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| 上記に抜粋した主要登場人物の台詞からラングランの暦と地球の暦に若干の違いがあることが判明している。OGサーガ開始以前、かつてのラ・ギアスはチベットに同期していたことから「太陰暦」に近いと解釈できる。<br/> | | 上記に抜粋した主要登場人物の台詞からラングランの暦と地球の暦に若干の違いがあることが判明している。OGサーガ開始以前、かつてのラ・ギアスはチベットに同期していたことから「太陰暦」に近いと解釈できる。<br/> |
− | 引用したリューネの台詞のなかにある「うるう月」だが、この場合はOGサーガ『[[LOE]]』の用語録に登録された「精霊祭」という項目内にある「精霊の月」という単語のことを意味していると思われる。ただ、「精霊の月」の説明自体は(閏月)と簡略なものしかない。そのため、地上の暦との誤差を修正するためラ・ギアス人が設けたものだと断言することはまだ出来ない。 | + | 引用したリューネの台詞のなかにある「うるう月」だが、この場合はOGサーガ『[[LOE]]』の用語録に登録された「精霊祭」という項目内にある「精霊の月」という単語のことを意味していると思われる。ただ、「精霊の月」の説明自体は(閏月)と簡略なものしかない。何かの誤差を修正するためラ・ギアス人が設けたものだと思われるが、その対象が地上かはわからない。ただ、IIIの用語録にあるゴーツ(ラングランの度量衡。1ゴーツにつき約1.78m。神聖ラングランより旧い時代のラングラン建国の祖に由来する)の解説文に「基本、長さや重さはラ・ギアス基準の単位を用いるが、時間は地上換算しないと混乱するため、時分秒はそのままにしている」という一節があるので、地上にかなりの意識を割いてはいる。 |
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− | ;[[ラ・ギアス]]と地球([[OGシリーズ]])の時間軸 | + | ==== 『聖霊機ライブレード』の舞台「異世界アガルティア」 ==== |
− | :本編のテキスト範囲を辿ると、新暦と[[新西暦]]の間には少なく見積もっても約半年のずれが存在する(詳しくは「[[#メモ]]」の項目にあるOGシリーズを参照)。ずれの一因としては、[[魔装機神シリーズ]]のリメイクが企画として先行き不透明な状態にあったことが大きい(プロデューサーの寺田氏はIIの[[ボイス・スパログ|ラジオ]]などの媒体で「IのDS版リメイクはかなり瀬戸際のタイミングだった」と述べている)。
| + | 魔装機神シリーズと類似する設定の多い『ライブレード』の舞台アガルティアには「1日の長さと1年の長さは地球と同じ」「一年は13の月」「ひと月は30日、13月だけ5日(閏日はある)でおわる」という設定がある。 |
| + | 魔装機神シリーズの前日譚にあたる『[[ラングラン戦記]]』も「4月」や「5月」といった表記で月をわけており、II(ROE)本編の用語録の解説文にも「5月1日」(大会→ビエンド杯剣術大会の開催日)という日付がある。 |
| + | ラ・ギアスもアガルティアと同様、30日で構成された「12の月」に「精霊の月」と呼ばれる5日間の閏月を加えていると仮定すると、上記に抜粋した登場人物たちの台詞と大きな符号をみせる。暦は違っても計算すれば大体同じになるという台詞とも合致する。 |
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| + | ;「いや、待て待て。同い年だろ、[[セニア・グラニア・ビルセイア|お前]]とは」 |
| + | :シナリオ「操られたプレシア」にあるマサキの言葉。「あたしの方が一つ年上でしょ」とお姉さん風を吹かせたセニアへの反論。なおも「誕生日はあたしのほうが早い」と言い募るセニアに対し、マサキは「地上の暦とラングランの暦は違うし、計算したら大体同じだろうが」と若干呆れ気味であった。 |
| + | :ふたりがこの時点で既に18歳の誕生日を迎えていることと、彼らの誕生した日が大きく離れていないことがわかる。「ラングランの暦は地上の暦と微妙に違う」が、「うるう月さえなければ、さほど変わりはなく」、「計算したら大体同じ」となる。 |
| + | :つまり、ひと月30日のラ・ギアスでならセニアの誕生日のほうがマサキの誕生日より早いのだが、31日が混ざる地上の暦で計算すると二人の誕生日は同じ日になってしまうようだ。 |
| + | ;精霊の月 |
| + | :ラ・ギアスの閏月。精霊祭(新年の祭り、または冬至の祭り)はこの閏月が終わったあとにはじまるという話なので、12月の後(13月)だろう。 |
| + | :ライブレードの舞台(アガルティア)と共通するならば5日で終わる月(閏日の有無は不明)ということになる。 |
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| + | === [[ラ・ギアス]]と地球([[OGシリーズ]])の時間軸 === |
| + | 本編のテキスト範囲を辿ると、新暦と[[新西暦]]の間には少なく見積もっても約半年のずれが存在する(詳しくは「[[#メモ]]」の項目にあるOGシリーズを参照)。ずれの一因としては、[[魔装機神シリーズ]]のリメイクが企画として先行き不透明な状態にあったことが大きい(プロデューサーの寺田氏はIIの[[ボイス・スパログ|ラジオ]]などの媒体で「IのDS版リメイクはかなり瀬戸際のタイミングだった」と述べている)。 |
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| * '''地球の北緯30度から40度の歳差運動に相当し、地球との接点であるチベットと同期している(出典は「スーパーロボット大戦大事典」など)。''' | | * '''地球の北緯30度から40度の歳差運動に相当し、地球との接点であるチベットと同期している(出典は「スーパーロボット大戦大事典」など)。''' |
| * '''双方の世界に同時に存在したアルバート・アインシュタイン(ラ・ギアス人のアインシュタインは「仁徳の魔術師」として活躍した。出典はコンプリートボックスのDISC2)。''' | | * '''双方の世界に同時に存在したアルバート・アインシュタイン(ラ・ギアス人のアインシュタインは「仁徳の魔術師」として活躍した。出典はコンプリートボックスのDISC2)。''' |
− | これらの世界設定の記述からOG世界の[[地球]]とラ・ギアスの時間経過もほぼ同じだったと考えてよいかと思われる。魔装機神シリーズの前日譚にあたる『[[ラングラン戦記]]』でも「4月」や「5月」といった表記で執筆がなされている。現段階では『[[α外伝]]』のようにはっきりと'''「ラ・ギアスと地球上では時間の経過が異なる」'''と語られていない。ただ、『ダークプリズン』の中盤やエンディングにて、シュウが「地上とラ・ギアスで時間のずれが生じており、これが悪化する可能性もある」ことを指摘している。つまり、[[OGシリーズ]]内では表現を変えた形でα設定が復活しつつある。 | + | これらの世界設定の記述からOG世界の[[地球]]とラ・ギアスの時間経過は、ほぼ同じだったと考えてよいかと思われる。現段階では『[[α外伝]]』のようにはっきりと'''「ラ・ギアスと地球上では時間の経過が異なる」'''と語られていない。ただ、『ダークプリズン』の中盤やエンディングにて、シュウが「地上とラ・ギアスで時間のずれが生じており、これが悪化する可能性もある」ことを指摘している。つまり、[[OGシリーズ]]内では表現を変えた形でα設定が復活しつつある。 |
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− | シュウが時間軸の同期の擦れ違いを意識したのは「[[封印戦争]]」の最中のことである。ヴォルクルスとの戦いを終えた仲間と供にラ・ギアスから地上への転移を試みたシュウは、指定したポイントから離れた場所に転移、その際、日数の計算もあわなくなっていることに気付く。細かく設定を観察すると、同期の解消自体はラ・ギアスで「[[春秋戦争]]」が勃発した頃にまで遡るため、日数の経過を気にするのは不自然にみえるが、それまでは転移完了後に地上の日数が(マサキやシュウの感覚で)狂ったことはなかったのだろう。 | + | シュウが時間軸の同期の擦れ違いを意識したのは「[[封印戦争]]」の最中のことである。ヴォルクルスとの戦いを終えた仲間と供にラ・ギアスから地上への転移を試みたシュウは、指定したポイントから離れた場所に転移、その際、日数の計算もあわなくなっていることに気付いた。完結作にあたる『魔装F』において、時間軸の同期が乱れた原因は「調和の結界」の人柱たる預言者ヨーテンナイが発動させた『静死の棺』という結界にあると明言される。時間軸の同期の崩壊、『[[封印戦争]]』時に魔装機神操者達が遭遇した地上とラ・ギアスを繋ぐゲートの一時的な消失、これらの現象は彼女が「静死」の結界を起動させることで発生した副次的なものと言われている(なお、預言者がこの結界を展開した時期に関する指摘は『魔装F』にもなく、時間軸の乱れ自体は「封印戦争」勃発以前より前であるため、棺の起動は「春秋戦争」が勃発して間もない頃でなければならない)。 |
