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| 親善訪問を装って地球圏に侵攻し、多数の[[核ミサイル|核兵器]]を搭載した[[ジュピトリス9]]をもって地球そのものを焼き尽くそうとするが、宇宙海賊[[クロスボーン・バンガード]]によって阻まれる。 | | 親善訪問を装って地球圏に侵攻し、多数の[[核ミサイル|核兵器]]を搭載した[[ジュピトリス9]]をもって地球そのものを焼き尽くそうとするが、宇宙海賊[[クロスボーン・バンガード]]によって阻まれる。 |
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− | 小型核弾頭によってジュピトリス9を轟沈させられたドゥガチは、巨大[[モビルアーマー|MA]]・[[ディビニダド]]に搭乗して自ら出撃。7体のコピーの搭乗する7機がMSの大部隊と交戦している隙に、本体の自らはヘリウム積載タンクに偽装した降下カプセルでディビニダドごと地球へ降りるが、それに気づいた[[トビア・アロナクス]]と海上で死闘を演じる。ドゥガチ自身は優れたMSパイロットではなかったために戦闘ではトビアに押され気味であったが、狂気と憎しみを力に変え戦い続けた。最後は腕部Iフィールドを全開にした[[クロスボーン・ガンダムX3]]の捨て身の突撃によって、機体は巨大メガ粒子砲からの砲撃を抑え込まれ爆発、破壊された。 | + | 小型核弾頭によってジュピトリス9を轟沈させられたドゥガチは、巨大[[モビルアーマー|MA]]・[[ディビニダド]]に搭乗して自ら出撃。7体のコピーの搭乗する7機がMSの大部隊と交戦している隙に、本体はヘリウム積載タンクに偽装した降下カプセルでディビニダドごと地球へ降りるが、それに気づいた[[トビア・アロナクス]]と海上で死闘を演じる。ドゥガチ自身は優れたMSパイロットではなかったために戦闘ではトビアに押され気味であったが、狂気と憎しみを力に変え戦い続けた。最後は腕部Iフィールドを全開にした[[クロスボーン・ガンダムX3]]の捨て身の突撃によって、機体は巨大メガ粒子砲からの砲撃を抑え込まれ爆発、破壊された。 |
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| 炎に包まれ死に行くドゥガチは地球が灼かれる幻想に取り憑かれながら笑い声を上げたが、それを察した[[キンケドゥ・ナウ]]の[[クロスボーン・ガンダムX1改]]によるスクリューウェッブの攻撃で止めを刺され、憎しみに取り憑かれたその生涯に幕を閉じた。 | | 炎に包まれ死に行くドゥガチは地球が灼かれる幻想に取り憑かれながら笑い声を上げたが、それを察した[[キンケドゥ・ナウ]]の[[クロスボーン・ガンダムX1改]]によるスクリューウェッブの攻撃で止めを刺され、憎しみに取り憑かれたその生涯に幕を閉じた。 |
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| === [[αシリーズ]] === | | === [[αシリーズ]] === |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦α]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦α]] |
− | :初登場作品。原作同様に[[木星帝国]]の総統として登場し、[[シャア・アズナブル|シャア]]の[[ネオ・ジオン]]と組んで[[地球]]の破滅を企てることになる。αシリーズでは『第2次α』以前に[[木星]]の敵勢力として[[ジュピトリアン]]が登場していたが、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』の[[バルマー戦役]]のときはジュピトリアンとは一歩離れた立ち位置であったらしい。敵パイロットとしては[[エレゴレラ]]を経て[[ディビニダド]]に搭乗し、最終的には他の人形と共に登場する。 | + | :初登場作品。原作同様に[[木星帝国]]の総統として登場し、[[シャア・アズナブル|シャア]]の[[ネオ・ジオン]]と組んで[[地球]]の破滅を企てることになる。αシリーズでは『第2次α』以前に[[木星]]の敵勢力として[[ジュピトリアン]]が登場していたが、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』の[[バルマー戦役]]時はジュピトリアンとは一歩離れた立ち位置であったらしい。敵パイロットとしては[[エレゴレラ]]を経て[[ディビニダド]]に搭乗し、最終的には他の人形と共に登場する。 |
