「ガンダムエクシア」の版間の差分

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== GN-001 ガンダムエクシア(Gundam Exia) ==
+
{{登場メカ概要
*[[登場作品]][[機動戦士ガンダム00]]
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gundam Exia]]<ref>[http://www.gundam00.net/tv/ms/01a.html MS]、機動戦士ガンダム00[ダブルオー]、2022年1月29日閲覧。</ref>
*分類:第3世代ガンダム([[モビルスーツ]])
+
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
*頭頂高:18.3 m
+
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム00}}
*本体重量:57.2 t
+
| デザイン = {{メカニックデザイン|海老川兼武}}
*[[動力]][[GNドライヴ]]  
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
*エネルギー:[[GN粒子]]
+
| SRWでの分類 = [[機体]]
*[[出力]]:不明(推定:腕部モーターが[[ユニオンフラッグ|フラッグ]]の6倍以上)
+
}}
*装甲材質:Eカーボン
+
 
*バックアップシステム:[[ヴェーダ]]→独自のバックアップシステム
+
{{登場メカ概要
*所属:[[ソレスタルビーイング]]
+
| タイトル = スペック
*主なパイロット:[[刹那・F・セイエイ]]
+
| 分類 = [[ガンダムタイプ|第3世代ガンダム]][[モビルスーツ]])
*メカニックデザイン:海老川兼武
+
| 生産形態 = ワンオフ機
 +
| 型式番号 = [[型式番号::GN-001]]
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| 全高 = 18.3 m
 +
| 重量 = [[重量::57.2 t]]
 +
| 動力・推進機関 = [[GNドライヴ]]
 +
| エネルギー = [[GN粒子]]
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| 装甲材質 = [[装甲材質::Eカーボン]]
 +
| バックアップシステム = [[ヴェーダ]] ⇒ 独自のバックアップシステム
 +
| 所属 = {{所属 (メカ)|ソレスタルビーイング}}
 +
| パイロット = [[パイロット::刹那・F・セイエイ]]
 +
}}
 +
'''ガンダムエクシア'''は『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[登場メカ]]であり、同作第1期の主役メカ。
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== 概要 ==
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[[ソレスタルビーイング]]が開発した[[GNドライヴ]]搭載型[[モビルスーツ]]。
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=== 機体概要 ===
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開発コードネームは「ガンダム・セブンソード」。第2世代機であるガンダムアストレア(SRW未登場)の直系機であるが、特性は異なっている。
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 +
近接戦闘に特化したガンダムであり、全身に計7本もの剣「'''セブンソード'''」を装備し、さまざまな剣を扱うため柔軟な運動性能を有する。ちなみにセブンソードは全てが別の剣というわけではなく、[[ビームサーベル]]は1振りづつカウントしている。
 +
 
 +
[[GNドライヴ]]の恩恵により圧倒的なまでの機動性を発揮し、それが格闘能力の高さにもつながっている。
  
ソレスタルビーイングが開発した[[GNドライヴ]]搭載型[[モビルスーツ]]。近接戦闘に特化したガンダムであり、全身に計7本もの剣・'''セブンソード'''を装備し、さまざまな剣を扱うため柔軟な運動性能を有する。開発コードネームは「ガンダム・セブンソード」。第2世代機であるガンダムアストレア(SRW未登場)の直系機であるが、特性は異なっている。GNドライヴの恩恵により圧倒的なまでの機動性を発揮し、それが格闘能力の高さにもつながっている。最初の(公然とした)武力介入に用いられた機体であり、ガンダムの存在と力を世界に知らしめるためのプロパガンダ機としての側面を持つ。
 
 
エクシアは格闘兵装に特化した装備のため、基本フレームは他のガンダムより複雑かつ柔軟な作りになっており、極めて人間に近い内部機構となっている。
 
エクシアは格闘兵装に特化した装備のため、基本フレームは他のガンダムより複雑かつ柔軟な作りになっており、極めて人間に近い内部機構となっている。
  
第1話でAEUの新型MS公開演習に介入。[[パトリック・コーラサワー]]の乗る[[AEUイナクト]]を切り刻み、圧倒的性能を見せ付けた。その後各地に介入するが、[[セルゲイ・スミルノフ|セルゲイ]]、[[グラハム・エーカー|グラハム]]、[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]といった[[エース|エースパイロット]]には苦戦を強いられる場面もあり、「[[シャア・アズナブル|機体の性能差で勝負が決まるわけではない]]」という事を示している。
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最初の(公然とした)武力介入に用いられた機体であり、ガンダムの存在と力を世界に知らしめるためのプロパガンダ機としての側面を持つ。
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名前の由来はキリスト教の[[天使]]「能天使(ギリシャ語ではExousiaiエクスシアイ、単数形Exousiaa'''エクスシア'''。ラテン語ではPotestatesポテスターテース、単数形Potestasポテスタース。英語ではPowersパワーズ、単数形Powerパワー)」。聖書で「権威、権能」を意味する言葉を、天使の階級の1つをあらわしていると解釈したもの。第6位の天使たちの総称で、対悪魔の最前線という天使の使命の中で最も過酷な上に、それに伴い悪魔との接触回数も他の天使たちの比ではなく、堕天使の殆どが能天使の出身だという。
  
国連軍との戦いでは同性能の[[GN-X]]部隊相手に善戦する。しかし[[アルヴァトーレ]]、[[アルヴァアロン]]、[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII|GNフラッグ]]との連戦で機体は中破。負傷した刹那を乗せたまま機体はどこかへと漂っていった。
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=== 劇中での様相 ===
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第1話「ソレスタルビーイング」でAEUの新型MS公開演習に介入。[[パトリック・コーラサワー]]の乗る[[AEUイナクト]]を切り刻み、圧倒的性能を見せ付けた。
  
後にこの機体は刹那自身の手で、[[ティエレン宇宙型|ティエレン]]などのパーツを流用して応急処置を施され、[[ガンダムエクシアリペア|何とか戦闘が可能なコンディション]]まで回復。どこにも所属しない謎のモビルスーツとして、ただ1機で武力介入を続けることになる。
+
その後は世界各地に武力介入するが、[[セルゲイ・スミルノフ]]、[[グラハム・エーカー]]、[[アリー・アル・サーシェス]]といった[[エース|エースパイロット]]には苦戦を強いられる場面もあり、「[[シャア・アズナブル|機体の性能差で勝負が決まるわけではない]]」という事を示している。
  
2nd序盤で[[セラヴィーガンダム|セラヴィー]]に救出された後、太陽炉は[[ダブルオーガンダム]]に移植された。それに伴いこの機体はお蔵入りとなったが、万一の事態に備えて強化改修が施される。そして、最終局面における対[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]戦にて、それはガンダムエクシアリペアII(SRW未登場)として結実。激闘に幕を下ろす力となった。
+
[[国連|国連軍]]との戦いでは、同性能の[[GN-X]]部隊相手に善戦する。黒幕である[[アレハンドロ・コーナー]]が操縦する[[アルヴァトーレ]]および[[アルヴァアロン]]には勝ったものの、グラハムが駆る[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII|GNフラッグ]]との死闘でエクシアは中破。負傷した刹那を乗せたまま機体はどこかへと漂っていった。
  