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− | 完結作にあたる『魔装F』において、時間軸の同期の解消となった原因は「調和の結界」の人柱たる預言者ヨーテンナイが発動させた『静死の棺』という結界にあると明言される。時間軸の同期の崩壊、『[[封印戦争]]』時に魔装機神操者達が遭遇した地上とラ・ギアスを繋ぐゲートの一時的な消失、これらの現象は彼女が「静死」の結界を起動させることで発生した副次的なものと言われている(なお、預言者がこの結界を展開した時期に関する指摘は『魔装F』にもなく、時間軸の乱れ自体は「封印戦争」勃発以前より前であるため、棺の起動は「春秋戦争」が勃発して間もない頃でなければならない)。
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| リューネやシュウの転移ポイントが狂った件に関しては、[[ルイーナ]]の次元断層のほかでは「[[クロスゲート]]」に原因を求めるのが無難だろう。 | | リューネやシュウの転移ポイントが狂った件に関しては、[[ルイーナ]]の次元断層のほかでは「[[クロスゲート]]」に原因を求めるのが無難だろう。 |
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| :『調和の搭』と呼ばれる複数の維持装置からラ・ギアス全土を覆う特殊な結界の名称。[[ヴォルクルス]]の分身の細胞活動を抑制する。『LOE』第一章で使用された「魔力弾」の解説を用語録で見たところ、ミサイルなどの爆発物の作用を抑え込む力も備えているようだ(街や建物に張られた爆発物や大規模な破壊魔法などを中和する結界との関連性は不明)。力の源は『神聖ラングラン王国』国王の魔力であり、結界への魔力供給は代々の国王に課せられた責務となっている。なお、『調和の結界』自体には核分裂反応を抑止する効果はなく、核分裂反応を抑止していたのは別の魔術が及ぼす影響であったことが『EX』で語られている(シナリオ「野望、渦巻く」参照)。OGシリーズに戦術核搭載型機動兵器が存在しないため、『第2次OG』ではこの設定に触れてはいない。 | | :『調和の搭』と呼ばれる複数の維持装置からラ・ギアス全土を覆う特殊な結界の名称。[[ヴォルクルス]]の分身の細胞活動を抑制する。『LOE』第一章で使用された「魔力弾」の解説を用語録で見たところ、ミサイルなどの爆発物の作用を抑え込む力も備えているようだ(街や建物に張られた爆発物や大規模な破壊魔法などを中和する結界との関連性は不明)。力の源は『神聖ラングラン王国』国王の魔力であり、結界への魔力供給は代々の国王に課せられた責務となっている。なお、『調和の結界』自体には核分裂反応を抑止する効果はなく、核分裂反応を抑止していたのは別の魔術が及ぼす影響であったことが『EX』で語られている(シナリオ「野望、渦巻く」参照)。OGシリーズに戦術核搭載型機動兵器が存在しないため、『第2次OG』ではこの設定に触れてはいない。 |
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− | 『魔装F』にて、結界の中心となる楔に[[ヨーテンナイ|人間]]が用意されたことが発覚。封印対象にはヴォルクルスの完全体だけでなく他の二柱の邪神の完全体も含まれていた(邪神の分身が復活した事例からこのトロイアの結界の範疇外)。「調和の結界」の原型自体も55000年前のトロイア帝国滅亡期にまで遡るということは判明したものの、本編に用意された説明には不足するところがあり、55000年前から魔力の高い人間に魔力供給の儀式を行わせていたのかという点のほか、「[[地上人召喚事件]]」時に破れていたという「調和の結界」に関する補足もない。 | + | 『魔装F』にて、結界の中心となる楔に[[ヨーテンナイ|人間]]が用意されたことが発覚。封印対象にはヴォルクルスの完全体だけでなく他の二柱の邪神の完全体も含まれていた(邪神の分身が復活した事例から分身体はこのトロイアの結界の範疇外)。「調和の結界」の原型自体も55000年前のトロイア帝国滅亡期にまで遡るということは判明したものの、本編に用意された説明には不足するところがあり、55000年前から魔力の高い人間に魔力供給の儀式を行わせていたのかという点のほか、「[[地上人召喚事件]]」時に破れていたという「調和の結界」に関する補足もない。 |
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| == 作品の時系列 == | | == 作品の時系列 == |
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| :第二章は『春秋戦争』と『[[第2次スーパーロボット大戦OG]]』が終結してから始まる物語だが、『OG2nd』と第二章の間に流れる空白期間は不明。『週刊ファミ通12月6日号』(2012年11月22日発売)のインタビューでプロデューサー(寺田貴信氏)が、「少し間が空いてから第二章に入ります」と説明している。暦上は新暦4959年の出来事であり、『神聖ラングラン王国』が『シュテドニアス連合国』と『バゴニア連邦共和国』の二国と戦争状態に突入することから、続編となる『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD|魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]』のPV第2弾で『'''[[三國戦争]]'''』と形容された。『魔装機神II』は『三國戦争』終結時点から数えて約1ヵ月後に始まる。 | | :第二章は『春秋戦争』と『[[第2次スーパーロボット大戦OG]]』が終結してから始まる物語だが、『OG2nd』と第二章の間に流れる空白期間は不明。『週刊ファミ通12月6日号』(2012年11月22日発売)のインタビューでプロデューサー(寺田貴信氏)が、「少し間が空いてから第二章に入ります」と説明している。暦上は新暦4959年の出来事であり、『神聖ラングラン王国』が『シュテドニアス連合国』と『バゴニア連邦共和国』の二国と戦争状態に突入することから、続編となる『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD|魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]』のPV第2弾で『'''[[三國戦争]]'''』と形容された。『魔装機神II』は『三國戦争』終結時点から数えて約1ヵ月後に始まる。 |
| ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]] | | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]] |
− | :前作との間にある空白期間や時系列はまだ不明。 | + | :前作との間にある空白期間や時系列はまだ不明。IIの終盤で4959年11月下旬を過ぎるため、12月頃からはじまると思える。 |
| ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]] | | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]] |
− | :詳細な日数経過は一切ない。唯一判明していることはひとつ。[[シュウ・シラカワ]]が[[アルバーダ・バイラリン]]と交わした約束を実行に移すことになる出来事が地球圏で発生するのは、本作完結後のこれから(未来)ということ。また、攻略本に記載された寺田プロデューサーの言葉にて[[カドゥム・ハーカーム]]こそが、第二章のシナリオ「メモリアルデイ」で予告された「半年から一年後にサイバスターが立ち向かうことになる脅威の存在」と明らかにされたため、本作終盤で「メモリアルデイ」(Iの二章開始)から半年以上一年以内の日数が過ぎている模様(新暦4959年12月から新暦4960年6月以内)。 | + | :攻略本に記載された寺田プロデューサーの言葉にて[[カドゥム・ハーカーム]]こそが、第二章のシナリオ「メモリアルデイ」で予告された「半年から一年後にサイバスターが立ち向かうことになる脅威の存在」と明らかにされたため、本作終盤で「メモリアルデイ」(Iの二章開始)から半年以上一年以内の日数が過ぎている模様。前作までの流れに、二章の予言を加味すれば4960年に突入しているのは間違いないだろう(新暦4960年6月までには終わる)。 |
| + | :また、[[シュウ・シラカワ]]が[[アルバーダ・バイラリン|チーム・ジェルバの隊員]]と交わした約束を実行に移すことになる出来事が地球圏で発生するのは、本作が完結した後。 |
| ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] | | ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] |
| :『OG2nd』第44話で語られた「シュウの呼び出しで地上に出ようとしたマサキが道に迷って変な化け物と遭遇した」事件に一番関係がありそうな作品。サイバスターをどの時点でDLするかにもよるが、長い場合、第1章の中盤から第8章最終話までの長きにわたってOEの戦いに参加していた事になる。しかし、シュウの呼び出しには時間ぴったりで間に合ったので『OE』世界の時間の流れは『OG』世界には全く関わらなかった模様。 | | :『OG2nd』第44話で語られた「シュウの呼び出しで地上に出ようとしたマサキが道に迷って変な化け物と遭遇した」事件に一番関係がありそうな作品。サイバスターをどの時点でDLするかにもよるが、長い場合、第1章の中盤から第8章最終話までの長きにわたってOEの戦いに参加していた事になる。しかし、シュウの呼び出しには時間ぴったりで間に合ったので『OE』世界の時間の流れは『OG』世界には全く関わらなかった模様。 |
