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[[ゼ・バルマリィ帝国]](以下、バルマー)の支配を司る十二支族の1つ、武門を任されているドバン家の当主。堅物な性格や年代物の搭乗機「[[ベミドバン]]」等から、彼を古臭いと言ってバカにする者も少なくないが、多くの者から信頼される根っからの武人であり、その実力は熟達そのもの。同じく十二支族・ゴッツォ家の長である[[シヴァー・ゴッツォ]]とは、若き頃よりの盟友である。 | [[ゼ・バルマリィ帝国]](以下、バルマー)の支配を司る十二支族の1つ、武門を任されているドバン家の当主。堅物な性格や年代物の搭乗機「[[ベミドバン]]」等から、彼を古臭いと言ってバカにする者も少なくないが、多くの者から信頼される根っからの武人であり、その実力は熟達そのもの。同じく十二支族・ゴッツォ家の長である[[シヴァー・ゴッツォ]]とは、若き頃よりの盟友である。 | ||
− | [[ガンエデン]]の巫女である[[アルマナ・ティクヴァー]]の[[地球]]に赴きたいという願いを受けてその護衛を勤め、同時に地球圏で活動を展開していた[[ゴラー・ゴレム隊]]の司令官、[[ハザル・ゴッツォ]]の指揮下で地球人と戦いを繰り広げた。しかし彼は、[[ゴラー・ゴレム隊]]が地球圏への武力侵攻ではなく独自の目的を持って行動していることに次第に気付く。それでも幼少期から指南役として育て上げたハザルを信じ、最後まで行動を共にしていたが、最終的には[[ゴラー・ゴレム隊]]がシヴァーの野望のための道具であり、ハザルすらその駒でしかなかった事実を知る事となる。この事に憤慨した彼はシヴァーに真意を質そうとし、逆に返り討ちにあって精神操作を受けるが、[[αナンバーズ]] | + | [[ガンエデン]]の巫女である[[アルマナ・ティクヴァー]]の[[地球]]に赴きたいという願いを受けてその護衛を勤め、同時に地球圏で活動を展開していた[[ゴラー・ゴレム隊]]の司令官、[[ハザル・ゴッツォ]]の指揮下で地球人と戦いを繰り広げた。しかし彼は、[[ゴラー・ゴレム隊]]が地球圏への武力侵攻ではなく独自の目的を持って行動していることに次第に気付く。それでも幼少期から指南役として育て上げたハザルを信じ、最後まで行動を共にしていたが、最終的には[[ゴラー・ゴレム隊]]がシヴァーの野望のための道具であり、ハザルすらその駒でしかなかった事実を知る事となる。この事に憤慨した彼はシヴァーに真意を質そうとし、逆に返り討ちにあって精神操作を受けるが、[[αナンバーズ]]との戦いで己を取り戻し、アルマナと共に[[αナンバーズ]]に対して協力体制を取るようになった。 |
その後、バルマーの支配者・霊帝[[ルアフ・ガンエデン]]が民の事を一切省みないエゴの固まりであった事、そしてかつての盟友シヴァーがそのルアフに取って代わってバルマーの支配を目論んでいた事、等、バルマーがそれら個人のエゴにより支配されてきた事実を目の当たりにする。実直な彼はこのことに強い苦しみを覚えたが、歪んだバルマーの秩序を自ら破壊することで己の職責を全うした(しかしシヴァーはいち早くルアフの本質を見抜いており、純粋にバルマーの民の為にルアフを討つ事を望んでいたのであり、最期の時には彼と[[αナンバーズ]]にバルマーの未来を託した)。全てが終わった後にはアルマナに終生の忠誠を捧げ、バルマーのみならず全宇宙の平和の為に尽力する事を誓った。 | その後、バルマーの支配者・霊帝[[ルアフ・ガンエデン]]が民の事を一切省みないエゴの固まりであった事、そしてかつての盟友シヴァーがそのルアフに取って代わってバルマーの支配を目論んでいた事、等、バルマーがそれら個人のエゴにより支配されてきた事実を目の当たりにする。実直な彼はこのことに強い苦しみを覚えたが、歪んだバルマーの秩序を自ら破壊することで己の職責を全うした(しかしシヴァーはいち早くルアフの本質を見抜いており、純粋にバルマーの民の為にルアフを討つ事を望んでいたのであり、最期の時には彼と[[αナンバーズ]]にバルマーの未来を託した)。全てが終わった後にはアルマナに終生の忠誠を捧げ、バルマーのみならず全宇宙の平和の為に尽力する事を誓った。 | ||
