「アッカナナジン」の版間の差分

 
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== 登場作品と操縦者 ==
 
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:初登場作品。パワーアップは原作に比べると大幅に前倒しされており、アブタ・ブラス焼き討ち事件<ref>ただし、本作では[[孔明リ・ガズィ|孔明先生]]と[[アル・アジフ|アル]]の連携によって不発に終わっている。</ref>の際に移行している他、地上に出た際にいきなり変わるのではなく、'''「[[オウカオー]]との激突に際してエイサップのオーラ力によって変貌する」'''という主役機らしいパワーアップの仕方に変わっている。
 
:初登場作品。パワーアップは原作に比べると大幅に前倒しされており、アブタ・ブラス焼き討ち事件<ref>ただし、本作では[[孔明リ・ガズィ|孔明先生]]と[[アル・アジフ|アル]]の連携によって不発に終わっている。</ref>の際に移行している他、地上に出た際にいきなり変わるのではなく、'''「[[オウカオー]]との激突に際してエイサップのオーラ力によって変貌する」'''という主役機らしいパワーアップの仕方に変わっている。
 
:基本性能はナナジンのスタンダードな強化であり、同じ感覚で使って行ける。もとより高い運動性と移動力はさらに磨きがかかり、特に運動性は[[アルティメット・クロス|自軍]]最高値を誇る。[[EN回復]]もL2になっており、切り込み役や削り役に最適なユニットになった。[[隠し要素/UX|隠しユニット]]のオウカオーが参戦すると[[合体攻撃]]が使用可能となるが、エイサップのオーラ力はL8で止まってしまう上にダメージアップの[[精神コマンド]]も「[[熱血]]」止まりであるため、最終的にはオーラ力L9に届く上に「[[魂]]」があるサコミズには火力が劣る事になる。
 
:基本性能はナナジンのスタンダードな強化であり、同じ感覚で使って行ける。もとより高い運動性と移動力はさらに磨きがかかり、特に運動性は[[アルティメット・クロス|自軍]]最高値を誇る。[[EN回復]]もL2になっており、切り込み役や削り役に最適なユニットになった。[[隠し要素/UX|隠しユニット]]のオウカオーが参戦すると[[合体攻撃]]が使用可能となるが、エイサップのオーラ力はL8で止まってしまう上にダメージアップの[[精神コマンド]]も「[[熱血]]」止まりであるため、最終的にはオーラ力L9に届く上に「[[魂]]」があるサコミズには火力が劣る事になる。
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:2020年12月のイベント「想いを翔ける翼」期間限定参戦。SRおよび大器型SSRアタッカー。
  
 
== 装備・機能==
 
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:左脚の裏にマウントしている刀。唯一の武装。
 
:左脚の裏にマウントしている刀。唯一の武装。
 
:位置の都合上、抜刀する時はくるりと一回転する演出が入る。[[ナナジン]]同様の二連斬の後、蹴り飛ばす。
 
:位置の都合上、抜刀する時はくるりと一回転する演出が入る。[[ナナジン]]同様の二連斬の後、蹴り飛ばす。
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:『X-Ω』では通常攻撃に採用。
  
 
==== 必殺技 ====
 
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;オーラフレイムショット
 
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:ナナジン固有の技といえるのがこれ。オーラ力の炎で刀身を覆い、ソードを振るって撃ち出す。
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:ナナジン固有の技といえるのがこれ。オーラ力の炎で刀身を覆い、ソードを振るって撃ち出す。ナナジンよりも一発増えて二発になっている。
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:ナナジン時を含めOVAでは使用していない攻撃だが、最終決戦ではオーラフレイムソードから長く伸びた炎で[[シンデン]]を撃破するというシーンもあった。
 
;オーラフレイムソード
 
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:『[[リーンの翼 (OVA)|リーンの翼]]』版「オーラ斬り」。オーラ力の炎で刀身を覆い、斬りつける。
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:『[[リーンの翼 (OVA)|リーンの翼]]』版「オーラ斬り」。オーラ力の炎で刀身を覆い、斬りつける。[[エイサップ・鈴木|エイサップ]](と一瞬だけ[[エレボス]])の[[カットイン]]が入る。
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:一撃叩きつける→さらに切り裂くまではナナジンと同じだが、[[トドメ演出]]で反対側に抜けた後即座に切り返して下からフレイムソードで殴りつけるように両断する。
 
:一撃叩きつける→さらに切り裂くまではナナジンと同じだが、[[トドメ演出]]で反対側に抜けた後即座に切り返して下からフレイムソードで殴りつけるように両断する。
 
;ハイパーオーラフレイムソード
 
;ハイパーオーラフレイムソード
 
:最強技。超加速をかけて6連撃を叩き込む。ナナジンよりも攻撃回数が増え、派手になっている。
 
:最強技。超加速をかけて6連撃を叩き込む。ナナジンよりも攻撃回数が増え、派手になっている。
 
:トドメは最大火力のフレイムソードで地形ごと真っ二つにして〆。エイサップのシャウトはこの武器で入る。
 
:トドメは最大火力のフレイムソードで地形ごと真っ二つにして〆。エイサップのシャウトはこの武器で入る。
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:『X-Ω』では必殺スキルに採用。
  