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| *[[神聖ラングラン王国]]王都。闘技場を舞台に魔装機神操者と魔装機操者による御前試合が開催。出場者は12名。優勝者は[[マサキ・アンドー|ランドール・ザン・ゼノサキス]]、準優勝は[[リカルド・シルベイラ]]。 | | *[[神聖ラングラン王国]]王都。闘技場を舞台に魔装機神操者と魔装機操者による御前試合が開催。出場者は12名。優勝者は[[マサキ・アンドー|ランドール・ザン・ゼノサキス]]、準優勝は[[リカルド・シルベイラ]]。 |
| *[[神聖ラングラン王国]]王都。行方不明になっていた大公子[[シュウ・シラカワ|クリストフ・グラン・マクソード]]が愛機[[グランゾン]]と共に姿を現す。クリストフ・ゼオ・ヴォルクルスを名乗り、ラングランへの敵対を宣言すると同時に第三位王位継承権の放棄を告げる。このときの戦闘でクリストフに一騎打ちを挑んだ剣皇[[ゼオルート・ザン・ゼノサキス]]は戦死。責任を追及された[[カークス・ザン・ヴァルハレビア]]大将がカラタミーフィ州へ左遷され、彼の考案した「超魔装機計画」も白紙に。 | | *[[神聖ラングラン王国]]王都。行方不明になっていた大公子[[シュウ・シラカワ|クリストフ・グラン・マクソード]]が愛機[[グランゾン]]と共に姿を現す。クリストフ・ゼオ・ヴォルクルスを名乗り、ラングランへの敵対を宣言すると同時に第三位王位継承権の放棄を告げる。このときの戦闘でクリストフに一騎打ちを挑んだ剣皇[[ゼオルート・ザン・ゼノサキス]]は戦死。責任を追及された[[カークス・ザン・ヴァルハレビア]]大将がカラタミーフィ州へ左遷され、彼の考案した「超魔装機計画」も白紙に。 |
− | *精霊の月、神聖ラングラン王国イラ州。大地の[[魔装機神]]『[[ザムジード]]』の操者[[リカルド・シルベイラ]]戦死。 | + | *11月上旬、神聖ラングラン王国イラ州。大地の[[魔装機神]]『[[ザムジード]]』の操者[[リカルド・シルベイラ]]戦死。 |
− | *同月、神聖ラングラン王国王都。王宮『グランパレス』が謎のテロ(実態は[[シュテドニアス連合]]軍特殊工作隊「デオ・シュバイル」の奇襲)によって壊滅する(魔力弾事件)。第287代国王[[アルザール・グラン・ビルセイア]]を筆頭に、ラングランの政治中枢を担う多くの人々が死亡。連合政府は、これらの所業を邪教徒と結びついた軍内急進派、反乱軍が起こしたものと発表。体裁を整えた数日後、ラングランを相手に宣戦布告を宣言する。混乱の極致にあったラングラン正規軍は、シュテドニアス連合軍の電撃侵攻作戦の前になす術もなく呑みこまれていく。 | + | *同月、神聖ラングラン王国王都。王宮『グランパレス』が謎のテロ(実態は[[シュテドニアス連合]]軍特殊工作隊「デオ・シュバイル」の奇襲)によって壊滅する(魔力弾事件)。第287代国王[[アルザール・グラン・ビルセイア]]を筆頭に、ラングランの政治中枢を担う多くの人々が死亡。連合政府、王都ラングラン市のテロ事件への関与を否定(邪教徒と結びついた軍内急進派、反乱軍が起こしたものと発表)。 |
| *新西暦186年の11月3日([[地球]])。[[マサキ・アンドー]]は『[[南極]]』で[[シュウ・シラカワ]]と再会(『[[南極事件]]』)。時を同じくして、『[[ディバイン・クルセイダーズ]]』(通称[[DC]])を結成した科学者[[ビアン・ゾルダーク]]博士が『[[地球連邦政府 (OG)|地球連邦]]』に宣戦布告。『[[DC戦争]]』が勃発する(スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION)。 | | *新西暦186年の11月3日([[地球]])。[[マサキ・アンドー]]は『[[南極]]』で[[シュウ・シラカワ]]と再会(『[[南極事件]]』)。時を同じくして、『[[ディバイン・クルセイダーズ]]』(通称[[DC]])を結成した科学者[[ビアン・ゾルダーク]]博士が『[[地球連邦政府 (OG)|地球連邦]]』に宣戦布告。『[[DC戦争]]』が勃発する(スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION)。 |
| <!-- *マサキ、DCへの反攻作戦を遂行中の『[[ハガネ]]隊』に合流。 --> | | <!-- *マサキ、DCへの反攻作戦を遂行中の『[[ハガネ]]隊』に合流。 --> |
| + | *シュテドニアス連合、ラングランへの宣戦布告を宣言する。混乱の極致にあったラングラン正規軍は、シュテドニアス連合軍の電撃侵攻作戦の前になす術もなく呑みこまれていく。 |
| === ラングラン新暦4958年 === | | === ラングラン新暦4958年 === |
| *新西暦187年1月([[アイドネウス島]])。ハガネ隊、DC総帥ビアン・ゾルダークと交戦の末、彼の操る究極人型機動兵器『[[ヴァルシオン]]』を撃墜。これにより『DC戦争』は終結する。 | | *新西暦187年1月([[アイドネウス島]])。ハガネ隊、DC総帥ビアン・ゾルダークと交戦の末、彼の操る究極人型機動兵器『[[ヴァルシオン]]』を撃墜。これにより『DC戦争』は終結する。 |
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| *神聖ラングラン王国サイツェット州。第一王子[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]が自軍の戦力増強を目的とした「地上人召喚魔法」を発動させる。しかし、フェイルロード王子の編成した召喚プログラムが原因不明の暴走を引き起こした結果、ラ・ギアス全土に地球人と彼らの操る戦闘兵器が大量に呼び込まれてしまう(『地上人召喚事件/ラ・ギアス事件』)。 | | *神聖ラングラン王国サイツェット州。第一王子[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]が自軍の戦力増強を目的とした「地上人召喚魔法」を発動させる。しかし、フェイルロード王子の編成した召喚プログラムが原因不明の暴走を引き起こした結果、ラ・ギアス全土に地球人と彼らの操る戦闘兵器が大量に呼び込まれてしまう(『地上人召喚事件/ラ・ギアス事件』)。 |
| *神聖ラングラン王国マラカ州。[[魔装機神]][[グランヴェール]]の操者[[ホワン・ヤンロン]]と[[ラ・ギアス]]に迷い込んできた[[リューネ・ゾルダーク]]の邂逅。後に[[ヒリュウ改]]を中心とした鋼龍戦隊の一部が合流。 | | *神聖ラングラン王国マラカ州。[[魔装機神]][[グランヴェール]]の操者[[ホワン・ヤンロン]]と[[ラ・ギアス]]に迷い込んできた[[リューネ・ゾルダーク]]の邂逅。後に[[ヒリュウ改]]を中心とした鋼龍戦隊の一部が合流。 |
− | *精霊の月、神聖ラングラン王国ルザック州ラモンド市の南。『地上人召喚事件』で混乱するラ・ギアスに風の魔装機神サイバスターの操者マサキ・アンドーが『惑星エリア』より帰還。魔装機神[[ザムジード]]の操者に選ばれる[[ミオ・サスガ]]と出会う。また、後に[[ハガネ]]を中心とした鋼龍戦隊の一部が合流(第2次スーパーロボット大戦OG)。 | + | *神聖ラングラン王国ルザック州ラモンド市の南。『地上人召喚事件』で混乱するラ・ギアスに風の魔装機神サイバスターの操者マサキ・アンドーが『惑星エリア』より帰還。魔装機神[[ザムジード]]の操者に選ばれる[[ミオ・サスガ]]と出会う。また、後に[[ハガネ]]を中心とした鋼龍戦隊の一部が合流(第2次スーパーロボット大戦OG)。 |
| *シュテドニアス連合国領内(ドレント州)、ヴォルクルス神殿。[[ルオゾール・ゾラン・ロイエル]]が秘術を行使して[[シュウ・シラカワ]]を蘇生(スーパーロボット大戦OG ダークプリズン)。現世への帰還を果たしたシュウは、地底世界に召喚されたばかりの[[セレーナ・レシタール|二人の]][[アルバーダ・バイラリン|軍人]]たちと、しばしの時を戦場で共に過ごすことになる。 | | *シュテドニアス連合国領内(ドレント州)、ヴォルクルス神殿。[[ルオゾール・ゾラン・ロイエル]]が秘術を行使して[[シュウ・シラカワ]]を蘇生(スーパーロボット大戦OG ダークプリズン)。現世への帰還を果たしたシュウは、地底世界に召喚されたばかりの[[セレーナ・レシタール|二人の]][[アルバーダ・バイラリン|軍人]]たちと、しばしの時を戦場で共に過ごすことになる。 |
| *ラ・ギアス辺境。シュテドニアス連合の南洋に浮かぶ『アルメラ共和国』が「攻霊機開発計画」のため、極秘裏に一人の地上人を召喚してその身柄を拘束。召喚者は[[サキト・アサギ]]という名の日本人の少年。 | | *ラ・ギアス辺境。シュテドニアス連合の南洋に浮かぶ『アルメラ共和国』が「攻霊機開発計画」のため、極秘裏に一人の地上人を召喚してその身柄を拘束。召喚者は[[サキト・アサギ]]という名の日本人の少年。 |
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| *シュテドニアス連合国デルハット市。アクアビナ修養会『キュリウス派』の尼僧[[エルシーネ・テレジア]]の演説が全土に生放送で中継される。聖女の説得も力及ばず、シュテドニアスは南北に分断。『北部シュテドニアス連邦』と『南部シュテドニアス聨合』の2国に分かれて対立する。『シュテドニアス南北戦争』の勃発。 | | *シュテドニアス連合国デルハット市。アクアビナ修養会『キュリウス派』の尼僧[[エルシーネ・テレジア]]の演説が全土に生放送で中継される。聖女の説得も力及ばず、シュテドニアスは南北に分断。『北部シュテドニアス連邦』と『南部シュテドニアス聨合』の2国に分かれて対立する。『シュテドニアス南北戦争』の勃発。 |
