で採用。『希望』や『激励』で積極的に支援を行い、気力が上がるとこのエースボーナスが発動し、精神コマンドによる支援を再度行える。原作ではダバの献身的な支えによって余生を過ごした彼女が『他者を献身的に支える』という、『スパロボならではのif展開』により、バイオリレーションシステムから解放された彼女の本来の人間性を示しているかのようなエースボーナス。敵対時もこのエースボーナス。 | :『30』で採用。『希望』や『激励』で積極的に支援を行い、気力が上がるとこのエースボーナスが発動し、精神コマンドによる支援を再度行える。原作ではダバの献身的な支えによって余生を過ごした彼女が『他者を献身的に支える』という、『スパロボならではのif展開』により、バイオリレーションシステムから解放された彼女の本来の人間性を示しているかのようなエースボーナス。敵対時もこのエースボーナス。 | ||
+ | :効果発動時のSP値しだいでは、回復量に無駄が出てしまう点には要注意。SPを下手に温存せず、積極的に使っていくと良いだろう。 | ||
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=== シナリオデモ === | === シナリオデモ === | ||
− | ;[[アマンダラ・カマンダラ|ポセイダル]]「クワサン・オリビー!今、戻ってくるなら、お前をミアンの代わりにしてやろう!」<br/>オリビー「地位や権力を与えれば、女がお前に従うと思うな!」<br/>ポセイダル「操り人形め!操る糸が切れたのなら、無様に死すがいい!」<br/> | + | ;[[アマンダラ・カマンダラ|ポセイダル]]「クワサン・オリビー!今、戻ってくるなら、お前をミアンの代わりにしてやろう!」<br/>オリビー「地位や権力を与えれば、女がお前に従うと思うな!」<br/>ポセイダル「操り人形め!操る糸が切れたのなら、無様に死すがいい!」<br/>オリビー「私はクワサン・オリビー!人形ではない!」<br/>「ダバ・マイロードと共にお前を討つ者だ!」 |
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』キーミッション「ドリーマーズフォーエバー」で参戦後のポセイダル戦より。 | :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』キーミッション「ドリーマーズフォーエバー」で参戦後のポセイダル戦より。 | ||
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
;[[カルバリーテンプル]] | ;[[カルバリーテンプル]] | ||
− | : | + | :「ヘルミーネ」ともよばれる黄色の塗装の専用機。ポセイダルが制作した「オリジナル」の機体であるという説もあるが、定かではない。 |
== 脚注 == | == 脚注 == |
2024年4月30日 (火) 17:39時点における最新版
クワサン・オリビーは『重戦機エルガイム』の登場人物。
クワサン・オリビー | |
---|---|
外国語表記 | Quwasan Olibee |
登場作品 | 重戦機エルガイム |
声優 |
木下由美 内川藍維(SRW代役) |
初登場SRW | 第4次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | ペンタゴナ星系人 |
性別 | 女 |
出身 | ミズン星・ロージナ |
身長 | 160cm |
スリーサイズ | B79-W55-H82 |
所属 | ポセイダル正規軍 |
概要編集
ダバ(カモン)・マイロードの養父ダバ・ハッサーの養女。
ダバの義妹かつ婚約者でもあり、兄妹同然に暮らしていた。しかし、物語より数年前に盗賊団に連れ去られ、その捜索がダバが旅に出る目的になっていた。盗賊団に売られた後は正規軍に囚われており、バイオセンサーの実験台としてバイオリレーションシステムで操り人形にされ、オルドナ・ポセイダルの特使として現れる[1]。
ダバは必死にオリビーの記憶と正気を取り戻させようと試み、紆余曲折の末、作品終盤に身柄の確保に成功する。だが、この時点でダバやアム達には「目的の為に手段は選ばない」というシビアな側面が身についており、「生きたセンサー」としてポセイダルの元に案内させるわ、ダバを助けるのと引き換えにギャブレーに引き渡すわと、彼女を散々に振り回してしまう。
さらに、バイオセンサーの制御から切り離された影響で、蘇りはじめたオリビーとしての自我と植え付けられたポセイダルの自我がせめぎ合い、精神に変調をきたしてしまう。結局は真のポセイダルの死でバイオリレーションシステムが暴走し、精神を破壊されてしまった。その後はダバによってコアムに連れ帰られ、彼の介護を受けて余生を過ごす事となった。劇中に登場したあらゆる人物に翻弄され続け、ついには壊されてしまった悲劇の少女である[2]。
登場作品と役柄編集
原作では「オリビー」と呼ばれるが、SRWでは愛称表記が義兄に併せてか「クワサン」の場合が多い。「オリビー」表記なのは『第4次S』『OE』『30』。
旧シリーズ編集
- 第4次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。カルバリーテンプルやバッシュに乗り敵として登場するが、隠し要素でリアル系ルートのみダバで説得可能。しかしシナリオクリア後にパイロットから外れるため、1シナリオでしか使用できない。ギャブレーの説得条件にも関わる。
