「ガルスJ」の版間の差分
(→概要: 訂正) タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
|||
(11人の利用者による、間の27版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
− | = | + | {{登場メカ概要 |
− | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Galluss-J]]<ref>[http://www.gundam-zz.net/ms/06.html MS]、機動戦士ガンダムZZ 公式サイト、2022年2月5日閲覧。</ref> | |
− | + | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | |
− | + | *{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムΖΖ}} | |
− | + | *{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムUC}} | |
− | + | | デザイン = {{メカニックデザイン|出渕裕}} | |
− | + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}} | |
− | + | | SRWでの分類 = [[機体]] | |
− | + | }} | |
− | |||
− | * | ||
− | * | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | [[ | + | {{登場メカ概要 |
+ | | タイトル = スペック | ||
+ | | 分類 = 陸戦用[[モビルスーツ]] | ||
+ | | 生産形態 = [[量産機]] | ||
+ | | 型式番号 = AMX-101 | ||
+ | | 全長 = 19.5m | ||
+ | | 重量 = 52.7t | ||
+ | | 全備重量 = 78.3t | ||
+ | | 動力 = 熱核反応炉 | ||
+ | | 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]] | ||
+ | | 開発 = [[ネオ・ジオン]] | ||
+ | | 所属 = ネオ・ジオン | ||
+ | | 主なパイロット = [[マシュマー・セロ]] | ||
+ | }} | ||
− | + | '''ガルスJ'''は『[[ガンダムシリーズ]]』の[[登場メカ]]。 | |
− | 劇中ではシャングリラコロニーにて[[マシュマー・セロ]]が乗り込み、[[ジュドー・アーシタ]]の[[Ζガンダム]] | + | == 概要 == |
+ | [[ネオ・ジオン]]が[[地球]]圏侵攻用に開発・生産した、陸戦用[[量産型]][[モビルスーツ]]。 | ||
+ | |||
+ | [[ズサ]]との連携を念頭に設計されている。陸戦用ではあるが、汎用性も持たせており、[[宇宙]]でも使用可能。 | ||
+ | |||
+ | 旧[[ジオン公国軍]]の[[グフ]]の流れを汲んでおり、[[ガンダリウム合金]]やムーバブル・フレームの導入によって安定した性能を誇る。しかし、凡庸な機体である事と機体制御の面での問題が災いし、本格的な量産はされなかった。一方で高い拡張性を持っており、様々な派生機が開発・製造された。 | ||
+ | |||
+ | 劇中ではシャングリラコロニーにて[[マシュマー・セロ]]が乗り込み、[[ジュドー・アーシタ]]の[[Ζガンダム]]と何度か交戦しているが、いずれも撃退されている。 | ||
+ | |||
+ | マシュマーはこのMSを見て、「力強さの中にも優美さと気品を失わない…いいモビルスーツだ。まるで、このバラのように…」と評した。 | ||
『[[機動戦士ガンダムUC]]』ではジオン残党軍の戦力として登場。 | 『[[機動戦士ガンダムUC]]』ではジオン残党軍の戦力として登場。 | ||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
− | + | SRWでは、殆どが[[一般兵]]の搭乗機としての登場。 | |
=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}} |
− | : | + | :初登場作品。序盤から雑魚として登場。雑魚のバリエーションでしかなく、ネームドパイロットも乗らない。 |
− | ; | + | :;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}} |
::マップ「グレートマジンガー奪回」に、シーマ配下の敵増援としても登場するようになった。 | ::マップ「グレートマジンガー奪回」に、シーマ配下の敵増援としても登場するようになった。 | ||
− | ; | + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}} |
− | :リアル系序盤、[[マシュマー・セロ|マシュマー]]が搭乗している。序盤に出てくる敵[[モビルスーツ]] | + | :リアル系序盤、[[マシュマー・セロ|マシュマー]]が搭乗している。序盤に出てくる敵[[モビルスーツ]]の中では若干[[射程]]が長い。威力は弱いものの移動後に射程3マス分の攻撃を行うので弱った味方ユニットへの急接近には注意。 |
− | + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}} | |
:序盤などに少し登場するレベルで影が薄い。また魔改造もされていないので、特に苦戦するわけでもないのが悲しい。 | :序盤などに少し登場するレベルで影が薄い。また魔改造もされていないので、特に苦戦するわけでもないのが悲しい。 | ||
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC}}) |
:マシュマー機が序盤に登場、以降はネオ・ジオンの雑魚MSとして登場する。 | :マシュマー機が序盤に登場、以降はネオ・ジオンの雑魚MSとして登場する。 | ||
− | ; | + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}} |
:[[ムーンレィス]]と[[ミリシャ]]が使用する。 | :[[ムーンレィス]]と[[ミリシャ]]が使用する。 | ||
=== COMPACTシリーズ === | === COMPACTシリーズ === | ||
− | ;[[ | + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}} |
− | + | :マシュマーは第2部の序盤から登場するものの乗ってはくれず、一般[[ネオ・ジオン兵]]の機体でしかない。不憫。 | |
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
53行目: | 69行目: | ||
;フィンガーランチャー | ;フィンガーランチャー | ||
:左手に内蔵されている機関砲。 | :左手に内蔵されている機関砲。 | ||
− | ;ミサイルポッド | + | ;[[ミサイル|ミサイルポッド]] |
:両肩に内蔵されている実弾兵装。 | :両肩に内蔵されている実弾兵装。 | ||
− | ;ビームサーベル | + | ;[[ビームサーベル]] |
− | : | + | :本機の格闘兵装。収納場所が設定されていないが、漫画『Ζガンダム Define』では腰部側面の裏側から取り出している。 |
;エネルギーガン | ;エネルギーガン | ||
− | : | + | :本機専用の携行兵装。ビームライフルとミサイルポッドを組み合わせたような武装で、「手持ち式迫撃砲」とでも言うべき形状やカートリッジ装填方法など、他には見られない珍しい特徴がある。 |
==== オプション装備 ==== | ==== オプション装備 ==== | ||
− | ;ビームライフル | + | ;[[ビームライフル]] |
:[[マラサイ]]と同じ物。トリントン湾岸基地に襲撃したジオン残党軍の一機が装備していた。 | :[[マラサイ]]と同じ物。トリントン湾岸基地に襲撃したジオン残党軍の一機が装備していた。 | ||
75行目: | 91行目: | ||
;M | ;M | ||
: | : | ||
− | <!-- == | + | <!-- == 対決・名場面 == --> |
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
− | |||
− | |||
;[[グフ]] | ;[[グフ]] | ||
− | : | + | :デザイン的には共通点はほぼないが、コンセプト的には前身機。陸戦・格闘戦重視の設計であることの他、右手に格闘・左手に射撃用の固定武装を持っている点などが受け継がれている。……が、下記のガルスKではそれらのグフ的な特徴のほとんどが撤廃された。 |
;[[ガルスK]] | ;[[ガルスK]] | ||
:『[[機動戦士ガンダムUC]]』に登場した派生機。 | :『[[機動戦士ガンダムUC]]』に登場した派生機。 | ||
− | ;シュツルム・ガルス | + | ;[[GUNDAM:シュツルム・ガルス|シュツルム・ガルス]](SRW未登場) |
− | : | + | :『機動戦士ガンダムUC』に登場した強襲仕様機。 |
+ | ;[[GUNDAM:ガルスS|ガルスS]](SRW未登場) | ||
+ | :『A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-』に登場した派生機。白兵戦タイプと中距離支援タイプがある。 | ||
+ | ;[[ズサ]] | ||
+ | :本機との連繋を前提としている。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