| *エリアル王国、スンガ港。魔装機帝『[[ゼルヴォイド]]』を駆る[[エラン・ゼノサキス]]の介入で、アンティラス隊とエリアルの嚮導隊『アドバーザリー部隊』が激突。交戦の末、和解する。 | | *エリアル王国、スンガ港。魔装機帝『[[ゼルヴォイド]]』を駆る[[エラン・ゼノサキス]]の介入で、アンティラス隊とエリアルの嚮導隊『アドバーザリー部隊』が激突。交戦の末、和解する。 |
− | *11月。南部シュテドニアス聨合首都ネミベアでクーデター発生。過激派革命集団である『[[霍奕の細胞]]』の委員長であった[[オンガレッド・キレシナ]]が大統領補佐官に就任。エリアル王国への侵攻作戦を主導する。アンティラス隊はエリアルの援軍に向かう。 | + | *11月上旬。南部シュテドニアス聨合首都ネミベアでクーデター発生。過激派革命集団である『[[霍奕の細胞]]』の委員長であった[[オンガレッド・キレシナ]]が大統領補佐官に就任。エリアル王国への侵攻作戦を主導する。アンティラス隊はエリアルの援軍に向かう。 |
− | *シュテドニアスの内戦終結。更なる政変で『南部聨合』の大統領に就任した[[オンガレッド・キレシナ]]がヴォルクルスの生贄として惨死を遂げたことで戦況は一変。『北部連邦』上院議員に選任された[[アクレイド・バロム]]が『南部』に対して、南北再統一を問う国民投票の実施に同意するよう呼びかける。 | + | *11月下旬、シュテドニアスの内戦終結。更なる政変で『南部聨合』の大統領に就任した[[オンガレッド・キレシナ]]がヴォルクルスの生贄として惨死を遂げたことで戦況は一変。『北部連邦』上院議員に選任された[[アクレイド・バロム]]が『南部』に対して、南北再統一を問う国民投票の実施に同意するよう呼びかける。 |
| *シュテドニアス連合国、グリマール要塞。再統一に反対し立て篭もる『南部聨合』の元軍人1200余名を生贄に破壊神『[[サーヴァ・ヴォルクルス]]』が降臨。 | | *シュテドニアス連合国、グリマール要塞。再統一に反対し立て篭もる『南部聨合』の元軍人1200余名を生贄に破壊神『[[サーヴァ・ヴォルクルス]]』が降臨。 |
| *神聖ラングラン王国ライオット州、[[ソラティス神殿]]。アンティラス隊が『精霊界』の狭間に降臨した二柱の邪神(『調和神』と『破壊神』)の再封印に成功する。 | | *神聖ラングラン王国ライオット州、[[ソラティス神殿]]。アンティラス隊が『精霊界』の狭間に降臨した二柱の邪神(『調和神』と『破壊神』)の再封印に成功する。 |
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| === 発生年度不明 === | | === 発生年度不明 === |
− | <!-- 新暦4959年冬以降。 -->
| + | 新暦4959年の冬以降。『F』の始まる冒頭くらいから4960年内にはいることになる。 |
| *共闘した「テロリスト達」により3大国を巻き込む大規模破壊工作が予告される。対応したアンティラス隊は母艦の分離機能を使い、隊を3手に分けて出発。ラングランに航路を向けた[[ミオ・サスガ]]率いるV艦分隊を壊滅寸前にまで追い込まれるも、広域テロの鎮圧に成功する(OGサーガ 魔装機神III)。 | | *共闘した「テロリスト達」により3大国を巻き込む大規模破壊工作が予告される。対応したアンティラス隊は母艦の分離機能を使い、隊を3手に分けて出発。ラングランに航路を向けた[[ミオ・サスガ]]率いるV艦分隊を壊滅寸前にまで追い込まれるも、広域テロの鎮圧に成功する(OGサーガ 魔装機神III)。 |
| *シュテドニアス連合国、パーゼミュート社本社。『[[反アンティラス隊]]』の旗揚げ式が行われる。以降、各地で干戈に訴え、恐るべき勢いで戦をアンティラス隊に仕掛ける反アンティラス隊の姿が散見される。 | | *シュテドニアス連合国、パーゼミュート社本社。『[[反アンティラス隊]]』の旗揚げ式が行われる。以降、各地で干戈に訴え、恐るべき勢いで戦をアンティラス隊に仕掛ける反アンティラス隊の姿が散見される。 |
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| :本編の5000年前に起きた大戦の記録。5000年後のラ・ギアスでは御伽話のひとつとして、一部の真相を削除されて語り継がれている模様。 | | :本編の5000年前に起きた大戦の記録。5000年後のラ・ギアスでは御伽話のひとつとして、一部の真相を削除されて語り継がれている模様。 |
| ;魔神の予言 | | ;魔神の予言 |
− | :新暦4948年に未来見達に下された予言。曰く、「巨大な魔神が、ラングランを滅ぼす。そして、それはラ・ギアスの生きとし生けるものすべてに災厄をふりまく。運命の日は遅くとも10年後」と。対応を迫られたラングランの政府は、アカデミーの「魔神には魔神を」という進言に従い、4体の魔神(魔装機神)を完成させた。 | + | :新暦4948年に未来見達に下された予言。曰く、「巨大な魔神が、ラングランを滅ぼす。そして、それはラ・ギアスの生きとし生けるものすべてに災厄をふりまく。運命の日は遅くとも10年後」と。対応を迫られたラングランの政府は、アカデミーの「魔神には魔神を」という進言に従い、4体の魔神(魔装機神)を完成させた。この予言に謳われた魔神はシュウとグランゾンを指し、ラングランは国名ではなく都市(王都ラングラン市)の方を指す。 |
− | :この予言に謳われた魔神はシュウとグランゾンを指す。魔装機神は自発的に生み出された魔神であり、予言の示唆した魔神とはあくまで別物……とはいえ、本来の魔神であるグランゾンに取って代われる存在ではある。母である大公妃の悲痛な裏切りでヴォルクルスと契約してしまった悲劇の息子にあたるラングランの大公子が、邪神に操られるまま画策して引き起こす「魔力弾事件」の光景…未来見が最初にみたビジョンはこれだったのだろう。
| + | :母である大公妃の裏切りでヴォルクルスと契約してしまったラングランの大公子が、邪神に操られるまま画策して引き起こした「魔力弾事件」で燃える王都の街並み…未来見が最初にみたビジョンはこれなのだろう。[[旧シリーズ]]ではこの予言とミサキが起こしたスキャンダルは、ほぼ同じ年に起きている。どちらの出来事が先に起きたのか、このシリーズでは不明のまま終わったが、[[OGシリーズ]]の「第二章」にて追補されたセニアの「15年位前」という台詞で、予言の降りた年よりも前にミサキの事件が発生したことを原作者が強調している(下記項目メモ内「The Lord of Elemental」参照。つまり、旧シリーズ内でも予言の前にミサキが生贄の儀式を行った事が確定する)。 |
− | :[[旧シリーズ]]ではこの予言とミサキが起こしたスキャンダルは、ほぼ同じ年に起きている。どちらの出来事が先に起きたのか、このシリーズでは不明のまま終わったが、[[OGシリーズ]]の「第二章」にて追補されたセニアの「15年位前」という台詞で、予言の降りた年よりも前にミサキの事件が発生したことを原作者が強調している(下記項目メモ内「The Lord of Elemental」参照。つまり、旧シリーズ内でも予言の前にミサキが生贄の儀式を行った事が確定する)。 | + | :さしあたり、第二章の冒頭でテュッティがマサキに伝えることになる未来見の予言のなかに『魔神』という単語は存在せず、ラングランは魔装機神サイバスターの開発に成功したことで「遅くとも10年後に迫るという滅び」の時の回避に成功したといえる。ちなみに、Iの第一章のシナリオ「調和の結界」に「……予定より早いですが、明日、決行します」「……急がねばならない……」というシュウの台詞がある。彼が計画を早めた理由は完結したいまも分からない。邪神への精一杯の抵抗が「予定より早い決行」となったのかもしれないし、成長する魔装機神操者と魔装機神の存在を警戒して「計画を前倒し」したのかもしれない。 |
− | :『魔神(グランゾン)を操る男(シュウ)の策謀によってラングランは予知の指し示すまま一時滅びの道を辿り(「魔力弾事件」)、運命の日(10年後)に応現した魔神(ネオ・グランゾン)が地上とラ・ギアスの双方の破壊を目論む』…これが最も正解に近い予言の解釈となる。この未来の到来は、魔装機神サイバスターの操者と彼に助太刀した地上の軍団の手で阻止された。もちろん、人につくられた魔神にあたる魔装機神がこの予言の魔神となる可能性もあった。この場合……、 | + | *なお、未来見の予言というものは、予言者自身の意識を時空を超えた先にいる第三者の意識と同調させることで得るものであるため、接続した他者の主観に影響される。最初にこのヴィジョンをみた未来見がリンクした人間は、崩壊した王都ラングラン市に出現した巨大な物体の前に立ち、その巨大な存在を『魔神』と認識し、魔神がラ・ギアスにあまねく全ての生命体に災厄を振りまくと確信した人物ということになる(可能性として高いのは主人公マサキの意識)。 |
− | :『魔神に対抗するべく建造されたラングランの魔神(魔装機神)達に怯えた人々がラングランの滅亡に加担(予言から9年後に発生した「魔力弾事件」)し、滅びゆくラングランを守護せんと戦う魔神達がラ・ギアス全土に戦乱を拡大させる(予言から10年目にあたる「春秋戦争」と「地上人召喚事件」)』という解釈が生まれる。こちらの解釈がもたらす未来は、魔装機神操者達がラングランの王子フェイルロードのとった選択を拒否したため到来を免れた。結果的に魔装機神を完成させたことで、ラングランは「遅くとも10年後に迫るという滅び」の時を回避することに成功している。