- その後主人公がジュドーらと同行するとハサンに診察を受けているという説明だけで登場しなくなるが、同行しない展開では少しだけ台詞がある。
- 説得せず倒すと死亡する。また、登場前にマップをクリアしても死亡した扱いになる。故にスーパー系では絶対に死亡する。
- 本作では精神崩壊はせず、エンディングではダバと共に農業を営んでいることが後日談で語られる。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 基本的には『第4次』と同じだが、最後の登場となるマップ「ポセイダルの野心」では自分からは動かないユニットとなっている。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 本作では非戦闘キャラ。ギワザに捕われ、サージェ・オーパスに乗っている。隠し要素としてオリビーを救出すると、無事回復しエンディングに登場するが、本編のダバの回想に登場した目が大きい、髪を下ろした姿になっている。
COMPACTシリーズ編集
- スーパーロボット大戦COMPACT
- ダバで説得可能。カルバリーテンプルに乗る。回避と格闘はエルガイム系でもトップを張るが、聖戦士にかなうほどでもなく、愛がなければ二軍行きは免れないか。必修精神コマンドは「愛」。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor
- 必修精神コマンドが「信頼」「献身」に変更された。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 音声初収録。代役ではあるがようやく声がついた。原作通りカルバリーテンプルに乗る。
- 本作では無条件で生存するが、原作同様に回避不可能な精神崩壊イベントが発生する。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 非戦闘員のNPCとして登場。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2020年7月のイベント「希望はいつもその胸に」にて登場。原作終了後設定で、ダバと共に暮らしていた。
- スーパーロボット大戦30
- 音声新規収録。ミッション「レディ・レディ」から登場。
- 条件を満たすと、ミアン自らの手によってバイオリレーションシステムから開放され、パイロットとして自軍入りする。
- サポート系として優秀な精神コマンドのラインナップが魅力で、特に「希望」の消費SPが低いのが強み。また、エースボーナスでマップ中に一度だけSPが100回復するため、積極的に精神コマンドを使っていける。加入が遅いのがネックだが、加入が遅い分だけ撃墜数やレベルが高く、育てる手間が省けるので、必要なスキルを少し養成するだけでサポート要員の即戦力になる。搭乗機の候補はHMで2番目に強いアシュラテンプルか、改造引き継ぎの関係で改造されてることが多いエルガイムあたりだろうか。
- 本編で加入させていても、エクストラチャプターのエンディングでは精神が限界を迎え崩壊してしまう。原作とは異なりダバが前向きな姿勢で諦めていないのが救いだろうか。
- エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「防御アップ」。
関連作品編集
パイロットステータス編集
精神コマンド編集
特殊技能(特殊スキル)編集
エースボーナス編集
- 1マップに1度だけ、気力150以上でSPが100回復する。
- 『30』で採用。『希望』や『激励』で積極的に支援を行い、気力が上がるとこのエースボーナスが発動し、精神コマンドによる支援を再度行える。原作ではダバの献身的な支えによって余生を過ごした彼女が『他者を献身的に支える』という、『スパロボならではのif展開』により、バイオリレーションシステムから解放された彼女の本来の人間性を示しているかのようなエースボーナス。敵対時もこのエースボーナス。
- 効果発動時のSP値しだいでは、回復量に無駄が出てしまう点には要注意。SPを下手に温存せず、積極的に使っていくと良いだろう。
パイロットBGM編集
- 「エルガイム-Time for L-Gaim-」
- 前期OPテーマ。
人間関係編集
- ダバ・マイロード
- 義兄にして婚約者。オリビーの事を思いやっていたのは確かなのだが…。
- オルドナ・ポセイダル(アマンダラ・カマンダラ)
- バイオセンサーの実験台として、バイオリレーションシステムで操り人形に仕立て上げる。
- リョクレイ・ロン
- オリビーの監視役。
- ギャブレット・ギャブレー
- 彼に想いを寄せられるようになり、最終的にオリビーの為にポセイダルを裏切る。
- ファンネリア・アム
- ダバをめぐる恋敵。ダバを助けたいと思うあまり、最終回ではオリビーの身を賭けた取り引きに打って出る。
他作品との人間関係編集
名台詞 編集
スパロボシリーズの名台詞編集
戦闘台詞編集
- 「あなたはミアンの気持ちを知りながら…!」
- 対ポセイダル戦時の専用台詞。長年ミアンと同調していただけに、相当な怒りの入った言葉である。
シナリオデモ編集
搭乗機体編集
- カルバリーテンプル
- 「ヘルミーネ」ともよばれる黄色の塗装の専用機。ポセイダルが制作した「オリジナル」の機体であるという説もあるが、定かではない。