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:赤壁の戦いにて、この台詞と共に天玉鎧を降臨させる。
 
:赤壁の戦いにて、この台詞と共に天玉鎧を降臨させる。
 
;「認めよう…その力! 認めよう、その信念ッ! だがッ! 余とて退くわけにはゆかぬッ!」
 
;「認めよう…その力! 認めよう、その信念ッ! だがッ! 余とて退くわけにはゆかぬッ!」
:赤壁の戦いのクライマックスにて、劉備と孫権に対して。三侯全員が天玉鎧を降臨させての戦いの果てに…
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:赤壁の戦いのクライマックスにて、劉備と孫権に対して。三侯全員が天玉鎧を降臨させての戦いの果てに訪れた決着は…
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:UXでは第36話にて呂布に対してもこの台詞を言い放ち、そしてこの台詞と共に再び天玉鎧を降臨させる。
 
;「賈詡よ、余の顔を見忘れたか」
 
;「賈詡よ、余の顔を見忘れたか」
 
:ケロケロエース版『戦神決闘編』より。賈詡の用いる暗黒玉璽の力で操られた徐晃たち機駕の将に追いつめられた馬超たち翔の五誇将を救出し、死んだと思われていた曹操の登場に驚愕する賈詡に対して。台詞の元ネタは言うまでもなく国民的時代劇ドラマ『暴れん坊将軍』の徳川吉宗の名台詞。
 
:ケロケロエース版『戦神決闘編』より。賈詡の用いる暗黒玉璽の力で操られた徐晃たち機駕の将に追いつめられた馬超たち翔の五誇将を救出し、死んだと思われていた曹操の登場に驚愕する賈詡に対して。台詞の元ネタは言うまでもなく国民的時代劇ドラマ『暴れん坊将軍』の徳川吉宗の名台詞。
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== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
 
;「こやつめ、ははは」
 
;「こやつめ、ははは」
:三国伝漫画版の公式サイトにて、曹操ガンダムのキャラクター紹介ページにて2008年10月10日に曹操が言った台詞の一つ。この日のメッセージでは武将のパワーアップや読者応募作品についてコメントしているのだが、「曹操自身はパワーアップしないのか?」と問われたらしく、この台詞を笑って返している。<br />…という流れなのだが、実はこの台詞、元ネタが存在しており、この台詞の元ネタは、登場人物の人物描写や台詞、物語の展開などが色々な意味で凄まじい事で三国志ファンの間でも怪作として知られる、久保田千太郎原作、園田光慶作画の漫画『三国志(通称・園田三国志)』にて、物語の終盤に銅雀台の建設現場にて曹操が司馬懿のとある冗談に対して笑顔で返した台詞である。この台詞はネット上でも有名な台詞だったりする。ちなみに、元ネタでの表記は「'''こやつめ ハハハ!'''<br />[[UX]]では中盤の宴会の席にてデントンの言葉に対して笑ってこの台詞を返しており、多くのファンの笑いを誘った。
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:三国伝漫画版の公式サイトにて、曹操ガンダムのキャラクター紹介ページにて2008年10月10日に曹操が言った台詞の一つ。この日のメッセージでは武将のパワーアップや読者応募作品についてコメントしているのだが、「曹操自身はパワーアップしないのか?」と問われたらしく、この台詞を笑って返している。<br />…という流れなのだが、実はこの台詞、元ネタが存在しており、この台詞の元ネタは、登場人物の人物描写や台詞、物語の展開などが色々な意味で凄まじい事で三国志ファンの間でも怪作として知られる、久保田千太郎原作、園田光慶作画の漫画『三国志(通称・園田三国志)』にて、物語の終盤に銅雀台の建設現場にて曹操が司馬懿のとある冗談に対して笑顔で返した台詞である。この台詞はネットスラングとしても非常に有名な台詞だったりする。ちなみに、元ネタたる『園田三国志』での表記は「'''こやつめ ハハハ!'''」で、対する司馬懿も「ハハハ」と笑って返している。<br />[[UX]]では中盤の宴会の席にてデントンの言葉に対して笑ってこの台詞を返しており、『三国伝』のファンのみならず、多くの三国志ファンの笑いも誘った。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
    