 
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:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第28話「王の奸計」より。[[リュクス・サコミズ|リュクス]]の[[ギム・ゲネン]]以外の[[アルティメット・クロス]]の機体と[[オウカオー]]を自らの魔力で動けなくさせて、父にしてバイストン・ウェルに争いをもたらす嘗ての聖戦士[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ]]を、娘リュクスに殺させようとする[[ジャコバ・アオン|ジャコバ]]。
 
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第28話「王の奸計」より。[[リュクス・サコミズ|リュクス]]の[[ギム・ゲネン]]以外の[[アルティメット・クロス]]の機体と[[オウカオー]]を自らの魔力で動けなくさせて、父にしてバイストン・ウェルに争いをもたらす嘗ての聖戦士[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ]]を、娘リュクスに殺させようとする[[ジャコバ・アオン|ジャコバ]]。
:エイサップはそれを止めようとし、ジャコバの妨害をはねのけるが、「聖戦士のなりそこないに何が出来る」と吐き捨てられる。それに対しエイサップの出した答えは―'''「僕は、摩訶不思議なものに選ばれるような男じゃない! 僕はどこにいようと、[[エイサップ・鈴木]]だ!」'''
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:エイサップはそれを止めようとし、ジャコバの妨害をはねのけるが、「聖戦士のなりそこないに何が出来る」と吐き捨てられる。それに対しエイサップの出した答えは―'''「僕は、摩訶不思議なものに選べれるような男じゃない! 僕はどこにいようと、[[エイサップ・鈴木]]だ!」'''
 
:状況に流されるままだった自分を捨て、運命に立ち向かう事を決意し、自己を確立したエイサップ。そんな彼の成長に[[オーラ力]]と[[ナナジン]]が応え、炎と共に真紅の姿に―「赤華七神」に進化した。ここに、新たなる[[聖戦士]]が真の誕生を迎えたのだ。
 
:状況に流されるままだった自分を捨て、運命に立ち向かう事を決意し、自己を確立したエイサップ。そんな彼の成長に[[オーラ力]]と[[ナナジン]]が応え、炎と共に真紅の姿に―「赤華七神」に進化した。ここに、新たなる[[聖戦士]]が真の誕生を迎えたのだ。
  

2022年5月16日 (月) 05:51時点における最新版

アッカナナジンは『リーンの翼』の登場メカであり、同シリーズの主役メカの強化形態。

アッカナナジン
漢字表記 赤華 七神
登場作品 リーンの翼
デザイン 篠原保
初登場SRW スーパーロボット大戦UX
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類

オーラマシン

動力 オーラコンバーター
エネルギー オーラ力
前形態 ナナジン
パイロット
【パイロット】
エイサップ・鈴木
【付き人】
エレボス
テンプレートを表示

概要編集

ナナジンエイサップオーラ力を受けて進化した姿。全身が真っ赤に染まり、より強力なオーラ力を扱えるようになっている。

劇中ではリーンの翼の導きによる過去の情景を抜けた後、東京に出た際にいきなり変貌していた。ただ、それでも頑ななまでの信念を持つシンジロウ・サコミズ駆るオウカオー相手には互角に戦うのが精一杯であった。

ナナジン以上の速度を誇るが、登場時に既に物語が佳境だったことと、この時点のメインはオーラバトラーの戦闘よりエイサップとサコミズのぶつかり合いが主だったため、OVA版ではあまり派手なアクションは行っていない。一方、漫画版ではオウカオー (ハイパー化)の左腕を斬り落とす活躍を見せた。

なお、「アッカ」とは上記したように漢字では「赤華」と書く。これは「桜」を意味する言葉であり、オウカオーに対応するネーミングとなっている。

登場作品と操縦者編集

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦UX
初登場作品。パワーアップは原作に比べると大幅に前倒しされており、アブタ・ブラス焼き討ち事件[1]の際に移行している他、地上に出た際にいきなり変わるのではなく、オウカオーとの激突に際してエイサップのオーラ力によって変貌する」という主役機らしいパワーアップの仕方に変わっている。
基本性能はナナジンのスタンダードな強化であり、同じ感覚で使って行ける。もとより高い運動性と移動力はさらに磨きがかかり、特に運動性は自軍最高値を誇る。EN回復もL2になっており、切り込み役や削り役に最適なユニットになった。隠しユニットのオウカオーが参戦すると合体攻撃が使用可能となるが、エイサップのオーラ力はL8で止まってしまう上にダメージアップの精神コマンドも「熱血」止まりであるため、最終的にはオーラ力L9に届く上に「」があるサコミズには火力が劣る事になる。
乗り手のエイサップは今回別人かと思うほど熱血気味のキャラクターになっているが、このアッカナナジンの方も別の存在かと思うほどド派手な高速アクションを披露してくれる。
なお、本作のエイサップはショウ聖戦士として尊敬しているため、ナナジンが赤く染まったのはショウの愛機であるビルバインをリスペクトしたものと言えなくもない(もっとも、このイベント発生時にはビルバインは緑になっていたが)。

