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== 概要 == | == 概要 == | ||
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飛び道具が無いという弱点はあるものの、刀や槍を用いた高い接近戦能力を持つ。[[龍神丸]]同様に飛行することは出来ないが、空神丸の背部に乗り、空中戦を行ったこともある。 | 飛び道具が無いという弱点はあるものの、刀や槍を用いた高い接近戦能力を持つ。[[龍神丸]]同様に飛行することは出来ないが、空神丸の背部に乗り、空中戦を行ったこともある。 | ||
− | ロボットとしては異例の''' | + | ロボットとしては異例の'''電話で召喚される。'''シバラクが持つ戦神丸の絵が描かれたテレホンカードを公衆電話に入れ<ref>'''電話自体が荒野や城の上に置いてあったり'''、黒電話や敵地の電話を使用したこともある。</ref>、「1000-10-0」<ref>毎回「せん、じゅう、まる」と言いながら番号を打っている。</ref>に電話をかけると彼に繋がり、シバラクがどこにいようとすぐに駆け付ける。 |
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+ | 作中では会話する描写はないが、シバラクとは電話越しに会話している様子。たまに'''お話し中の為掛かるのに時間がかかったり、二日酔いで出撃できなかったり、風邪をひいて弱体化する(シバラク曰く冷え性)'''などやたらと人間臭い一面を持つ。風邪を押してマスクと氷嚢姿でやって来た際に咳込んだが、機械の軋むような音がしていた。 | ||
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+ | なお、第四界層ではシバラクが電話線の繋がってない電話に念じて呼びかけることにより呼び出したり、対[[ガッタイダー]]戦では、電話を介することなく[[龍神丸]]や空神丸同様、シバラクが刀を振り上げてその名を叫ぶことによって呼び出されていた。 | ||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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+ | :初登場作品。第2話より登場。電話で呼び出す場面も[[DVE]]にて再現されている。 | ||
+ | :流石に戦艦側等に電話が用意されているからか、マップで原作にあった電話事情等々の理由での出撃が遅れるという事はない。なお、作中にあった二日酔いや風邪で来れない等々はボーナスシナリオでイベントが用意されている。 | ||
+ | :機体性能としては並だが、龍神丸を除いた自軍の魔神の中では火力が高く、その分燃費もやや悪い。必殺技の野牛シバラク流×の字斬りが射程2なので序盤は[[援護攻撃]]要員として重宝するだろう。 | ||
+ | :基礎移動力5および移動タイプ陸のみと足が遅いのがまず問題になるので、パーツで補強しよう。1発は攻撃を喰らっても耐えられるようにアーマー系パーツを付けると[[底力]]の発動で安定して運用できるだろう。 | ||
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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;剣部刀&刀部刀 | ;剣部刀&刀部刀 | ||
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:剣部刀はミヤモト村に伝わる幻の名刀を模したもので、刀部刀は夢幻翁が戦神丸のために打ち直した一品。 | :剣部刀はミヤモト村に伝わる幻の名刀を模したもので、刀部刀は夢幻翁が戦神丸のために打ち直した一品。 | ||
− | ; | + | :『X』では敵機に回避された場合、台詞とともにコミカルなモーションによる演出が入るようになっている。 |
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+ | :背中に背負う刺股で、鳥が舞うフォルムをしている。投擲して使うこともある。 | ||
+ | :劇中では片手に持ちながら回転させることで、量産型魔神達の射撃を叩き落としながら進むという荒技をやってのけた。 | ||
+ | :『DD』では斬撃属性のR必殺技。メインアビリティは「[[見切り]] I」で、サブアビリティは「ダメージアップI(斬撃)」。 | ||
==== 必殺技 ==== | ==== 必殺技 ==== | ||
;野牛シバラク流×の字斬り | ;野牛シバラク流×の字斬り | ||
:二刀流で敵を×の字に切り裂く必殺技。シバラクが生身で使うものと同じ。 | :二刀流で敵を×の字に切り裂く必殺技。シバラクが生身で使うものと同じ。 | ||
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− | + | :原作では、サンダーブルーの駆るヘルコプター相手にかすりもしなかったため、[[空]]適応が無いと思われがちだが、'''スパロボではまさかの空適応A'''である。 | |