;「あの程度の炎で、天を焼き尽くそうなど…笑止!」
 
;「あの程度の炎で、天を焼き尽くそうなど…笑止!」
:[[UX]]アメリカルート第15話より。その再生能力を駆使し、更にクトゥグアの力で巨大なプラズマ超火球を作り出してUXを追い詰める[[ティベリウス]]。絶体絶命かと思われたその瞬間、空を切る紅蓮の一閃がプラズマ超火球を吹き飛ばし、UXを救う。超世の傑、時の河を越えて、UXの世界に降臨す。
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:[[UX]]アメリカルート第15話より。その再生能力を駆使し、更にクトゥグアの力で巨大なプラズマ超火球(ティベリウス曰く「天を焼き尽くす炎」)を作り出してUXを追い詰める[[ティベリウス]]。絶体絶命かと思われたその瞬間、空を切る紅蓮の一閃がプラズマ超火球を吹き飛ばし、UXを救う。UXを救う一閃を放ったのは、天に選ばれし覇者たる、紅蓮の英雄(ガンダム)だった――。超世の傑、時の河を越えて、UXの世界に降臨す。
 
;「余には三璃紗統一の理想あり。その理想の前に立ちはだかる者は、たとえそれが親兄弟であろうと…斬る!」<br />「ただし、その逆もまた然り。貴公らが余と共に歩む者であれば、過去の遺恨も、出自も問わぬ」
 
;「余には三璃紗統一の理想あり。その理想の前に立ちはだかる者は、たとえそれが親兄弟であろうと…斬る!」<br />「ただし、その逆もまた然り。貴公らが余と共に歩む者であれば、過去の遺恨も、出自も問わぬ」
 
:[[UX]]アメリカルート第15話のシナリオエンドデモより、UXに仲間入りする際に。異世界でもそのカリスマぶりは変わらず。強くこう言い切る曹操の姿に、エイサップとリュクスには、サコミズ王の姿が重なって見えた。
 
:[[UX]]アメリカルート第15話のシナリオエンドデモより、UXに仲間入りする際に。異世界でもそのカリスマぶりは変わらず。強くこう言い切る曹操の姿に、エイサップとリュクスには、サコミズ王の姿が重なって見えた。
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*'''「治世の能臣、乱世の奸雄」'''と評され、史実の曹操も絶大な統率力とカリスマ性を持ち軍事・政治・芸術などのあらゆる分野において天才的な能力を持った人物で、その功績は後世にも大きく影響を与えている。人の「才」を深く愛し、才ある者はいかなる者であろうと登用するなど、劉備にも劣らぬほどの非常に大きな大器を持っていた。正史『三国志』の著者である陳寿からは'''「非常の人、超世の傑」'''…即ち、類稀なる才の持ち主であり、時代を超えた英雄である、と評されている。
 
*'''「治世の能臣、乱世の奸雄」'''と評され、史実の曹操も絶大な統率力とカリスマ性を持ち軍事・政治・芸術などのあらゆる分野において天才的な能力を持った人物で、その功績は後世にも大きく影響を与えている。人の「才」を深く愛し、才ある者はいかなる者であろうと登用するなど、劉備にも劣らぬほどの非常に大きな大器を持っていた。正史『三国志』の著者である陳寿からは'''「非常の人、超世の傑」'''…即ち、類稀なる才の持ち主であり、時代を超えた英雄である、と評されている。
 
*紛れもなく「英雄」と呼べる曹操だが、当時の後漢の皇帝(献帝)を蔑ろにして国の権力をふるい、孔子の子孫の孔融をはじめとした儒者たちとも徹底的に対立し、後に息子の曹丕が漢王朝から天下を簒奪した事もあり、『三国志演義』では「漢王朝復興を掲げる正義の劉備」に対する「天下を漢王朝から奪わんとする悪役の曹操」として描かれ、「神」となった関羽、「物語」となった劉備や諸葛亮に対し、曹操は千年以上の長い間において、「物語」の中でも、歴史の中でも、人々から悪役としての扱いを受ける事となってしまった。
 
