スーパーロボット大戦30』の世界観。

基本設定編集

暦は新宇宙西暦。作中の時点で新宇宙西暦100年。

前作『スーパーロボット大戦T』の世界観同様に宇宙世紀ガンダムをベースとしたオーソドックスな世界観だが、サイドミッションで戦えるアドヴェントの台詞からZシリーズよりもはるかに未来であることが示唆されている。

DLCやエクストラチャプターでは複数の作品や他のスパロボ世界も巻き込んだ世界となっていく。

本編開始前 編集

新宇宙西暦70年から100年の間に、人類間の戦乱と外宇宙勢力の侵略が数多く起こったことがわかっている。

これらの戦い(前大戦)を乗り切り、シャアの反乱と悪逆皇帝ルルーシュの暗殺「ゼロレクイエム」をもって、「奇跡の一年」と呼ばれる仮初の平和な時代を迎える。しかしその名の通り一年しかもたず、ラプラスの箱を巡る軍事衝突と箱の開示により地球連邦政府は弱体化。ザンスカール帝国が台頭するようになる。

各地域の設定編集

ツツジ台
太平洋沖にある霧に包まれた島の中にある町。地球連邦軍や異星人の侵略があったことは認知しているものの、世間的に有名人であるはずの兜甲児あしゅら男爵を知らないなど、まるで外の世界と完全に遮断されてしまったかのような世界。さらには時折「怪獣」と呼ばれる巨大生命体が現れ町を破壊していくが、翌日には何もなかったかのように修復されている。また、特撮番組「ウルトラシリーズ」はこの街でしか知られていない。
ブルーホール
太平洋沖に突如出現した次元湾曲ポイント。異世界セフィーロの入り口となっており、「異世界軍」と呼ばれるザガート一派やジャロウデク王国軍が、オセアニア地域を中心に侵略の魔の手を広げている。入るためには魔神 (レイアース)の力が必要となる。
木星
原種大戦の最終決戦の場となった惑星で、超エネルギー「ザ・パワー」も健在。未帰還のGGGメンバーを救出すべく「プロジェクトZ」が進行されるなか、新たな脅威「覇界王ジェネシック」が出現する。さらに新宇宙西暦92年、ウルガルと呼ばれる謎の勢力がこの惑星近辺に進出。地球侵攻の機会をうかがっている。
火星
前作『T』同様、『ガン×ソード』のエンドレス・イリュージョンの代わりとなっている。本作では『重戦機エルガイム』のペンタゴナワールドからポセイダル軍の首都スヴェートやサードスター、パラータ・スターといった人工衛星が転移し、ポセイダル軍の拠点となっている。
ブラックオーシャン
太平洋上ポイント1124周辺の一帯を指す俗称。次元線歪曲現象、通称DBDの多発により封鎖された海域。DLC参戦の面々は元の世界からここに飛ばされてくる。

敵勢力編集

Dr.ヘル一派
インベーダー
展開によっては首魁であるコーウェン&スティンガーが姿を見せないまま終わってしまう。
ネオ・ジオン
ジオン共和国をバックに持つ、ゾルタン・アッカネンを中心とした勢力。思想的には合わないもののザンスカールに協力する。
ザンスカール帝国
ポセイダル軍
覇界の眷族
異世界軍
ジャロウデク王国とザガート一味の連合勢力。ザガート戦死後はデボネアの戦力として取り込まれる。
カギ爪の男の集団
ジルクスタン王国
敵勢力の中では最も早期に壊滅し、残党はカギ爪の男の集団に糾合される。
ウルガル
アレクシス・ケリヴ新条アカネ
ノイバー・フォルツォイクエヴァ・フォルツォイク
フォルツォイク事件を引き起こした張本人と、その息子。
クエスターズ
エトランゼ

並行世界編集

DLC参戦の勢力がいた世界。

版権作品 編集

キリコ・キュービィーは『装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー』の途中から来たと思われるが、イプシロンの名を知っている等少々曖昧。

バンプレストオリジナル 編集