− | + | :『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「火焔の紋」で、戦闘するたびに全ての性能が上昇し、野牛シバラク流×の字斬りが当たった相手の防御力と照準値を低下させる。フィールド上に味方の戦部ワタルがいる場合のみ攻撃力と運動性が上昇し、全ての斬撃属性のブレイクゲージ減少量が増加する。サブアビリティは「防御力アップIII」。 | |
− | + | ;連続斬り | |
− | + | :『DD』では斬撃属性のSR必殺技。2回斬った後、ジャンプしてトドメの一撃を見舞う。 | |
− | + | :メインアビリティは「見切り II」で、サブアビリティは「ダメージアップII(斬撃)」。 | |
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− | + | ==== 特筆機能 ==== | |
− | + | ;エクスペリエンス(EX)システム | |
− | + | :操縦者の経験に伴い性能が向上するシステム(所謂機械的なレベルアップ)。丸魔神はすべてこの装置を持つ。 | |
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− | + | === [[サイズ]] === | |
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− | + | === カスタムボーナス === | |
− | + | ;全ての武器の攻撃力+200、CRT+30。 | |
+ | :『X』で採用。 | ||
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+ | == 機体BGM == | ||
+ | ;「STEP」 | ||
+ | :オープニング主題歌。『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で採用。限定版では歌付きになる。 | ||
<!-- == 対決・名場面 == --> | <!-- == 対決・名場面 == --> | ||
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== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
− | ;戦王丸 | + | ;[[戦王丸]] |
− | : | + | :[[ドンゴロ]]に破壊された戦神丸が、白龍の手により転生した姿。 |
;新星戦神丸 | ;新星戦神丸 | ||
− | : | + | :『ワタル2』にて、戦神丸がパワーアップした姿。「ニュー戦神丸」と読む。 |
;邪戦角 | ;邪戦角 | ||
− | : | + | :『ワタル2』で魔界シバラク(ドワルダー軍のマーダレスが放った暗黒の矢で敵として洗脳されたシバラク)が乗る角魔神の3号機で、ドワルダー軍が新星戦神丸をベースに開発した。原型機と同様、'''電話で召喚される'''。呼び出しには瞬時に駆けつけるので、シバラクは「戦神丸とは偉い違いだ」と驚嘆していた。 |
+ | :『七魂の龍神丸』ではドバズダーによって黒い幻のような姿で再登場し、戦神丸と正常時と洗脳時の機体同士対決が実現した。ちなみに戦神丸と対決した際、全長は戦神丸よりやや大きい。 | ||
;戦神丸(超Ver.) | ;戦神丸(超Ver.) | ||
:『超』における戦神丸の姿だが、変更したその経緯は語られていない。基本装備は『無印』と同じだが、後に第二界層の聖神である炎の鳳凰から授かった回転翼で飛行が可能になった。 | :『超』における戦神丸の姿だが、変更したその経緯は語られていない。基本装備は『無印』と同じだが、後に第二界層の聖神である炎の鳳凰から授かった回転翼で飛行が可能になった。 | ||
:呼び出す手段はPHSに変更されているが、圏外で来られないこともあった。 | :呼び出す手段はPHSに変更されているが、圏外で来られないこともあった。 | ||
;バトルゴリラ | ;バトルゴリラ | ||
− | : | + | :敵魔神。劇中で実際に交戦した。また放送当時発売されたプラモデル『魔神大集合』では、かつてバトルゴリラから受けたという設定の銃跡が肩にモールドされていた。 |
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2023年11月4日 (土) 16:55時点における最新版
戦神丸 | |
---|---|
読み | せんじんまる |
外国語表記 | Senjinmaru[1] |
登場作品 | |
デザイン |
中沢数宣(第1期) 新谷学(七魂の龍神丸) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 魔神 |
全長 | 3.51 m |
重量 | 8.10 t |
パイロット | 剣部シバラク |
概要編集
剣部シバラク専用の侍型魔神。赤と黒を基調としており、頭部は侍の兜を模しているのが特徴。コクピットも和風で、操縦桿は竹型というこだわりの一体。
飛び道具が無いという弱点はあるものの、刀や槍を用いた高い接近戦能力を持つ。龍神丸同様に飛行することは出来ないが、空神丸の背部に乗り、空中戦を行ったこともある。
ロボットとしては異例の電話で召喚される。シバラクが持つ戦神丸の絵が描かれたテレホンカードを公衆電話に入れ[2]、「1000-10-0」[3]に電話をかけると彼に繋がり、シバラクがどこにいようとすぐに駆け付ける。
