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623 バイト追加 、 2014年10月29日 (水) 01:43
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;[[ラ・ギアス]]と地球([[OGシリーズ]])の時間軸
 
;[[ラ・ギアス]]と地球([[OGシリーズ]])の時間軸
:本編のテキスト範囲を辿ると、新暦と[[新西暦]]の間には少なく見積もっても約半年のずれが存在する(詳しくは「[[#メモ]]」の項目にあるOGシリーズを参照)。
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:本編のテキスト範囲を辿ると、新暦と[[新西暦]]の間には少なく見積もっても約半年のずれが存在する(詳しくは「[[#メモ]]」の項目にあるOGシリーズを参照)。ずれの一因としては、[[魔装機神シリーズ]]のリメイクが企画として先行き不透明な状態にあったことが大きい(プロデューサーの寺田氏はIIの[[ボイス・スパログ|ラジオ]]などの媒体で「IのDS版リメイクはかなり瀬戸際のタイミングだった」と述べている)。
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* '''地球の北緯30度から40度の歳差運動に相当し、地球との接点であるチベットと同期している(出典は「スーパーロボット大戦大事典」など)。'''
 
* '''地球の北緯30度から40度の歳差運動に相当し、地球との接点であるチベットと同期している(出典は「スーパーロボット大戦大事典」など)。'''
 
* '''双方の世界に同時に存在したアルバート・アインシュタイン(ラ・ギアス人のアインシュタインは「仁徳の魔術師」として活躍した。出典はコンプリートボックスのDISC2)。'''
 
* '''双方の世界に同時に存在したアルバート・アインシュタイン(ラ・ギアス人のアインシュタインは「仁徳の魔術師」として活躍した。出典はコンプリートボックスのDISC2)。'''
これらの世界設定の記述からOG世界の[[地球]]とラ・ギアスの時間経過もほぼ同じだったと考えてよいかと思われる。魔装機神シリーズの前日譚にあたる『[[ラングラン戦記]]』でも「4月」や「5月」といった表記で執筆がなされている。現段階では『[[α外伝]]』のようにはっきりと'''「ラ・ギアスと地球上では時間の経過が異なる」'''と語られていない。ただ。『ダークプリズン』の中盤やエンディングにて、シュウが「地上とラ・ギアスで時間のずれが生じており、これが悪化する可能性もある」ことを指摘している。つまり、[[OGシリーズ]]内では表現を変えた形でα設定が復活しつつある。
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これらの世界設定の記述からOG世界の[[地球]]とラ・ギアスの時間経過もほぼ同じだったと考えてよいかと思われる。魔装機神シリーズの前日譚にあたる『[[ラングラン戦記]]』でも「4月」や「5月」といった表記で執筆がなされている。現段階では『[[α外伝]]』のようにはっきりと'''「ラ・ギアスと地球上では時間の経過が異なる」'''と語られていない。ただ、『ダークプリズン』の中盤やエンディングにて、シュウが「地上とラ・ギアスで時間のずれが生じており、これが悪化する可能性もある」ことを指摘している。つまり、[[OGシリーズ]]内では表現を変えた形でα設定が復活しつつある。
    
シュウが時間軸の同期の擦れ違いを意識したのは「[[封印戦争]]」の最中のことである。ヴォルクルスとの戦いを終えた仲間と供にラ・ギアスから地上への転移を試みたシュウは、指定したポイントから離れた場所に転移、その際、日数の計算もあわなくなっていることに気付く。細かく設定を観察すると、同期の解消自体はラ・ギアスで「[[春秋戦争]]」が勃発した頃にまで遡るため、日数の経過を気にするのは不自然にみえるが、それまでは転移完了後に地上の日数が(マサキやシュウの感覚で)狂ったことはなかったのだろう。
 
