「銀河烈風バクシンガー」の版間の差分

 
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*1982年7月6日 ~ 1983年3月29日放映(テレビ東京) 全39話
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{{登場作品概要
*初登場スパロボ:[[スーパーロボット大戦GC]](2004年)
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| 読み =
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| 外国語表記 =
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| 原案 = 山本優
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| 著者 =
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| 作画 =
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| 挿絵 =
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| 監督 = 新田義方(チーフディレクター)
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| シリーズ構成 = 山本優
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| キャラクターデザイン = 小松原一男
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| メカニックデザイン = 大西博
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| 音楽 = 山本正之
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| 制作 = 国際映画社
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『'''銀河烈風バクシンガー'''』は国際映画社制作のテレビアニメ作品。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[J9シリーズ]]の第2作。
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[[J9シリーズ]]の第2作目。『[[銀河旋風ブライガー]]』の[[続編]]であり、同作から600年後の28世紀が舞台。
 
 
[[銀河旋風ブライガー]]』の続編であり、同作から600年後の28世紀が舞台。
 
  
 
[[大アトゥーム計画]]の余波で発生した小惑星群では、惑星統治機構のドメスティック・バクーフが弱体化し、各星が睨みを利かせながら何時戦争状態に陥るとも限らない動乱の時代となっていた。[[ブライガー]]で活躍した「[[J9]]」の名を継ぐ5人の勇士を描いたSFロボットアニメ。
 
[[大アトゥーム計画]]の余波で発生した小惑星群では、惑星統治機構のドメスティック・バクーフが弱体化し、各星が睨みを利かせながら何時戦争状態に陥るとも限らない動乱の時代となっていた。[[ブライガー]]で活躍した「[[J9]]」の名を継ぐ5人の勇士を描いたSFロボットアニメ。
  
原点は『新撰組』であり、時代背景もそのまま幕末の時代と酷似している。即ち'''結末も史実と同じである。'''
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[[主人公]]チーム「[[銀河烈風隊]]」のモデルは「[[江戸時代 #新選組|新選組]]」であり、本作の時代背景もそのまま[[日本]]の幕末期の状況と酷似している。即ち'''結末も史実と同じである。'''また、劇伴に関しても全体的に「和」のイメージが強く、渋みのある曲調となっている。
  
 
「J9って知ってるかい? 昔[[太陽系]]で粋に暴れまわってたって言うぜ! 今も世の中荒れ放題、ぼやぼやしていると後ろからバッサリだ! '''どっちも、どっちも・・・どっちも、どっちも!'''」
 
「J9って知ってるかい? 昔[[太陽系]]で粋に暴れまわってたって言うぜ! 今も世の中荒れ放題、ぼやぼやしていると後ろからバッサリだ! '''どっちも、どっちも・・・どっちも、どっちも!'''」
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== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
カーメン・カーメンによる[[大アトゥーム計画]]から600年、時代は28世紀を迎えていた。人類は地球軌道上に35の植民惑星を築いて移り住み、星々は[[太陽系]]管理機構『'''ドメスチック・バクーフ'''』によって統治されていた。
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カーメン・カーメンによる[[大アトゥーム計画]]から600年、時代は28世紀を迎えていた。人類は地球軌道上に35の植民惑星を築いて移り住み、星々は[[太陽系]]管理機構「'''ドメスチック・バクーフ'''」によって統治されていた。
  
しかし、『'''メリーカ'''』・『'''エンゲーレス'''』・『'''ランス'''』等の外宇宙艦隊([[異星人]])との接触をきっかけにバクーフ統治体制の弱体化が露見。『'''ロングー'''』・『'''ゴワハンド'''』・『'''トルサ'''』等の反体制派の惑星が台頭するなど、太陽系は混迷を極めていた。
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しかし、「'''メリーカ'''」・「'''エンゲーレス'''」・「'''ランス'''」等の外宇宙艦隊([[異星人]])との接触をきっかけにバクーフ統治体制の弱体化が露見。「'''ロングー'''」・「'''ゴワハンド'''」・「'''トルサ'''」等の反体制派の惑星が台頭するなど、太陽系は混迷を極めていた。
  