作中では会話する描写はないが、シバラクとは電話越しに会話している様子。たまにお話し中の為掛かるのに時間がかかったり、二日酔いで出撃できなかったり、風邪をひいて弱体化する(シバラク曰く冷え性)などやたらと人間臭い一面を持つ。風邪を押してマスクと氷嚢姿でやって来た際に咳込んだが、機械の軋むような音がしていた。
なお、第四界層ではシバラクが電話線の繋がってない電話に念じて呼びかけることにより呼び出したり、対ガッタイダー戦では、電話を介することなく龍神丸や空神丸同様、シバラクが刀を振り上げてその名を叫ぶことによって呼び出されていた。
登場作品と操縦者編集
VXT三部作編集
- スーパーロボット大戦X
- 初登場作品。第2話より登場。電話で呼び出す場面もDVEにて再現されている。
- 流石に戦艦側等に電話が用意されているからか、マップで原作にあった電話事情等々の理由での出撃が遅れるという事はない。なお、作中にあった二日酔いや風邪で来れない等々はボーナスシナリオでイベントが用意されている。
- 機体性能としては並だが、龍神丸を除いた自軍の魔神の中では火力が高く、その分燃費もやや悪い。必殺技の野牛シバラク流×の字斬りが射程2なので序盤は援護攻撃要員として重宝するだろう。
- 基礎移動力5および移動タイプ陸のみと足が遅いのがまず問題になるので、パーツで補強しよう。1発は攻撃を喰らっても耐えられるようにアーマー系パーツを付けると底力の発動で安定して運用できるだろう。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド6より参戦。防御&回避タイプ。神部界から転移した後はV-メイの壺の中に収納されている。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
武装編集
- 剣部刀&刀部刀
- 両腰に装備している二振りの刀。二刀を揃えることにより、その力は4倍になると言われている。
- 剣部刀はミヤモト村に伝わる幻の名刀を模したもので、刀部刀は夢幻翁が戦神丸のために打ち直した一品。
- 『X』では敵機に回避された場合、台詞とともにコミカルなモーションによる演出が入るようになっている。
- 『DD』では斬撃属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「アタッカー I」で、サブアビリティは「防御力・照準値アップI」。
- 隼のさすまた
- 背中に背負う刺股で、鳥が舞うフォルムをしている。投擲して使うこともある。
- 劇中では片手に持ちながら回転させることで、量産型魔神達の射撃を叩き落としながら進むという荒技をやってのけた。
- 『DD』では斬撃属性のR必殺技。メインアビリティは「見切り I」で、サブアビリティは「ダメージアップI(斬撃)」。
必殺技編集
- 野牛シバラク流×の字斬り
- 二刀流で敵を×の字に切り裂く必殺技。シバラクが生身で使うものと同じ。
- 『X』では「×字斬」の文字と、コクピット内で×字の形に刀を構えたシバラクの演出が入る[4]他、攻撃が回避されてしまった場合にも特殊台詞とミニカットインによる特殊演出が発生する。
- 原作では、サンダーブルーの駆るヘルコプター相手にかすりもしなかったため、空適応が無いと思われがちだが、スパロボではまさかの空適応Aである。
- 『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「火焔の紋」で、戦闘するたびに全ての性能が上昇し、野牛シバラク流×の字斬りが当たった相手の防御力と照準値を低下させる。フィールド上に味方の戦部ワタルがいる場合のみ攻撃力と運動性が上昇し、全ての斬撃属性のブレイクゲージ減少量が増加する。サブアビリティは「防御力アップIII」。
- 連続斬り
- 『DD』では斬撃属性のSR必殺技。2回斬った後、ジャンプしてトドメの一撃を見舞う。
- メインアビリティは「見切り II」で、サブアビリティは「ダメージアップII(斬撃)」。
特筆機能編集
- エクスペリエンス(EX)システム
- 操縦者の経験に伴い性能が向上するシステム(所謂機械的なレベルアップ)。丸魔神はすべてこの装置を持つ。
移動タイプ編集
サイズ編集
- S
カスタムボーナス編集
- 全ての武器の攻撃力+200、CRT+30。
- 『X』で採用。
機体BGM編集
- 「STEP」
- オープニング主題歌。『X』で採用。限定版では歌付きになる。
関連機体編集
- 戦王丸
- ドンゴロに破壊された戦神丸が、白龍の手により転生した姿。
- 新星戦神丸
- 『ワタル2』にて、戦神丸がパワーアップした姿。「ニュー戦神丸」と読む。
- 邪戦角
- 『ワタル2』で魔界シバラク(ドワルダー軍のマーダレスが放った暗黒の矢で敵として洗脳されたシバラク)が乗る角魔神の3号機で、ドワルダー軍が新星戦神丸をベースに開発した。原型機と同様、電話で召喚される。呼び出しには瞬時に駆けつけるので、シバラクは「戦神丸とは偉い違いだ」と驚嘆していた。
- 『七魂の龍神丸』ではドバズダーによって黒い幻のような姿で再登場し、戦神丸と正常時と洗脳時の機体同士対決が実現した。ちなみに戦神丸と対決した際、全長は戦神丸よりやや大きい。
- 戦神丸(超Ver.)
- 『超』における戦神丸の姿だが、変更したその経緯は語られていない。基本装備は『無印』と同じだが、後に第二界層の聖神である炎の鳳凰から授かった回転翼で飛行が可能になった。
- 呼び出す手段はPHSに変更されているが、圏外で来られないこともあった。
- バトルゴリラ
- 敵魔神。劇中で実際に交戦した。また放送当時発売されたプラモデル『魔神大集合』では、かつてバトルゴリラから受けたという設定の銃跡が肩にモールドされていた。