| + | *『DP』14話のエンドデモ(レンカウンター)にて、シュウが「ラングランの未来見が予言した魔神……視点を変えれば、魔装機神もその一種だといえます」という見解を示している。魔装機神達は予言の年の後に生み出された人造の魔神であり、予言の示唆する魔神とはあくまで別物である。魔装機神らも未来見の予言するこの魔神に該当するとした場合、王室アカデミーに所属する未来見達は、「王都ラングラン市を破壊する4体の魔装機神のいずれかを目撃し、魔装機神こそラ・ギアスの全生物に災厄を与える魔神になると感じた人間」達と意識を共有しなければならない。予言のあった年から10年以内に「魔装機神こそ魔神」という認識を持つに至った人間との同調が可能な場面の選定はなかなか難しく、シナリオ「レンカウンター」のデモにあるシュウのこの台詞は、ラングランの未来見の欠陥と特性(意識を共有した他者の主観に大きな影響をうける)を考慮してない台詞に見える。 |
− | :いま動き始めている新たな予言の脅威は、この予言が警告する魔神とはまた別のものである。
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| ;地上人 | | ;地上人 |
| :「[[バイストン・ウェル|ちじょうびと]]」ではなく「ちじょうじん」と読む。ラ・ギアスにおける『地球』出身者の呼称。さしたる訓練や修行もなしに高いプラーナと魔力を生来備えて生まれる彼らは、ラ・ギアスの住人にとって非常に繊細かつ複雑な存在である。 | | :「[[バイストン・ウェル|ちじょうびと]]」ではなく「ちじょうじん」と読む。ラ・ギアスにおける『地球』出身者の呼称。さしたる訓練や修行もなしに高いプラーナと魔力を生来備えて生まれる彼らは、ラ・ギアスの住人にとって非常に繊細かつ複雑な存在である。 |
| ;ビエンド杯剣術大会 | | ;ビエンド杯剣術大会 |
| :毎年5月1日~3日の間に行われる由緒正しき国際剣術大会。主に若手の剣士が参加する。 参加資格は10歳~30歳まで。開催回数は不明。「剣術世界大会」は戦時中は中断するとあるので。ビエンド杯も同じではないかと考えられる(それでも開催回数が1000を越しているのは想像にかたくない)。 | | :毎年5月1日~3日の間に行われる由緒正しき国際剣術大会。主に若手の剣士が参加する。 参加資格は10歳~30歳まで。開催回数は不明。「剣術世界大会」は戦時中は中断するとあるので。ビエンド杯も同じではないかと考えられる(それでも開催回数が1000を越しているのは想像にかたくない)。 |
− | ;ラングラン新暦4958年9月
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− | :出典は阪田雅彦氏の同人誌「闇の記憶」から。シナリオ「調和の結界」冒頭の様子が執筆されている。便宜上、『旧シリーズ』の項で4958年の9月に王都崩壊と定めているのだが、『精霊祭』の設定次第で変更しなければならない事項である。
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| ;魔力弾事件 | | ;魔力弾事件 |
− | :シュテドニアスとラングラン、両国の開戦(「[[春秋戦争]]」)の火蓋を切ることになった出来事。突如として姿を現した大量のシュテドニアス製魔装機の襲撃と降り注ぐ魔力弾の爆雨にさらされた王都ラングランは、国王アルザールを皮切りに大勢の指導者を失った。『LOE』第一章シナリオ「調和の結界」から「カタストロフ」までの期間が該当。シュテドニアス連合政府は一部の軍人が邪教徒と結託して暴挙に走ったと公表して関与を完全に否定している。初出はIIIのDLCキャンペーンマップ「アンティラス隊の名にかけて」より。 | + | :シュテドニアスとラングラン、両国の開戦(「[[春秋戦争]]」)の火蓋を切ることになった出来事。突如として姿を現した大量のシュテドニアス製魔装機の襲撃と降り注ぐ魔力弾の爆撃にさらされた王都ラングランは、国王アルザールを皮切りに大勢の指導者を失った。『LOE』第一章シナリオ「調和の結界」から「カタストロフ」までの期間が該当。シュテドニアス連合政府は一部の軍人が邪教徒と結託して暴挙に走ったと公表して関与を完全に否定している。初出はIIIのDLCキャンペーンマップ「アンティラス隊の名にかけて」より。 |
| + | :発生した月日までは明かされていないが、「精霊の月」(閏月)に近い年の瀬、ヨーテンナイが『静死の棺』で時間軸の同期を乱す前、[[新西暦]]186年11月に起きた『南極事件』と遠く離れていない点などから、新暦4957年11月上旬(6日-11日まで)が妥当。「春秋戦争」の勃発した時期に関しては、ラセツが「近々、シュテドニアスはラングランに対し、宣戦布告を行う」と述べているため、遅くとも12月頃にはラングラン侵略が始まっている。 |
| ;蕃界異郷の賛美者達 | | ;蕃界異郷の賛美者達 |
| :練金学が発展した異世界、ラ・ギアスからの帰還を果たした地球の人間の体験談を書き記した書物。他に類を見ない程の詳しい描写がなされたと言われている。『蕃』とはチベットの異称のひとつ。ふたつの世界を繋ぐ恒久的ゲートがチベットに存在するという設定から、編者が核心に迫ったことは事実なのだろう。残念ながら、危険度高しと判断したマサキの手で焼却されてしまった。 | | :練金学が発展した異世界、ラ・ギアスからの帰還を果たした地球の人間の体験談を書き記した書物。他に類を見ない程の詳しい描写がなされたと言われている。『蕃』とはチベットの異称のひとつ。ふたつの世界を繋ぐ恒久的ゲートがチベットに存在するという設定から、編者が核心に迫ったことは事実なのだろう。残念ながら、危険度高しと判断したマサキの手で焼却されてしまった。 |
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| :『[[Another Century's Episode:R]]』の舞台。 | | :『[[Another Century's Episode:R]]』の舞台。 |
| ;五大封印 | | ;五大封印 |
− | :初出は『EX』から。神聖ラングラン王国国内に配置されたヴォルクルス本体の降臨を防ぐために施された結界。サイツェット州のティーバ市とライオット州のソラティス神殿とトロイア州のグリモルド山の3ヶ所にあったことが判明している。残る2ヶ所の封印の所在地はOGシリーズでも不明のまま。なにをもって「五大」と指すのかは不明だが、「炎・風・大地・水・无(無)」で五大としているのかもしれない。 | + | :初出は『EX』から。神聖ラングラン王国国内に配置されたヴォルクルス本体の降臨を防ぐために施された結界。サイツェット州のティーバ市とライオット州のソラティス神殿とトロイア州のグリモルド山の3ヶ所にあったことが判明している。残る2ヶ所の封印の所在地はOGシリーズでも不明のまま。なにをもって「五大」と指すのかは謎だが、「炎・風・大地・水・无(無)」で五大としているのかもしれない。 |
| ;新たな脅威 | | ;新たな脅威 |
| :新暦4959年に未来見達に下された新たな啓示。OGシリーズではこの予言が下された月からまだ1年も経過していないため、脅威の襲来の全容は『魔装機神F』まで持ち越された。『F』のPV第1弾にある「成就する未来見の予言」とはこれのこと。 | | :新暦4959年に未来見達に下された新たな啓示。OGシリーズではこの予言が下された月からまだ1年も経過していないため、脅威の襲来の全容は『魔装機神F』まで持ち越された。『F』のPV第1弾にある「成就する未来見の予言」とはこれのこと。 |
| + | :未来見達が意識を同調させた生命体は、『F』の最終話でハーカームに直面して「アカシックノヴァ」発射体制に入ったマサキから退去を促された「[[アンティラス隊]]」の操者達、もしくはサイバスターのコクピットにいる二匹の使い魔のいずれかになる。 |
| ;ベスピナ条約 | | ;ベスピナ条約 |
| :市街地での戦闘の禁止、捕虜の扱い、徽章の制定などを『聯盟』に参加する国々が締結したもの。国家同士の紛争の制御が主目的であるため、参加国の内部問題(内戦やテロ)に対する抑止力にはならない。 | | :市街地での戦闘の禁止、捕虜の扱い、徽章の制定などを『聯盟』に参加する国々が締結したもの。国家同士の紛争の制御が主目的であるため、参加国の内部問題(内戦やテロ)に対する抑止力にはならない。 |
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| ;「その言葉は、これから半年後、地上から召喚された[[マサキ・アンドー|一人の少年]]に対し、テュッティが告げる最初の言葉と同じであった」 | | ;「その言葉は、これから半年後、地上から召喚された[[マサキ・アンドー|一人の少年]]に対し、テュッティが告げる最初の言葉と同じであった」 |
| :39頁。短編の閉幕を飾る最後の文。残留を決意した少女に王子が用意した歓迎の言葉は「それでは、テュッティ・ノールバック。ようこそ、ラ・ギアスへ。心から歓迎するよ」というもの。 | | :39頁。短編の閉幕を飾る最後の文。残留を決意した少女に王子が用意した歓迎の言葉は「それでは、テュッティ・ノールバック。ようこそ、ラ・ギアスへ。心から歓迎するよ」というもの。 |