そんなある日、アステロイドの伝説に残る「[[コズモレンジャーJ9]]」に憧れる惑星ターマの'''ディーゴ・近藤(ドン・コンドール)'''らは太陽系で一旗上げるべく仲間達と共に「[[銀河烈風隊]]」を結成する。銀河烈風隊はバクーフのリーダーである総将軍・'''アーウィン14世'''の護衛を務めたのをきっかけにバクーフ特別警備隊に組み込まれ、闇の武器商人・'''スリーJ'''から手に入れた巨大ロボット・『'''[[バクシンガー]]'''』を駆り、反バクーフ勢力と戦うことになる。
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そんなある日、アステロイドの伝説に残る「[[コズモレンジャーJ9]]」に憧れる惑星ターマの'''ディーゴ・近藤(ドン・コンドール)'''らは太陽系で一旗上げるべく仲間達と共に「[[銀河烈風隊]]」を結成する。銀河烈風隊はバクーフのリーダーである総将軍・'''アーウィン14世'''の護衛を務めたのをきっかけにバクーフ特別警備隊に組み込まれ、闇の武器商人・'''スリーJ'''から手に入れた巨大ロボット「'''[[バクシンガー]]'''」を駆り、反バクーフ勢力と戦うことになる。
  
 
== 登場人物 ==
 
== 登場人物 ==
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=== [[銀河烈風隊]] ===
 
=== [[銀河烈風隊]] ===
 
;[[ディーゴ・近藤]](ドン・コンドール)
 
;[[ディーゴ・近藤]](ドン・コンドール)
:モデルは近藤勇。ターマの暴走族「烈」を母体に[[銀河烈風隊]]を旗揚げし、人をひきつけるカリスマで一大勢力の長となる。J9シリーズ唯一の「5人目」だが、モデルがモデルなので、オープニングのナレーションからシンクロン合身の掛け声も行うなど、実質的に[[主人公]]として扱われている。
+
:ターマの暴走族「烈」を母体に[[銀河烈風隊]]を旗揚げし、人をひきつけるカリスマで一大勢力の長となる。
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:モデルは近藤勇。J9シリーズ唯一の「5人目」だが、モデルがモデルなので、[[主人公]]格の1人として扱われている。
 
;[[シュテッケン・ラドクリフ]](もろ刃のシュテッケン)
 
;[[シュテッケン・ラドクリフ]](もろ刃のシュテッケン)
:モデルは土方歳三。[[銀河烈風隊]]の知も武も一手に背負い、全てを取り仕切る鬼の副長。暴走族「烈」時代からのメンバー。
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:[[銀河烈風隊]]の知も武も一手に背負い、全てを取り仕切る鬼の副長。暴走族「烈」時代からのメンバー。
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:モデルは土方歳三。
 
;[[真幌羽士郎]](ビリー・ザ・ショット)
 
;[[真幌羽士郎]](ビリー・ザ・ショット)
:モデルは沖田総司。「烈」時代からの主要メンバーであり、[[バクシンガー]]の操縦を担当する。
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:「烈」時代からの主要メンバーであり、[[バクシンガー]]の操縦を担当する。
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:モデルは沖田総司。
 
;[[ライラ・峰里]](不死蝶のライラ)
 
;[[ライラ・峰里]](不死蝶のライラ)
:バクシンガー搭乗員の紅一点。本人にモデルはいないが、バクーフの中心人物であるアーウィン家(徳川家)とゴーショ家(朝廷)の血を引いており、徳川慶喜をモデルとした人物との関連がある。
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:バクシンガー搭乗員の紅一点。
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:本人にモデルはいないが、バクーフの中心人物であるアーウィン家(徳川家)とゴーショ家(朝廷)の血を引いており、徳川慶喜をモデルとした人物との関連がある。
 
;[[佐馬之介・ドーディ]](かっ飛びの佐馬)
 
;[[佐馬之介・ドーディ]](かっ飛びの佐馬)
:モデルは原田左之助。元々は流れ者。ライラと同時に成り行きで烈風隊に参加する。
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:元々は流れ者。ライラと同時に成り行きで烈風隊に参加する。
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:モデルは原田左之助。
 
;ジューロ・南 、クラ・パチーノ、サイトー、カイト、テディ・ベイン
 
;ジューロ・南 、クラ・パチーノ、サイトー、カイト、テディ・ベイン
 
:烈風隊の隊士達。いずれもSRW未登場。
 
:烈風隊の隊士達。いずれもSRW未登場。
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=== 太陽隊 ===
 
