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{{登場人物概要
 
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'''ストーカー'''は『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の登場人物。
 
'''ストーカー'''は『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の登場人物。
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の水先案内人であり、その語り部。もちろん、ストーキング行為を行う者とは全く関係ない。
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『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の水先案内人であり、その語り部。名前は案内人の意味であり、ストーキング行為を行う者とは全く関係ない(『Gガンダム』放映当時そのような語として成立していなかった)。
 
 
赤いジャケット、ピンクのシャツ、左目のアイマスク、ダンディな口ひげが特徴。ちなみに隻眼ではない。
 
  
丸椅子に座って現れ、『Gガンダム』の世界観、[[ガンダムファイト]]の概要、そしてこれまでのあらすじや[[ドモン・カッシュ]]の今回の対戦相手などをひとしきり語った後、ジャケットとアイマスクを脱ぎ捨てて立ち上がり、右手にマイク、左手にアイマスクを握ったまま両腕を高く突き上げ、'''「ガンダムファイト!レディ・ゴー!!」'''――彼のこの一言で『機動武闘伝Gガンダム』が始まる。
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赤いジャケット、ピンクのシャツ、左目のアイマスク、ダンディな口ひげが特徴。ちなみに隻眼ではない。つまりアイマスクの意味は無い。
  
メタ的な立ち位置にいるのは周知の通りで、出てきた瞬間に「『Gガンダム』が今までのガンダムとは一線を画す作品である」と印象づけた人物。ちなみに、ドモンから直接「[[キョウジ・カッシュ|この男]]に見覚えはないか?」と尋ねられたこともあった。
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暗闇の中スポットライトに照らされ丸椅子に座って現れ、『Gガンダム』の世界観、[[ガンダムファイト]]の概要、そしてこれまでのあらすじや[[ドモン・カッシュ]]の今回の対戦相手などをひとしきり語った後、ジャケットとアイマスクを脱ぎ捨てて立ち上がり、右手にマイク、左手にアイマスクを握ったまま両腕を高く突き上げ、'''「ガンダムファイト!レディ・ゴー!!」'''――彼のこの一言で『機動武闘伝Gガンダム』が始まる。メタ的な立ち位置にいるのは周知の通りで、出てきた瞬間に「『Gガンダム』は今までのガンダムとは一線を画す作品である」と印象づけた人物である。
  
 
『超級!機動武闘伝Gガンダム』においてもコミックス描き下ろしで案内役として登場。ただ叫ぶだけでなく、「脱ぎ捨てたジャケットが頭の上に落ちてくる」、「ジャンプして宣言した挙句、頭から落下する」等様々なバリエーションがあり、読者を楽しませてくれる。時折口にするメタフィクショナルな発言などから、作者である島本和彦の代弁者としての役割も担わされている模様。
 
『超級!機動武闘伝Gガンダム』においてもコミックス描き下ろしで案内役として登場。ただ叫ぶだけでなく、「脱ぎ捨てたジャケットが頭の上に落ちてくる」、「ジャンプして宣言した挙句、頭から落下する」等様々なバリエーションがあり、読者を楽しませてくれる。時折口にするメタフィクショナルな発言などから、作者である島本和彦の代弁者としての役割も担わされている模様。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
SRWではガンダムファイト自体があまり再現されないため出番は少ないが、その分登場時のインパクトは凄い。
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SRWではガンダムファイトがあまり再現されないため出番は少ないが、その分登場時のインパクトは凄い。
  
 
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}
 
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:[[シャイニングガンダム]]が初登場するシナリオで突如登場、タイトルコールを鳴らした。当然[[DVE]][[中断メッセージ]]にも登場するため、やはり扱いは良い。
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:ボーナスシナリオ「ヨロイファイト・レディゴー!」に登場。自軍の面々からも「謎のおじさん」として認識されている。
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:DLCなしの通常プレイでは[[中断メッセージ]]にのみ登場。新規のものが追加収録されている。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦}}
 
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:初出演作品。地上編で登場。
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:初登場作品。地上編第8話で登場。
 
:出番は一度きりだが、[[ドモン・カッシュ|ドモン]]([[シャイニングガンダム]])対[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]([[ウイングガンダム]])の[[ガンダムファイト]]でタイトルコール!製作者も良く分かっていらっしゃる。
 