− | :ここでマサキが召喚されることになる期日について曖昧に触れているが、勘のよい人は、すぐさま第一章にあるテュッティの台詞と折り合いがつかなくなっていることに気が付いたことでしょう。問題となるのは「あなたも魔装機神操者になってもう1年になるんだから、恥ずかしい成績は残さないようにね」と「2年前私の両親と兄を惨殺したの……私の目の前で!!」のふたつ。 | + | :ここでマサキが召喚されることになる期日について曖昧に触れているが、勘のよい人は、すぐさま第一章にあるテュッティの台詞と折り合いがつかなくなっていることに気が付くことになるのでしょう。問題となるのは「あなたも魔装機神操者になってもう1年になるんだから、恥ずかしい成績は残さないようにね」と「2年前私の両親と兄を惨殺したの……私の目の前で!!」のふたつ。 |
| :「惨劇の記憶」のシナリオデモで、テュッティは「もうすぐ私の両親と兄が死んで、ちょうど2年がたつから……」とも語るため、無思慮に計算すれば、マサキがラングランにきてから半年以内の間に「降魔弾事件」がおこり、王宮で「御前試合」が開催され、ゼオルートは非業の死を遂げた……ということになる。 | | :「惨劇の記憶」のシナリオデモで、テュッティは「もうすぐ私の両親と兄が死んで、ちょうど2年がたつから……」とも語るため、無思慮に計算すれば、マサキがラングランにきてから半年以内の間に「降魔弾事件」がおこり、王宮で「御前試合」が開催され、ゼオルートは非業の死を遂げた……ということになる。 |
| :「兄達が亡くなってから1年→召喚→7日後残留→半年後、マサキの召喚(約一年半)→惨劇の記憶(ちょうど2年)」…これらの内容を全て旧シリーズ内で整理しようとしても「あなたも魔装機神操者になってもう1年」という台詞などが邪魔になる。いつか、どこかで、いずれかの台詞に修正がはいることになるだろう。 | | :「兄達が亡くなってから1年→召喚→7日後残留→半年後、マサキの召喚(約一年半)→惨劇の記憶(ちょうど2年)」…これらの内容を全て旧シリーズ内で整理しようとしても「あなたも魔装機神操者になってもう1年」という台詞などが邪魔になる。いつか、どこかで、いずれかの台詞に修正がはいることになるだろう。 |
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| :シナリオ「愚者の祭典」にあるテュッティの台詞。「調和の結界が破れて半年」というところは、αシリーズでも同じである。 | | :シナリオ「愚者の祭典」にあるテュッティの台詞。「調和の結界が破れて半年」というところは、αシリーズでも同じである。 |
| ;「地上とラ・ギアスじゃ時間の流れが違うから…私達が地上に来てからそれほど経ってないはずよ」 | | ;「地上とラ・ギアスじゃ時間の流れが違うから…私達が地上に来てからそれほど経ってないはずよ」 |
− | :エンディングにあるセニアの台詞。OGシリーズでもこの設定のままであるかはまだ不明である。 | + | :エンディングにあるセニアの台詞。これはαシリーズ独自の設定。何か不特定の要因が差し込まれない限り、ラ・ギアスと地上の時間の流れに違いはない。 |
| + | :αシリーズでは「[[クロスゲート]]」が主因、OGシリーズではクロスゲートに『静死の棺』が時間軸の乱れに関係してくる。 |
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| === [[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]] === | | === [[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]] === |
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| ;「ええ……[[ルビッカ・ハッキネン|あいつ]]は……2年前私の両親と兄を惨殺したの……私の目の前で!!」 | | ;「ええ……[[ルビッカ・ハッキネン|あいつ]]は……2年前私の両親と兄を惨殺したの……私の目の前で!!」 |
| :シナリオ「惨劇の記憶」にあるテュッティの言葉。マサキに自らの過去を明かす場面である。旧シリーズではこの時点で4958年に突入していたが、OGシリーズでは4957年の可能性が存在する。 | | :シナリオ「惨劇の記憶」にあるテュッティの言葉。マサキに自らの過去を明かす場面である。旧シリーズではこの時点で4958年に突入していたが、OGシリーズでは4957年の可能性が存在する。 |
− | ;「そういえばそろそろ'''精霊祭'''じゃない?[[アルザール・グラン・ビルセイア|お父さん]]、大丈夫なのかしら?」 | + | ;「そういえばそろそろ'''精霊祭'''じゃない? [[アルザール・グラン・ビルセイア|お父さん]]、大丈夫なのかしら?」 |
− | :シナリオ「調和の結界」にあるセニアの言葉。『精霊祭』は用語録で「精霊の月(閏月)が終わった後に行われる新年の祭のこと。いわゆる冬至の祭り。」と解説されている。OGシリーズではこの時点で4957年の閏12月か4958年の閏正月と思われる。 | + | :シナリオ「調和の結界」にあるセニアの言葉。『精霊祭』は用語録で「精霊の月(閏月)が終わった後に行われる新年の祭のこと。いわゆる冬至の祭り。」と解説されている。OGシリーズではこの時点で4957年の11月上旬(6日から8日)と思われる。 |
| ;「'''メモリアル・デイ'''」 | | ;「'''メモリアル・デイ'''」 |
| :旧シリーズではマサキとリューネが出会って1年経った日、という設定だったが、OGシリーズではその発言は削除されている。これはOGシリーズでは既にマサキとリューネが出会って1年以上経っていることを示唆している。なお、このときの回想のうち、地上人召喚事件において『第2次OG』と台詞に差異があるが、これはOGサーガの『LOE』が先に発売された際にセリフを時間絡み以外ほぼそのまま使用されたのに対し、『第2次OG』本編で新たな解釈と共に台詞が追加・改変がされたためである。 | | :旧シリーズではマサキとリューネが出会って1年経った日、という設定だったが、OGシリーズではその発言は削除されている。これはOGシリーズでは既にマサキとリューネが出会って1年以上経っていることを示唆している。なお、このときの回想のうち、地上人召喚事件において『第2次OG』と台詞に差異があるが、これはOGサーガの『LOE』が先に発売された際にセリフを時間絡み以外ほぼそのまま使用されたのに対し、『第2次OG』本編で新たな解釈と共に台詞が追加・改変がされたためである。 |
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| :シナリオ「ペンダント」「リューネの想い」にあるマサキとレベッカの台詞。「この間」は旧シリーズの『第4次大戦』を示していたもの。OGシリーズでは、時期的に『第2次スーパーロボット大戦OG』(封印戦争)。 | | :シナリオ「ペンダント」「リューネの想い」にあるマサキとレベッカの台詞。「この間」は旧シリーズの『第4次大戦』を示していたもの。OGシリーズでは、時期的に『第2次スーパーロボット大戦OG』(封印戦争)。 |
| ;「詳しい事は言えないけど……15年位前、[[シュウ・シラカワ|クリストフ]]が10歳の時にミサキさんが[[ヴォルクルス]]召喚をやろうとしてね……」<br />「それ以来、ミサキさんは隔離されてて、5年前に意識が戻らなくなって……」 | | ;「詳しい事は言えないけど……15年位前、[[シュウ・シラカワ|クリストフ]]が10歳の時にミサキさんが[[ヴォルクルス]]召喚をやろうとしてね……」<br />「それ以来、ミサキさんは隔離されてて、5年前に意識が戻らなくなって……」 |
− | :シナリオ「ウェンディの悲劇」にあるセニアの言葉。これもまたOGシリーズで追補された台詞である。なお、旧シリーズでもOGシリーズでもシュウが10歳のときに人身御供の儀式にかけられたことは共通している。ただし、発生した年度は一致していない。これは現在進行しているOGシリーズで設定の改変が行われたからである。歳を重ねたシュウは『II』の時点でおおよそ24歳(25歳前後)になっている。上記に引用したウェンディの言葉とあわせて、『魔装機神I』第二章の終盤は新暦4959年の出来事だとプレイヤーに教えてくれる。ただ、これらの一連の台詞で原作者が強調したかったことは、シュウの実年齢ではない。「予言の魔神はシュウとグランゾンである」「未来視が魔神の予言を予知する前にミサキが悲劇を起こしている」ことなどを強調したかったのだ。 | + | :シナリオ「ウェンディの悲劇」にあるセニアの言葉。これもまたOGシリーズで追補された台詞である。なお、旧シリーズでもOGシリーズでもシュウが10歳のときに人身御供の儀式にかけられたことは共通している。ただし、発生した年度は一致していない。これは現在進行しているOGシリーズで設定の改変が行われたからである。歳を重ねたシュウは『II』の時点でおおよそ24歳(25歳前後)になっている。上記に引用したウェンディの言葉とあわせて、『魔装機神I』第二章の終盤は新暦4959年の出来事だとプレイヤーに教えてくれる。ただ、これらの一連の台詞で原作者が強調したかったことは、シュウの実年齢ではない。「予言の魔神はシュウとグランゾンである」「未来視が魔神の予言を予知する前にミサキが悲劇を起こしている」ことなどを強調しているのだ。 |
| ;「ウェンディさんだって、あせってるんでしょ? 来年は30だもん」 | | ;「ウェンディさんだって、あせってるんでしょ? 来年は30だもん」 |