=== 太陽隊 ===
 
;カルモ・ダクス(SRW未登場)
 
;カルモ・ダクス(SRW未登場)
:モデルは芹沢鴨。トーミ星(水戸)出身で、太陽隊のリーダー。かなりの自己中心的な性格で、日頃から銀河烈風隊を見下していた。特別警護隊という職権を乱用して銀行を襲撃して金品を強奪したりしたため、鉄の規律により粛清される。
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:トーミ星出身で、太陽隊のリーダー。かなりの自己中心的な性格で、日頃から銀河烈風隊を見下していた。特別警護隊という職権を乱用して銀行を襲撃して金品を強奪したりしたため、鉄の規律により粛清される。
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:モデルは新選組初代局長の芹沢鴨だが、本作では烈風隊に所属したことはない。
  
 
=== [[新惑星連合]] ===
 
=== [[新惑星連合]] ===
 
;[[ケイ・マローン]]
 
;[[ケイ・マローン]]
:モデルは桂小五郎。ロングー星(長州)の革命家。番組初期から登場し、兄を殺されたことを切欠に烈風隊を目の敵にする。
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:ロングー星の革命家。番組初期から登場し、兄を殺されたことを切欠に烈風隊を目の敵にする。
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:モデルは桂小五郎。
 
;[[オズマ・ドラーゴ]]
 
;[[オズマ・ドラーゴ]]
:モデルは坂本竜馬。枠に囚われない広い視野を持つトルサ星(土佐)の革命家で、バクーフを倒すことよりも、時代の流れに適応した新体制を作ることを優先して行動している。
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:枠に囚われない広い視野を持つトルサ星の革命家で、バクーフを倒すことよりも、時代の流れに適応した新体制を作ることを優先して行動している。
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:モデルは坂本竜馬。
 
;[[ナーカ・シンタル]]
 
;[[ナーカ・シンタル]]
:モデルは中岡慎太郎。オズマの盟友だが、彼と共に暗殺されてしまう。
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:オズマの盟友だが、彼と共に暗殺されてしまう。
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:モデルは中岡慎太郎。
 
;[[イーゴ・モッコス]]
 
;[[イーゴ・モッコス]]
:モデルは西郷隆盛。ゴワハンド星(薩摩)の軍人で当初は中立の立場を取っていたが、オズマの説得により反バクーフ側に付く。
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:ゴワハンド星の軍人で当初は中立の立場を取っていたが、オズマの説得により反バクーフ側に付く。
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:モデルは西郷隆盛。
 
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=== ゴーショ家 ===
 
=== ゴーショ家 ===
 
;エリカ・テーナ(SRW未登場)
 
;エリカ・テーナ(SRW未登場)
:モデルは岩倉具視。混乱した太陽系体制をアーウィン家と共にリードし、後に対立したゴーショ家の現リーダー。「女帝」と言われるが、むしろ陰の実力者というポジション。反バクーフの強硬派で、新惑星連合の後ろ盾に徹して反バクーフ勢力を導く。オズマとナーカの死の黒幕でもある。<br />ライラの出生の秘密を知る数少ない人物。
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:混乱した太陽系体制をアーウィン家と共にリードし、後に対立したゴーショ家の現リーダー。「女帝」と言われるが、むしろ陰の実力者というポジション。反バクーフの強硬派で、新惑星連合の後ろ盾に徹して反バクーフ勢力を導く。オズマとナーカの死の黒幕でもある。ライラの出生の秘密を知る数少ない人物。
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:モデルは岩倉具視。また、名前を鑑みるにロシア帝国の女帝エカテリーナ2世もモデルであろう。
 
;バトル・ワトキンス(SRW未登場)
 
;バトル・ワトキンス(SRW未登場)
 
:エリカ・テーナの右腕。
 
:エリカ・テーナの右腕。
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;[[新惑星連合戦艦]]
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:;「銀河烈風バクシンガー」
 
