「スーパーロボット大戦OG ダークプリズン」の版間の差分
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+ | | プロデューサー = {{プロデューサー|寺田貴信}}<br />{{プロデューサー|小椋亙}}<br />{{プロデューサー|じっぱひとからげ}}<br />{{プロデューサー|宇田歩}}<br />{{プロデューサー|國政修}}<br />{{プロデューサー|渡部隆}}<br />{{プロデューサー|河合泰一}} | ||
+ | | ディレクター = 岡田英樹 | ||
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+ | | 音楽 = 岡田さとる<br />莉能美言<br />山田耕治<br />有馬孝哲<br />岸利至<br />北城かずみ<br />北城浩志 | ||
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+ | 『'''スーパーロボット大戦OG ダークプリズン'''』は「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」のゲーム作品。「[[OGシリーズ]]」の1つ。 | ||
+ | == 概要 == | ||
+ | パッケージ販売はされず、ダウンロード専用タイトルとなっている。 | ||
− | + | 『[[スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE]]』の期間限定版である『スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE & スーパーロボット大戦OG ダークプリズン』に、2013年11月28日より開始された先行ダウンロード用のプロダクトコードが封入された。単体ダウンロード版は2014年4月17日より配信開始。 | |
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− | + | 『[[第2次スーパーロボット大戦OG]]』の前半部分である[[マサキ・アンドー]]と[[リューネ・ゾルダーク]]の両者の間に展開された[[シュウ・シラカワ]]のサイドストーリーを描いた作品(『[[スーパーロボット大戦EX]]』における『シュウの章』に当たる)。タイトルの由来はシュウの専用曲「ダークプリズン」から。TVアニメ化作品ではエピソード名をタイトルに含めていたが、OGシリーズのゲームでエピソード名がタイトルに含まれるのはこれが初となる。また、PVではOGバージョンではなくROE以降の魔装機神バージョンのものを使用している。 | |
− | 『[[第2次スーパーロボット大戦OG]]』の前半部分である[[マサキ・アンドー]]と[[リューネ・ゾルダーク]]の両者の間に展開された[[シュウ・シラカワ]]のサイドストーリーを描いた作品(『[[スーパーロボット大戦EX]] | ||
− | + | 本作だけでもシナリオについてはある程度は理解できる作りになっているが、『EX』ではマサキの章、リューネの章のどちらかをクリアしないとプレイできなかったことを踏まえ、あらかじめ『第2次OG』をプレイしておけばより一層楽しめるだろう。物語の裏側だけではなく、個々のキャラクターの一面がより深くわかりやすく描写されている。 | |
− | + | なお、本作は時系列上『第2次OG』との同時進行であるため、『[[OG外伝]]』と異なりエピソード番号が振られていない。 | |
− | + | 略称は『OGDP』または『DP』で、作中では前者の略称が使用されている。 | |
== システム == | == システム == | ||
基本的に『第2次スーパーロボット大戦OG』とほぼ同じだが、相違点も存在する。 | 基本的に『第2次スーパーロボット大戦OG』とほぼ同じだが、相違点も存在する。 | ||
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+ | なお『第2次OG』と同様にアーカイブモードも収録されており、この関係でゲーム本編において声が収録されていないキョウスケ、リュウセイ、ゼンガー、アクセルの4名がスタッフロールにクレジットされている。 | ||
;アビリティの売買 | ;アビリティの売買 | ||
