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炎に包まれ死に行くドゥガチは地球が灼かれる幻想に取り憑かれながら笑い声を上げたが、それを察した[[キンケドゥ・ナウ]]の[[クロスボーン・ガンダムX1改]]によるスクリューウェッブの攻撃で止めを刺され、憎しみに取り憑かれたその生涯に幕を閉じた。
炎に包まれ死に行くドゥガチは地球が灼かれる幻想に取り憑かれながら笑い声を上げたが、それを察した[[キンケドゥ・ナウ]]の[[クロスボーン・ガンダムX1改]]によるスクリューウェッブの攻撃で止めを刺され、憎しみに取り憑かれたその生涯に幕を閉じた。
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なお、作中でそれらしい描写はないが、ディビニダドにファンネルが搭載されていたからか、ゲーム媒体では[[ニュータイプ]]として設定されている場合がある。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
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;[[スーパーロボット大戦V]]
;[[スーパーロボット大戦V]]
:Gジェネでの声優交代に合わせて、担当声優が麦人氏に変更された。
:Gジェネでの声優交代に合わせて、担当声優が麦人氏に変更された。
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:原作終了後のため本人は既に死亡しているものの、[[大ガミラス帝星|ガミラス]]に木星帝国との決戦時に投入されなかったバイオ脳ユニットとディビニダドが3機預けられており、[[グレムト・ゲール|ゲール]]が通常ルート50話、困難ルート最終話で最後の切り札として放ってくる。
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:原作終了後のため本人は既に死亡しているものの、[[大ガミラス帝星|ガミラス]]に木星戦役に投入されなかったバイオ脳ユニットとディビニダドが3機預けられており、[[グレムト・ゲール|ゲール]]が通常ルート50話、困難ルート最終話で最後の切り札として放ってくる。
:バイオ脳とはいえオリジナルがキンケドゥにトドメを刺された際の記憶も有しており、実質本人が生き延びていたのと変わりない。その憎悪と狂気はより膨れ上がっており、通常ルートにおいては[[ベルナデット・ブリエット|娘]]の存在すらも忘れ去ってしまい、[[トビア・アロナクス|トビア]]からは「人間以下の存在になっちまった」と断じられた。
:バイオ脳とはいえオリジナルがキンケドゥにトドメを刺された際の記憶も有しており、実質本人が生き延びていたのと変わりない。その憎悪と狂気はより膨れ上がっており、通常ルートにおいては[[ベルナデット・ブリエット|娘]]の存在すらも忘れ去ってしまい、[[トビア・アロナクス|トビア]]からは「人間以下の存在になっちまった」と断じられた。
:最期は地球が滅びる様を幻視しつつ散っていくが、困難ルートでは[[アベルト・デスラー|デスラー]]を撃墜するまで放置していると[[ネバンリンナ]]に葬り去られる。
:最期は地球が滅びる様を幻視しつつ散っていくが、困難ルートでは[[アベルト・デスラー|デスラー]]を撃墜するまで放置していると[[ネバンリンナ]]に葬り去られる。
== パイロットステータス ==
== パイロットステータス ==
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原作では「優れたMSパイロットではない」と評されたドゥガチであるが、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』ではオリジナルの[[地形適応]]が軒並みSであり、ディビニダドのポテンシャルを存分に引き出して襲い掛かって来る。これも彼の狂気と執念が成せる業であろう。
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=== [[精神コマンド]] ===
=== [[精神コマンド]] ===
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;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]
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:'''[[不屈]]、[[ド根性]]、[[必中]]、[[気合]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''
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:オリジナル、コピー共に全く同じラインナップ。
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:[[不屈]]、[[ド根性]]は木星圏を反映させてきた忍耐強さを、[[かく乱]]はコピー達を囮に使ったことを反映しているのだろうか?