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:頑固一徹、というキャラクター性をよく現したラインナップ。データ的にみるとベミドバンとの相性はピッタリで、「鉄壁」「必中」で文字通り殴り込むべし。終盤の敵は総じて[[フルブロック]]持ちのため、「直撃」がありがたい。 | :頑固一徹、というキャラクター性をよく現したラインナップ。データ的にみるとベミドバンとの相性はピッタリで、「鉄壁」「必中」で文字通り殴り込むべし。終盤の敵は総じて[[フルブロック]]持ちのため、「直撃」がありがたい。 | ||
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:これでもかというほど防御よりの構成。味方になってからは必然的に小隊長になるはずなので、[[援護攻撃]]を習得すべし。 | :これでもかというほど防御よりの構成。味方になってからは必然的に小隊長になるはずなので、[[援護攻撃]]を習得すべし。 | ||
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;「チェストォォ!」 | ;「チェストォォ!」 | ||
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+ | :ドバン・インパクト使用時の台詞。 | ||
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+ | :同じくドバン・インパクト使用時の台詞だが、ラスボスへはこうなる。 | ||
+ | ;「フハハハ! ワシに砕けぬものなどないわ!」 | ||
+ | :ドバン・インパクトのトドメ時の〆。 | ||
+ | ;「霊帝の呪縛から解き放たれる時が来たのだ」 | ||
+ | :ラスボスへの戦闘前台詞。 | ||
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+ | ;「やあやあ、遠からん者は音に聞け、近くば寄って目にも見よ! 我こそはドバン家当主、バラン・ドバンなりぃぃぃっ!!」 | ||
+ | :『第3次α』クスハ編第34話「怒りの強念者」orクォヴレー編第35話「THE GUN OF DIS」より。バランの代名詞とも言える台詞で、正々堂々とした武人である彼らしい、威勢の良い名乗り。機体越しでも気圧されてしまう程の気迫を持つ。 | ||
;「戦場に立てば男も女も無い! ましてや、ワシの鉄球の前ではな!」 | ;「戦場に立てば男も女も無い! ましてや、ワシの鉄球の前ではな!」 | ||
:[[セレーナ・レシタール|セレーナ]]との初対決に於ける戦闘前会話。彼女からの手加減を求める旨の軽口を、上述の台詞で一蹴する。 | :[[セレーナ・レシタール|セレーナ]]との初対決に於ける戦闘前会話。彼女からの手加減を求める旨の軽口を、上述の台詞で一蹴する。 | ||
;「どうやら鉄球の扱いに長けた男のようであるな! 動きも洗練されている…!」 | ;「どうやら鉄球の扱いに長けた男のようであるな! 動きも洗練されている…!」 | ||