:;「銀河烈風バクシンガー」
 
::作詞:山本優、作・編曲:山本正之、唄:山形ユキオ・坂部猛
 
::作詞:山本優、作・編曲:山本正之、唄:山形ユキオ・坂部猛
::『GC』で戦闘BGMとして採用。
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::『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』で戦闘BGMとして採用。前作同様、曲の冒頭に前口上がある。また、シリーズ三部作のOPの中で唯一、OPの歌詞に主役ロボの名前が登場しない。
 
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;エンディングテーマ
 
;エンディングテーマ
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:;「LETSU」
 
:;「LETSU」
::『GC』でニューバクソード使用時や[[量産型バクシンガー]]の戦闘BGMとして採用。
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::原作後半(第27話以降)の新合体[[バンクシーン|バンク]]中等のBGM。
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::『GC(XO)』ではニューバクソード使用時や[[量産型バクシンガー]]の戦闘BGMとして採用。
  
 
== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
:初参戦作品。設定がかなり改変され[[異星人|外宇宙の住人]]として登場、[[銀河烈風隊]]は『[[最強ロボ ダイオージャ]]』のエドン王家に付き従う。また、[[ヌビア教団員]]は[[カーメン・カーメン]]の部下に。原作と違い、烈風隊は全滅することはないが、ディーゴだけはどうやっても戦死してしまう。
+
:初参戦作品。設定がかなり改変され[[異星人|外宇宙の住人]]として登場し未登場キャラも多い。[[銀河烈風隊]]は『[[最強ロボ ダイオージャ]]』のエドン王家に付き従うなど、江戸時代モチーフ繋がりでか『ダイオージャ』とのクロスオーバーが多め。また、[[ヌビア教団員]]は[[カーメン・カーメン]]の部下に。原作と違い烈風隊は全滅しないが、ディーゴだけは戦死してしまう。
 
 
== 用語 ==
 
;[[銀河烈風隊]]
 
:
 
;[[新惑星連合]]
 
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;[[シンクロン原理]]
 
:
 
  
 
== 各話リスト ==
 
== 各話リスト ==
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|第39話||烈風散華||||||
 
|第39話||烈風散華||||||
 
|}
 
|}
 
== 主要スタッフ ==
 
;制作
 
:国際映画社
 
;チーフディレクター
 
:新田義方
 
;キャラクターデザイン
 
:小松原一男
 
;メカニックデザイン
 
:大西博
 
;音楽
 
:山本正之
 
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
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2024年10月25日 (金) 04:11時点における最新版

銀河烈風バクシンガー』は国際映画社制作のテレビアニメ作品。

銀河烈風バクシンガー
原案 山本優
監督 新田義方(チーフディレクター)
シリーズ構成 山本優
キャラクターデザイン 小松原一男
メカニックデザイン 大西博
音楽 山本正之
制作 国際映画社
放送局 テレビ東京
放送期間 1982年7月6日 -
1983年3月29日
話数 全39話
シリーズ J9シリーズ
前作 銀河旋風ブライガー
次作 銀河疾風サスライガー
初登場SRW スーパーロボット大戦GC
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概要編集

J9シリーズの第2作目。『銀河旋風ブライガー』の続編であり、同作から600年後の28世紀が舞台。

大アトゥーム計画の余波で発生した小惑星群では、惑星統治機構のドメスティック・バクーフが弱体化し、各星が睨みを利かせながら何時戦争状態に陥るとも限らない動乱の時代となっていた。ブライガーで活躍した「J9」の名を継ぐ5人の勇士を描いたSFロボットアニメ。

主人公チーム「銀河烈風隊」のモデルは「新選組」であり、本作の時代背景もそのまま日本の幕末期の状況と酷似している。即ち結末も史実と同じである。また、劇伴に関しても全体的に「和」のイメージが強く、渋みのある曲調となっている。

「J9って知ってるかい? 昔太陽系で粋に暴れまわってたって言うぜ! 今も世の中荒れ放題、ぼやぼやしていると後ろからバッサリだ! どっちも、どっちも・・・どっちも、どっちも!

