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'''サラ・ノーム'''は『[[マクロスゼロ]]』の[[ヒロイン]]の一人。
 
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2024年10月20日 (日) 14:08時点における最新版

サラ・ノームは『マクロスゼロ』のヒロインの一人。

サラ・ノーム
登場作品

マクロスシリーズ

声優 小林沙苗
Holy Raz(歌パート)
デザイン 斎藤卓也
初登場SRW スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
SRWでの分類 NPC
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人
性別
年齢 16歳
出身 マヤン島
髪色
髪型 ロングヘアー
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概要編集

マヤン島の住人であり、鳥の人を信仰する巫女で呪術師の家系で育ってきた。

幼い頃は妹同様、都会に憧れていたようであったが、文化人類学者のハスフォード博士に首飾りをプレゼントされた時、不意に採血されてしまい、その事がトラウマとなり余所者を徹底的に嫌うようになる。

ある時SV-51に撃墜された工藤シンが漂流し、彼と対面するが島の人々から阻害される。サラ自身も争い事に巻き込まれることとトラウマなどの影響で早く島から出て行くよう訴える。しかし、妹のマオ・ノームは都会人のシンに憧れ仲良しとなり、シンに好意を抱くようになる。その後、シンはロイ・フォッカーにより救助され一時島を離れるも、建前上、島の警護ということでシンと再会する。 彼女自身もシンに惹かれていくのだが、都会の人の考え方や、巫女の儀式を見てしまったのを契機に彼を嫌い、マオやマヤン島が戦闘に巻き込まれ、鳥の人の頭を持ち運ぶシンを見てしまい、鳥の人の目覚めを阻止する為にシンを殺そうとするが出来ず、その際にシンと共に反統合連合に捕らわれてしまう。

捕らわれた際トラウマの原因となるハスフォード博士と再会し、ハスフォードはサラのトラウマを突くような行動をし鳥の人を目覚めさせようと画策するが、サラの狼狽により鳥の人の力で周辺の重力制御が働き、混乱の中シンと共に脱出に成功する。脱出後、シンと島を彷徨いながら、共に惹かれあい、愛し合うようになるが、鳥の人の頭を反統合連合に発見され、サラ自身も再び捕らわれの身となる。

その後、ハスフォードなどにより統合政府の暗部を伝えられ狼狽し、再び鳥の人の力を呼び起こす形となる。その後シンの乗るVF-0がサラを救出しようとした瞬間、VF-0が撃墜される瞬間を目の当たりにして「鳥の人」が完全覚醒してしまう。サラは鳥の人のコアとなり、武装している物全てが悪霊として映り、無差別に攻撃を行う。シンはサラを説得すべく、VF-0を武装解除し突撃。VF-0が武装解除した直後、サラは正気に戻り、シンと再び心を通わせる。その瞬間デストロイド・モンスター核弾頭弾が発射され、核爆発からシンを身を挺して守り、核を鳥の人へと吸収してその場から姿を消した。その後の彼女の消息は不明となっている。

のちに妹のマオが、姉の消息を突き止めるべく科学者として鳥の人の研究へと進むことになる。

ノーム家はプロトカルチャーが生み出した人類の監視役だったようで、人類が戦争を止めなかった場合の防護策(?)として作られたのが鳥の人だったものと思われる。

登場作品と役柄編集

Scramble Commanderシリーズ編集

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
初登場作品。アクシズ軍によって鳥の人共々回収され、サイコミュの応用としてハマーン鳥の人の制御装置として利用されるも、シンAフォースの面々に救出され、シンと感動の再会を果たす。
エンディングではシンと共に故郷のマヤン島に帰り、マオに巫女の役目を継がせてシンと共に平和な日々を過ごす。

単独作品編集

スーパーロボット大戦X-Ω
2020年6月のイベント「風の歌 星の歌 生命の歌」より登場。シナリオNPC。
原作終了後設定。鳥の人を発動させた後であり、シンが行方を捜している。

人間関係編集

工藤シン
彼とは心を惹かれあう関係となる。
マオ・ノーム
実の妹。暗い姉とは正反対の明朗活発な少女で、シンに遊び相手となった。
ハスフォード
文化人類学者、人類は外的要因にて進化したという「人類プロトカルチャー干渉仮設」を提唱する。目的の為なら手段を選ばず、幼い時のサラのトラウマの原因を作った人物。
ウガリ
サラとマオの父親。言葉が統一してしまうことや、外界との交わりなどを憂いていた。父の言葉が、物語中盤以降に現実のものとなってしまう。
ミランダ・メリン
マクロスF』の登場人物。第12回「ミス・マクロス・フロンティア」の優勝者で、初代に出てきたハリウッド女優のジャミス・メリンの孫。
『マクロスF』10話の「レジェンド・オブ・ゼロ」にてサラを演じる。河森監督自ら「ミスキャスト」を認めている。

他作品との人間関係編集

リン・ミンメイ
初代マクロスのヒロインで、SC2で初共演。
ハマーン・カーン
SC2では彼女達アクシズ軍に回収され、鳥の人の制御装置として利用される。
ラクス・クライン
SC2の最終話にて、サラとミンメイと共に、ユキムラによって放たれた破滅の波導を防ごうとする綾人と洸を助けるべく、歌を歌う。
ひびき洸
SC2の最終話にて、ムートロンエネルギーを完全開放しようとする彼に力を貸す。

名台詞編集

「風が…風が吹く…滅びをもたらすカドゥを乗せて…恐ろしい風が…! 来る…!」
第1話。この台詞の直後、マヤン島へフォッカーが駆るVF-0 フェニックスが現れる。
(鳥の人が再び現れる時…世界に…滅びの歌が…)
同話ラスト。
「静まれ! 血の穢れの恐れを知らない人…! あなたに呪いのカドンを付けてあげましょうか!?」
第2話。アリエスに採血を勧められるも即座に強く拒絶する。
(父さんの言っていた事は本当だった…外の人と繋がりを持てば、災いのカドンが降りかかる…鳥の人が滅びの歌を歌ってしまう…!)
第3話。妹マオが負傷し、瞬く間に戦場と化していくマヤン島。サラはシンを災いの元と思い、彼を殺しに行くが…。
「たとえマヤンの民が滅びようとも、鳥の人を蘇らせるわけにはいかない…風の導き手がいなければ、鳥の人は滅びの歌を歌えない!」
最終話。直後、シンの乗るVF-0が現れるが、撃墜される瞬間を見てしまい鳥の人は完全に目覚める事となる。
「シン…お願い…マヤンの民を…」
鳥の人に迫るデストロイドモンスターの核弾頭。直後、シンのVF-0を庇うようにして鳥の人は核と共にフォールドするのだった…。