「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」の版間の差分

 
(9人の利用者による、間の11版が非表示)
1行目: 1行目:
*1996年1月25日 ~ 1999年4月25日にかけて発売されたOVA作品。全10巻、全11話(第1巻のみ2話収録)
+
{{登場作品概要
**1998年8月1日、劇場版『ミラーズ・リポート』上映。
+
| 読み =
**1999年7月25日、特別編『ラスト・リゾート』発売。
+
| 外国語表記 =
**2007年4月~2009年1月、漫画『機動戦士ガンダム 第08MS小隊 U.C.0079+α』連載。
+
| 原作 = 矢立肇<br />富野由悠季
*初参戦スパロボ:[[スーパーロボット大戦64]](1999年)
+
| 著者 =
 +
| 作画 =
 +
| 挿絵 =
 +
| 監督 = 神田武幸(第1話 - 第5話)<br />飯田馬之介(第6話 - 第11話)
 +
| シリーズ構成 =
 +
| 脚本 = 桶谷顕<br />北嶋博明
 +
| キャラクターデザイン = 川元利浩
 +
| メカニックデザイン = 大河原邦男<br />カトキハジメ<br />山根公利
 +
| 音楽 = 田中公平
 +
| 制作 = サンライズ(第3スタジオ)
 +
| 放送局 =
 +
| 配給元 =
 +
| 発売元 =
 +
| 掲載誌 =
 +
| 出版社 =
 +
| レーベル =
 +
| 配信元 =
 +
| 放送期間 =
 +
| 公開日 =
 +
| 発売日 =
 +
| 発表期間 = 1996年1月25日 - <br />1999年4月25日
 +
| 刊行期間 =
 +
| 配信開始日 =
 +
| 話数 = 全11話
 +
| 巻数 = 全10巻(第1巻のみ2話収録)
 +
| シリーズ = [[ガンダムシリーズ]]
 +
| 前作 =
 +
| 次作 =
 +
| 劇場版 =
 +
| アニメ版 =
 +
| 漫画版 =
 +
| 小説版 =
 +
| 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦64]]
 +
| 初クレジットSRW =
 +
| 備考 =
 +
| その他 =
 +
}}
 +
『'''機動戦士ガンダム 第08MS小隊'''』はサンライズ制作の[[OVA]]作品。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[地球連邦軍]]士官と[[ジオン公国軍]]関係者との敵味方を越えた[[愛]]」を描いた物語。[[ガンダムシリーズ|ガンダム作品]]には非常に珍しい恋愛物。
+
[[ガンダムシリーズ]]のOVA第三弾。それまでのOVA同様に[[ニュータイプ]]に関連する描写はなく、[[一年戦争]]後半における東南アジア戦線を舞台に、泥臭いミリタリー描写とともに「[[地球連邦軍]]士官と[[ジオン公国軍]]関係者との敵味方を越えた[[愛]]」を描いた物語。ガンダムシリーズでは珍しく恋愛ドラマを主体としている。
  
監督が途中で急死により休止期間を経て交代した経緯があるため、前半と後半で作風が微妙に違う。前半の監督は『銀河漂流バイファム』(SRW未参戦)、『[[機甲戦記ドラグナー]]』を手がけた神田武幸氏、後半は後に漫画雑誌『ガンダムエース』で[[漫画]]『機動戦士ガンダム 宇宙のイシュタム』を連載した飯田馬之介氏である。同誌では飯田監督本人による『第08MS小隊』の漫画版も連載された(ただし、飯田氏のブログにてコミックスの売り上げが悪く[[打ち切り]]が決定した事が語られている。実際、後半6話は一部展開に差異はありながらも、OVA版の圧縮展開となっている)。
+
前半の監督は『銀河漂流バイファム』(SRW未参戦)、『[[機甲戦記ドラグナー]]』を手がけた神田武幸氏、後半は後に漫画雑誌『ガンダムエース』で[[漫画]]『機動戦士ガンダム 宇宙のイシュタム』を連載した飯田馬之介氏が担当。同誌では飯田監督による漫画版も連載され、人気投票では常時5位以内に入っていたが単行本の売り上げが悪く[[打ち切り|打ち切られた]]<ref>[https://ameblo.jp/umanosuke-iida/entry-10091991716.html 08マンガ打ち切り] 2023年12月27日閲覧。</ref>(実際、後半6話は一部展開に差異はありながらも、OVA版の圧縮展開となっている)。神田監督が制作途中で急逝し、休止期間を経て飯田監督へと交代した経緯があるため、前半と後半で作風が微妙に変化が見られる。
  