− | :[[アムロ・レイ|アムロ]]との戦闘前会話。[[αナンバーズ]]にはハンマー装備のMSが存在しないことから彼の操縦センスと、「懐に入ればそのハンマーは使えないはず」という台詞から看破した模様。 | + | :『第3次α』クォヴレー編第35話「THE GUN OF DIS」orセレーナ編第34話「ベトレイヤー」に於ける[[アムロ・レイ|アムロ]]との戦闘前会話。[[αナンバーズ]]にはハンマー装備のMSが存在しないことから彼の操縦センスと、「懐に入ればそのハンマーは使えないはず」という台詞から看破した模様。 |
+ | ;「シヴァー!」<br>「このワシを前にしてもそのような口がよく利けたものだ!」<br>「………嘆かわしいぞ、シヴァー…!若き頃より共にゼ・バルマリィの繁栄を願ったお主が逆賊に成り下がるとは!」<br>「ワシはお主の謀反を知った時もどこかでお主とハザルのことを信じていた…。だから、今日まで断固たる措置を取らずにきていた…。それなのに……」<br>「お主は文で、ワシは武で陛下とゼ・バルマリィのために生涯を尽くすと誓い合ったではないか!」<br>「お主!ハザルが死んだことを知っているのか!?」<br>「貴様ーっ!!」<br>「このバラン・ドバン!逆賊を討つことにもうためらいはない!」<br>「シヴァー!あの世で陛下とハザルに詫びよ!!」 | ||
+ | :第45話より。たった一人の弟子であるハザルをルアフ打倒のための道具として利用したことに対して激怒する。 | ||
;「…奴は神などではなかった…。それどころか全ての元凶だった…」 | ;「…奴は神などではなかった…。それどころか全ての元凶だった…」 | ||
− | : | + | :『第3次α』第55話「まつろわぬ神」より。本性を露わにしたルアフがαナンバーズに敗北して、地下聖堂に逃亡した際の台詞。それまで心から忠誠を誓ってきた主君の醜悪な本性を目の当たりにしての、怒りと失望が籠められた台詞である。 |
;「斜めに構えて他人を見下ろすお主は、血を流す事を恐れているに過ぎん!」 | ;「斜めに構えて他人を見下ろすお主は、血を流す事を恐れているに過ぎん!」 | ||
− | :[[レーツェル・ファインシュメッカー|レーツェル]]の「弱虫」発言に同意し、爆死寸前の[[孫光龍]]へ厳しく叩き付けた批難。 | + | :『第3次α』最終話より。[[レーツェル・ファインシュメッカー|レーツェル]]の「弱虫」発言に同意し、爆死寸前の[[孫光龍]]へ厳しく叩き付けた批難。 |
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;「我が鉄球に砕けぬものなし! というのはどうだ?」 | ;「我が鉄球に砕けぬものなし! というのはどうだ?」 | ||
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− | * | + | *彼の容貌は後に発売されたコーエーの『戦国無双シリーズ』の登場人物の一人・島津義弘と非常に似ている(ちなみに義弘の初出作品となった『戦国無双2』は『第3次α』が発売してから後の時期に発売された)。 |
+ | *武器もバランは鉄球、義弘は鉄鎚という違いはあれど『'''ハンマー'''』であり、鎧のデザインもそっくりである。違うところといえば、バランは熱くハイテンションだが義弘は賭け事と戦を好む渋く落ち着いた性格なところぐらいか。 | ||
+ | *ユーゼスの後継的立場であるシヴァーの'''親友'''であること、名前に「'''バン'''」が含んでいる、専用BGMでは'''自身の名前を連呼'''していたりとバランの元ネタはユーゼスの親友だった'''[[ギャバン]]'''の可能性が高い。 | ||
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2024年4月14日 (日) 19:53時点における最新版
