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− | + | 続編である小説・『[[覇界王 ガオガイガー対ベターマン]]』の時点においては2012年に任期を満了し事務総長を退任したことが語られた。 | |
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== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == |
2024年5月2日 (木) 21:58時点における最新版
ロゼ・アプロヴァールは『勇者王ガオガイガーFINAL』の登場人物。
ロゼ・アプロヴァール | |
---|---|
外国語表記 | Rose Approval[1] |
登場作品 | 勇者王ガオガイガーFINAL |
声優 | 有馬瑞香 |
デザイン | 木村貴宏 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦W |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 女 |
所属 | 国連 |
役職 |
事務総長 最高評議会議長 |
概要編集
国連事務総長。
老齢の女性だが非常に豪胆で威厳が有り、古くからの知り合いである大河幸太郎や火麻激も「小僧」呼ばわりして容赦無く叱咤する。GGGの行動や信念に理解が有り、GGGと国連が衝突した際には、GGGを自由に行動させるため、あえて彼等を地球からの追放処分にする等の手腕も見せる。
ゴルディオンハンマー・ゴルディオンクラッシャー等のハイパーツール群の使用にはロゼの許可が不可欠。現場では承認キーという形でそれが表わされている。
初出は小説『獅子の女王〈リオン・レーヌ〉 勇者王ガオガイガー2005』の一文のみで、本格的な顔出しはPS用ソフト『勇者王ガオガイガー BLOCKADED NUMBERS』内の挿話43.2話「金の牙・銀の爪」。GGGの上位組織である最高評議会の議長でもあり、長官の不在に際し、その役目を代行する。ゾンダー化した大河の代わりに、海底資源プラント「エクスプローラー8」内部で、ファイナルフュージョンの承認を行った他、ゴルディオンハンマー・グランドプレッシャーの発動も承認した[2]。
続編である小説・『覇界王 ガオガイガー対ベターマン』の時点においては2012年に任期を満了し事務総長を退任したことが語られた。
登場作品と役柄編集
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦W
- 初登場作品。本作におけるプレイヤー部隊である「ヴェルター」は新・国際連合事務局所属なので、最高責任者は事務総長となるロゼである。
- 最初は通信の向こうで顔を出さず、第22話の分岐でガオガイガーのいないルートで初めて顔を出す(この為、ロゼが『ナデシコ』か『フルメタ』のキャラだと勘違いするユーザーもいたらしい)。続く第23話「終わらない円舞曲・終幕」でも『Endless Waltz』の展開に違和感無く馴染んでおり、まるで『ガオガイガー』のキャラだと思えない…というか『ガオガイガー』のシナリオにほとんど絡んで来ない上、第2部でも『ナデシコ』に絡むので、原作未見だと何の作品のキャラかが本気で分からなくなりかねない。
- 以上のことから、ある意味『L』におけるナタクのファクターや『UX』におけるマークデスティニーの大先輩だと言えるが、ロゼの場合はむしろ「『W』のオリキャラの一人」と言われても騙されそうなくらいである。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦X-Ω
- メインシナリオ第2章「つながりの軌跡」にて、名前が登場する。日本が連邦加盟国になったことにより、武力を持てなくなった各地の研究所が所有するスーパーロボットを、鶴の一声で自身の管理下に置くことで、兵器利用させないようにした、と語られる。
- スーパーロボット大戦30
- ミッション「帰 -KIKAN-」にて名前のみ登場。本作では連邦議会の先代議長という設定。
人間関係編集
他作品との人間関係編集
- リリーナ・ドーリアン
- 『W』で共演。
- マリーメイア・クシュリナーダ
- 『W』ではデキムから解放された彼女を引き取る(カズマの航海日誌によると「クリスマスが孫を運んできた」と喜んでいたとのこと)。
- デキム・バートン
- 『W』では彼の野望を「昼間から夢を見ている」と切って捨てた。なお、上記の「クリスマスが~」の発言について、カズマは「それだとデキムがサンタになってしまう…」と日誌で漏らしている。
- ハインリッヒ・フォン・フリーマン
- 『W』では大河や火麻と同じく旧知の間柄。
- アカツキ・ナガレ
- 『W』第一部で、彼と密談を交わしている場面が有る。彼の父とも面識が有るらしい。
- 千鳥かなめ
- 『W』では、月で修学旅行中の彼女に道を尋ねたことから、ヴェルターの面々と関わることに。
- 100年前の戦争の事をかなめに対して語るが、自身が体験した話だと勘違いされてしまい、「その頃はまだ生まれていない」と抗議する場面も。
- 白鳥九十九
- 『W』でかなめが道を尋ねようと捕まえた相手。とはいえ、月に土地勘の無い木連人の彼に道がわかるはずもなかった。
- テロリストの爆弾探しに彼を協力させ、その後、地球代表として木連への100年前の過ちを償うつもりであることを伝えた。
- 相良宗介、ヒイロ・ユイ
- 『W』の第22話でそれぞれロゼから「ムッツリ1号」、「ムッツリ2号」と呼ばれるハメに。
- しかし、流石のロゼと言えど、後に彼等の下へと更なるムッツリ野郎共が集ってしまうとは夢にも思うまい…。
- ちなみに、別ルートの第22話ではDボゥイがムッツリ顔を指摘されている。
バンプレストオリジナル編集
- ブレスフィールド・アーディガン
- かつては、宇宙海賊だった彼を捕まえようと躍起になっていた。
名台詞編集
- 「聞き分けのない悪い子は、光にでもしておしまい! それが
運命 なら、ね……」 - 腕原種によって大河と火麻がEI-72、EI-73にされてしまうという事態に、穏やかな口調ながら苦渋の決断を下す。
- 「地球と人類の未来を賭け、グランドプレッシャー、出撃承ぉぉ認!」
- グランドプレッシャー承認時の台詞。この時、頭上に降りてきたパネルを杖の先端で押す為に背を伸ばすが、この所為で腰を痛めてしまっている。
- 「幸太郎坊や、激坊主……もう二度と、心配かけさせるんじゃないよ」
- 大河と火麻の浄解後のつぶやき。立場上厳しい決断を下さざるを得なかったが、内心心配していた事がわかる。
- 「今ここに、国連事務総長として発令します! 新型ディビジョンフリート三隻を乗っ取ったGGGクルーを、地球圏より追放処分とします!」
- 『FINAL』第3話「GGG追放命令」より。三重連太陽系に行こうとするGGGとそれを阻止しようとする国連の量産型CR(SRW未登場)との戦闘に際し、非常に大仰な振りと共にこう宣言する。
- 現在のところSRWにおいては再現されておらず(『第3次α』ではグローバルが担当し、『W』ではそもそもプレイヤー部隊が追放されない)、上記した外伝作品のエピソードも描かれていない事と併せてロゼが『ガオガイガー』のキャラとして認識され難い原因の一つになっている。
スパロボシリーズの名台詞編集
- 「お嬢ちゃん…じゃあ教えてやるよ」
「この世界の悲しみも痛みも知らないあんたじゃ、まだまだみんなに未来を見せてやれないよ」
「悪いことは言わない。 婆さんのところにおいで」 - 『W』第23話「終わらない円舞曲・終幕」より。マリーメイアに「老人の出る幕ではない」と言われ、こう切り返した。
- ロゼはマリーメイアを諭すが、残念ながらこの時点では彼女の心に届かなかった。
- 尚、「悲しみも痛みも」に関しては、マリーメイアの登場作『エンドレスワルツ』の主題歌の歌詞からの引用であろう。
- 「アタシの言葉を聞いた全ての人へ! 人類は今、未曾有の危機に瀕している!」
「これを乗り切るために、我々は隣人と手を取り合い、その力の全てを結集しなくてはならない!」
「世界は変わっていく… いや、人の力で変えていく。それは一人一人の力でだ」
「力を貸して欲しい、世界のために。アタシは人間の力と心を信じている」
「そして、これを人類の新世紀宣言とする!」 - 『W』第46話「新しい時代の始まりに」より。「火星の後継者」に襲撃された新・国連の新世紀記念式典での宣言。
- 元一朗、リリーナ、マリーメイア、ジョージ・グレンと続いた「火星の後継者」への怒涛の説得の締めとなる言葉である。
- ニュートロンジャマーキャンセラーの存在とその軍事利用不許可を明言し、クライン派支持と「火星の後継者」との対話を希望する事を表明した事で、「火星の後継者」の戦意をくじき、宇宙でノイ・ヴェルターと交戦中の戦力さえも撤退させた。