*紛れもなく「英雄」と呼べる曹操だが、当時の後漢の皇帝(献帝)を蔑ろにして国の権力をふるい、孔子の子孫の孔融をはじめとした儒者たちとも徹底的に対立し、後に息子の曹丕が漢王朝から天下を簒奪した事もあり、『三国志演義』では「漢王朝復興を掲げる正義の劉備」に対する「天下を漢王朝から奪わんとする悪役の曹操」として描かれ、「神」となった関羽、「物語」となった劉備や諸葛亮に対し、曹操は千年以上の長い間において、「物語」の中でも、歴史の中でも、人々から悪役としての扱いを受ける事となってしまった。
**近現代に入り、曹操の再評価運動が広く行われ、現在は劉備や諸葛亮にも負けないほどの非常に高い人気を得ており、漫画作品『蒼天航路』(原作・原案・李學仁、漫画・王欣太)など、曹操を主人公として描く創作作品も少なくない。
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**近現代に入り、曹操の再評価運動が広く行われ、現在は劉備や諸葛亮にも負けないほどの非常に高い人気を得ており、『モーニング』にて1994年から2005年まで連載された漫画作品『蒼天航路』(原作・原案:李學仁、漫画:王欣太)など、曹操を主人公として描く創作作品も少なくない。
 
**史実においても超人的な活躍を成した英雄という事もあり、『三国志』をモチーフとした創作作品においても、主人公であろうと悪役であろうと、魅力溢れ、超人的なスペックを誇る「破格の英雄」として描写される事も多い。中でも『三国伝』の曹操ガンダムは他の『三国志』作品の曹操同様にただでさえ高いその能力とカリスマ性に加えて、他の『三国志』作品の曹操に見られる人間的な弱点も殆ど見られず、戦闘力も呂布をも打ち破るほどの実力を持つ事が描写されている事もあり、一部の三国志ファン・曹操ファンからは、「最強の曹操」と評される事も。
 
**史実においても超人的な活躍を成した英雄という事もあり、『三国志』をモチーフとした創作作品においても、主人公であろうと悪役であろうと、魅力溢れ、超人的なスペックを誇る「破格の英雄」として描写される事も多い。中でも『三国伝』の曹操ガンダムは他の『三国志』作品の曹操同様にただでさえ高いその能力とカリスマ性に加えて、他の『三国志』作品の曹操に見られる人間的な弱点も殆ど見られず、戦闘力も呂布をも打ち破るほどの実力を持つ事が描写されている事もあり、一部の三国志ファン・曹操ファンからは、「最強の曹操」と評される事も。
 
*その人柄や覇業の功績、時代を先取りしすぎた政治手腕や思想故、日本では曹操と同じように戦国乱世を駆け抜け、苛烈だが時代を超えた革新的な思想と政治手腕で中世の旧時代を破壊し、近世の新時代を切り拓いた英雄である織田信長と対比されて語られる事も多い。曹操が長く中国で悪役として扱われ続けてきた要因として、中国の民衆の間には曹操の冷徹とも言える合理主義を嫌う傾向があったからかもしれないとも言われているが、対して日本で曹操が早く受け入れられた理由として、曹操と様々な点で似た英雄である信長の存在が、日本で曹操が受け入れられる土壌となったともされる。
 
*その人柄や覇業の功績、時代を先取りしすぎた政治手腕や思想故、日本では曹操と同じように戦国乱世を駆け抜け、苛烈だが時代を超えた革新的な思想と政治手腕で中世の旧時代を破壊し、近世の新時代を切り拓いた英雄である織田信長と対比されて語られる事も多い。曹操が長く中国で悪役として扱われ続けてきた要因として、中国の民衆の間には曹操の冷徹とも言える合理主義を嫌う傾向があったからかもしれないとも言われているが、対して日本で曹操が早く受け入れられた理由として、曹操と様々な点で似た英雄である信長の存在が、日本で曹操が受け入れられる土壌となったともされる。
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