バラン・ドバンは『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』の登場人物。
バラン・ドバン | |
---|---|
外国語表記 | Basrhin Doban |
登場作品 | |
声優 | 宮澤正 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | バルマー星人 |
性別 | 男 |
年齢 | 壮年 |
所属 | ゼ・バルマリィ帝国 |
称号 | ドバン家当主 |
概要編集
ゼ・バルマリィ帝国(以下、バルマー)の支配を司る十二支族の1つ、武門を任されているドバン家の当主。堅物な性格や年代物の搭乗機「ベミドバン」等から、彼を古臭いと言ってバカにする者も少なくないが、多くの者から信頼される根っからの武人であり、その実力は熟達そのもの。同じく十二支族・ゴッツォ家の長であるシヴァー・ゴッツォとは、若き頃よりの盟友である。
ガンエデンの巫女であるアルマナ・ティクヴァーの地球に赴きたいという願いを受けてその護衛を勤め、同時に地球圏で活動を展開していたゴラー・ゴレム隊の司令官、ハザル・ゴッツォの指揮下で地球人と戦いを繰り広げた。しかし彼は、ゴラー・ゴレム隊が地球圏への武力侵攻ではなく独自の目的を持って行動していることに次第に気付く。それでも幼少期から指南役として育て上げたハザルを信じ、最後まで行動を共にしていたが、最終的にはゴラー・ゴレム隊がシヴァーの野望のための道具であり、ハザルすらその駒でしかなかった事実を知る事となる。この事に憤慨した彼はシヴァーに真意を質そうとし、逆に返り討ちにあって精神操作を受けるが、αナンバーズとの戦いで己を取り戻し、アルマナと共にαナンバーズに対して協力体制を取るようになった。
その後、バルマーの支配者・霊帝ルアフ・ガンエデンが民の事を一切省みないエゴの固まりであった事、そしてかつての盟友シヴァーがそのルアフに取って代わってバルマーの支配を目論んでいた事、等、バルマーがそれら個人のエゴにより支配されてきた事実を目の当たりにする。実直な彼はこのことに強い苦しみを覚えたが、歪んだバルマーの秩序を自ら破壊することで己の職責を全うした(しかしシヴァーはいち早くルアフの本質を見抜いており、純粋にバルマーの民の為にルアフを討つ事を望んでいたのであり、最期の時には彼とαナンバーズにバルマーの未来を託した)。全てが終わった後にはアルマナに終生の忠誠を捧げ、バルマーのみならず全宇宙の平和の為に尽力する事を誓った。
イングラムを始め、何かとクールな人物の多いバルマーにおいては、珍しくかなり感情豊かで熱い人物。そのためとにかくインパクトが強い……というかはっきり言って『濃い』キャラクターで、彼の名前を聞いたファンの大半はすぐに彼のテーマ曲を思い浮かべるだろう。
登場作品と役柄編集
αシリーズ編集
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 初登場作品。敵として数回戦った後に終盤で自軍に加わる。兎にも角にもテーマ曲が印象に残る。敵としても味方としても、堅牢な守りと高い攻撃力を持ちやや低い命中と、典型的なスーパー系の能力。充分な戦力にはなるがベミドバンの性能上、小隊員としては全く役に立たないため命中率と耐久力を補強しての小隊長前提での起用となる。装甲ダウンL3を活かすために援護攻撃を習得させておくと、フルブロックのない敵(特に宇宙怪獣)に効果的。活かさなくても攻撃力自体高いのでやはりお勧め。
パイロットステータス編集
能力値編集
典型的なスーパー系の能力値で、格闘・防御・技量に優れ、命中が若干低い。
精神コマンド編集
- 第3次α
- 鉄壁、不屈、必中、気合、熱血、直撃