*ボンボンの漫画版には、永野護氏がデザインしたものが登場している。 | *ボンボンの漫画版には、永野護氏がデザインしたものが登場している。 | ||
+ | |||
+ | == 脚注 == | ||
+ | <references /> | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
94行目: | 115行目: | ||
== 資料リンク == | == 資料リンク == | ||
+ | *[[GUNDAM:ガルスJ]] | ||
*[http://superrobot.com/db/weapon/weapon.htm 武装全集] | *[http://superrobot.com/db/weapon/weapon.htm 武装全集] | ||
2023年12月4日 (月) 23:52時点における最新版
ガルスJ | |
---|---|
外国語表記 | Galluss-J[1] |
登場作品 | |
デザイン | 出渕裕 |
初登場SRW | 第4次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 陸戦用モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | AMX-101 |
全長 | 19.5m |
重量 | 52.7t |
全備重量 | 78.3t |
動力 | 熱核反応炉 |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
開発 | ネオ・ジオン |
所属 | ネオ・ジオン |
主なパイロット | マシュマー・セロ |
概要編集
ネオ・ジオンが地球圏侵攻用に開発・生産した、陸戦用量産型モビルスーツ。
ズサとの連携を念頭に設計されている。陸戦用ではあるが、汎用性も持たせており、宇宙でも使用可能。
旧ジオン公国軍のグフの流れを汲んでおり、ガンダリウム合金やムーバブル・フレームの導入によって安定した性能を誇る。しかし、凡庸な機体である事と機体制御の面での問題が災いし、本格的な量産はされなかった。一方で高い拡張性を持っており、様々な派生機が開発・製造された。
劇中ではシャングリラコロニーにてマシュマー・セロが乗り込み、ジュドー・アーシタのΖガンダムと何度か交戦しているが、いずれも撃退されている。
マシュマーはこのMSを見て、「力強さの中にも優美さと気品を失わない…いいモビルスーツだ。まるで、このバラのように…」と評した。
『機動戦士ガンダムUC』ではジオン残党軍の戦力として登場。
登場作品と操縦者編集
SRWでは、殆どが一般兵の搭乗機としての登場。
旧シリーズ編集
- 第4次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。序盤から雑魚として登場。雑魚のバリエーションでしかなく、ネームドパイロットも乗らない。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- マップ「グレートマジンガー奪回」に、シーマ配下の敵増援としても登場するようになった。
- スーパーロボット大戦F
- リアル系序盤、マシュマーが搭乗している。序盤に出てくる敵モビルスーツの中では若干射程が長い。威力は弱いものの移動後に射程3マス分の攻撃を行うので弱った味方ユニットへの急接近には注意。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 序盤などに少し登場するレベルで影が薄い。また魔改造もされていないので、特に苦戦するわけでもないのが悲しい。
αシリーズ編集
- スーパーロボット大戦α(DC)
- マシュマー機が序盤に登場、以降はネオ・ジオンの雑魚MSとして登場する。
- スーパーロボット大戦α外伝
- ムーンレィスとミリシャが使用する。
COMPACTシリーズ編集
- スーパーロボット大戦IMPACT
- マシュマーは第2部の序盤から登場するものの乗ってはくれず、一般ネオ・ジオン兵の機体でしかない。不憫。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
武装編集
- アームパンチ
- 右手を伸縮させて攻撃する打突兵器。
- フィンガーランチャー
- 左手に内蔵されている機関砲。
- ミサイルポッド
- 両肩に内蔵されている実弾兵装。
- ビームサーベル
- 本機の格闘兵装。収納場所が設定されていないが、漫画『Ζガンダム Define』では腰部側面の裏側から取り出している。
- エネルギーガン
- 本機専用の携行兵装。ビームライフルとミサイルポッドを組み合わせたような武装で、「手持ち式迫撃砲」とでも言うべき形状やカートリッジ装填方法など、他には見られない珍しい特徴がある。
オプション装備編集
特殊能力編集
- 剣装備
- 切り払いを発動。
移動タイプ編集
サイズ編集
- M
関連機体編集
余談編集
- ボンボンの漫画版には、永野護氏がデザインしたものが登場している。
脚注編集
商品情報編集