| :第二章のあるエンディングにおけるリューネの言葉。ここでの来年は新暦4960年。続編は全て短期決着を迎えるため彼女が30歳の誕生日を迎える可能性は、『第3次OG』発売のときまで引き延ばされた。 | | :第二章のあるエンディングにおけるリューネの言葉。ここでの来年は新暦4960年。続編は全て短期決着を迎えるため彼女が30歳の誕生日を迎える可能性は、『第3次OG』発売のときまで引き延ばされた。 |
351行目: |
364行目: |
| :『DP』の21話「扉の外」より。この後、シュウは(しかも、時間まで……)と内心呟く。時間軸の乱れ自体は、『OG1』の頃から存在するものだが、このときまで転移時に転移点がずれたことや時間流が狂ったことが一度もなかったのだろう。 | | :『DP』の21話「扉の外」より。この後、シュウは(しかも、時間まで……)と内心呟く。時間軸の乱れ自体は、『OG1』の頃から存在するものだが、このときまで転移時に転移点がずれたことや時間流が狂ったことが一度もなかったのだろう。 |
| ;「……今、境界空間は不安定になっています。もしかしたら、しばらくの間、ラ・ギアスと地上の間の行き来が出来なくなるかも知れません。<br />他にも、時間経過のずれなど、気になる現象が発生しています。今後、それが悪化するようであれば……ラ・ギアスは地上だけでなく、他の世界からも完全に遮断されてしまう可能性があります。<br />今の所、原因は不明ですが……私は、今回の地上での事件と何らかの関係があるのではないかと思っています」 | | ;「……今、境界空間は不安定になっています。もしかしたら、しばらくの間、ラ・ギアスと地上の間の行き来が出来なくなるかも知れません。<br />他にも、時間経過のずれなど、気になる現象が発生しています。今後、それが悪化するようであれば……ラ・ギアスは地上だけでなく、他の世界からも完全に遮断されてしまう可能性があります。<br />今の所、原因は不明ですが……私は、今回の地上での事件と何らかの関係があるのではないかと思っています」 |
− | :『DP』のエンディングにあるシュウの台詞。真相は『魔装機神F』で明らかになる。。 | + | :『DP』のエンディングにあるシュウの台詞。真相は『魔装機神F』で明らかになる。ただ、『F』の説明でも時間軸のずれを十分説明できてはいない点がある(地上では一年半以上の月日が流れているのに、ラ・ギアスでは一年も月日が流れていないという事実を、ふたつの世界の転移を単身行えるサイバスターの操者が把握していないのはなぜか)。 |
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| === [[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]] === | | === [[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]] === |
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| :なお、「プレシア以外の年下は初めて」という言葉は魔装機操者という意味か、単に機動兵器のパイロットという意味かで「春秋戦争」~「封印戦争」でのミオの周囲の状況が変化する。「パイロットで」という意味ならミオはこの間で年下のシャイン王女に会ったことがない可能性が高くなったのだが、『OG2nd』の内容を見る限り魔装機操者という意味で洩らした感慨であったようだ。 | | :なお、「プレシア以外の年下は初めて」という言葉は魔装機操者という意味か、単に機動兵器のパイロットという意味かで「春秋戦争」~「封印戦争」でのミオの周囲の状況が変化する。「パイロットで」という意味ならミオはこの間で年下のシャイン王女に会ったことがない可能性が高くなったのだが、『OG2nd』の内容を見る限り魔装機操者という意味で洩らした感慨であったようだ。 |
| <!-- なお、ラトゥーニはDC戦争時14歳なので、この時点で15歳前後となるので年下にはならない。 --> | | <!-- なお、ラトゥーニはDC戦争時14歳なので、この時点で15歳前後となるので年下にはならない。 --> |
− | ;「え?あ、そうか。ラ・ギアスの暦だと今は4959年だっけ。確かに世紀末に近いんだ」 | + | ;「え? あ、そうか。ラ・ギアスの暦だと今は4959年だっけ。確かに世紀末に近いんだ」 |
| :シナリオ「晩餐会」にあるミオの言葉。IIの序盤でも4959年であることをプレイヤーに教えてくれる。ラ・ギアスが世紀末に近い事に一瞬困惑するミオだが、実の所、『新西暦』も世紀末(少なくともこの時点で地上は188年以降)である。 | | :シナリオ「晩餐会」にあるミオの言葉。IIの序盤でも4959年であることをプレイヤーに教えてくれる。ラ・ギアスが世紀末に近い事に一瞬困惑するミオだが、実の所、『新西暦』も世紀末(少なくともこの時点で地上は188年以降)である。 |
| ;「ルオゾールの部下になってたらしくてぇ、2年前に魔装機神隊との戦いで死んじゃいましたけどねぇ」<br />「5年前にその事を知った時からぁ、もう両親とは絶縁してましたから~」 | | ;「ルオゾールの部下になってたらしくてぇ、2年前に魔装機神隊との戦いで死んじゃいましたけどねぇ」<br />「5年前にその事を知った時からぁ、もう両親とは絶縁してましたから~」 |
| :シナリオ「晩餐会」にあるメフィルの言葉。新暦4954年と4957年の出来事。5年前といえば「地上人召喚計画」が動き始め、大公后ミサキを死去と偽り幽閉した年である。ミサキにヴォルクルスの冥助を受けるよう教唆したラングランの人間とはつまり……? | | :シナリオ「晩餐会」にあるメフィルの言葉。新暦4954年と4957年の出来事。5年前といえば「地上人召喚計画」が動き始め、大公后ミサキを死去と偽り幽閉した年である。ミサキにヴォルクルスの冥助を受けるよう教唆したラングランの人間とはつまり……? |
| ;「けど、4000年以上の間、ヴォルクルスは確認されてなかったのよ。1000年前のだって真偽が怪しいし。」<br />「6年前、お父さんの仕事に付いてった時に、襲撃事件があって……」 | | ;「けど、4000年以上の間、ヴォルクルスは確認されてなかったのよ。1000年前のだって真偽が怪しいし。」<br />「6年前、お父さんの仕事に付いてった時に、襲撃事件があって……」 |
− | :シナリオ「裏切り」にあるセニアとプレシアの言葉。6年前の襲撃事件とはエルシーネ・テレジアの護衛時に発生した出来事である。このときの戦闘でゼオルートがウーフの左目に傷を負わせている。また、セニアの言葉に含まれる真偽の裏付けとして、中盤で約1000年前に『ゼルヴォイド』の大軍が超常的存在(恐らくはラスフィトート)と戦ったことが明かされるのだが……この1000年前の騒動は、完結編『魔装F』の方針変更にともない無効な設定。意味のないものと化した。 | + | :シナリオ「裏切り」にあるセニアとプレシアの言葉。6年前の襲撃事件とはエルシーネ・テレジアの護衛時に発生した出来事である。このときの戦闘でゼオルートがウーフの左目に傷を負わせている。また、セニアの言葉に含まれる真偽の裏付けとして、中盤で約1000年前に『ゼルヴォイド』の大軍が超常的存在(恐らくはラスフィトート)と戦ったことが明かされるのだが……この1000年前の騒動は、完結編『魔装F』の方針変更にともない無効な設定と化した。 |
| ;「入ったのは……3年前だよ。言っとくが、プレシアは水着を着てたぞ」 | | ;「入ったのは……3年前だよ。言っとくが、プレシアは水着を着てたぞ」 |
| :シナリオ「赦されざる者」にあるマサキの言葉。マサキがゼノサキス邸に来て間もない頃の話とあるので、やはり4956年にラ・ギアスに召喚されたとみてよさそうだ。 | | :シナリオ「赦されざる者」にあるマサキの言葉。マサキがゼノサキス邸に来て間もない頃の話とあるので、やはり4956年にラ・ギアスに召喚されたとみてよさそうだ。 |
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| :シナリオ「二つの正義」でリコ・サンドリーブと戦闘で対峙したマサキの呟き。プレシアの初陣は『春秋戦争』終盤(『地上人召喚事件/ラ・ギアス事件』の最中)の出来事であるため、彼女は12歳の年齢で初陣を迎えたことになる。『EX』のシナリオ「王都への帰還」にあるプレシアの台詞、「ディアブロにはマドックおじいちゃんに何度か乗せてもらった事があるし」を『初陣』と勘違いしたことから生まれた校正の誤りだろう。 | | :シナリオ「二つの正義」でリコ・サンドリーブと戦闘で対峙したマサキの呟き。プレシアの初陣は『春秋戦争』終盤(『地上人召喚事件/ラ・ギアス事件』の最中)の出来事であるため、彼女は12歳の年齢で初陣を迎えたことになる。『EX』のシナリオ「王都への帰還」にあるプレシアの台詞、「ディアブロにはマドックおじいちゃんに何度か乗せてもらった事があるし」を『初陣』と勘違いしたことから生まれた校正の誤りだろう。 |
| ;「2ヶ月前、って、まだ、ラセツやテューディとの戦いが終わってない頃じゃん。手が早いなー、[[ロドニー・ジェスハ|おっちゃん]]」 | | ;「2ヶ月前、って、まだ、ラセツやテューディとの戦いが終わってない頃じゃん。手が早いなー、[[ロドニー・ジェスハ|おっちゃん]]」 |