新キャラであるアリス・ミラーの視点から物語を掘り下げた『ミラーズ・リポート』、ミケルとキキがシローとアイナの行方を探す後日談『ラスト・リゾート』も製作された。さらにBlu-rayメモリアルボックスには、完全新作ショートフィルム「三次元との戦い」が収録されている。
+
小説版も存在するが、結末などは大きく異なる。中でもあるキャラクターの悲劇的な最期は現在でもファンの間で語り草となっている。執筆は後に『[[コードギアス 反逆のルルーシュ]]』『[[革命機ヴァルヴレイヴ]]』などに携わる大河内一楼氏が担当。
 +
 
 +
新キャラであるアリス・ミラーの視点から物語を掘り下げた[[映画|劇場アニメ]]『ミラーズ・リポート』、ミケルとキキがシローとアイナの行方を探す後日談のOVA『ラスト・リゾート』も製作された。さらにBlu-rayメモリアルボックスには、完全新作ショートフィルム「三次元との戦い」が収録されている。
  
 
== 登場人物 ==
 
== 登場人物 ==
25行目: 64行目:
 
*[[メカ&キャラクターリスト/CC]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/CC]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/OE]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/OE]]
 +
 +
=== [[主人公]]と[[ヒロイン]] ===
 +
;[[シロー・アマダ]]
 +
:本作の[[主人公]]。少尉にして、連邦軍の第08MS小隊の隊長。陸戦型ガンダムおよびガンダムEz-8のパイロット。
 +
;[[アイナ・サハリン]]
 +
:本作の[[ヒロイン]]。ジオンに所属するアプサラスのパイロット。
  
 
=== [[地球連邦軍]] ===
 
=== [[地球連邦軍]] ===
 
==== [[第08MS小隊]] ====
 
==== [[第08MS小隊]] ====
;[[シロー・アマダ]]
 
:本作の[[主人公]]。少尉にして第08MS小隊の隊長。陸戦型ガンダムおよびガンダムEz-8のパイロット。
 
 
;[[カレン・ジョシュワ]]
 
;[[カレン・ジョシュワ]]
 
:曹長。陸戦型ガンダムのパイロット。
 
:曹長。陸戦型ガンダムのパイロット。
40行目: 83行目:
  
 
=== [[ジオン公国軍]] ===
 
=== [[ジオン公国軍]] ===
;[[アイナ・サハリン]]
 
:本作の[[ヒロイン]]。アプサラスのパイロット。
 
 
;[[ギニアス・サハリン]]
 
;[[ギニアス・サハリン]]
 
:アプサラスの開発者にしてアイナの兄。
 
:アプサラスの開発者にしてアイナの兄。
90行目: 131行目:
 
*[[ガウ]]
 
*[[ガウ]]
 
*[[ザンジバル級機動巡洋艦]]
 
*[[ザンジバル級機動巡洋艦]]
 +
 +
== 用語 ==
 +
;[[第08MS小隊]]
 +
:[[陸戦型ガンダム]]を中心に先行配備した[[地球連邦軍]]の[[モビルスーツ|MS]]部隊。本作の[[主人公]]である[[シロー・アマダ]]少尉が[[小隊長能力|小隊長]]を務める。
 +
;[[アプサラス計画]]
 +
:[[ギニアス・サハリン]]技術少将が推進する[[ジオン公国軍]]の[[モビルアーマー|MA]]開発計画。
  
 
== 楽曲 ==
 
== 楽曲 ==
105行目: 152行目:
  
 
== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
[[宇宙世紀]]が舞台とはいえ、[[一年戦争]]が舞台になっているせいかあまり参戦回数は多くない。基本的には、シローとアイナの恋愛を主軸としている。
+
スパロボでは過去の出来事として扱われがちな[[一年戦争]]が舞台になっているためか参戦回数は多くない。基本的にはシローとアイナの恋愛を主軸とし、またシロー1人が自軍部隊に派遣されてくる展開が多く、08小隊メンバーが揃うのは現時点で『GC(XO)』『OE』のみとなっている。
  
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]
+
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇]]
 
:
 
:
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]
+
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇]]
 
:[[アプサラスII]]が[[クロスボーン・バンガード]]に運用される。
 
:[[アプサラスII]]が[[クロスボーン・バンガード]]に運用される。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]
+
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇]]
 
:
 
:
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:
+
:音声初収録。
  
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
123行目: 170行目:
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦A]]
 
;[[スーパーロボット大戦A]]
:シローが『[[闘将ダイモス]]』の[[竜崎一矢]]と共に[[スパイ]]容疑をかけられる。
+
:既に[[一年戦争]]も[[グリプス戦役]]も終わった時系列からの開始となる。原作に登場するジオン軍メンバーは[[ランバ・ラル]]らと共に[[デラーズ・フリート]]の決起に参加している。
 +
:「敵陣とのロミオとジュリエット状態」ということもあって、シローが『[[闘将ダイモス]]』の[[竜崎一矢]]と共に[[スパイ]]容疑をかけられるシーンがある。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦64]]([[リンクバトラー]])
 
;[[スーパーロボット大戦64]]([[リンクバトラー]])
:初参戦作品。製作時に原作がまだ終了していなかった為、シローとアイナのみが登場。
+
:初参戦作品。製作時に原作がまだ終了していなかったため、シローとアイナのみが登場。
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
:シロー以外の[[第08MS小隊]]のメンバーがようやく初登場となる。
 
:シロー以外の[[第08MS小隊]]のメンバーがようやく初登場となる。
133行目: 181行目:
 
:[[一年戦争]]終盤は再現されるが、『第08MS小隊』の物語が再現されるのは[[バイストン・ウェル]]に舞台が移ってから。
 
:[[一年戦争]]終盤は再現されるが、『第08MS小隊』の物語が再現されるのは[[バイストン・ウェル]]に舞台が移ってから。
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
:『GC』に続いて今回も小隊で登場。アイナとのラブロマンスが大幅に割愛されているため、シリーズでは初めて純粋な小隊モノとしての登場になる。
+
:『GC』に続いて今回も小隊で登場。アイナとの恋愛要素が大幅に割愛された結果、過去の参戦作より軍隊ドラマ要素が推し出されている。
 
 
== 用語 ==
 
;[[第08MS小隊]]
 
:[[陸戦型ガンダム]]を中心に先行配備した[[地球連邦軍]]の[[モビルスーツ|MS]]部隊。本作の[[主人公]]である[[シロー・アマダ]]少尉が[[小隊長能力|小隊長]]を務める。
 
;[[アプサラス計画]]
 
:[[ギニアス・サハリン]]技術少将が推進する[[ジオン公国軍]]の[[モビルアーマー|MA]]開発計画。
 
  
 
== 各話リスト ==
 
== 各話リスト ==
146行目: 188行目:
 
! 話数 !! サブタイトル !! 登場メカ !! 備考 !! 再現スパロボ
 
! 話数 !! サブタイトル !! 登場メカ !! 備考 !! 再現スパロボ
 
|-
 
|-
| 第1話 || 二人だけの戦争 || ||  || [[GC]] / [[XO]]
+
| 第1話 || 二人だけの戦争 || [[宇宙用高機動試験型ザク]]<br>[[陸戦型ガンダム]] ||  || [[GC]] / [[XO]]
 
|-
 
|-
| 第2話 || 密林のガンダム || ||  ||  
+
| 第2話 || 密林のガンダム || [[74式ホバートラック]] ||  ||  
 
|-
 
|-
 
| 第3話 || 信頼への<ruby><rb>限界時間</rb><rt>タイムリミット</rt></ruby> ||  ||  ||  
 
| 第3話 || 信頼への<ruby><rb>限界時間</rb><rt>タイムリミット</rt></ruby> ||  ||  ||  
156行目: 198行目:
 
| 第5話 || 破られた待機命令 ||  ||  ||  
 
| 第5話 || 破られた待機命令 ||  ||  ||  
 
|-
 
|-
| 第6話 || 熱砂戦線 || ||  ||  
+
| 第6話 || 熱砂戦線 || [[アプサラスII]] ||  ||  
 
|-
 
|-
| 第7話 || 再会 || ||  ||  
+
| 第7話 || 再会 || [[陸戦型ジム]] ||  ||  
 
|-
 
|-
 
| 第8話 || 軍務と理想 ||  ||  ||  
 
| 第8話 || 軍務と理想 ||  ||  ||  
 
|-
 
|-
| 第9話 || 最前線 || ||  ||  
+
| 第9話 || 最前線 || [[ガンダムEz-8]]<br>[[グフカスタム]]<br>[[アプサラスIII]] ||  ||  
 
|-
 
|-
| 第10話 || 震える山(前編) || ||  ||  
+
| 第10話 || 震える山(前編) || [[陸戦型ガンダム (ジムヘッド)]] ||  ||  
 
|-
 
|-
| 第11話 || 震える山(後編) || ||  ||  
+
| 第11話 || 震える山(後編) || [[ジム・スナイパー]] ||  ||  
 
|}
 
|}
 
== 主要スタッフ ==
 
;制作
 
:サンライズ(第3スタジオ)
 
;監督
 
:神田武幸(第1話~第5話)
 
:飯田馬之介(第6話~第11話)
 
;キャラクターデザイン
 
:川元利浩
 
;メカニックデザイン
 
:大河原邦男
 
:カトキハジメ
 
:山根公利
 
;音楽
 
:田中公平
 
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
208行目: 235行目:
 
*[http://www.08ms-team.net/ 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 公式]
 
*[http://www.08ms-team.net/ 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 公式]
 
*[[GUNDAM:機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
 
*[[GUNDAM:機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
 +
 +
== 脚注 ==
 +
<references />
  
 
{{ガンダムシリーズ}}
 
{{ガンダムシリーズ}}

2024年5月30日 (木) 14:20時点における最新版

機動戦士ガンダム 第08MS小隊』はサンライズ制作のOVA作品。

機動戦士ガンダム 第08MS小隊
原作 矢立肇
富野由悠季
監督 神田武幸(第1話 - 第5話)
飯田馬之介(第6話 - 第11話)
脚本 桶谷顕
北嶋博明
キャラクターデザイン 川元利浩
メカニックデザイン 大河原邦男
カトキハジメ
山根公利
音楽 田中公平
制作 サンライズ(第3スタジオ)
発表期間 1996年1月25日 -
1999年4月25日
話数 全11話
巻数 全10巻(第1巻のみ2話収録)
シリーズ ガンダムシリーズ
初登場SRW スーパーロボット大戦64
テンプレートを表示

概要編集

ガンダムシリーズのOVA第三弾。それまでのOVA同様にニュータイプに関連する描写はなく、一年戦争後半における東南アジア戦線を舞台に、泥臭いミリタリー描写とともに「地球連邦軍士官とジオン公国軍関係者との敵味方を越えた」を描いた物語。ガンダムシリーズでは珍しく恋愛ドラマを主体としている。

前半の監督は『銀河漂流バイファム』(SRW未参戦)、『機甲戦記ドラグナー』を手がけた神田武幸氏、後半は後に漫画雑誌『ガンダムエース』で漫画『機動戦士ガンダム 宇宙のイシュタム』を連載した飯田馬之介氏が担当。同誌では飯田監督による漫画版も連載され、人気投票では常時5位以内に入っていたが単行本の売り上げが悪く打ち切られた[1](実際、後半6話は一部展開に差異はありながらも、OVA版の圧縮展開となっている)。神田監督が制作途中で急逝し、休止期間を経て飯田監督へと交代した経緯があるため、前半と後半で作風が微妙に変化が見られる。

小説版も存在するが、結末などは大きく異なる。中でもあるキャラクターの悲劇的な最期は現在でもファンの間で語り草となっている。執筆は後に『コードギアス 反逆のルルーシュ』『革命機ヴァルヴレイヴ』などに携わる大河内一楼氏が担当。

新キャラであるアリス・ミラーの視点から物語を掘り下げた劇場アニメ『ミラーズ・リポート』、ミケルとキキがシローとアイナの行方を探す後日談のOVA『ラスト・リゾート』も製作された。さらにBlu-rayメモリアルボックスには、完全新作ショートフィルム「三次元との戦い」が収録されている。

登場人物編集

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

主人公ヒロイン編集

シロー・アマダ
本作の主人公。少尉にして、連邦軍の第08MS小隊の隊長。陸戦型ガンダムおよびガンダムEz-8のパイロット。
アイナ・サハリン
本作のヒロイン。ジオンに所属するアプサラスのパイロット。