| :ちなみに、人形と本物の顔グラフィックが逆になっている<ref>厳密にはアイビスルート第6話「滅びを告げる物」のイベントで対面した人形の正体が、原作での本物のドゥガチの顔グラフィックになっている。その為『第2次α』で本物のドゥガチが見られるのはここだけという奇妙な事に(本作では偽物なのだが)。</ref>。 | | :ちなみに、人形と本物の顔グラフィックが逆になっている<ref>厳密にはアイビスルート第6話「滅びを告げる物」のイベントで対面した人形の正体が、原作での本物のドゥガチの顔グラフィックになっている。その為『第2次α』で本物のドゥガチが見られるのはここだけという奇妙な事に(本作では偽物なのだが)。</ref>。 |
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| ;[[スーパーロボット大戦V]] | | ;[[スーパーロボット大戦V]] |
| :Gジェネでの声優交代に合わせて、担当声優が麦人氏に変更された。 | | :Gジェネでの声優交代に合わせて、担当声優が麦人氏に変更された。 |
− | :ゲーム開始時に本人は既に死亡していたものの、[[大ガミラス帝星|ガミラス]]に密かに用意されていた[[バイオ脳]]ユニットとディビニダドが3機預けられており、[[グレムト・ゲール|ゲール]]が通常ルート第50話、困難ルート最終話で最後の切り札として放ってくる。本人ではないからか、ベルナデットへの愛情もなく、トビアから「人間以下になっちまった」とまで言われた。 | + | :原作終了後のため本人は既に死亡しているものの、[[大ガミラス帝星|ガミラス]]に木星帝国との決戦時に投入されなかったバイオ脳ユニットとディビニダドが3機預けられており、[[グレムト・ゲール|ゲール]]が通常ルート50話、困難ルート最終話で最後の切り札として放ってくる。 |
− | :何故か本人ではないが、顔グラフィックが第2次α同様に本人のものになっている。また本人がキンケドゥにトドメを刺された時の記憶を持っている。 | + | :バイオ脳とはいえオリジナルがキンケドゥにトドメを刺された際の記憶も有しており、実質本人が生き延びていたのと変わりない。その憎悪と狂気はより膨れ上がっており、通常ルートにおいては[[ベルナデット・ブリエット|娘]]の存在すらも忘れ去ってしまい、[[トビア・アロナクス|トビア]]からは「人間以下の存在になっちまった」と断じられた。 |
| + | :最期は地球が滅びる様を幻視しつつ散っていくが、困難ルートでは[[アベルト・デスラー|デスラー]]を撃墜するまで放置していると[[ネバンリンナ]]に葬り去られる。 |
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| == パイロットステータス == | | == パイロットステータス == |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
| ;[[ベルナデット・ブリエット]](テテニス・ドゥガチ) | | ;[[ベルナデット・ブリエット]](テテニス・ドゥガチ) |
− | :実の娘。ただし「医者はそう言っていた」程度の認識しか無く、愛情と呼べるものなど欠片も抱いてはいない。むしろ政略結婚の妻と同じく温厚な性格であることから、それと重ねて見て憎悪していた。一方、木星の重役を含め帝国国民からは人気が高かったことからそれは利用しており、『鋼鉄の七人』ではトビアに奪還された後は海賊に殺されたことにして国民の海賊に対する敵意をあおっていた模様。 | + | :実の娘。ただし「医者はそう言っていた」程度の認識しか無く、愛情と呼べるものなど欠片も抱いてはいない。むしろ政略結婚の妻と同じく温厚な性格であることから、それと重ねて見て憎悪していた。一方、木星の重役を含め帝国国民からは人気が高かったことからそれは利用しており、『鋼鉄の七人』ではトビアに奪還された後は海賊に殺されたことにして国民の海賊に対する敵意を煽っていた模様。 |
| ;[[トビア・アロナクス]] | | ;[[トビア・アロナクス]] |