:出番は一度きりだが、[[ドモン・カッシュ|ドモン]]([[シャイニングガンダム]])対[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]([[ウイングガンダム]])の[[ガンダムファイト]]でタイトルコール!製作者も良く分かっていらっしゃる。
  
 
== 名台詞 ==
 
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=== TV版 ===
 
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;「I would like if I may to take you……Oh、失礼!もしよろしければ、皆様方にこのガンダムファイトを、ご説明させていただきましょう」<br />「そもそも、60年前のことです。汚れきった地球を後に、宇宙へと上った人々が、コロニー国家間の全面戦争を避けるため、4年に一度、それぞれの代表選手を『ガンダム』と名付けられたマシーンに乗せ、ファイトと称し……」<br />「戦って!戦って!戦い合わせ!最後まで勝ち残ったガンダムの国が、コロニー国家連合の主導権を手にすることができる!」<br />「何とスポーツマンシップに溢れた戦争を作り出したことか……。ですが、残された問題が一つ。このファイトの舞台は地球……そう、我々の住む、汚れきった地球だったのです。しかし、今回の大会は何やら様子が少し違うようです……」<br />ドモン「そこのお前![[キョウジ・カッシュ|この男]]に見覚えはないか?」<br />「ふむ……?さて、この写真がどのようなファイトの嵐を吹き荒らすのか……」
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:第2話から第5話までの前口上。この後、その回ごとの対戦相手の紹介へと続く。なお、「I would like……」は第2話でのみ。
 
;「それではぁっ!ガンダムファイトォ!レディ・ゴー!!」
 
;「それではぁっ!ガンダムファイトォ!レディ・ゴー!!」
 
:この一言で『Gガンダム』の物語は始まる。
 
:この一言で『Gガンダム』の物語は始まる。
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:こちらは[[次回予告]]での決まり文句。
 
:こちらは[[次回予告]]での決まり文句。
 
;「そして[[シャッフル同盟|ライバル]]に苦戦するドモンの前で、ついに[[東方不敗マスター・アジア|マスター]]の正体が明かされるのです!」
 
;「そして[[シャッフル同盟|ライバル]]に苦戦するドモンの前で、ついに[[東方不敗マスター・アジア|マスター]]の正体が明かされるのです!」
:第13話次回予告より。この話まで東方不敗は完全にドモンの協力者として描かれており、その状況で「正体」という表現を使っている以上、実はそれが見せかけであり本当は敵サイドのキャラだということを視聴者に漏らしてしまっている。
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:第13話の次回予告より。この話まで東方不敗は完全にドモンの協力者として描かれており、その状況で「正体」という表現を使っている以上、実はそれが見せかけであり本当は敵サイドのキャラだということを視聴者に漏らしてしまっている。
 
:さらに勘の良い人ならば、この話で登場する、[[マスターガンダム|突如ドモンを襲った謎の黒いガンダム]]を操縦しているのが東方不敗であるということまで見抜けるであろう。だが……。
 
:さらに勘の良い人ならば、この話で登場する、[[マスターガンダム|突如ドモンを襲った謎の黒いガンダム]]を操縦しているのが東方不敗であるということまで見抜けるであろう。だが……。
;「さて皆様、前回はさぞ驚かれたことでしょう。まぁ無理もありません。なにせあのガンダムファイト優勝者、東方不敗ことマスター・アジアが[[デビルガンダム]]の手先だったとは。ドモン・カッシュでなくとも信じられないことでした」
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;「さて皆様、前回はさぞ驚かれたことでしょう。まぁ、無理もありません。なにせ、あのガンダムファイト優勝者、東方不敗ことマスター・アジアが[[デビルガンダム]]の手先だったとは。ドモン・カッシュでなくとも信じられないことでした」
 
:第15話の前口上。前話で東方不敗が正体を現したことに関して、「いかにも視聴者全員が意表を突かれたであろう」という体で話をしているが、前述の通りそもそも前々話において他ならぬ自分自身からそのことをバラすようなことを言ってしまっているため、どこか白々しい印象を受けた視聴者も多かっただろう。これが意図されたものなのかは不明。
 