(番組の主題歌の冒頭ナレーションより。ディーゴがあたかも視聴者に向けて独白するような演出である)

ストーリー編集

カーメン・カーメンによる大アトゥーム計画から600年、時代は28世紀を迎えていた。人類は地球軌道上に35の植民惑星を築いて移り住み、星々は太陽系管理機構「ドメスチック・バクーフ」によって統治されていた。

しかし、「メリーカ」・「エンゲーレス」・「ランス」等の外宇宙艦隊(異星人)との接触をきっかけにバクーフ統治体制の弱体化が露見。「ロングー」・「ゴワハンド」・「トルサ」等の反体制派の惑星が台頭するなど、太陽系は混迷を極めていた。

そんなある日、アステロイドの伝説に残る「コズモレンジャーJ9」に憧れる惑星ターマのディーゴ・近藤(ドン・コンドール)らは太陽系で一旗上げるべく仲間達と共に「銀河烈風隊」を結成する。銀河烈風隊はバクーフのリーダーである総将軍・アーウィン14世の護衛を務めたのをきっかけにバクーフ特別警備隊に組み込まれ、闇の武器商人・スリーJから手に入れた巨大ロボット「バクシンガー」を駆り、反バクーフ勢力と戦うことになる。

登場人物編集

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

銀河烈風隊編集

ディーゴ・近藤(ドン・コンドール)
ターマの暴走族「烈」を母体に銀河烈風隊を旗揚げし、人をひきつけるカリスマで一大勢力の長となる。
モデルは近藤勇。J9シリーズ唯一の「5人目」だが、モデルがモデルなので、主人公格の1人として扱われている。
シュテッケン・ラドクリフ(もろ刃のシュテッケン)
銀河烈風隊の知も武も一手に背負い、全てを取り仕切る鬼の副長。暴走族「烈」時代からのメンバー。
モデルは土方歳三。
真幌羽士郎(ビリー・ザ・ショット)
「烈」時代からの主要メンバーであり、バクシンガーの操縦を担当する。
モデルは沖田総司。
ライラ・峰里(不死蝶のライラ)
バクシンガー搭乗員の紅一点。
本人にモデルはいないが、バクーフの中心人物であるアーウィン家(徳川家)とゴーショ家(朝廷)の血を引いており、徳川慶喜をモデルとした人物との関連がある。
佐馬之介・ドーディ(かっ飛びの佐馬)
元々は流れ者。ライラと同時に成り行きで烈風隊に参加する。
モデルは原田左之助。
ジューロ・南 、クラ・パチーノ、サイトー、カイト、テディ・ベイン
烈風隊の隊士達。いずれもSRW未登場。
ジャッキー・リー(SRW未登場)&ファンファン・リー(SRW未登場)
ビリー達がアステロイドベルト辺境地のターマ隕石海で知り合った、中国拳法の使い手である兄妹。OPや劇中ではサイクロンやモンスーンの助手席に乗ることも。カルモ・ダクス粛清ではバクシンガーに乗っていた。最終決戦ではビリーたちの頼みで参加せずに生き延びた。

銀河烈風隊の協力者編集

ジャン・ジャック・ジャーニー(スリーJ)
武器商人。シュテッケンからの発注を受け後に銀河烈風隊の旗艦となるバクシンバード(SRW未登場)とバクシンガーを届けるが、代金を踏み倒される。

太陽隊編集

カルモ・ダクス(SRW未登場)
トーミ星出身で、太陽隊のリーダー。かなりの自己中心的な性格で、日頃から銀河烈風隊を見下していた。特別警護隊という職権を乱用して銀行を襲撃して金品を強奪したりしたため、鉄の規律により粛清される。
モデルは新選組初代局長の芹沢鴨だが、本作では烈風隊に所属したことはない。

新惑星連合編集

ケイ・マローン
ロングー星の革命家。番組初期から登場し、兄を殺されたことを切欠に烈風隊を目の敵にする。
モデルは桂小五郎。
オズマ・ドラーゴ
枠に囚われない広い視野を持つトルサ星の革命家で、バクーフを倒すことよりも、時代の流れに適応した新体制を作ることを優先して行動している。
モデルは坂本竜馬。
ナーカ・シンタル
オズマの盟友だが、彼と共に暗殺されてしまう。
モデルは中岡慎太郎。
イーゴ・モッコス
ゴワハンド星の軍人で当初は中立の立場を取っていたが、オズマの説得により反バクーフ側に付く。
モデルは西郷隆盛。
ロングー星兵
ゴワハンド星兵