− | :今作では、第2次OGと同様アビリティスロットシステムが存在し、味方キャラの初加入時になんらかのアビリティを所持している他、敵が所持していることがあるのも同様だが、今作では仲間の人数が少ないこともあり、戦闘で入手できるAP(アビリティポイント)を消費して必要なアビリティをインターミッションで購入することができるようになった。<!--むしろ、購入しないと''HP+とブロックしかそろわない''。--> | + | :今作では、第2次OGと同様アビリティスロットシステムが存在し、味方キャラの初加入時になんらかのアビリティを所持している他、敵が所持していることがあるのも同様だが、今作では仲間の人数が少ないこともあり、戦闘で入手できるAP(アビリティポイント)を消費して必要なアビリティをインターミッションで購入することができるようになった。<!--むしろ、購入しないと''HP+とブロックしかそろわない''。-->またいらないアビリティを売却することもできる。次回作の『[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]]』にも実装された。 |
;機体のグラフィックだけを見る機能の追加 | ;機体のグラフィックだけを見る機能の追加 | ||
− | :今作のロボット大図鑑では、解説文をどかして機体のグラフィックだけを眺める機能が追加されている。特に今作の[[ウユダーロ級制圧砲艦|ラスボス]]は、この機能を使わないと全体をみることができないほど大きい(横に大きいだけなので、[[カリ・ユガ]] | + | :今作のロボット大図鑑では、解説文をどかして機体のグラフィックだけを眺める機能が追加されている。特に今作の[[ウユダーロ級制圧砲艦|ラスボス]]は、この機能を使わないと全体をみることができないほど大きい(横に大きいだけなので、[[カリ・ユガ]]のようなことにはならない)。これも次回作に実装された。 |
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== 難易度 == | == 難易度 == | ||
元々EXにおけるハードモードである「シュウの章」のリメイクであるため、味方メンバーが少なく必然的に難易度が高い。スポット参戦を除けば最大9人で、内2人は永久離脱する。スポット参戦を含めても10人という低戦力での戦いを強いられる。また、空・海・宇宙適応が低いユニットが多いのに一面海または宇宙というステージもある。 | 元々EXにおけるハードモードである「シュウの章」のリメイクであるため、味方メンバーが少なく必然的に難易度が高い。スポット参戦を除けば最大9人で、内2人は永久離脱する。スポット参戦を含めても10人という低戦力での戦いを強いられる。また、空・海・宇宙適応が低いユニットが多いのに一面海または宇宙というステージもある。 | ||
− | + | 敗北条件についても、'''全ステージにおいて「1機でも落とされたらゲームオーバー」'''(敵が全く攻撃しない状況下は除く)と戦艦が無い故に厳しくなっており、玉砕戦法が不可能となっている。この関係で、今作では修理費の概念が存在しない。 | |
− | このような状況ではあるが、[[SRポイント]] | + | このような状況ではあるが、[[SRポイント]]獲得条件は相変わらずシビア。そのため、SRポイント獲得は『第2次OG』より相対的に難しい。 |
− | EXハードモードではさらに苛烈となり、'''改造・育成はおろか上記のアビリティ購入すら禁じられる''' | + | EXハードモードではさらに苛烈となり、'''改造・育成はおろか上記のアビリティ購入すら禁じられる'''。そのため、『第2次OG』よりもやれることが狭まっており、ほぼ戦術のみでのクリアが求められる。 |
− | + | なお、二週目以降限定ではあるが、ゲーム開始時に特定のコマンドを入力することで最初から[[ネオ・グランゾン]]が使用可能となる裏技が存在する。これは原作である[[スーパーロボット大戦EX|EX]]のものと同じ[[裏技/EX|裏技]]である。 | |
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=== 主題歌 === | === 主題歌 === | ||
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*[http://blog.spalog.jp/?eid=863621 スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE](熱血! 必中! スパログ) | *[http://blog.spalog.jp/?eid=863621 スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE](熱血! 必中! スパログ) | ||