:第15話の前口上。前話で東方不敗が正体を現したことに関して、「いかにも視聴者全員が意表を突かれたであろう」という体で話をしているが、前述の通りそもそも前々話において他ならぬ自分自身からそのことをバラすようなことを言ってしまっているため、どこか白々しい印象を受けた視聴者も多かっただろう。これが意図されたものなのかは不明。
;「皆さん……ついにデビルガンダムは倒されました。ですが、そのために兄キョウジと、[[シュバルツ・ブルーダー]]の二人を、犠牲にしなくてはならなかったドモン・カッシュ。その心境はいかばかりのものでしょう。……ですが、非情にもガンダムファイトはまだまだ続くのです」
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;「皆さん……ついにデビルガンダムは倒されました。ですが、そのために兄キョウジと、[[シュバルツ・ブルーダー]]の二人を、犠牲にしなくてはならなかったドモン・カッシュ。その心境はいかばかりのものでしょう」<br />「……ですが、非情にもガンダムファイトはまだまだ続くのです。そう、東方不敗マスター・アジアと、ドモン・カッシュの正真正銘の決戦として!」<br />「それではっ!ガンダムファイト最終決戦、レディィィ・ゴゥッ!!」
:第45話の前口上。二人の“兄”を犠牲にし、デビルガンダムを撃破した直後のドモン。ストーカーもその心情を慮るかのようにうな垂れており、一瞬宙を見上げた後、物語の開始を宣言する。
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:第45話の前口上。二人の“兄”を犠牲にし、デビルガンダムを撃破した直後のドモン。ストーカーもその心情を慮るかのようにうな垂れており、'''目を潤ませて'''一瞬宙を見上げた後、物語の開始を宣言する。
 
:凄惨な場面に立ち会いつつも、自分の使命を全うする姿勢が伺える。そう、この後に待っているのは、地球と人類の未来を賭けた、最大最後のガンダムファイトなのだから。
 
:凄惨な場面に立ち会いつつも、自分の使命を全うする姿勢が伺える。そう、この後に待っているのは、地球と人類の未来を賭けた、最大最後のガンダムファイトなのだから。
 
;「さて、皆さん……いよいよお別れの時がやって参りました。私には、もう何も説明するべきことは残されていません」<br />「そう、これが最後のガンダムファイト!皆さん、ご一緒にぃぃーっ……」
 
;「さて、皆さん……いよいよお別れの時がやって参りました。私には、もう何も説明するべきことは残されていません」<br />「そう、これが最後のガンダムファイト!皆さん、ご一緒にぃぃーっ……」
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;「ちょ、ちょっと待ってください!『東方不敗』が『マスター・アジア』なのはわかりますよ?でも、『東西南北中央不敗』なのに『マスター・アジア』というのはおかしいんじゃないですか?」
 
;「ちょ、ちょっと待ってください!『東方不敗』が『マスター・アジア』なのはわかりますよ?でも、『東西南北中央不敗』なのに『マスター・アジア』というのはおかしいんじゃないですか?」
 
:ドラマCD『新香港的武闘戯曲』より。ごもっともな指摘。原作では'''スーパーアジア'''に改名しようとしていたので、尚更である。
 
:ドラマCD『新香港的武闘戯曲』より。ごもっともな指摘。原作では'''スーパーアジア'''に改名しようとしていたので、尚更である。
:本作では、原作におけるアナウンサーの役割をストーカーが担当している。
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:本作では、原作におけるアナウンサーの役割をストーカーが担当している。おかげで'''秋元氏が秋元氏にツッコむ'''という、何ともカオスな状況に。
  
 
=== 漫画版 ===
 
=== 漫画版 ===
 
;「皆さん…「妹」は、お好きですか?」<br />「しかもカワイイ妹です!俺の妹がこんなにカワイイわけがないってくらいにです!!」<br />「そんな妹…どこにもいませんよ…」
 
;「皆さん…「妹」は、お好きですか?」<br />「しかもカワイイ妹です!俺の妹がこんなにカワイイわけがないってくらいにです!!」<br />「そんな妹…どこにもいませんよ…」
 
:『超級!機動武闘伝Gガンダム』第9話の前口上。2番目と3番目の台詞の行間が笑いを誘う。
 
:『超級!機動武闘伝Gガンダム』第9話の前口上。2番目と3番目の台詞の行間が笑いを誘う。
:ちなみに、「俺の妹が~」というくだりは電撃文庫の某人気ライトノベルが元ネタと思われる。
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:ちなみに、「俺の妹が~」というくだりは電撃文庫のライトノベルが元ネタと思われる。
 