ゴーショ家編集

エリカ・テーナ(SRW未登場)
混乱した太陽系体制をアーウィン家と共にリードし、後に対立したゴーショ家の現リーダー。「女帝」と言われるが、むしろ陰の実力者というポジション。反バクーフの強硬派で、新惑星連合の後ろ盾に徹して反バクーフ勢力を導く。オズマとナーカの死の黒幕でもある。ライラの出生の秘密を知る数少ない人物。
モデルは岩倉具視。また、名前を鑑みるにロシア帝国の女帝エカテリーナ2世もモデルであろう。
バトル・ワトキンス(SRW未登場)
エリカ・テーナの右腕。

ヌビア教編集

カーメン18世 (SRW未登場)
カーメン・カーメンの転生者を自称するヌビア教団の教祖。ビリーと顔が似ており、相対した時は本人も驚いていた。
ヌビア教団員

その他編集

ジル・クロード(SRW未登場)
我が物顔で不知火党を率いて暴れまわっていた兄を銀河烈風隊に断罪された事から彼らを逆恨みしている。後半ではゴーショ家の傭兵として、エリカの依頼で金で雇った殺し屋にオズマとナーカを殺させたり、かっ飛びの佐馬を殺害してバクシンガーへの合体を封じたりしたことでシュテッケン達の怒りを買い、追い詰められた末、ライラの電磁ムチを受けた後に激怒したビリーによって止めを刺された。

登場メカ編集

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

銀河烈風隊編集

バクシンガー
量産型バクシンガー

新惑星連合編集

クラウワンカ
新惑星連合戦艦

用語編集

銀河烈風隊
新惑星連合
シンクロン原理

楽曲編集

オープニングテーマ
「銀河烈風バクシンガー」
作詞:山本優、作・編曲:山本正之、唄:山形ユキオ・坂部猛
GCXO)』で戦闘BGMとして採用。前作同様、曲の冒頭に前口上がある。また、シリーズ三部作のOPの中で唯一、OPの歌詞に主役ロボの名前が登場しない。
エンディングテーマ
「アステロイド・ブルース」
作詞:山本優、作・編曲:山本正之、唄:増田直美
劇中BGM
「LETSU」
原作後半(第27話以降)の新合体バンク中等のBGM。
『GC(XO)』ではニューバクソード使用時や量産型バクシンガーの戦闘BGMとして採用。

登場作と扱われ方編集

単独作品編集

スーパーロボット大戦GCXO
初参戦作品。設定がかなり改変され外宇宙の住人として登場し未登場キャラも多い。銀河烈風隊は『最強ロボ ダイオージャ』のエドン王家に付き従うなど、江戸時代モチーフ繋がりでか『ダイオージャ』とのクロスオーバーが多め。また、ヌビア教団員カーメン・カーメンの部下に。原作と違い烈風隊は全滅しないが、ディーゴだけは戦死してしまう。

各話リスト編集

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 惑星海に来たやつら
第2話 「烈」の旗のもとに
第3話 外宇宙の脅威
第4話 やとわれ部隊
第5話 裏切りの報酬
第6話 シェル・ゲイトの戦い
第7話 襲撃の嵐
第8話 非情の掟
第9話 復讐のかなた
第10話 ラーナ星の陰謀
第11話 怒れ狼
第12話 パニック前夜
第13話 サクラ・ゲイトの変
第14話 激闘・花一輪
第15話 オフス星沖SOS
第16話 ゴワハンドの攻防
第17話 乱斗・ミーブ荒野
第18話 別れ星出あい星
第19話 いつか時をとめて
第20話 ロングーの虎
第21話 獅子たちの群像
第22話 揺れる惑星海
第23話 炎上ゴーショ・シティ
第24話 運命の嵐
第25話 翔べよ不死蝶
第26話 燃えろ剣
第27話 オズマ暗殺
第28話 決戦(Ⅰ)
第29話 決戦(Ⅱ)
第30話 決戦(Ⅲ)
第31話 ドーエ星ふたたび
第32話 ガオーカに吼える
第33話 壮烈・アエイズ魂
第34話 新たなる夢
第35話 アステロイドに祈る
第36話 ヌビアの狂乱(前編)
第37話 巨烈燃ゆ(後編)
第38話 天冥に賭ける
第39話 烈風散華

商品情報編集

DVD編集

Blu-ray編集

楽曲関連編集

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