地球連邦軍編集

第08MS小隊編集

カレン・ジョシュワ
曹長。陸戦型ガンダムのパイロット。
テリー・サンダースJr.
軍曹。陸戦型ガンダムのパイロット。
エレドア・マシス
伍長。装甲ホバートラックの索敵担当。
ミケル・ニノリッチ
伍長。装甲ホバートラックの操縦兼ガンナー。

ジオン公国軍編集

ギニアス・サハリン
アプサラスの開発者にしてアイナの兄。
ノリス・パッカード
サハリン家に代々使えてきたジオンの軍人。グフカスタムのパイロット。

ゲリラ編集

バレスト・ロジータ
第08MS小隊が赴任した基地の近隣の村に勢力を張っているゲリラの頭目。
キキ・ロジータ
バレストの娘。シローと出会い、彼に淡い想いを抱くようになる。

登場メカ編集

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

地球連邦軍編集

ジオン公国軍編集

一年戦争が舞台のため以下の機体も登場しているが、SRWでは出典作品は『機動戦士ガンダム』扱い。

用語編集

第08MS小隊
陸戦型ガンダムを中心に先行配備した地球連邦軍MS部隊。本作の主人公であるシロー・アマダ少尉が小隊長を務める。
アプサラス計画
ギニアス・サハリン技術少将が推進するジオン公国軍MA開発計画。

楽曲編集

オープニングテーマ
「嵐の中で輝いて」
作詞:渡辺なつみ 作曲:夢野真音 編曲:見良津健雄 歌:米倉千尋
米倉千尋氏の歌手デビュー曲である。『64』『COMPACT2』『A』『IMPACT』『SC』『GC』『OE』で採用。
エンディングテーマ
「10Years After」
歌:米倉千尋
「未来の二人に」(最終話)
歌:米倉千尋

登場作と扱われ方編集

スパロボでは過去の出来事として扱われがちな一年戦争が舞台になっているためか参戦回数は多くない。基本的にはシローとアイナの恋愛を主軸とし、またシロー1人が自軍部隊に派遣されてくる展開が多く、08小隊メンバーが揃うのは現時点で『GC(XO)』『OE』のみとなっている。

COMPACTシリーズ編集

スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
アプサラスIIクロスボーン・バンガードに運用される。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
スーパーロボット大戦IMPACT
音声初収録。

Scramble Commanderシリーズ編集

スーパーロボット大戦Scramble Commander
ノリスが死亡済みな為、アイナがグフカスタムに搭乗。

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦A
既に一年戦争グリプス戦役も終わった時系列からの開始となる。原作に登場するジオン軍メンバーはランバ・ラルらと共にデラーズ・フリートの決起に参加している。
「敵陣とのロミオとジュリエット状態」ということもあって、シローが『闘将ダイモス』の竜崎一矢と共にスパイ容疑をかけられるシーンがある。

単独作品編集

スーパーロボット大戦64リンクバトラー
初参戦作品。製作時に原作がまだ終了していなかったため、シローとアイナのみが登場。
スーパーロボット大戦GCXO
シロー以外の第08MS小隊のメンバーがようやく初登場となる。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
一年戦争終盤は再現されるが、『第08MS小隊』の物語が再現されるのはバイストン・ウェルに舞台が移ってから。
スーパーロボット大戦Operation Extend
『GC』に続いて今回も小隊で登場。アイナとの恋愛要素が大幅に割愛された結果、過去の参戦作より軍隊ドラマ要素が推し出されている。

各話リスト編集

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 二人だけの戦争 宇宙用高機動試験型ザク
陸戦型ガンダム
GC / XO
第2話 密林のガンダム 74式ホバートラック
第3話 信頼への限界時間タイムリミット
第4話 頭上の悪魔
第5話 破られた待機命令
第6話 熱砂戦線 アプサラスII
第7話 再会 陸戦型ジム
第8話 軍務と理想
第9話 最前線 ガンダムEz-8
グフカスタム
アプサラスIII
第10話 震える山(前編) 陸戦型ガンダム (ジムヘッド)
第11話 震える山(後編) ジム・スナイパー

商品情報編集

Blu-ray編集

DVD編集

  • DVD-BOX

  • DVD

書籍編集

  • 漫画

  • 小説

  • その他

サントラ編集

資料リンク編集

脚注 編集

  1. 08マンガ打ち切り 2023年12月27日閲覧。