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+ | ダウンロード専用ソフトのためか、本作のサウンドトラックは発売されていないが、導入されている曲は[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]]でも使われているためそちらのサウンドトラックに収録されている。 | ||
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+ | 先行ダウンロードコードが封入されている『[[スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE|INFINITE BATTLE限定版]]』は、通常版との差額が1500円ほどなので、実質的に約半額で本タイトルがプレイできることになる。 | ||
== 資料リンク == | == 資料リンク == |
2021年12月18日 (土) 19:20時点における最新版
『スーパーロボット大戦OG ダークプリズン』は「スーパーロボット大戦シリーズ」のゲーム作品。「OGシリーズ」の1つ。
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン | |
---|---|
シリーズ | OGシリーズ |
開発元 |
トーセ B.B.スタジオ |
発売元 | バンダイナムコゲームス |
対応機種 | プレイステーション3(ダウンロード専用ソフト) |
プロデューサー |
寺田貴信 小椋亙 じっぱひとからげ 宇田歩 國政修 渡部隆 河合泰一 |
ディレクター | 岡田英樹 |
シナリオ |
寺田貴信 竹田裕一郎 |
キャラクターデザイン |
河野さち子 糸井美帆 |
メカニックデザイン |
宮武一貴 青木健太 NAOKI 谷口欣孝 中北晃二 齋藤和衛 大輪充 八房龍之助 橋口力也 安藤弘 小野聖二 金丸仁 土屋英寛 日高充 守谷淳一 福地仁 かげやまいちこ 宮豊 寺島慎也 藤井大誠 Mがんぢー 富士原昌幸 カトキハジメ 大張正己 大河原邦男 |
音楽 |
岡田さとる 莉能美言 山田耕治 有馬孝哲 岸利至 北城かずみ 北城浩志 |
配信開始日 |
先行ダウンロード版:2013年11月28日 単体ダウンロード版:2014年4月17日 |
価格 | 単体ダウンロード版:3086円(税込) |
CERO区分 | B(12歳以上対象) |
概要編集
パッケージ販売はされず、ダウンロード専用タイトルとなっている。
『スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE』の期間限定版である『スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE & スーパーロボット大戦OG ダークプリズン』に、2013年11月28日より開始された先行ダウンロード用のプロダクトコードが封入された。単体ダウンロード版は2014年4月17日より配信開始。
『第2次スーパーロボット大戦OG』の前半部分であるマサキ・アンドーとリューネ・ゾルダークの両者の間に展開されたシュウ・シラカワのサイドストーリーを描いた作品(『スーパーロボット大戦EX』における『シュウの章』に当たる)。タイトルの由来はシュウの専用曲「ダークプリズン」から。TVアニメ化作品ではエピソード名をタイトルに含めていたが、OGシリーズのゲームでエピソード名がタイトルに含まれるのはこれが初となる。また、PVではOGバージョンではなくROE以降の魔装機神バージョンのものを使用している。
本作だけでもシナリオについてはある程度は理解できる作りになっているが、『EX』ではマサキの章、リューネの章のどちらかをクリアしないとプレイできなかったことを踏まえ、あらかじめ『第2次OG』をプレイしておけばより一層楽しめるだろう。物語の裏側だけではなく、個々のキャラクターの一面がより深くわかりやすく描写されている。
なお、本作は時系列上『第2次OG』との同時進行であるため、『OG外伝』と異なりエピソード番号が振られていない。
略称は『OGDP』または『DP』で、作中では前者の略称が使用されている。
システム編集
基本的に『第2次スーパーロボット大戦OG』とほぼ同じだが、相違点も存在する。
なお『第2次OG』と同様にアーカイブモードも収録されており、この関係でゲーム本編において声が収録されていないキョウスケ、リュウセイ、ゼンガー、アクセルの4名がスタッフロールにクレジットされている。
- アビリティの売買