- 頑固一徹、というキャラクター性をよく現したラインナップ。データ的にみるとベミドバンとの相性はピッタリで、「鉄壁」「必中」で文字通り殴り込むべし。終盤の敵は総じてフルブロック持ちのため、「直撃」がありがたい。
特殊技能編集
小隊長能力編集
- 第3次α
- ダメージ-10%
- ガードと合わせて受ける最終ダメージは-30%となり、より堅牢さに磨きがかかる。
人間関係編集
- アルマナ・ティクヴァー
- ガンエデンの巫女であり、忠誠の対象。
- ルリア・カイツ
- アルマナの従者であり、同じく十二支族の出。彼女と協力してアルマナを守る。
- シヴァー・ゴッツォ
- 彼とは親友であるが、バルマーを守る手段はお互い行き違いであった。
- ハザル・ゴッツォ
- 少年時代から武を教えるが、その心まで育てられなかった事を、彼の死の間際まで悔いる事となる。幼き日の彼のことを「ハザル坊」と呼んだのは若き日のバラン自身である。
- ルアフ・ガンエデン
- バルマーの支配者。忠誠を誓っていたが、彼の本性を知り、反旗を翻す。
- サルデス・ジュデッカ・ゴッツォ、ヒラデルヒア・ジュデッカ・ゴッツォ
- 軍人としてバラン・ドバンに敬意を抱いている。ジュデッカ・ゴッツォタイプのハイブリッド・ヒューマンは、彼のようなタイプには自然に尊敬の念を抱くらしい。
- トウマ・カノウ
- 最初は彼の闘志が飾りである事を見抜き、「小僧」「餓鬼」など見下していたが、幾度なく拳を交えるうちに、やがてトウマがバランすら超える存在へと成長すると、その事を心底嬉しがっていた。心の奥底には自分が面倒を見ながら誤った方向へと進んでしまったハザルへの思いも含まれていたと思われる。
- セレーナ・レシタール
- 彼女の格好から「破廉恥」と辟易している。
- アラド・バランガ
- クォヴレールートのエンディングでは彼からおっさん呼ばわりされ、多少なりともショックを受けた様子だったが、裏表の無いストレートな物言いが気に入り即、意気投合。別れ際にも、お互いエールを交換し合っていた。ちなみに、アラドはOGシリーズではバラン同様、ハンマーを使って奮戦する場面がある。
- ゼンガー・ゾンボルト
- トウマ以外を主人公に選ぶと彼がバランの好敵手となり、一騎打ちの末にバランを諭す。
- アムロ・レイ
- バランが『アムロがハンマーの使い手である』という事を見抜くという、ファンがニヤリとするような戦闘前会話がある。
名台詞編集
- 「チェストォォ!」
- とどめを刺すときに言う台詞。掛け声自体は示現流だが、バラン自身は示現流とは無関係。
戦闘セリフ編集
- 「鉄球入魂!!」
「ぬぅぅぅぅぅん、どおぉぉぉぉぉりやぁぁぁぁぁぁ!!」
「大・粉・砕!」 - ドバン・インパクト使用時の台詞。
- 「怨霊! 退散!」
- 同じくドバン・インパクト使用時の台詞だが、ラスボスへはこうなる。
- 「フハハハ! ワシに砕けぬものなどないわ!」
- ドバン・インパクトのトドメ時の〆。
- 「霊帝の呪縛から解き放たれる時が来たのだ」
- ラスボスへの戦闘前台詞。
シナリオ・インターミッション編集
- 「やあやあ、遠からん者は音に聞け、近くば寄って目にも見よ! 我こそはドバン家当主、バラン・ドバンなりぃぃぃっ!!」
- 『第3次α』クスハ編第34話「怒りの強念者」orクォヴレー編第35話「THE GUN OF DIS」より。バランの代名詞とも言える台詞で、正々堂々とした武人である彼らしい、威勢の良い名乗り。機体越しでも気圧されてしまう程の気迫を持つ。
- 「戦場に立てば男も女も無い! ましてや、ワシの鉄球の前ではな!」
- セレーナとの初対決に於ける戦闘前会話。彼女からの手加減を求める旨の軽口を、上述の台詞で一蹴する。
- 「どうやら鉄球の扱いに長けた男のようであるな! 動きも洗練されている…!」