− | :シナリオ「エルシーネの演説」「ロドニー捕囚」「二つの正義」にあるミオの言葉。ラセツを倒してから2ヶ月も経ってないことが判明する。ロドニーの台詞にも「3ヶ月ほど一緒にやってきた」というものがある。ロドニーが合流した「悪鬼ラセツ」からIIのシナリオ#13までで約3ヶ月ということか。 | + | :シナリオ「エルシーネの演説」「ロドニー捕囚」「二つの正義」にあるミオの言葉。ラセツを倒してから2ヶ月も経ってないことが判明する。ロドニーの台詞にも「3ヶ月ほど一緒にやってきた」というものがある。ロドニーが合流した「悪鬼ラセツ」からIIのシナリオ#13までで約3ヶ月ということか。この時点で10月、3ヶ月前は7月みるのが妥当な範囲。 |
| <!-- :「2年前の情報局ハッキング事件もあんたの仕業?」:シナリオ「ハッカー対クラッカー」より。ディーゴ・カムラッドとの戦闘で発生する。 --> | | <!-- :「2年前の情報局ハッキング事件もあんたの仕業?」:シナリオ「ハッカー対クラッカー」より。ディーゴ・カムラッドとの戦闘で発生する。 --> |
| <!--;「ああ、これは戦って敗れた無念の思いですね……薄れ具合から、7,800年は経ってます」<br />「こっちのは、炭素同位測定で1000年。プラスマイナス50年ってトコね」 | | <!--;「ああ、これは戦って敗れた無念の思いですね……薄れ具合から、7,800年は経ってます」<br />「こっちのは、炭素同位測定で1000年。プラスマイナス50年ってトコね」 |
| :シナリオ「エランの目的」にあるデメクサとセニアの言葉。探査対象となった物体はゼルヴォイドの残骸である。1000年前の真偽定かならぬヴォルクルス復活の記録との関連性が疑われたが、先に触れたように急遽完結の早送りの影響で、特筆するべき設定といえなくなったためコメントアウトで隠します。 --> | | :シナリオ「エランの目的」にあるデメクサとセニアの言葉。探査対象となった物体はゼルヴォイドの残骸である。1000年前の真偽定かならぬヴォルクルス復活の記録との関連性が疑われたが、先に触れたように急遽完結の早送りの影響で、特筆するべき設定といえなくなったためコメントアウトで隠します。 --> |
| ;「'''大会で[[ファング・ザン・ビシアス|貴様]]に敗れてから2年と185日'''……修行の成果を見せてやる!」 | | ;「'''大会で[[ファング・ザン・ビシアス|貴様]]に敗れてから2年と185日'''……修行の成果を見せてやる!」 |
− | :シナリオ「簒奪者オンガレッド」より。大会とは『ビエンド杯剣術大会』を指しており、開催期間は毎年5月1日~3日までとなっている。裏を一切考慮せず普通に計算した場合、『魔装機神II』の終盤で'''新暦4959年11月の上旬頃'''と判明する。かなり具体的に年度と日数を探ることが可能となる印象深い出来事である。なお、「精霊の月(閏月)」の設定でこの月日は変動をみせる。1年に一度閏月を挿入している場合、10月頃までずれこむ。IIの終盤でもまだ59年内であることをプレイヤーに教えてくれる。 | + | :シナリオ「簒奪者オンガレッド」より。大会とは『ビエンド杯剣術大会』を指しており、開催期間は毎年5月1日~3日までとなっている。「精霊の月」がアガルティア(『聖霊機ライブレード』)の13月と同様、5日で終わると計算した場合、『魔装機神II』の終盤で'''新暦4959年11月の上旬(8日頃)'''と判明する。かなり具体的に年度と日数を探ることが可能となる印象深い出来事である。IIの終盤でもまだ59年内であることをプレイヤーに教えてくれる。 |
| ;「8年3ヶ月と9日前だ」 | | ;「8年3ヶ月と9日前だ」 |
− | :同じく「簒奪者オンガレッド」より。ロザリーが姿を消した日から、戦場で再会するまでの間に流れた月日をムデカは正確に記憶している。この会話の発生を遅らせるとシナリオごとに日数が加算されていく。「エルシーネの疑惑」では15日前。「南部との決戦」では19日前。「受け継がれた呪い」では21日前。別ルートの「南部聯合の反撃」では12日前。閏月(精霊の月)の存在を考慮しなければ、51年頃の出来事になる。 | + | :同じく「簒奪者オンガレッド」より。ロザリーが姿を消した日から、戦場で再会するまでの間に流れた月日をムデカは正確に記憶している。この会話の発生を遅らせるとシナリオごとに日数が加算されていく。「エルシーネの疑惑」では15日前。「南部との決戦」では19日前。「受け継がれた呪い」では21日前。別ルートの「南部聯合の反撃」では12日前。こちらも「精霊の月」は毎年5日(閏日なし)で終わると仮定した場合、4951年7月末の出来事。 |
| ;「プレシアの成長が止まったのは10歳頃とみられますが、その頃、何か事件がありませんでしたか?」 | | ;「プレシアの成長が止まったのは10歳頃とみられますが、その頃、何か事件がありませんでしたか?」 |
| :シナリオ「謎の病」にあるエルシーネの言葉。よく勘違いされているところだが、ゼオルートが亡くなったのは3年前ではなく2年前である。プレシアの成長が止まったのも、10歳ではなく10歳'''頃'''である。彼女が11歳の誕生日を迎える前に父ゼオルートがシュウに敗れて戦死したため、10歳頃という表現になっている模様。 | | :シナリオ「謎の病」にあるエルシーネの言葉。よく勘違いされているところだが、ゼオルートが亡くなったのは3年前ではなく2年前である。プレシアの成長が止まったのも、10歳ではなく10歳'''頃'''である。彼女が11歳の誕生日を迎える前に父ゼオルートがシュウに敗れて戦死したため、10歳頃という表現になっている模様。 |
| ;「2年前、あなたは、私に、ゼオルートの仇を討つために戦いを挑んできましたね?」 | | ;「2年前、あなたは、私に、ゼオルートの仇を討つために戦いを挑んできましたね?」 |
| :シナリオ「エルシーネの疑惑」にあるシュウの言葉。ゼオルートの戦死した年(新暦4957年)をプレイヤーに教えてくれる。 | | :シナリオ「エルシーネの疑惑」にあるシュウの言葉。ゼオルートの戦死した年(新暦4957年)をプレイヤーに教えてくれる。 |
− | ;「いや、待て待て。同い年だろ、[[セニア・グラニア・ビルセイア|お前]]とは」
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− | :シナリオ「操られたプレシア」にあるマサキの言葉。「あたしの方が一つ年上でしょ」とお姉さん風を吹かせたセニアへの反論。なおも「誕生日はあたしのほうが早い」と言い募るセニアに対し、マサキは「地上の暦とラングランの暦は違うし、計算したら大体同じだろうが」と若干呆れ気味であった。ふたりがこの時点で既に18歳の誕生日を迎えていることがわかる。
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| ;「[[サフィーネ・グレイス|あんた]]には、'''前'''に助けてもらった事もあるし……」 | | ;「[[サフィーネ・グレイス|あんた]]には、'''前'''に助けてもらった事もあるし……」 |
| :プレシアがサフィーネを援護防御したときに見られる台詞。この『'''前'''』という言葉が何を指しているのかだが、『魔装機神』本編でプレシアがサフィーネの助けを借りた場面は存在していない。ただ、『第4次S』でリューネがプレシアを地上へ連れて行った際、カロッゾ・ロナに彼女を人質にされて一悶着を起こす顛末(シナリオ「リューネ・カプリッチオ」と「救出」)が描かれている。サフィーネはその際、「隠形の術」と幻覚の魔法を行使してプレシアをカロッゾの元から救い出した。 | | :プレシアがサフィーネを援護防御したときに見られる台詞。この『'''前'''』という言葉が何を指しているのかだが、『魔装機神』本編でプレシアがサフィーネの助けを借りた場面は存在していない。ただ、『第4次S』でリューネがプレシアを地上へ連れて行った際、カロッゾ・ロナに彼女を人質にされて一悶着を起こす顛末(シナリオ「リューネ・カプリッチオ」と「救出」)が描かれている。サフィーネはその際、「隠形の術」と幻覚の魔法を行使してプレシアをカロッゾの元から救い出した。 |
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| === [[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]] === | | === [[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]] === |
| ;「正確にいつ起動したのかは不明ですが、[[春秋戦争]]の末期頃だと思われます」 | | ;「正確にいつ起動したのかは不明ですが、[[春秋戦争]]の末期頃だと思われます」 |
− | :リンプ高原の古代神殿遺跡最深部でゼルヴォイドの動力機関が再稼動した日の情報([[オキュラ・ザニア・ビフラズバ|オキュラ]]の言葉)。時期的に4958年末頃。機体の生存を確認したアカデミーとゼノサキス南宗家は本格的な発掘回収作業を実行。「三國戦争」勃発時(4959年の6月頃)に修復作業を終えた。<!-- 再起動した理由については、『F』でヴォルクルスの復活を察知して目を覚ましたのだとエランは推測している。 --> | + | :リンプ高原の古代神殿遺跡最深部でゼルヴォイドの動力機関が再稼動した日の情報([[オキュラ・ザニア・ビフラズバ|オキュラ]]の言葉)。時期的に4958年末頃。機体の生存を確認したアカデミーとゼノサキス南宗家は本格的な発掘回収作業を実行。「三國戦争」勃発時(4959年の6月頃)に修復作業を終えた。 |
| + | :再起動した理由について、エランはヴォルクルスの復活を察知して目を覚ましたのだと推測している(F)。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |