ヴァルストーク航海日誌

ヴァルストークの航海日誌。カズマが記入の主担当(カズマ不在時はミヒロが担当)で、ヴァルストークの航海の様子が綴られている。毎話毎話律儀に更新されており、記入のなかった回は数えるほどしかない。ご丁寧にも、カズマがザ・データベースに捕まった時は脳内で日誌を更新していた。

ブレスの方針で、何物にも代えがたい思い出を大事に残しておくため、という理由で記録されている。そのため、単なる航海の記録・戦闘の記録にとどまらず、艦内(及びヴァルストークが所属することになったヴェルター)での出来事や、執筆者であるカズマの意見などが詳細に記載されており、非常に内容豊かなものとなっている。ブレスには「ほとんどお前の日記だな」と言われ苦笑いされたが、結果としてカズマと家族のブレスとの思い出が凝縮された内容ともなり、その記録は戦後に「トレイラーの真実」として刊行に至ったようだ。

記入の際に必ず日付が入るため、他のスパロボに比べて時系列の関係を明瞭にする効果がある(例えば木星から地球への帰還には一ヶ月以上かかっている、などの時間の経過が一発で分かる)。また、会話中には盛り込めなかった周囲の状況を説明するためにも使われている。ただ、状況を分かり易く把握できる反面、説明がやたらと多いスパロボという印象を与えてしまうこともあるようである。

なお作中、これに影響されてルリが「ナデシコ航海日誌」なるものを書いている。

航海日誌原文編集

※作品のネタバレをかなり含みますので、未プレイの方は気をつけてご覧下さい。