| :彼によって[[エレゴレラ]]諸共バイオ脳の1機を破壊され、オリジナルのドゥガチも彼によって引導を渡される。 | | :彼によって[[エレゴレラ]]諸共バイオ脳の1機を破壊され、オリジナルのドゥガチも彼によって引導を渡される。 |
| ;[[キンケドゥ・ナウ]]([[シーブック・アノー]]) | | ;[[キンケドゥ・ナウ]]([[シーブック・アノー]]) |
− | :最終的に彼の手で止めを刺される。 | + | :最終的に彼の手で止めを刺される。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』ではその時の記憶を有しており、彼に対して憎悪を燃やす。 |
| ;[[ザビーネ・シャル]] | | ;[[ザビーネ・シャル]] |
| :寝返った新参者。彼に対し「地球をくれてやっても良い」と発言するが、本当の目的は地球を焼くことだったので、実際のところは地球などどうでもいい、というのが本音だろう。 | | :寝返った新参者。彼に対し「地球をくれてやっても良い」と発言するが、本当の目的は地球を焼くことだったので、実際のところは地球などどうでもいい、というのが本音だろう。 |
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| :部下。理念の共有などはしていないが、木星圏を広げた功績ゆえかカラスはドゥガチを「強者」と見ており忠実で、かなりの側近であった模様。 | | :部下。理念の共有などはしていないが、木星圏を広げた功績ゆえかカラスはドゥガチを「強者」と見ており忠実で、かなりの側近であった模様。 |
| ;エウロペ | | ;エウロペ |
− | :スパロボ未登場。『鋼鉄の七人』に登場したドゥガチの後妻。ドゥガチがどう思っていたのかは描写されていない。 | + | :SRW未登場。『鋼鉄の七人』に登場したドゥガチの後妻。ドゥガチが彼女をどう思っていたのかは描写されていない。 |
| ;[[フォンセ・カガチ]] | | ;[[フォンセ・カガチ]] |
| :『ゴースト』では、木星船団に所属していた頃の彼の恩人とされ、キゾを預かる。 | | :『ゴースト』では、木星船団に所属していた頃の彼の恩人とされ、キゾを預かる。 |
| ;キゾ | | ;キゾ |
− | :スパロボ未登場。『ゴースト』で登場した内縁の妻と間に生まれた息子で、テテニスの異母兄。生まれた直後に政略結婚となったためにカガチに預けられ、その後も息子を思う形でカラスたち工作員も時折送って様子を見ていたが、キゾからはいざとなれば地球圏侵攻の足掛かりにしようとしている事を見抜かれると共に、生まれた時から受けた仕打ちそのもの怨まれ、一生ドゥガチを嫌悪して出生を隠していた。 | + | :SRW未登場。『ゴースト』で登場した内縁の妻と間に生まれた息子で、テテニスの異母兄。生まれた直後に政略結婚となったためにカガチに預けられる。 |
| + | :その後も息子を思う形でカラスたち工作員も時折送って様子を見ていたが、キゾからはいざとなれば地球圏侵攻の足掛かりにしようとしている事を見抜かれており、生まれた時に受けた仕打ちもあって、嫌悪から己の出生を隠すほどに憎まれていた。 |
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| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
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| :X3の自爆に巻き込まれ、コックピット内で炎に包まれながら言った台詞。この後キンケドゥに「たとえ幻でもあなたにそれを見せるわけにはいかない」と言われ、止めを刺された。 | | :X3の自爆に巻き込まれ、コックピット内で炎に包まれながら言った台詞。この後キンケドゥに「たとえ幻でもあなたにそれを見せるわけにはいかない」と言われ、止めを刺された。 |
| :こちらも『第2次α』ではハマーンと休戦したルートでのみDVE。 | | :こちらも『第2次α』ではハマーンと休戦したルートでのみDVE。 |
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| + | == スパロボシリーズの名台詞 == |
| + | ;「そうだ。かつての[[メガノイド]]と同じようにな…」 |