- 『第3次α』クォヴレー編第35話「THE GUN OF DIS」orセレーナ編第34話「ベトレイヤー」に於けるアムロとの戦闘前会話。αナンバーズにはハンマー装備のMSが存在しないことから彼の操縦センスと、「懐に入ればそのハンマーは使えないはず」という台詞から看破した模様。
- 「シヴァー!」
「このワシを前にしてもそのような口がよく利けたものだ!」
「………嘆かわしいぞ、シヴァー…!若き頃より共にゼ・バルマリィの繁栄を願ったお主が逆賊に成り下がるとは!」
「ワシはお主の謀反を知った時もどこかでお主とハザルのことを信じていた…。だから、今日まで断固たる措置を取らずにきていた…。それなのに……」
「お主は文で、ワシは武で陛下とゼ・バルマリィのために生涯を尽くすと誓い合ったではないか!」
「お主!ハザルが死んだことを知っているのか!?」
「貴様ーっ!!」
「このバラン・ドバン!逆賊を討つことにもうためらいはない!」
「シヴァー!あの世で陛下とハザルに詫びよ!!」 - 第45話より。たった一人の弟子であるハザルをルアフ打倒のための道具として利用したことに対して激怒する。
- 「…奴は神などではなかった…。それどころか全ての元凶だった…」
- 『第3次α』第55話「まつろわぬ神」より。本性を露わにしたルアフがαナンバーズに敗北して、地下聖堂に逃亡した際の台詞。それまで心から忠誠を誓ってきた主君の醜悪な本性を目の当たりにしての、怒りと失望が籠められた台詞である。
- 「斜めに構えて他人を見下ろすお主は、血を流す事を恐れているに過ぎん!」
- 『第3次α』最終話より。レーツェルの「弱虫」発言に同意し、爆死寸前の孫光龍へ厳しく叩き付けた批難。
- 「おっさん……? このワシがおっさん!?」
「フハハハ! 気に入ったぞ、小僧! このバラン・ドバンを捕まえておっさん呼ばわりとはな!」 - 『第3次α』クォヴレー編エンディングより。アラドに「おっさん」呼ばわりされてのリアクション。懐が広いのか、単に豪快なのか。
- 「ゼンガー殿とレーツェル殿にあってワシ達に無いもの…それは合体攻撃!」
- 『第3次α』スペシャルステージより。この後竜巻斬艦刀を超える合体攻撃を目指してネーミングを考えるが、「ファイナル・ドバン・クラッシュ」「ダイナミック・ドバン・ライトニング」とあまりにバラン色の強すぎる名前ばかりが案として上がり、辟易とするトウマにミナキが「そんな技はない」と助け舟を出し、この計画はあっさり頓挫する。OGシリーズに期待したいところである。また、このことを反映してか、『龍王逆襲』では、未来世界から来たロランの∀ガンダム、そのハンマーを借りたアムロのνガンダムと共に「鉄球連粉砕陣」を繰り出している。
- 「我が鉄球に砕けぬものなし! というのはどうだ?」
- 同上。敵を撃破した後の決め台詞にしようとするが、当然親分が黙っていなかった。ルリアにも「オリジナリティに欠ける」と一蹴され、「むう…鉄球、鉄球…。鎖が切れたらどこへ飛ぶ…」とこれまたどっかで聞いた台詞で悩む。とはいうもののしっかり決め台詞は持っている。
搭乗機体編集
余談編集
- 彼の容貌は後に発売されたコーエーの『戦国無双シリーズ』の登場人物の一人・島津義弘と非常に似ている(ちなみに義弘の初出作品となった『戦国無双2』は『第3次α』が発売してから後の時期に発売された)。
- 武器もバランは鉄球、義弘は鉄鎚という違いはあれど『ハンマー』であり、鎧のデザインもそっくりである。違うところといえば、バランは熱くハイテンションだが義弘は賭け事と戦を好む渋く落ち着いた性格なところぐらいか。
- ユーゼスの後継的立場であるシヴァーの親友であること、名前に「バン」が含んでいる、専用BGMでは自身の名前を連呼していたりとバランの元ネタはユーゼスの親友だったギャバンの可能性が高い。