名前の由来はキリスト教の[[天使]]「能天使"Powers"(ギリシャ語ではエクスシアイ、単数形でエクスシア)」と思われる。第6位の天使たちの総称で、対悪魔の最前線という天使の使命の中で最も過酷な上に、それに伴い悪魔との接触回数も他の天使たちの比ではなく、堕天使の殆どが能天使の出身だという。
+
国連軍との戦いの後、[[ソレスタルビーイング]]の実動部隊であるプトレマイオスチームには戻らず、変革後の世界を見て回る旅に出た刹那の手で、エクシアは[[ティエレン宇宙型]]等のパーツを流用して応急処置を施され、[[ガンダムエクシアリペア|何とか戦闘が可能なコンディション]]まで回復。どこにも所属しない謎のモビルスーツとして、ただ1機で武力介入を続けることになる。
 +
 
 +
=== 強化装備形態 ===
 +
;GNアーマーTYPE-E
 +
:[[プトレマイオス]]の武装コンテナに収容されているGNアームズTYPE-Eと[[合体]]した形態。
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:GNアーマーTYPE-Eは接近型のエクシアに合わせ、左右腕部にGNビームガンを内蔵した大型GNソードを装備している。
 +
;[[GUNDAM:ガンダムアヴァランチエクシア|ガンダムアヴァランチエクシア]](SRW未登場)
 +
:高機動オプションを装備した形態。
 +
:;[[GUNDAM:ガンダムアヴァランチエクシアダッシュ|ガンダムアヴァランチエクシアダッシュ]](SRW未登場)
 +
::脚部に推進ユニットを追加した宇宙用形態。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
:初登場作品。6話開始時に「セブンソード・コンビネーション」(「[[バリア貫通]]」付き)、36話のイベントにて「[[トランザム|トランザム発動]]」、37話開始時に合体攻撃「GNアームズ」がそれぞれ追加される。万能型格闘機で射程に穴がないのが強み。48話では単機による一騎打ちが組まれているので、可能な限り改造したい。
+
:初登場作品。第6話ソレスタルビーイング追跡ルート「遠い平和へ」開始時に「セブンソード・コンビネーション」(「[[バリア貫通]]」付き)、第36話トリニティ追跡ルート「託される意志」のイベントにて「[[トランザム|トランザム発動]]」、第37話「雄々しく……そして、美しく」開始時に合体攻撃「GNアームズ」がそれぞれ追加される。万能型格闘機で射程に穴がないのが強み。なお、第48話「夜明けの鐘」では単機によるアルヴァアロンとの一騎討ちが組まれているので、可能な限り[[改造]]したい。ちなみに所持している格闘武装には全て専用のトドメ演出が存在する。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
:プロローグ「ガンダム殲滅指令」でのみ使用可能。さすがに破界篇ほど強くないので無理は禁物。本編に再登場した時には[[ガンダムエクシアリペア|リペア]]に代わっている。トランザム発動は「[[サイズ差補正無視]]」付き。
+
:プロローグ「ガンダム殲滅指令」でのみ使用可能。前作で[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII]]との戦いは終わっている為、[[GN-X]]の増援の前に敗北する展開となる。
 +
:本編時では[[ガンダムエクシアリペア|リペア]]として登場。トランザム発動は「[[サイズ差補正無視]]」付きだが、相手は全てGN-Xなので無意味。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 +
:刹那が搭乗。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
 
:本作では最初からトランザム可能。GNソードには「押出」特性がついており、Ver.1.03パッチで「貫通」特性も追加される。
 
:本作では最初からトランザム可能。GNソードには「押出」特性がついており、Ver.1.03パッチで「貫通」特性も追加される。
:劇中では旧式化しつつあるようで、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]との対等な闘いを望む[[ミスター・ブシドー|ブシドー]]([[スサノオ]]搭乗)に[[ダブルオーライザー]]への乗り換えを促される場面もあった。
+
:劇中では旧式化しつつあるようで、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]との対等な闘いを望む[[グラハム・エーカー|ブシドー]]([[スサノオ]]搭乗)に[[ダブルオーライザー]]への[[乗り換え]]を促される場面もあった。
 +
:実際、性能的にはトランザム以外の武装の特性が奮わず(上述の通りパッチでGNソードはパワーアップしたが、焼け石に水)「微妙」の一言で、ほとんど突破武器による雑魚散らし役。よほど拘っている人でもない限りメインを張れる機体ではない。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 +
:実装時期はそれぞれ異なるがSSRアタッカー、UC・SSRディフェンダー、SR・SSRシューターが登場。
 +
:2019年10月より「Sチップガシャ・ゴールド」でのみ入手可能な大器型SSRファイターが追加。排出率は0.001%。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
 +
:序章ワールド3にて加入。攻撃&回避タイプ。
 +
:初期実装の攻撃&回避タイプの中では高い攻撃力を有し、回避面はSSRのアビリティで補うことになる。といってもその効果も決して大きくないため油断は禁物。
 +
:トランザム連続攻撃と気力を上昇させる手段があれば前線での活躍も望める。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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;GNバルカン
 
;GNバルカン
 
:両腕に内蔵している小型ビームバルカン。やや非力であるが、戦闘機や旧世代MSであれば十分に破壊できる。
 
:両腕に内蔵している小型ビームバルカン。やや非力であるが、戦闘機や旧世代MSであれば十分に破壊できる。
:[[OE]]では「対空」特性付き。
+
:[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では「対空」特性付き。
 