| + | :『第2次α』アイビスルート第6話エンドデモより。意識をバイオ脳ユニットに移し替えたことで、[[破嵐万丈|万丈]]から「人間であることを捨てたのか」と問われて。 |
| + | :何気に本作で初めてメガノイドに言及している。後述の台詞と併せ、[[破嵐創造]]と何らかの繋がりがあったのかも知れない。 |
| + | ;「ならば、どうすると言うのだ?破嵐創造の息子よ!」 |
| + | :『第2次α』第33話より、万丈との[[戦闘前会話]]。自分の[[ベルナデット・ブリエット|娘]]すら犠牲にするエゴを糾弾する万丈に対し、彼が憎む父親の名前を挙げて挑発する。 |
| + | ;「あの時の戦いで破壊したバイオユニットがクラックス・ドゥガチの全てだと思ったら、大間違いだ」<br />「そう…。つまりワシは、このワシだけではない!」 |
| + | :『[[スーパーロボット大戦V|V]]』通常ルート第50話/困難ルート最終話より、[[ディビニダド]]に乗って現れた事に驚愕する[[トビア・アロナクス|トビア]]達に対して。この台詞の直後、更に二機のディビニダドが出現する。 |
| + | ;「このワシに指図するな」<br />「だが、絶好の機会に巡り合わせた貴様の[[強運]]には感謝しているぞ」<br />「まさか、この目で地球の最期を見られるとはな」 |
| + | :同上。[[グレムト・ゲール|ゲール]]から命令されるが、彼が従う筈もなかった。とは言えゲールの悪運無くしては到底ここまで辿り着けなかったのも事実であり、一応その点には感謝している模様。 |
| + | ;「ククク…[[大ガミラス帝星|ガミラス]]の攻撃で滅びる地球などに未練はないと銀河系を飛び出してはみたが…」<br />「やはり、その場に出くわせば、心躍るというものだ」<br />「さあ、海賊とその仲間達よ。絶望するがいい」<br />「ここで最後の希望であるお前達は倒され、地球は滅びの時を迎えるのだ!」 |
| + | :同上。あくまで自分自身の手で地球を滅ぼそうとしたオリジナルのドゥガチとは違い、『V』のバイオ脳達は然程手段に拘ってはいない様に見受けられるが、それでも地球に対する怨念と執着は変わらない。 |
| + | ;「お前の事は知っているぞ、海賊小僧。地球に降りたドゥガチの最後の記憶はワシにも転送されている」<br />「あの時の借りを返す…!そして今度こそ、この手で地球を…!」 |
| + | :『V』でのトビアとの戦闘前会話より。かつての敗北の恨みを晴らさんと彼に襲い掛かる。この発言からすると、ドゥガチのオリジナルとバイオ脳達は記憶がリンクしていた様である。 |
| + | ;「娘…?そう言えば、いたな…」 |
| + | :上記の台詞の後、通常ルート第50話ではトビアから「目の前でベルナデットがさらわれても何とも思わないのか」と詰られるも、平然とこう言い放った。 |
| + | :元より娘への愛情は皆無であったとは言え、地球への憎しみの余り、遂にその存在すら忘れ去ってしまったのだろうか。 |
| + | :なお、困難ルート最終話ではベルナデットがさらわれる展開が無い為会話の内容が異なるが、どちらにしても「人間以下」と断じられるのは変わらない。 |
| + | ;「海賊め!地球に降りたドゥガチが最後に見たものはお前の攻撃だった!」<br />「あの時の借りは、ここで返すぞ!」 |
| + | :『V』での[[キンケドゥ・ナウ|キンケドゥ]]との戦闘前会話より。トビアと同様にかつての戦いでの恨みを晴らそうとするが、キンケドゥはその執念深さに呆れ返っていた。 |
| + | ;「フハハ!ハハハハハ!」<br />「33万6000光年の旅も全ては無駄になる!」<br />「ワシには見える!三つの地球が滅ぶ様が!」 |
| + | :最後のドゥガチを撃墜した際の台詞。かつてのオリジナルと同じく、地球の滅びを幻視して狂喜するが…。 |
| + | ;「地球が…三つの地球が歪んでいく!」<br />「それさえ見られれば、ワシは…!」 |
| + | :困難ルート最終話、ドゥガチを残して[[アベルト・デスラー|デスラー]]を撃墜した際のイベントより。 |
| + | :[[バースカル]]を掌握した[[ネバンリンナ]]の攻撃により、三つの地球の滅びを目前にして散っていった。 |
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| == 搭乗機体 == | | == 搭乗機体 == |