- 今作では、第2次OGと同様アビリティスロットシステムが存在し、味方キャラの初加入時になんらかのアビリティを所持している他、敵が所持していることがあるのも同様だが、今作では仲間の人数が少ないこともあり、戦闘で入手できるAP(アビリティポイント)を消費して必要なアビリティをインターミッションで購入することができるようになった。またいらないアビリティを売却することもできる。次回作の『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』にも実装された。
- 機体のグラフィックだけを見る機能の追加
- 今作のロボット大図鑑では、解説文をどかして機体のグラフィックだけを眺める機能が追加されている。特に今作のラスボスは、この機能を使わないと全体をみることができないほど大きい(横に大きいだけなので、カリ・ユガのようなことにはならない)。これも次回作に実装された。
難易度編集
元々EXにおけるハードモードである「シュウの章」のリメイクであるため、味方メンバーが少なく必然的に難易度が高い。スポット参戦を除けば最大9人で、内2人は永久離脱する。スポット参戦を含めても10人という低戦力での戦いを強いられる。また、空・海・宇宙適応が低いユニットが多いのに一面海または宇宙というステージもある。
敗北条件についても、全ステージにおいて「1機でも落とされたらゲームオーバー」(敵が全く攻撃しない状況下は除く)と戦艦が無い故に厳しくなっており、玉砕戦法が不可能となっている。この関係で、今作では修理費の概念が存在しない。
このような状況ではあるが、SRポイント獲得条件は相変わらずシビア。そのため、SRポイント獲得は『第2次OG』より相対的に難しい。
EXハードモードではさらに苛烈となり、改造・育成はおろか上記のアビリティ購入すら禁じられる。そのため、『第2次OG』よりもやれることが狭まっており、ほぼ戦術のみでのクリアが求められる。
なお、二週目以降限定ではあるが、ゲーム開始時に特定のコマンドを入力することで最初からネオ・グランゾンが使用可能となる裏技が存在する。これは原作であるEXのものと同じ裏技である。
登場メカ&登場人物編集
- グランゾン、ネオ・グランゾン / シュウ・シラカワ&チカ
- ウィーゾル / サフィーネ・グレイス
- ノルス、ノルス・レイ / モニカ・グラニア・ビルセイア
- ガディフォール、ヂーヱン / ガエン
- ゲシュテルベン改 / セレーナ・レシタール&エルマ
- 量産型ゲシュペンストMk-II改 / アルバーダ・バイラリン
- プファイルIII / ヨン・ジェバナ
- グルンガスト弐式
- ライグ=ゲイオス
- ペレグリン
- 本作後半における事実上のシュウ達の母艦。ただし戦闘には参加しない。
- ソディウム級移動要塞 / ザレス・クワイアー
- ガーリオン・カスタム / トーマス・プラット
- ヴァルシオン改・タイプCF / オレグ・ナザロフ
- ケルベリオン・パッセ / シアン・アルジャン
- ソルガディ / アハマド・ハムディ
- ガディフォール / テリウス・グラン・ビルセイア
- ナグツァート / ルオゾール・ゾラン・ロイエル
- サティルス・ギャレール
- サーヴァ・ヴォルクルス
- プリスクス・ノクス / ウンブラ
- グレイターキンII / メキボス・ボルクェーデ
- オーグバリュー / キナハ・ソコンコ
- メッケンノーザ / クェパロク・ナーモ
用語編集
関連記事編集
ゲーム中データ編集
※『第2次スーパーロボット大戦OG』と同じゲームシステムのため、重複あり。
分類 | 記事 |
---|---|
全話一覧 | 全話一覧/DP |
隠し要素 | 隠し要素/DP |
精神コマンド | 精神コマンド/第2次OG |
強化パーツ | 強化パーツ/第2次OG |
特殊能力 | 特殊能力/第2次OG |
特殊技能(特殊スキル) | 特殊技能/第2次OG |
メカ&キャラクターリスト | メカ&キャラクターリスト/DP |
ネタバレ | ネタバレ/DP |
その他オプション | オプション/DP |
主題歌編集
- エンディングテーマ 「Destiny day」
- 作詞:畑亜貴 作曲・編曲:本田光史郎 歌手:美郷あき
商品情報編集
ゲーム本体編集
本作の先行販売プロダクトコードを同梱。
主題歌編集
話題まとめ編集
blog記事編集
- スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE(熱血! 必中! スパログ)
余談編集
ダウンロード専用ソフトのためか、本作のサウンドトラックは発売されていないが、導入されている曲はスーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズでも使われているためそちらのサウンドトラックに収録されている。
先行ダウンロードコードが封入されている『INFINITE BATTLE限定版』は、通常版との差額が1500円ほどなので、実質的に約半額で本タイトルがプレイできることになる。