;GNシールド
 
;GNシールド
:Eカーボン製の実体盾で、左腕のハードポイントに接続して装備する。GN粒子を放出・定着させることで極めて強靭な防御力を得る。本機のシールド先端には鋭利な突起があり、打突武器として使用することもできる。しかし大型で取り回しに難があるのか、TV本編でもスパロボでもよく投げ捨てられている。
+
:Eカーボン製の実体盾で、左腕のハードポイントに接続して装備する。GN粒子を放出・定着させることで極めて強靭な防御力を得る。本機のシールド先端には鋭利な突起があり、打突武器として使用することもできる。
 +
:しかし、大型で取り回しに難があるのか、TV本編でもスパロボでもよく投げ捨てられている。
 +
;GNソード
 +
:セブンソードの一つ。右腕に装着された複合武器にして、ガンダムエクシアを代表する武装。大型の実体剣とショートレンジ用GNビームライフル、GNコンデンサーを内蔵したバックラーで構成される。
 +
:;GNソード(ソードモード)
 +
::実体剣を前方に展開させた状態。[[GN粒子]]を刀身から放出・定着させることで驚異的な切断力を発揮する。大型のため間合いも広いが、固定式で重量もあるため、取り回しに難がある。
 +
::しかしながら、ガンダムエクシアの持つ実体剣GNソードには[[GNフィールド]]を貫通する能力があり、本機が[[アレハンドロ・コーナー|太陽炉を有する組織内の裏切者]]を駆逐する役割を担っている事を示している(この設定から、『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では[[バリア貫通]]効果が付いている)。また、刀身に粒子を定着させているため、ビームサーベルと[[切り払い|つばぜり合い]]が可能になっている。
 +
::『X-Ω』ではディフェンダータイプの通常攻撃に採用。
 +
::『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「[[GNドライヴ]]」で、運動性が増加する。さらに必殺技命中時に敵ユニットの照準値を減少させる。サブアビリティは「必殺技威力アップIII(斬撃)」。
 +
:;GNソード(ライフルモード)
 +
::実体剣を後方に設置させ、ショートレンジ用ライフルを使用可能にした状態。
 +
::ソードとライフルの兼用は不可だが、ライフルは格納することが可能なため、GNソードを装備したまま他の武装を使用することも可能となっている。速射性は高いが、他機のものより射程が短い。
 +
::『X-Ω』ではシュータータイプの通常攻撃に採用。
 +
::『DD』ではビーム属性のR必殺技。メインアビリティは「高機動I」で、サブアビリティは「攻撃力・運動性アップI」。
 +
;GNロングブレイド
 +
:セブンソードの一つ。長剣状の実体剣。左腰に装着する。GN粒子を付着させることで切れ味が増す。開発が遅れたため、最初は装備していなかった。
 +
:GNソードに比べて間合いは狭いが、シンプルな刀剣であるが故に取り回しが良い。腰部の接続部分は回転するため、装着したまま奇襲的に使用したこともある。
 +
:初参戦作品の『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では「厚さ3ミリのEカーボン」を切り裂けると説明されるが、これは[[誤字 #第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|誤字]]であり正しくは'''3メートル'''。
 +
:実体剣なので、GNフィールドを切り裂ける。Zシリーズと『OE』では後述のセブンソード・コンビネーションの演出に組み込まれての使用に留まる。
 +
:『DD』にて単独武装として初採用。斬撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「ガードブレイクII」で、サブアビリティは「ダメージアップII(斬撃)」。
 +
;GNショートブレイド
 +
:セブンソードの一つ。短剣状の実体剣。右腰に装着する。刀身の長さ以外はGNロングブレイドと同じ。
 +
;GNビームサーベル
 +
:セブンソードの一つ。両肩後部に2基、後腰部に2基の計4基装備。非常に高い切断力を持ち取り回しも良い。ビーム刃の出力を調整し、ビームダガーにする事も出来る。基本的に両肩後部の2振りがビームサーベルとして使用される。
 +
:上記のGNソードと同様の格闘武器だが、GNソードはGNフィールドを貫通可能なため使用用途の差別化がなされている。
 +
:『OE』では「[[ヒット&アウェイ]]」特性付き。『X-Ω』ではアタッカー・ファイタータイプの通常攻撃に採用。
 +
:『DD』では斬撃属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「ブレイクアタックI」で、サブアビリティは「攻撃力・運動性アップI」。
 +
:;GNビームダガー
 +
::GNビームサーベルのビーム刃の出力を調整し、短くした状態。主に投擲して使用する。ビーム刃が短いため拡散(威力が低下)しにくい。基本的に後腰部の2基がビームダガーとして使用される。
 +
::1stシーズンの[[刹那・F・セイエイ|刹那]]は射撃が苦手な一方で投擲は得意で、投擲でGNファングを撃ち落とした事がある。反面、独自技術を使用した武装を頻繁に投擲するので、サポート組織のフェレシュテは毎度回収に苦労している様子。
 +
::『X-Ω』ではUCアタッカータイプが投擲を必殺スキルとして装備している。
  
==== セブンソード ====
+
==== 特殊機能 ====
ちなみにセブンソードは全てが別の剣というわけではなく、ビームサーベルとビームダガーは各2本ずつ装備しているのをカウントしている。初期案では「7つの形態に変形する剣」というアイデアだった。
+
;TRANS-AM(トランザム)
 +
:一時的に能力を3倍にする。
 +
;オーバーブースト
 +
:[[GNドライヴ]]のリミッターを解除し、出力を全開にする。トランザムとは違い、エクシア独自の機能。機能そのものは1stシーズンの時代から存在したが扱うには危険と判断され、封印されていた機能である。
 +
:実戦ではガンダムエクシアリペアIIがOガンダム 実戦配備型と一騎打ちを繰り広げた際に初使用され、オーバーブーストからのGNソード改による突きでOを撃破している。
  
;GNソード
+
==== GNアーマーTYPE-E ====
:右腕に装着された実体剣。[[GN粒子]]を刀身から放出・定着させることで驚異的な切断力を発揮する。大型のためリーチもあるが、固定式で重量もあるため取り回しに難がある。
+
;大型GNキャノン
:しかしながら、ガンダムエクシアの持つ実体剣GNソードには[[GNフィールド]]を貫通する能力があり、本機が[[アレハンドロ・コーナー|太陽炉を有する組織内の裏切者]]を駆逐する役割を担っている事を示している(この設定から、第2次Zでは[[バリア貫通]]効果が付いている)。
+
:機体の上部に2門備えられた粒子ビーム兵器。GNアームズの標準装備でもあり、ヴァーチェのGNバズーカに匹敵する威力を持つ。
:なお、本機のGNソードはGNコンデンサーを内蔵したバックラーとショートレンジ用GNビームライフルを組み合わせた複合武器である。
+
;クロー
;;GNソード(ライフルモード)
+
:機体の下部に2基装備されている。GNアームズの標準装備でもある。
::GNソードに装着されたショートレンジ用ライフル。ソードとライフルの兼用は不可だが、ライフルは格納することが可能なため、GNソードを装備したまま他の武装を使用することも可能となっている。速射性は高いが、他機のものより射程が短い。
+
;大型GNソード
;GNロングブレイド/ショートブレイド
+
:両側面に1基ずつ装備されている大型の実体剣。エクシアのGNソードの大型版。
:両腰に装着された実体剣。GN粒子を付着させることで切れ味が増す。開発が遅れたため、最初は装備していなかった。
+
;GNビームガン
:初参戦作品の第2次Zでは「厚さ3ミリのEカーボン」を切り裂けると説明されるが、これは[[誤字 #第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|誤字]]であり正しくは'''3メートル'''。実体剣のため、GNフィールドにも有効。
+
:大型GNソードの内側に1門ずつ内蔵されているビーム砲。主に牽制に使用される。
;GNビームサーベル
 
:両肩に2基装備されたビームサーベル。
 
:[[OE]]では「[[ヒット&アウェイ]]」特性付き。
 
;GNビームダガー
 
:腰部に2基装備されたビームダガー。主に投擲して使用する。ビーム刃が短いため拡散(威力が低下)しにくい。なお、ビーム刃を長くすればビームサーベルとしても使える。
 
:1stシーズンの[[刹那・F・セイエイ|刹那]]は射撃が苦手な一方で投擲は得意で、投擲でGNファングを撃ち落とした事がある。
 
  
 