;「どっちも選びきれないあなたの心は――デビルガンダムの餌食になりやすい!!」
 
;「どっちも選びきれないあなたの心は――デビルガンダムの餌食になりやすい!!」
:『超級!』第13話の前口上。「[[セイット・ギュゼル|元カレ]]と[[ドモン・カッシュ|今カレ]]が鉢合わせする状況になった」場合、どちらを取るか選べなかった読者の優柔不断さを上述の台詞で斬り捨てる。
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:『超級!』第13話の前口上。「元カレと今カレが鉢合わせする状況になった」場合、どちらを取るか選べなかった読者の優柔不断さを上述の台詞で斬り捨てる。
 
;「ガンダムファイトをやめて!?あたしのために!?」<br />「建築物や自然や民間人を巻き込んでの破壊はやめてですかっ」<br />「まったくふざけてんじゃねぇですよ!!」
 
;「ガンダムファイトをやめて!?あたしのために!?」<br />「建築物や自然や民間人を巻き込んでの破壊はやめてですかっ」<br />「まったくふざけてんじゃねぇですよ!!」
:さらに「元カレ&今カレが[[ガンダムファイター]]だった」場合の対処を煮え切らない読者に問い掛け、怒りのあまりまくし立てた糾弾の数々。前述の「デビルガンダム云々」を含め、暗に今回の主人公である[[レイン・ミカムラ|レイン]]への皮肉も込められているようで、傍らに居た彼女へ決め台詞を丸投げするというメタフィクショナルなオチが付く。
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:更に「元カレ&今カレが[[ガンダムファイター]]だった」場合の対処を煮え切らない読者に問い掛け、怒りのあまりまくし立てた糾弾の数々。前述の「デビルガンダム云々」を含め、暗に今回の主人公である[[レイン・ミカムラ|レイン]]への皮肉も込められているようで、傍らに居た彼女へ決め台詞を丸投げするというメタフィクショナルなオチが付く。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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*かつては「獲物を追うハンター」という意味で「ストーカー」という言葉は使われていた。1979年に公開されたソビエト連邦のSF[[映画]]『ストーカー』では「立ち入り禁止区域を案内する者」がストーカーと呼ばれており、ここから日本では「案内人」という意味でも使われるようになった。
 
*担当声優である[[声優:秋元羊介|秋元羊介]]氏はフロム・ソフトウェアのロボットアクションゲーム『アーマード・コア ヴァーティクトデイ』にて主要人物の一人である「ファットマン」というキャラクターを演じているのだが、このファットマンの職業も「ストーカー」と呼ばれるものである。この作品でのストーカーとは、契約した傭兵をその乗機と共に戦場に送り込む運び屋のこと。
 
*担当声優である[[声優:秋元羊介|秋元羊介]]氏はフロム・ソフトウェアのロボットアクションゲーム『アーマード・コア ヴァーティクトデイ』にて主要人物の一人である「ファットマン」というキャラクターを演じているのだが、このファットマンの職業も「ストーカー」と呼ばれるものである。この作品でのストーカーとは、契約した傭兵をその乗機と共に戦場に送り込む運び屋のこと。
 
*「付け回す人」という意味の「ストーカー」が流行語となるのは、『Gガンダム』放送終了からしばらく経った1997年頃のことである。
 
*「付け回す人」という意味の「ストーカー」が流行語となるのは、『Gガンダム』放送終了からしばらく経った1997年頃のことである。
*『新[[SDガンダム外伝]] 黄金神話』では預言者として登場しているが、「レディゴー」という個人名になっている。
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*『新[[SDガンダム外伝]] 黄金神話』では予言者'''レディゴー'''という名になっている。1995年のカードダスなので先述の流行語化とは恐らく無関係。
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== 資料リンク ==
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*[[GUNDAM:ストーカー]]
  
 
{{ガンダムシリーズ}}
 
{{ガンダムシリーズ}}

2024年10月13日 (日) 17:30時点における最新版

ストーカーは『機動武闘伝Gガンダム』の登場人物。

ストーカー
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 秋元羊介
デザイン 逢坂浩司
初登場SRW 新スーパーロボット大戦
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人
性別
テンプレートを表示

概要編集

機動武闘伝Gガンダム』の水先案内人であり、その語り部。名前は案内人の意味であり、ストーキング行為を行う者とは全く関係ない(『Gガンダム』放映当時そのような語として成立していなかった)。

赤いジャケット、ピンクのシャツ、左目のアイマスク、ダンディな口ひげが特徴。ちなみに隻眼ではない。つまりアイマスクの意味は無い。

暗闇の中スポットライトに照らされ丸椅子に座って現れ、『Gガンダム』の世界観、ガンダムファイトの概要、そしてこれまでのあらすじやドモン・カッシュの今回の対戦相手などをひとしきり語った後、ジャケットとアイマスクを脱ぎ捨てて立ち上がり、右手にマイク、左手にアイマスクを握ったまま両腕を高く突き上げ、「ガンダムファイト!レディ・ゴー!!」――彼のこの一言で『機動武闘伝Gガンダム』が始まる。メタ的な立ち位置にいるのは周知の通りで、出てきた瞬間に「『Gガンダム』は今までのガンダムとは一線を画す作品である」と印象づけた人物である。

『超級!機動武闘伝Gガンダム』においてもコミックス描き下ろしで案内役として登場。ただ叫ぶだけでなく、「脱ぎ捨てたジャケットが頭の上に落ちてくる」、「ジャンプして宣言した挙句、頭から落下する」等様々なバリエーションがあり、読者を楽しませてくれる。時折口にするメタフィクショナルな発言などから、作者である島本和彦の代弁者としての役割も担わされている模様。

登場作品と役柄編集

SRWではガンダムファイトがあまり再現されないため出番は少ないが、その分登場時のインパクトは凄い。

旧シリーズ編集

スーパーロボット大戦F
シャイニングガンダムが初登場するシナリオで突如登場、タイトルコールを鳴らす。中断メッセージにも登場するため、やはり扱いは良い。

VXT三部作編集

スーパーロボット大戦T
ボーナスシナリオ「ヨロイファイト・レディゴー!」に登場。自軍の面々からも「謎のおじさん」として認識されている。
DLCなしの通常プレイでは中断メッセージにのみ登場。新規のものが追加収録されている。

単独作品編集

新スーパーロボット大戦
初登場作品。地上編第8話で登場。
出番は一度きりだが、ドモンシャイニングガンダム)対ヒイロウイングガンダム)のガンダムファイトでタイトルコール!製作者も良く分かっていらっしゃる。

名台詞編集

TV版編集

「I would like if I may to take you……Oh、失礼!もしよろしければ、皆様方にこのガンダムファイトを、ご説明させていただきましょう」
「そもそも、60年前のことです。汚れきった地球を後に、宇宙へと上った人々が、コロニー国家間の全面戦争を避けるため、4年に一度、それぞれの代表選手を『ガンダム』と名付けられたマシーンに乗せ、ファイトと称し……」
「戦って!戦って!戦い合わせ!最後まで勝ち残ったガンダムの国が、コロニー国家連合の主導権を手にすることができる!」
「何とスポーツマンシップに溢れた戦争を作り出したことか……。ですが、残された問題が一つ。このファイトの舞台は地球……そう、我々の住む、汚れきった地球だったのです。しかし、今回の大会は何やら様子が少し違うようです……」
ドモン「そこのお前!この男に見覚えはないか?」
「ふむ……?さて、この写真がどのようなファイトの嵐を吹き荒らすのか……」
第2話から第5話までの前口上。この後、その回ごとの対戦相手の紹介へと続く。なお、「I would like……」は第2話でのみ。
「それではぁっ!ガンダムファイトォ!レディ・ゴー!!」
この一言で『Gガンダム』の物語は始まる。
「みなさんお待ちかね!」
「機動武闘伝Gガンダム『○○(サブタイトル)』に、レディ・ゴー!!」
こちらは次回予告での決まり文句。
「そしてライバルに苦戦するドモンの前で、ついにマスターの正体が明かされるのです!」
第13話の次回予告より。この話まで東方不敗は完全にドモンの協力者として描かれており、その状況で「正体」という表現を使っている以上、実はそれが見せかけであり本当は敵サイドのキャラだということを視聴者に漏らしてしまっている。
さらに勘の良い人ならば、この話で登場する、突如ドモンを襲った謎の黒いガンダムを操縦しているのが東方不敗であるということまで見抜けるであろう。だが……。
「さて皆様、前回はさぞ驚かれたことでしょう。まぁ、無理もありません。なにせ、あのガンダムファイト優勝者、東方不敗ことマスター・アジアがデビルガンダムの手先だったとは。ドモン・カッシュでなくとも信じられないことでした」
第15話の前口上。前話で東方不敗が正体を現したことに関して、「いかにも視聴者全員が意表を突かれたであろう」という体で話をしているが、前述の通りそもそも前々話において他ならぬ自分自身からそのことをバラすようなことを言ってしまっているため、どこか白々しい印象を受けた視聴者も多かっただろう。これが意図されたものなのかは不明。
「皆さん……ついにデビルガンダムは倒されました。ですが、そのために兄キョウジと、シュバルツ・ブルーダーの二人を、犠牲にしなくてはならなかったドモン・カッシュ。その心境はいかばかりのものでしょう」
「……ですが、非情にもガンダムファイトはまだまだ続くのです。そう、東方不敗マスター・アジアと、ドモン・カッシュの正真正銘の決戦として!」
「それではっ!ガンダムファイト最終決戦、レディィィ・ゴゥッ!!」
第45話の前口上。二人の“兄”を犠牲にし、デビルガンダムを撃破した直後のドモン。ストーカーもその心情を慮るかのようにうな垂れており、目を潤ませて一瞬宙を見上げた後、物語の開始を宣言する。
凄惨な場面に立ち会いつつも、自分の使命を全うする姿勢が伺える。そう、この後に待っているのは、地球と人類の未来を賭けた、最大最後のガンダムファイトなのだから。
「さて、皆さん……いよいよお別れの時がやって参りました。私には、もう何も説明するべきことは残されていません」
「そう、これが最後のガンダムファイト!皆さん、ご一緒にぃぃーっ……」
最終回での前口上。「皆さんご一緒に」の後にはオールキャストで「レディィィ、ゴオォォー!!」と続く。
「ちょ、ちょっと待ってください!『東方不敗』が『マスター・アジア』なのはわかりますよ?でも、『東西南北中央不敗』なのに『マスター・アジア』というのはおかしいんじゃないですか?」
ドラマCD『新香港的武闘戯曲』より。ごもっともな指摘。原作ではスーパーアジアに改名しようとしていたので、尚更である。
本作では、原作におけるアナウンサーの役割をストーカーが担当している。おかげで秋元氏が秋元氏にツッコむという、何ともカオスな状況に。

漫画版編集

「皆さん…「妹」は、お好きですか?」
「しかもカワイイ妹です!俺の妹がこんなにカワイイわけがないってくらいにです!!」
「そんな妹…どこにもいませんよ…」
『超級!機動武闘伝Gガンダム』第9話の前口上。2番目と3番目の台詞の行間が笑いを誘う。
ちなみに、「俺の妹が~」というくだりは電撃文庫のライトノベルが元ネタと思われる。
「どっちも選びきれないあなたの心は――デビルガンダムの餌食になりやすい!!」
『超級!』第13話の前口上。「元カレと今カレが鉢合わせする状況になった」場合、どちらを取るか選べなかった読者の優柔不断さを上述の台詞で斬り捨てる。
「ガンダムファイトをやめて!?あたしのために!?」
「建築物や自然や民間人を巻き込んでの破壊はやめてですかっ」
「まったくふざけてんじゃねぇですよ!!」
更に「元カレ&今カレがガンダムファイターだった」場合の対処を煮え切らない読者に問い掛け、怒りのあまりまくし立てた糾弾の数々。前述の「デビルガンダム云々」を含め、暗に今回の主人公であるレインへの皮肉も込められているようで、傍らに居た彼女へ決め台詞を丸投げするというメタフィクショナルなオチが付く。

余談編集

  • かつては「獲物を追うハンター」という意味で「ストーカー」という言葉は使われていた。1979年に公開されたソビエト連邦のSF映画『ストーカー』では「立ち入り禁止区域を案内する者」がストーカーと呼ばれており、ここから日本では「案内人」という意味でも使われるようになった。
  • 担当声優である秋元羊介氏はフロム・ソフトウェアのロボットアクションゲーム『アーマード・コア ヴァーティクトデイ』にて主要人物の一人である「ファットマン」というキャラクターを演じているのだが、このファットマンの職業も「ストーカー」と呼ばれるものである。この作品でのストーカーとは、契約した傭兵をその乗機と共に戦場に送り込む運び屋のこと。
  • 「付け回す人」という意味の「ストーカー」が流行語となるのは、『Gガンダム』放送終了からしばらく経った1997年頃のことである。
  • 『新SDガンダム外伝 黄金神話』では予言者レディゴーという名になっている。1995年のカードダスなので先述の流行語化とは恐らく無関係。

資料リンク編集