;[[スーパーロボット大戦V|V]]
;[[スーパーロボット大戦V|V]]
:'''[[根性]]、[[努力]]、[[不屈]]、[[先見]]、[[気迫]]、[[魂]]'''
:'''[[根性]]、[[努力]]、[[不屈]]、[[先見]]、[[気迫]]、[[魂]]'''
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
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;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]
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:'''[[ニュータイプ]]L3、[[指揮官]]L4、[[Eセーブ]]、[[気力+系技能|気力+ダメージ]]、[[底力]]L7、[[援護攻撃]]L3
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:精神コマンド同様、オリジナル、コピー共に全く同じラインナップ。高レベルの[[指揮官]]に底力、そして低レベルとは言え[[ニュータイプ]]能力をも備えている。
;[[スーパーロボット大戦V|V]]
;[[スーパーロボット大戦V|V]]
:'''[[プレッシャー]]L3、[[底力]]L3、[[気力+系技能|気力+(DEF)]]、[[気力限界突破]]L3、[[援護攻撃]]L1
:'''[[プレッシャー]]L3、[[底力]]L3、[[気力+系技能|気力+(DEF)]]、[[気力限界突破]]L3、[[援護攻撃]]L1
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:そこそこ強力なラインナップだが、『第2次α』とは違い指揮官とニュータイプ能力を所持していない。
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:[[トビア・アロナクス|トビア]]に糾弾された通り、最早「ただの人間以下」の存在に成り下がってしまったが故であろうか。
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=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
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;MAP兵器無効
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:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]でコピー達が所持する能力。これのおかげで彼らを一網打尽にすることが出来ず、原作同様個別に撃墜せざるを得ない。
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;反撃時の攻撃力+20%
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:オリジナルのドゥガチが所持しているのはこちら。
=== 固有[[エースボーナス]] ===
=== 固有[[エースボーナス]] ===
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:寝返った新参者。彼に対し「地球をくれてやっても良い」と発言するが、本当の目的は地球を焼くことだったので、実際のところは地球などどうでもいい、というのが本音だろう。
:寝返った新参者。彼に対し「地球をくれてやっても良い」と発言するが、本当の目的は地球を焼くことだったので、実際のところは地球などどうでもいい、というのが本音だろう。
;[[カラス]]
;[[カラス]]
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:部下。理念の共有などはしていないが、木星圏を広げた功績ゆえかカラスはドゥガチを「強者」と見ており忠実で、かなりの側近であった模様。
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:部下。理念の共有などはしていないが、木星圏を広げた功績ゆえかカラスはドゥガチを「強者」と見ており忠実で、側近として重用していた模様。
;エウロペ
;エウロペ
:SRW未登場。『鋼鉄の七人』に登場したドゥガチの後妻。ドゥガチが彼女をどう思っていたのかは描写されていない。
:SRW未登場。『鋼鉄の七人』に登場したドゥガチの後妻。ドゥガチが彼女をどう思っていたのかは描写されていない。
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:最終決戦時、トビアとの戦いの最中ディビニダドに搭載された10基の[[核ミサイル]]を斉射しようとした際の台詞。ドゥガチの狂気を象徴する台詞と言える。
:最終決戦時、トビアとの戦いの最中ディビニダドに搭載された10基の[[核ミサイル]]を斉射しようとした際の台詞。ドゥガチの狂気を象徴する台詞と言える。
;「若造の言うことかああっ!」
;「若造の言うことかああっ!」
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:最終決戦時にトビアに「心のゆがんだだけのただの人間」と言われた際に放った台詞。長谷川氏曰く富野監督の指示で追加された台詞だそうで、「(監督の)本音かなぁ?」との事。
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:最終決戦時にトビアに「心の歪んだだけのただの人間」と言われた際に放った台詞。長谷川氏曰く富野監督の指示で追加された台詞だそうで、「(監督の)本音かなぁ?」との事。
:『第2次α』ではハマーンと休戦したルートでのみDVE。
:『第2次α』ではハマーンと休戦したルートでのみDVE。
;「ふはははは……見ろ! ち…地球が燃えるぞ…すべてが消えてゆく ふ ふはは…あはははは…」
;「ふはははは……見ろ! ち…地球が燃えるぞ…すべてが消えてゆく ふ ふはは…あはははは…」
120行目:
139行目:
;「フハハ!ハハハハハ!」<br />「33万6000光年の旅も全ては無駄になる!」<br />「ワシには見える!三つの地球が滅ぶ様が!」
;「フハハ!ハハハハハ!」<br />「33万6000光年の旅も全ては無駄になる!」<br />「ワシには見える!三つの地球が滅ぶ様が!」
:最後のドゥガチを撃墜した際の台詞。かつてのオリジナルと同じく、地球の滅びを幻視して狂喜するが…。
:最後のドゥガチを撃墜した際の台詞。かつてのオリジナルと同じく、地球の滅びを幻視して狂喜するが…。
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;「若造の言う事かっ!」<br />トビア「若造だから言うんだ! もうあんたの時代じゃないんだよ!!」<br />キンケドゥ「消えろ、ドゥガチ!お前の見た光景は幻だ!」<br />「ぬ、ぬおおおおおおっ!!」
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:『V』での最期。再び海賊達に引導を渡され、その妄執と共に消え去った。どこか[[アマンダラ・カマンダラ|この人]]の最期を彷彿とさせる散り際である。
;「地球が…三つの地球が歪んでいく!」<br />「それさえ見られれば、ワシは…!」
;「地球が…三つの地球が歪んでいく!」<br />「それさえ見られれば、ワシは…!」
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:困難ルート最終話、ドゥガチを残して[[アベルト・デスラー|デスラー]]を撃墜した際のイベントより。
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:困難ルート最終話より、ドゥガチを残して[[アベルト・デスラー|デスラー]]を撃墜した際のイベントでの断末魔。
:[[バースカル]]を掌握した[[ネバンリンナ]]の攻撃により、三つの地球の滅びを目前にして散っていった。
:[[バースカル]]を掌握した[[ネバンリンナ]]の攻撃により、三つの地球の滅びを目前にして散っていった。