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
 
;セブンソード・コンビネーション
 
;セブンソード・コンビネーション
:7本の剣を全て使う、スパロボオリジナルの連続攻撃。攻撃途中に1st前期OPシーンの再現があるほか、トドメ演出も存在する。
+
:エクシアが所持する7本の剣を全て使う、スパロボオリジナルの連続攻撃。攻撃途中に1st前期OPシーンの再現がある他、[[トドメ演出]]も存在する。 『破界篇』では途中のキックをカウントしない場合、敵にきっちり7回斬撃(ダガーの投擲含む)を叩き込んでいる。
;トランザム発動
+
:『X-Ω』ではSSRアタッカー・ファイタータイプの必殺スキルに採用。
:[[トランザム]]で圧倒的な連撃を浴びせる。演出は対サーシェス戦と対アレハンドロ戦を組み合わせたもの。本来はトランザムは途中停止が出来ない。なお、次々とセブンソードを突き刺して最後にGNソードでもろとも一刀両断する都合上、原作ではこの後GNソード一本で戦闘する事になる([[ガンダムエクシアリペア|エクシアリペア]]がGNソードしか使わなかった理由でもある)。
+
:『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「セブンソード」で、運動性が増加する。気力が上昇する毎に、必殺技威力が増加する。サブアビリティは「ダメージアップIII(斬撃)」。
:[[OE]]では通常攻撃版の他、[[突破攻撃]]版が存在する。通常版は「[[ヒット&アウェイ]]」と「エスケープ」特性付き、突破攻撃版は「連続突破」となっている。
+
;トランザム発動 / トランザム連続攻撃
 
+
:[[トランザム]]で圧倒的な連撃を浴びせる。演出は対サーシェス戦と対アレハンドロ戦を組み合わせたもの。本来、トランザムは途中停止が出来ない。
=== 特殊機能 ===
+
:なお、次々とセブンソードを突き刺して最後にGNソードでもろとも一刀両断する都合上、原作ではこの後GNソード一本で戦闘する事になる([[ガンダムエクシアリペア|エクシアリペア]]がGNソードしか使わなかった理由でもある)。
;TRANS-AM(トランザム発動)
+
:[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では通常攻撃版の他、[[突破攻撃]]版が存在する。通常版は「[[ヒット&アウェイ]]」と「エスケープ」特性付き、突破攻撃版は「連続突破」となっている。
:一時的に能力を3倍にする。第2次Zでは武器扱い。
+
:『X-Ω』ではSSRディフェンダー・SSRシュータータイプの必殺スキルに採用。
;オーバーブースト
+
:『DD』では「'''トランザム連続攻撃'''」名義で、斬撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「高濃度圧縮粒子(エクシア)」で、攻撃力・運動性が増加する。気力130以上のとき、命中率・回避率、全ての攻撃の与ダメージが増加する。トランザム連続攻撃命中時に、自分に「[[覚醒]]」を発動する。サブアビリティは「攻撃力・運動性アップIII」。
:[[GNドライヴ]]のリミッターを解除し、出力を全開にする。トランザムとは違い、エクシア独自の機能。機能そのものは1期の時代から存在したが、扱うには危険と判断され封印されていた機能である
+
;GNソード(強斬り)
 +
:『X-Ω』での必殺スキル。UCディフェンダータイプが装備。
 +
;GNソード・ライフルモード(連射)
 +
:『X-Ω』での必殺スキル。SRシュータータイプが装備。
  
 
=== [[合体攻撃]] ===
 
=== [[合体攻撃]] ===
 
;GNアームズ
 
;GNアームズ
:[[プトレマイオス]]との合体攻撃。珍しいP属性MAP兵器。
+
:[[プトレマイオス]]との合体攻撃。
 +
:P属性MAP兵器という珍しいものであり、GNアーマーTYPE-Eの大型GNソードで前方の敵陣を斬り裂く。
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
88行目: 163行目:
 
;[[EN回復]](小)
 
;[[EN回復]](小)
 
:GNドライヴの特性を再現している。
 
:GNドライヴの特性を再現している。
;[[シールド防御]]
 
:[[OE]]での能力。
 
  
 
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
;[[空]][[陸]][[宇宙]]
+
;[[空]][[陸]][[宇宙|宇]]
 
:[[飛行]]可能。
 
:[[飛行]]可能。
  
99行目: 172行目:
 
:
 
:
 
;Mまたは3
 
;Mまたは3
:[[OE]]
+
:[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]
  
 
=== カスタムボーナス ===
 
=== カスタムボーナス ===
105行目: 178行目:
 
:バルカンとライフル以外全ての武器に適用される、優秀なボーナス。主力にするなら是非取得しよう。
 
:バルカンとライフル以外全ての武器に適用される、優秀なボーナス。主力にするなら是非取得しよう。
  
== 機体[[BGM]] ==
+
== 機体BGM ==
 
;「DAYBREAK BELL」
 
;「DAYBREAK BELL」
 
:1stシーズンOPテーマ。
 
:1stシーズンOPテーマ。
 
;「FIGHT」
 
;「FIGHT」
:劇中BGM。[[Zシリーズ]]ではトランザム使用時での固定BGM。[[OE]]では通常の戦闘BGM。
+
:劇中[[BGM]][[Zシリーズ]]ではトランザム使用時での固定BGM。『OE』では通常の戦闘BGM。
  
== 対決・名場面など ==
+
== 対決・名場面 ==
 
;対[[AEUイナクト]](デモカラー)
 
;対[[AEUイナクト]](デモカラー)
:第1話で[[パトリック・コーラサワー]]が乗るイナクトのデモンストレーションに乱入し、見事に圧勝した。
+
:1st第1話より。[[パトリック・コーラサワー|コーラサワー]]が乗るイナクトのデモンストレーションに乱入し、見事に圧勝した。
:なお、『[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇]]』第2話「変わる世界」においても、この対決が再現されている…が、原作と同じく楽勝だとナメてかかると痛い目を見る。油断せず、[[精神コマンド]]「[[集中]]」を掛けて挑もう。
+
:なお、『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』第2話「変わる世界」においても、この対決が再現されている…が、原作と同じく楽勝だとナメてかかると痛い目を見る。油断せず、[[精神コマンド]]「[[集中]]」を掛けて挑もう。
 +
;対[[サーシェス専用AEUイナクトカスタム]]
 +
:1st第13話より。因縁の敵である[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]とのアザディスタン王国での交戦。サーシェス専用AEUイナクトカスタム(以下、「サーシェス機」と表記)のブレイドライフルをGNソードで破壊するも、直後にサーシェス機によって組み敷かれてしまう。
 +
:ピンチに陥ったエクシアだったが、左腰に差していたGNロングブレイドを起こしてサーシェス機の右腕を切断する。その結果、サーシェス機は逃走し、エクシアは危機を脱した。
 +
:余談だが、上述の対決の展開は『[[機動戦士ガンダム00]]』の脚本家である黒田洋介氏曰く'''「組み立てたガンダムエクシアの[[ガンプラ]]をいじっていた時に[[ひらめき|閃いた]]」'''との事。
 
;聖者の帰還
 
;聖者の帰還
:第13話で宗教指導者マスード・ラフマディを王宮へ送り届けるため、非武装で現れる。アザディスタン軍に攻撃されるも無抵抗を貫き、対話による内戦収束への道筋を開いた。
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:同上話より。[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]が立てたミッションプランに従い、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]はアザディスタン王国の[[宗教]]指導者マスード・ラフマディ(SRW未登場)を王宮へ護送するため、非武装状態にしたエクシアで現れる。刹那はアザディスタン軍に攻撃されるも無抵抗を貫き、対話による内戦収束への道筋を開いた。
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:人を殺める為に製造された[[モビルスーツ]]で武力を用いずに、純粋な意味で「人を救う為」「戦いを止めさせる為」に使用した名場面。その意味において、後の『[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]』終盤の[[ダブルオークアンタ #名場面|名場面]]にも繋がっていると言えよう。
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;対[[ガンダムスローネツヴァイ]]
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:1st第22話より。サーシェスが強奪したスローネツヴァイと交戦。機体の消耗と不慣れというハンデがあるにもかかわらず、技量の差で追い詰められていく刹那だが、トランザムシステムが発動したことで形勢逆転。サーシェスを撤退に追い込む。
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;対[[アルヴァトーレ]]
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:裏切り者・[[アレハンドロ・コーナー|アレハンドロ]]と対峙する刹那。アルヴァトーレとその本体の[[アルヴァアロン]]を「対ガンダム用も想定されていたエクシアの実体剣」を駆使して撃破する。
 
;対[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII]]
 
;対[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII]]
:第25話。[[国連|国連軍]]との最終決戦後、突如現れた[[グラハム・エーカー|グラハム]]と交戦。激闘の中、相討ちになる。[[ガンダムエクシアリペア|そして……]]
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:1st第25話より。[[国連|国連軍]]との最終決戦後、突如現れた[[グラハム・エーカー|グラハム]]と交戦。激闘の中、相討ちとなる。[[ガンダムエクシアリペア|そして…。]]
 
 
== 余談 ==
 
*1stシーズンの第一期OPでは'''擬人化されている'''。[[刹那・F・セイエイ|刹那]]に光の玉を渡す[[マリナ・イスマイール|マリナ]]そっくりの女性がそれである。
 
**この事や刹那自身のエクシアへの思い入れの深さ、主役機の役目を終えても刹那のピンチを救っている事から、「'''ガンダム00の真のヒロイン'''」「'''刹那の嫁'''」とも評されている。
 
*最初の武力介入でエクシアがイナクトの右腕を切り落としたシーンがあるが、劇中でこれを撮影した写真がその年の報道写真大賞に選ばれている。だが、撮影したのが会場内の定点カメラであったばかりにジャーナリストの多くが現役を退いたうえ、客観的事実の報道か感情的分析の報道かという論戦にまで発展している。
 
*小説版では本機について、「刹那が信念を貫くための強力で強靭な機体」「[[ソレスタルビーイング]]の理念と武力介入を世界中に宣告したはじまりの機体」'''「刹那のためだけのガンダム」'''と評されていた。
 
*直接関係ないが、[[エルガイム]]や[[ムラサメライガー]]と共通点が多い。
 
**エルガイム:最終決戦で後継機が破壊され、主人公が再度乗り換えた1号ロボット
 
**ムラサメライガー:主人公機、青のカラーリング、剣を扱う戦闘スタイルなどが共通している。
 
**ちなみにこれらの機体とは[[OE]]で同時参戦している。
 
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[ガンダムエクシアリペア]]
 
;[[ガンダムエクシアリペア]]
:『2nd』シーズン第1話にて登場。中破したエクシアを[[ティエレン宇宙型]]のパーツを使用して修復した機体。
+
:中破したエクシアを[[ティエレン宇宙型]]のパーツ等を使用して[[修理|修復]]した機体。
;;ガンダムエクシアリペアII
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:;[[ガンダムエクシアリペアIV]]
::改修機。『2nd』最終話に登場。SRW未登場。
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::[[グラハム・エーカー]]に合わせて改修した機体。
;GNアームズTYPE-E
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;[[GUNDAM:ガンダムアストレア|ガンダムアストレア]](SRW未登場)
:[[プトレマイオス]]の武装コンテナに収容されている追加装備。前述の通り、SRWでは合体攻撃扱いの[[マップ兵器]]として登場。
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:エクシアの前世代機。ほぼ同じ造形でエクシアのパーツの流用が可能。
 
;[[ダブルオーガンダム]] / [[ダブルオーライザー]]
 
;[[ダブルオーガンダム]] / [[ダブルオーライザー]]
 
:次世代機。エクシアの[[GNドライヴ]]と0ガンダムのGNドライヴを搭載している。
 
:次世代機。エクシアの[[GNドライヴ]]と0ガンダムのGNドライヴを搭載している。
 
;[[ダブルオークアンタ]]
 
;[[ダブルオークアンタ]]
 
:次々世代機。エクシアとは直接の関係は無くなったが、刹那のためにエクシアに似たデザインで設計されている。
 
:次々世代機。エクシアとは直接の関係は無くなったが、刹那のためにエクシアに似たデザインで設計されている。
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== 余談 ==
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*『機動戦士ガンダム00』1stシーズンの第一期OPでは「ガンダムエクシアが擬人化されている」とされることもあるが、これは演出から来た誤解。その誤解の原因となる[[マリナ・イスマイール|マリナ]]そっくりの女性の正体は「刹那が漠然と抱いている平和のイメージ」であり、それがエクシアに変わるのは、この時点の[[刹那・F・セイエイ|刹那]]は平和を実現する手段が「ガンダムによる武力介入である」と信じていたのが理由。
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*[[小説|小説版]]ではガンダムエクシアについて、「刹那が信念を貫くための強力で強靭な機体」「[[ソレスタルビーイング]]の理念と武力介入を世界中に宣告したはじまりの機体」'''「刹那のためだけのガンダム」'''と評されていた。
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*これらの事や刹那自身のエクシアへの思い入れの深さ、主役機の役目を終えても刹那のピンチを救っている事から、'''「『ガンダム00』の真の[[ヒロイン]]」「刹那の嫁」'''とも評されている。
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*『00』1st第1話「ソレスタルビーイング」における最初の武力介入でエクシアが[[AEUイナクト|イナクト]]の右腕を切り落としたシーンがあるが、劇中でこれを撮影した写真がその年の報道写真大賞に選ばれている。だが、撮影したのが会場内の定点カメラであったばかりにジャーナリストの多くが現役を退いたうえ、客観的事実の報道か感情的分析の報道かという論戦にまで発展している。
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*セブンソードは初期案では「(十徳ナイフのような)7つの形態に変形する剣」というアイデアだった。
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*球界屈指のガンダム愛好家として有名な落合博満氏だが、そのファンぶりにバンダイから贈られた「落合博満専用ガンダムエクシア」のプラモデルがある。中日ドラゴンズの紺と白のツートンカラーで、右肩に球団のロゴ、左肩に氏の背番号「66」をデザインされている。
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*『00』1st第24話「終わりなき詩」冒頭の刹那の回想場面([[西暦]]2306年)にて、機体がまだ塗装されていない状態のガンダムエクシア。すなわち、ガンダムエクシアロールアウトカラーが登場している。
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**なお、ガンダムエクシアロールアウトカラーは[[ニンテンドーDS]]用ソフト『機動戦士ガンダム00』における隠し機体として登場する。また、同[[コンピュータゲーム|ゲーム]]の初回予約特典として「1/144スケール FG ガンダムエクシア ロールアウトカラー」のプラモデルが付属(非売品)している。
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*[[SDガンダム外伝]]に登場する勇者ガンダムのモチーフはエクシア。勇者ガンダムは先代のスペリオルドラゴンの元の姿であり、1998年の漫画で先代スペリオルドラゴンの後の姿である騎士アルフガンダムが登場していたため、2010年に「勇者ガンダム(エクシア)→アルフガンダム([[ダブルオークアンタ]])」とアルフガンダムのモチーフの後付け改変が行われて、勇者ガンダムは後にクアンタ姿に変化した設定になっている。
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**『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では[[闇の皇帝ジークジオン]]がダブルオークアンタを見て「勇者ガンダムでは?」と疑われるシーンがある。
  
 
== 商品情報 ==
 
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*[[GUNDAM:ガンダムエクシア]]
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2024年7月7日 (日) 12:19時点における最新版

ガンダムエクシアは『機動戦士ガンダム00』の登場メカであり、同作第1期の主役メカ。

ガンダムエクシア
外国語表記 Gundam Exia[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 海老川兼武
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 第3世代ガンダムモビルスーツ
生産形態 ワンオフ機
型式番号 GN-001
全高 18.3 m
重量 57.2 t
動力・推進機関 GNドライヴ
エネルギー GN粒子
装甲材質 Eカーボン
バックアップシステム ヴェーダ ⇒ 独自のバックアップシステム
所属 ソレスタルビーイング
パイロット 刹那・F・セイエイ
テンプレートを表示

概要編集

ソレスタルビーイングが開発したGNドライヴ搭載型モビルスーツ

機体概要編集

開発コードネームは「ガンダム・セブンソード」。第2世代機であるガンダムアストレア(SRW未登場)の直系機であるが、特性は異なっている。

近接戦闘に特化したガンダムであり、全身に計7本もの剣「セブンソード」を装備し、さまざまな剣を扱うため柔軟な運動性能を有する。ちなみにセブンソードは全てが別の剣というわけではなく、ビームサーベルは1振りづつカウントしている。

GNドライヴの恩恵により圧倒的なまでの機動性を発揮し、それが格闘能力の高さにもつながっている。

エクシアは格闘兵装に特化した装備のため、基本フレームは他のガンダムより複雑かつ柔軟な作りになっており、極めて人間に近い内部機構となっている。

最初の(公然とした)武力介入に用いられた機体であり、ガンダムの存在と力を世界に知らしめるためのプロパガンダ機としての側面を持つ。

名前の由来はキリスト教の天使「能天使(ギリシャ語ではExousiaiエクスシアイ、単数形Exousiaaエクスシア。ラテン語ではPotestatesポテスターテース、単数形Potestasポテスタース。英語ではPowersパワーズ、単数形Powerパワー)」。聖書で「権威、権能」を意味する言葉を、天使の階級の1つをあらわしていると解釈したもの。第6位の天使たちの総称で、対悪魔の最前線という天使の使命の中で最も過酷な上に、それに伴い悪魔との接触回数も他の天使たちの比ではなく、堕天使の殆どが能天使の出身だという。

劇中での様相編集

第1話「ソレスタルビーイング」でAEUの新型MS公開演習に介入。パトリック・コーラサワーの乗るAEUイナクトを切り刻み、圧倒的性能を見せ付けた。

その後は世界各地に武力介入するが、セルゲイ・スミルノフグラハム・エーカーアリー・アル・サーシェスといったエースパイロットには苦戦を強いられる場面もあり、「機体の性能差で勝負が決まるわけではない」という事を示している。

国連軍との戦いでは、同性能のGN-X部隊相手に善戦する。黒幕であるアレハンドロ・コーナーが操縦するアルヴァトーレおよびアルヴァアロンには勝ったものの、グラハムが駆るGNフラッグとの死闘でエクシアは中破。負傷した刹那を乗せたまま機体はどこかへと漂っていった。

国連軍との戦いの後、ソレスタルビーイングの実動部隊であるプトレマイオスチームには戻らず、変革後の世界を見て回る旅に出た刹那の手で、エクシアはティエレン宇宙型等のパーツを流用して応急処置を施され、何とか戦闘が可能なコンディションまで回復。どこにも所属しない謎のモビルスーツとして、ただ1機で武力介入を続けることになる。

強化装備形態編集

GNアーマーTYPE-E
プトレマイオスの武装コンテナに収容されているGNアームズTYPE-Eと合体した形態。
GNアーマーTYPE-Eは接近型のエクシアに合わせ、左右腕部にGNビームガンを内蔵した大型GNソードを装備している。
ガンダムアヴァランチエクシア(SRW未登場)
高機動オプションを装備した形態。
ガンダムアヴァランチエクシアダッシュ(SRW未登場)
脚部に推進ユニットを追加した宇宙用形態。

登場作品と操縦者編集

Zシリーズ編集

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初登場作品。第6話ソレスタルビーイング追跡ルート「遠い平和へ」開始時に「セブンソード・コンビネーション」(「バリア貫通」付き)、第36話トリニティ追跡ルート「託される意志」のイベントにて「トランザム発動」、第37話「雄々しく……そして、美しく」開始時に合体攻撃「GNアームズ」がそれぞれ追加される。万能型格闘機で射程に穴がないのが強み。なお、第48話「夜明けの鐘」では単機によるアルヴァアロンとの一騎討ちが組まれているので、可能な限り改造したい。ちなみに所持している格闘武装には全て専用のトドメ演出が存在する。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
プロローグ「ガンダム殲滅指令」でのみ使用可能。前作でグラハム専用ユニオンフラッグカスタムIIとの戦いは終わっている為、GN-Xの増援の前に敗北する展開となる。
本編時ではリペアとして登場。トランザム発動は「サイズ差補正無視」付きだが、相手は全てGN-Xなので無意味。

単独作品編集

スーパーロボット大戦Card Chronicle
刹那が搭乗。
スーパーロボット大戦Operation Extend
本作では最初からトランザム可能。GNソードには「押出」特性がついており、Ver.1.03パッチで「貫通」特性も追加される。
劇中では旧式化しつつあるようで、刹那との対等な闘いを望むブシドースサノオ搭乗)にダブルオーライザーへの乗り換えを促される場面もあった。
実際、性能的にはトランザム以外の武装の特性が奮わず(上述の通りパッチでGNソードはパワーアップしたが、焼け石に水)「微妙」の一言で、ほとんど突破武器による雑魚散らし役。よほど拘っている人でもない限りメインを張れる機体ではない。
スーパーロボット大戦X-Ω
実装時期はそれぞれ異なるがSSRアタッカー、UC・SSRディフェンダー、SR・SSRシューターが登場。
2019年10月より「Sチップガシャ・ゴールド」でのみ入手可能な大器型SSRファイターが追加。排出率は0.001%。
スーパーロボット大戦DD
序章ワールド3にて加入。攻撃&回避タイプ。
初期実装の攻撃&回避タイプの中では高い攻撃力を有し、回避面はSSRのアビリティで補うことになる。といってもその効果も決して大きくないため油断は禁物。
トランザム連続攻撃と気力を上昇させる手段があれば前線での活躍も望める。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

武装編集

GNバルカン
両腕に内蔵している小型ビームバルカン。やや非力であるが、戦闘機や旧世代MSであれば十分に破壊できる。
OE』では「対空」特性付き。
GNシールド
Eカーボン製の実体盾で、左腕のハードポイントに接続して装備する。GN粒子を放出・定着させることで極めて強靭な防御力を得る。本機のシールド先端には鋭利な突起があり、打突武器として使用することもできる。
しかし、大型で取り回しに難があるのか、TV本編でもスパロボでもよく投げ捨てられている。
GNソード
セブンソードの一つ。右腕に装着された複合武器にして、ガンダムエクシアを代表する武装。大型の実体剣とショートレンジ用GNビームライフル、GNコンデンサーを内蔵したバックラーで構成される。
GNソード(ソードモード)
実体剣を前方に展開させた状態。GN粒子を刀身から放出・定着させることで驚異的な切断力を発揮する。大型のため間合いも広いが、固定式で重量もあるため、取り回しに難がある。
しかしながら、ガンダムエクシアの持つ実体剣GNソードにはGNフィールドを貫通する能力があり、本機が太陽炉を有する組織内の裏切者を駆逐する役割を担っている事を示している(この設定から、『第2次Z』ではバリア貫通効果が付いている)。また、刀身に粒子を定着させているため、ビームサーベルとつばぜり合いが可能になっている。
『X-Ω』ではディフェンダータイプの通常攻撃に採用。
『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「GNドライヴ」で、運動性が増加する。さらに必殺技命中時に敵ユニットの照準値を減少させる。サブアビリティは「必殺技威力アップIII(斬撃)」。
GNソード(ライフルモード)
実体剣を後方に設置させ、ショートレンジ用ライフルを使用可能にした状態。
ソードとライフルの兼用は不可だが、ライフルは格納することが可能なため、GNソードを装備したまま他の武装を使用することも可能となっている。速射性は高いが、他機のものより射程が短い。
『X-Ω』ではシュータータイプの通常攻撃に採用。
『DD』ではビーム属性のR必殺技。メインアビリティは「高機動I」で、サブアビリティは「攻撃力・運動性アップI」。
GNロングブレイド
セブンソードの一つ。長剣状の実体剣。左腰に装着する。GN粒子を付着させることで切れ味が増す。開発が遅れたため、最初は装備していなかった。
GNソードに比べて間合いは狭いが、シンプルな刀剣であるが故に取り回しが良い。腰部の接続部分は回転するため、装着したまま奇襲的に使用したこともある。
初参戦作品の『第2次Z破界篇』では「厚さ3ミリのEカーボン」を切り裂けると説明されるが、これは誤字であり正しくは3メートル
実体剣なので、GNフィールドを切り裂ける。Zシリーズと『OE』では後述のセブンソード・コンビネーションの演出に組み込まれての使用に留まる。
『DD』にて単独武装として初採用。斬撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「ガードブレイクII」で、サブアビリティは「ダメージアップII(斬撃)」。
GNショートブレイド
セブンソードの一つ。短剣状の実体剣。右腰に装着する。刀身の長さ以外はGNロングブレイドと同じ。
GNビームサーベル
セブンソードの一つ。両肩後部に2基、後腰部に2基の計4基装備。非常に高い切断力を持ち取り回しも良い。ビーム刃の出力を調整し、ビームダガーにする事も出来る。基本的に両肩後部の2振りがビームサーベルとして使用される。
上記のGNソードと同様の格闘武器だが、GNソードはGNフィールドを貫通可能なため使用用途の差別化がなされている。
『OE』では「ヒット&アウェイ」特性付き。『X-Ω』ではアタッカー・ファイタータイプの通常攻撃に採用。
『DD』では斬撃属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「ブレイクアタックI」で、サブアビリティは「攻撃力・運動性アップI」。
GNビームダガー
GNビームサーベルのビーム刃の出力を調整し、短くした状態。主に投擲して使用する。ビーム刃が短いため拡散(威力が低下)しにくい。基本的に後腰部の2基がビームダガーとして使用される。
1stシーズンの刹那は射撃が苦手な一方で投擲は得意で、投擲でGNファングを撃ち落とした事がある。反面、独自技術を使用した武装を頻繁に投擲するので、サポート組織のフェレシュテは毎度回収に苦労している様子。
『X-Ω』ではUCアタッカータイプが投擲を必殺スキルとして装備している。

特殊機能編集

TRANS-AM(トランザム)
一時的に能力を3倍にする。
オーバーブースト
GNドライヴのリミッターを解除し、出力を全開にする。トランザムとは違い、エクシア独自の機能。機能そのものは1stシーズンの時代から存在したが扱うには危険と判断され、封印されていた機能である。
実戦ではガンダムエクシアリペアIIがOガンダム 実戦配備型と一騎打ちを繰り広げた際に初使用され、オーバーブーストからのGNソード改による突きでOを撃破している。

GNアーマーTYPE-E編集

大型GNキャノン
機体の上部に2門備えられた粒子ビーム兵器。GNアームズの標準装備でもあり、ヴァーチェのGNバズーカに匹敵する威力を持つ。
クロー
機体の下部に2基装備されている。GNアームズの標準装備でもある。
大型GNソード
両側面に1基ずつ装備されている大型の実体剣。エクシアのGNソードの大型版。
GNビームガン
大型GNソードの内側に1門ずつ内蔵されているビーム砲。主に牽制に使用される。

必殺技編集

セブンソード・コンビネーション
エクシアが所持する7本の剣を全て使う、スパロボオリジナルの連続攻撃。攻撃途中に1st前期OPシーンの再現がある他、トドメ演出も存在する。 『破界篇』では途中のキックをカウントしない場合、敵にきっちり7回斬撃(ダガーの投擲含む)を叩き込んでいる。
『X-Ω』ではSSRアタッカー・ファイタータイプの必殺スキルに採用。
『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「セブンソード」で、運動性が増加する。気力が上昇する毎に、必殺技威力が増加する。サブアビリティは「ダメージアップIII(斬撃)」。
トランザム発動 / トランザム連続攻撃
トランザムで圧倒的な連撃を浴びせる。演出は対サーシェス戦と対アレハンドロ戦を組み合わせたもの。本来、トランザムは途中停止が出来ない。
なお、次々とセブンソードを突き刺して最後にGNソードでもろとも一刀両断する都合上、原作ではこの後GNソード一本で戦闘する事になる(エクシアリペアがGNソードしか使わなかった理由でもある)。
OE』では通常攻撃版の他、突破攻撃版が存在する。通常版は「ヒット&アウェイ」と「エスケープ」特性付き、突破攻撃版は「連続突破」となっている。
『X-Ω』ではSSRディフェンダー・SSRシュータータイプの必殺スキルに採用。
『DD』では「トランザム連続攻撃」名義で、斬撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「高濃度圧縮粒子(エクシア)」で、攻撃力・運動性が増加する。気力130以上のとき、命中率・回避率、全ての攻撃の与ダメージが増加する。トランザム連続攻撃命中時に、自分に「覚醒」を発動する。サブアビリティは「攻撃力・運動性アップIII」。
GNソード(強斬り)
『X-Ω』での必殺スキル。UCディフェンダータイプが装備。
GNソード・ライフルモード(連射)
『X-Ω』での必殺スキル。SRシュータータイプが装備。

合体攻撃編集

GNアームズ
プトレマイオスとの合体攻撃。
P属性MAP兵器という珍しいものであり、GNアーマーTYPE-Eの大型GNソードで前方の敵陣を斬り裂く。

特殊能力編集

剣装備、盾装備
切り払いシールド防御を発動。
EN回復(小)
GNドライヴの特性を再現している。

移動タイプ編集

飛行可能。

サイズ編集

M
Mまたは3
OE

カスタムボーナス編集

全ての格闘武器の攻撃力+400
バルカンとライフル以外全ての武器に適用される、優秀なボーナス。主力にするなら是非取得しよう。

機体BGM編集

「DAYBREAK BELL」
1stシーズンOPテーマ。
「FIGHT」
劇中BGMZシリーズではトランザム使用時での固定BGM。『OE』では通常の戦闘BGM。

対決・名場面編集

AEUイナクト(デモカラー)
1st第1話より。コーラサワーが乗るイナクトのデモンストレーションに乱入し、見事に圧勝した。
なお、『第2次Z破界篇』第2話「変わる世界」においても、この対決が再現されている…が、原作と同じく楽勝だとナメてかかると痛い目を見る。油断せず、精神コマンド集中」を掛けて挑もう。
サーシェス専用AEUイナクトカスタム
1st第13話より。因縁の敵であるサーシェスとのアザディスタン王国での交戦。サーシェス専用AEUイナクトカスタム(以下、「サーシェス機」と表記)のブレイドライフルをGNソードで破壊するも、直後にサーシェス機によって組み敷かれてしまう。
ピンチに陥ったエクシアだったが、左腰に差していたGNロングブレイドを起こしてサーシェス機の右腕を切断する。その結果、サーシェス機は逃走し、エクシアは危機を脱した。
余談だが、上述の対決の展開は『機動戦士ガンダム00』の脚本家である黒田洋介氏曰く「組み立てたガンダムエクシアのガンプラをいじっていた時に閃いたとの事。
聖者の帰還
同上話より。スメラギが立てたミッションプランに従い、刹那はアザディスタン王国の宗教指導者マスード・ラフマディ(SRW未登場)を王宮へ護送するため、非武装状態にしたエクシアで現れる。刹那はアザディスタン軍に攻撃されるも無抵抗を貫き、対話による内戦収束への道筋を開いた。
人を殺める為に製造されたモビルスーツで武力を用いずに、純粋な意味で「人を救う為」「戦いを止めさせる為」に使用した名場面。その意味において、後の『劇場版』終盤の名場面にも繋がっていると言えよう。
ガンダムスローネツヴァイ
1st第22話より。サーシェスが強奪したスローネツヴァイと交戦。機体の消耗と不慣れというハンデがあるにもかかわらず、技量の差で追い詰められていく刹那だが、トランザムシステムが発動したことで形勢逆転。サーシェスを撤退に追い込む。
アルヴァトーレ
裏切り者・アレハンドロと対峙する刹那。アルヴァトーレとその本体のアルヴァアロンを「対ガンダム用も想定されていたエクシアの実体剣」を駆使して撃破する。
グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII
1st第25話より。国連軍との最終決戦後、突如現れたグラハムと交戦。激闘の中、相討ちとなる。そして…。

関連機体編集

ガンダムエクシアリペア
中破したエクシアをティエレン宇宙型のパーツ等を使用して修復した機体。
ガンダムエクシアリペアIV
グラハム・エーカーに合わせて改修した機体。
ガンダムアストレア(SRW未登場)
エクシアの前世代機。ほぼ同じ造形でエクシアのパーツの流用が可能。
ダブルオーガンダム / ダブルオーライザー
次世代機。エクシアのGNドライヴと0ガンダムのGNドライヴを搭載している。
ダブルオークアンタ
次々世代機。エクシアとは直接の関係は無くなったが、刹那のためにエクシアに似たデザインで設計されている。

余談編集

  • 『機動戦士ガンダム00』1stシーズンの第一期OPでは「ガンダムエクシアが擬人化されている」とされることもあるが、これは演出から来た誤解。その誤解の原因となるマリナそっくりの女性の正体は「刹那が漠然と抱いている平和のイメージ」であり、それがエクシアに変わるのは、この時点の刹那は平和を実現する手段が「ガンダムによる武力介入である」と信じていたのが理由。
  • 小説版ではガンダムエクシアについて、「刹那が信念を貫くための強力で強靭な機体」「ソレスタルビーイングの理念と武力介入を世界中に宣告したはじまりの機体」「刹那のためだけのガンダム」と評されていた。
  • これらの事や刹那自身のエクシアへの思い入れの深さ、主役機の役目を終えても刹那のピンチを救っている事から、「『ガンダム00』の真のヒロイン」「刹那の嫁」とも評されている。
  • 『00』1st第1話「ソレスタルビーイング」における最初の武力介入でエクシアがイナクトの右腕を切り落としたシーンがあるが、劇中でこれを撮影した写真がその年の報道写真大賞に選ばれている。だが、撮影したのが会場内の定点カメラであったばかりにジャーナリストの多くが現役を退いたうえ、客観的事実の報道か感情的分析の報道かという論戦にまで発展している。
  • セブンソードは初期案では「(十徳ナイフのような)7つの形態に変形する剣」というアイデアだった。
  • 球界屈指のガンダム愛好家として有名な落合博満氏だが、そのファンぶりにバンダイから贈られた「落合博満専用ガンダムエクシア」のプラモデルがある。中日ドラゴンズの紺と白のツートンカラーで、右肩に球団のロゴ、左肩に氏の背番号「66」をデザインされている。
  • 『00』1st第24話「終わりなき詩」冒頭の刹那の回想場面(西暦2306年)にて、機体がまだ塗装されていない状態のガンダムエクシア。すなわち、ガンダムエクシアロールアウトカラーが登場している。
    • なお、ガンダムエクシアロールアウトカラーはニンテンドーDS用ソフト『機動戦士ガンダム00』における隠し機体として登場する。また、同ゲームの初回予約特典として「1/144スケール FG ガンダムエクシア ロールアウトカラー」のプラモデルが付属(非売品)している。
  • SDガンダム外伝に登場する勇者ガンダムのモチーフはエクシア。勇者ガンダムは先代のスペリオルドラゴンの元の姿であり、1998年の漫画で先代スペリオルドラゴンの後の姿である騎士アルフガンダムが登場していたため、2010年に「勇者ガンダム(エクシア)→アルフガンダム(ダブルオークアンタ)」とアルフガンダムのモチーフの後付け改変が行われて、勇者ガンダムは後にクアンタ姿に変化した設定になっている。

商品情報編集

プラモデル編集

  • 1/144

  • 1/100

  • その他

フィギュア編集

脚注編集

  1. MS、機動戦士ガンダム00[ダブルオー]、2022年1月29日閲覧。

資料リンク編集