シュウが時間軸の同期の擦れ違いを意識したのは「[[封印戦争]]」の最中のことである。ヴォルクルスとの戦いを終えた仲間と供にラ・ギアスから地上への転移を試みたシュウは、指定したポイントから離れた場所に転移、その際、日数の計算もあわなくなっていることに気付く。細かく設定を観察すると、同期の解消自体はラ・ギアスで「[[春秋戦争]]」が勃発した頃にまで遡るため、日数の経過を気にするのは不自然にみえるが、それまでは転移完了後に地上の日数が(マサキやシュウの感覚で)狂ったことはなかったのだろう。
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「春秋戦争」の直前に起きた変事といえば、「魔力弾事件」が挙げられる。このときのテロで国王を爆殺され、王位継承権所有者の行方(特にモニカ王女とテリウス王子の二人)を戦火の中で見失ってしまったラングラン王室は「調和の結界」の管理能力を一時失った。現在、結界は再起動を完了しているが、ふたつの世界の間にあった時間軸が乱れた原因のひとつは、結界が一時消失した影響もあるのかもしれない。結界が一度霧散した期日や再度ラ・ギアス全土を覆った期日は不明だが、再び張り巡らせるまでに最低でも半年、一年近い月日を要したことは確定している。その後、完結作にあたる『魔装F』にて預言者ヨーテンナイが『静死の棺』を発動させて両世界の時間軸に乱れを起こしたと明言された。
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完結作にあたる『魔装F』において、時間軸の同期の解消となった原因は「調和の結界」の人柱たる預言者ヨーテンナイが発動させた『静死の棺』という結界にあると明言される。時間軸の同期の崩壊、『[[封印戦争]]』時に魔装機神操者達が遭遇した地上とラ・ギアスを繋ぐゲートの一時的な消失、これらの現象は彼女が「静死」の結界を起動させることで発生した副次的なものと言われている(なお、預言者がこの結界を展開した時期に関する指摘は『魔装F』にもなく、時間軸の乱れ自体は「封印戦争」勃発以前より前であるため、棺の起動は「春秋戦争」が勃発して間もない頃でなければならない)。
    
リューネやシュウの転移ポイントが狂った件に関しては、[[ルイーナ]]の次元断層のほかでは「[[クロスゲート]]」に原因を求めるのが無難だろう。
 
リューネやシュウの転移ポイントが狂った件に関しては、[[ルイーナ]]の次元断層のほかでは「[[クロスゲート]]」に原因を求めるのが無難だろう。
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:『調和の搭』と呼ばれる複数の維持装置からラ・ギアス全土を覆う特殊な結界の名称。[[ヴォルクルス]]の分身の細胞活動を抑制する。『LOE』第一章で使用された「魔力弾」の解説を用語録で見たところ、ミサイルなどの爆発物の作用を抑え込む力も備えているようだ(街や建物に張られた爆発物や大規模な破壊魔法などを中和する結界との関連性は不明)。力の源は『神聖ラングラン王国』国王の魔力であり、結界への魔力供給は代々の国王に課せられた責務となっている。なお、『調和の結界』自体には核分裂反応を抑止する効果はなく、核分裂反応を抑止していたのは別の魔術が及ぼす影響であったことが『EX』で語られている(シナリオ「野望、渦巻く」参照)。OGシリーズに戦術核搭載型機動兵器が存在しないため、『第2次OG』ではこの設定に触れてはいない。
 
:『調和の搭』と呼ばれる複数の維持装置からラ・ギアス全土を覆う特殊な結界の名称。[[ヴォルクルス]]の分身の細胞活動を抑制する。『LOE』第一章で使用された「魔力弾」の解説を用語録で見たところ、ミサイルなどの爆発物の作用を抑え込む力も備えているようだ(街や建物に張られた爆発物や大規模な破壊魔法などを中和する結界との関連性は不明)。力の源は『神聖ラングラン王国』国王の魔力であり、結界への魔力供給は代々の国王に課せられた責務となっている。なお、『調和の結界』自体には核分裂反応を抑止する効果はなく、核分裂反応を抑止していたのは別の魔術が及ぼす影響であったことが『EX』で語られている(シナリオ「野望、渦巻く」参照)。OGシリーズに戦術核搭載型機動兵器が存在しないため、『第2次OG』ではこの設定に触れてはいない。
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『魔装F』にて、結界の中心となる楔に[[ヨーテンナイ|人間]]が用意されたことが発覚。封印対象はヴォルクルスに限らず他の二柱の邪神も含まれており、「調和の結界」の原型自体も55000年前のトロイア帝国滅亡期にまで遡るということが判明した。
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『魔装F』にて、結界の中心となる楔に[[ヨーテンナイ|人間]]が用意されたことが発覚。封印対象にはヴォルクルスの完全体だけでなく他の二柱の邪神の完全体も含まれていた(邪神の分身が復活した事例からこのトロイアの結界の範疇外)。「調和の結界」の原型自体も55000年前のトロイア帝国滅亡期にまで遡るということは判明したものの、本編に用意された説明には不足するところがあり、55000年前から魔力の高い人間に魔力供給の儀式を行わせていたのかという点のほか、「[[地上人召喚事件]]」時に破れていたという「調和の結界」に関する補足もない。
    
== 作品の時系列 ==
 
== 作品の時系列 ==
2,203

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