単独作品編集

スーパーロボット大戦Card Chronicle
スーパーロボット大戦X-Ω
2020年12月のイベント「想いを翔ける翼」期間限定参戦。SRおよび大器型SSRアタッカー。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

武装編集

オーラソード
左脚の裏にマウントしている刀。唯一の武装。
位置の都合上、抜刀する時はくるりと一回転する演出が入る。ナナジン同様の二連斬の後、蹴り飛ばす。
『X-Ω』では通常攻撃に採用。

必殺技編集

オーラフレイムショット
ナナジン固有の技といえるのがこれ。オーラ力の炎で刀身を覆い、ソードを振るって撃ち出す。ナナジンよりも一発増えて二発になっている。
ナナジン時を含めOVAでは使用していない攻撃だが、最終決戦ではオーラフレイムソードから長く伸びた炎でシンデンを撃破するというシーンもあった。
オーラフレイムソード
リーンの翼』版「オーラ斬り」。オーラ力の炎で刀身を覆い、斬りつける。エイサップ(と一瞬だけエレボス)のカットインが入る。
一撃叩きつける→さらに切り裂くまではナナジンと同じだが、トドメ演出で反対側に抜けた後即座に切り返して下からフレイムソードで殴りつけるように両断する。
ハイパーオーラフレイムソード
最強技。超加速をかけて6連撃を叩き込む。ナナジンよりも攻撃回数が増え、派手になっている。
トドメは最大火力のフレイムソードで地形ごと真っ二つにして〆。エイサップのシャウトはこの武器で入る。
『X-Ω』では必殺スキルに採用。

合体攻撃編集

ツインオーラアタック
隠し要素で参入するシンジロウ・サコミズオウカオーとの合体攻撃。始動がアッカナナジンかオウカオーかで最初のやり取りが変わる。
フレイムソードで高速機動攻撃を互い違いにかけた後、オウカオーが投げ落とした敵を三本のハイパーフレイムソードで焼き尽くす。
トドメ演出では左右から挟撃を仕掛けて、桜吹雪と共に消え去る。

特殊能力編集

剣装備
斬り払いを発動。
超高速回避
分身
HP回復L2
EN回復L2
ナナジンからHP・EN回復がともにL2に成長しており、より積極的に必殺武器を振るっていけるようになる。

移動タイプ編集

オーラバトラーなので当然飛行可能。

サイズ編集

S

機体ボーナス編集

UX
  • 初期段階:運動性+5 CRT補正+10
  • 第二段階:運動性+10 CRT補正+15 移動力+1
  • 第三段階:運動性+20 CRT補正+20 移動力+2
  • 最終段階:運動性+30 CRT補正+30 移動力+2 格闘武器+100
ナナジンと同じボーナス。敵陣に切り込んでいって必殺技を連発するためにあるような構成。

機体BGM編集

「MY FATE」

スパロボシリーズの名場面編集

MY FATE
UX』第28話「王の奸計」より。リュクスギム・ゲネン以外のアルティメット・クロスの機体とオウカオーを自らの魔力で動けなくさせて、父にしてバイストン・ウェルに争いをもたらす嘗ての聖戦士サコミズを、娘リュクスに殺させようとするジャコバ
エイサップはそれを止めようとし、ジャコバの妨害をはねのけるが、「聖戦士のなりそこないに何が出来る」と吐き捨てられる。それに対しエイサップの出した答えは―「僕は、摩訶不思議なものに選べれるような男じゃない! 僕はどこにいようと、エイサップ・鈴木だ!」
状況に流されるままだった自分を捨て、運命に立ち向かう事を決意し、自己を確立したエイサップ。そんな彼の成長にオーラ力ナナジンが応え、炎と共に真紅の姿に―「赤華七神」に進化した。ここに、新たなる聖戦士が真の誕生を迎えたのだ。

余談編集

  • OVA版リーンの翼』第5話「東京湾」において唐突にナナジンの機体色が赤くなったが、これは端的に言えば「富野由悠季監督のわがまま」である。
    • 既にナナジンは青色で発表してしまっており、悩んだスタッフは「成長したエイサップのオーラ力に装甲が反応したため」と後付け設定をした。
    • 機体の命名にも一悶着があり、「ナナジンMk-II」「ナナジンレッド」とやる気のなさそうなネーミングの末に「アカナナジン」となり、最終的にバイストン・ウェルっぽく「アッカナナジン」に決定した。
      • なお、「アッカは『赤い華』の事で、桜を意味する」という設定は、この時に富野監督が即興で考え出した物である。
  • 漫画版『リーンの翼』においてもナナジンは赤くなっているのだが、白黒印刷の作品なので漫画の表紙を見ないと赤くなっていることすら分からない。

脚注編集

  1. ただし、本作では孔明先生アルの連携によって不発に終わっている。