猛獣将軍ライガーン

ライガーンから転送)

猛獣将軍ライガーンは『グレートマジンガー』および『マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍』の登場キャラクター。

ライガーン
登場作品

マジンガーシリーズ

声優 峰恵研(TV版)
永野広一(OVA版)[1]
初登場SRW スーパーロボット大戦J
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プロフィール
種族 猛獣型戦闘獣
所属組織 ミケーネ帝国
所属部隊 猛獣型戦闘獣軍団
役職 将軍
称号 猛獣将軍
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概要 編集

グレートマジンガー 編集

ミケーネ帝国の七大将軍の1人で、猛獣型戦闘獣軍団を率いる長。ライオンをモチーフとしているだけあってどう猛な性格

第39話では、地獄大元帥の指揮のもと出撃するが、万能要塞ミケロスを失う。その後はを泳いで逃げ帰った。これ以降の単独の出撃はない。

最終決戦時では、魔魚将軍アンゴラスと共にマジンガーZの足止めをしたがアンゴラスがビューナスAに倒された後に逃亡。背中からマジンガーZの光子力ビームで撃たれ爆死した。

マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍 編集

ミケーネ7つの軍団の一角である猛獣型戦闘獣軍団の長。

ロシアの空軍基地に身を寄せていた甲児達を襲ったがもりもり博士が撃った核弾頭の爆発により死亡した。また同僚のハーディアスと同じく、オネエ口調。 他の7大将軍が原作と違い一定の活躍をしているのに対し、彼はろくな戦闘すらないまま退場した。一応作中の出番という意味ではある程度は存在感があるのだが(良い意味ばかりではないものの)。

真マジンガー 衝撃! Z編 編集

最終回では、あしゅら男爵の自害による儀式によって復活したミケーネの神々の一柱として、シルエットのみの姿で登場。

真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍 編集

スカラベス、ユリシーザーと共にグレートマジンガーと死闘を行う。ユリシーザーと協力戦術を行い、グレートを後一歩の所まで追い込んでいるが甲児が行ったTFOの特攻で討ち取られた。

登場作品と役柄 編集

SRWには基本的に猛獣型戦闘獣が登場しないこともあって、原作TV版の登場は無く、OVA版設定のみが登場。それもNPCに限られる。

αシリーズ 編集

第2次スーパーロボット大戦α
第56話「燃える地球-後編-」にて戦死したことが語られている。

携帯機シリーズ 編集

スーパーロボット大戦J
初登場作品。OVA版設定。
スーパーロボット大戦W
今回もあっさり退場する上に戦闘なし。

人間関係 編集

闇の帝王
主君。
暗黒大将軍
上官。『テレビランド』掲載の今道英二版『グレート』では、彼を先輩と慕っており、グレートに復讐を誓う。
地獄大元帥
新しい上官。第39話では彼の指揮のもと出撃する。
魔魚将軍アンゴラス
『グレート』最終話でマジンガーZ迎撃の為に共に出撃する。彼の戦死を見て逃げようとするが…。
超人将軍ユリシーザー怪鳥将軍バーダラー
同僚。『グレート』本編では彼等の軍団と共同作戦を展開している。
悪霊将軍ハーディアス妖爬虫将軍ドレイドウ魔魚将軍アンゴラス大昆虫将軍スカラベス
同僚。
ゴーゴン大公
原作TV版では配下の戦闘獣バイソニアへ指示を出そうとする彼を殴りつけており、『死闘!暗黒大将軍』でもチビよばわりし軽んじている発言がある。後者のほうが目立つシーンになっているが、どちらも格下のゴーゴン大公のでしゃばりを嫌っている。

他作品との人間関係 編集

ジョナサン・グレーン
J』では彼にあっさり討たれてしまった。

名台詞 編集

「猛獣軍団随一の怪力を持つ、バルバリにございます」
第1話より。地上攻撃第一歩に向けて、バルバリを推薦した際の台詞。この台詞の後、第12話まで出番がない。同じく推薦して、第32話まで台詞も出番のないバーダラーよりはマシだが。
「バイソニア。奴がお前の宿敵鉄也だ」
ゴーゴン「奴はお前の正体に気づいていないぞ(ライガーンの拳が顔面に直撃)ぬぅっ!」
「ゴーゴン大公、指揮は俺が執る。バイソニア、容赦せず葬り去るのだ!」
第12話より。富士山麓で行われたスペイン大闘牛にて闘牛用の牛に戦闘獣バイソニアを紛れ込ませて、鉄也を襲う作戦を決行。ゴーゴンの発言が気に障ったのか殴りとばした際の台詞。
「しかと聞けえい! 今このミケロスには、今までにない大量の爆弾を搭載してある。それは科学要塞研究所を吹っ飛ばすのに、充分な量だ!」
「そしてその爆弾は、上部円盤にセットされている!」
「ミケロスは、科学要塞研究所の真上で反転し、円盤を切って落とす! 今度こそ奴らの、息の根を止めてやるのだあ!!」
第39話「最後の挑戦!! 空の要塞ミケロス!!」より。地獄大元帥が「今までのミケロスとは違う」とアルゴス長官に言った直後、それを証明・説明するかのように今回前線に赴くライガーンから何10人ものミケーネスへの作戦概要の説明と演説で、最後の方はやる気に満ちて鼓舞もしている。ちなみにライガーンの説明の合間にミケーネス達の「ははぁ…」との相槌があったりもする。
「ミケーネス、怯むな! 戦うんだ!」
「ゆけゆけぇ! このままでは地獄大元帥に顔向けできんぞ!」
同第39話より。ミケロスを通して、サンダーブレークを受けるも、何とか持ちこたえる。
「出てきたか科学要塞研究所。死んでもらうぞ兜剣造」
「行け! ミケロス大作戦決行だ!」
同上。グレートマジンガーがビューナスAの援護に向かったため、グレートは撤退。その間にライガーンは科学要塞研究所を発見し、科学要塞研究所への爆弾投下を決行する。
「…暗黒大将軍はきびしい司令官でしたが立派な先輩でした…俺達のことをいつも心配してくれ…エンジンオイルが古くなったりすると新しく入れ替えてくれたり…」
「あんな優しい先輩をころすなんてマジンガーの野郎!!」
テレビランド版グレートマジンガーより。グレートマジンガーに暗黒大将軍を倒された時の独白。
大粒の涙を流し復讐を誓うあたり、よほど心を許していたのだろう。
「せんぱい…」
同じくテレビランド版より。グレートマジンガーに敗北し泳いで撤退する際に仇を討てない自分に情けなさを感じている時に暗黒大将軍の幻に激励され、思わず腕で顔を隠し号泣してしまう。
「お黙り!」
「貴様こそ引っ込んでおれ。このチビが」
『死闘!暗黒大将軍』より。甲児抹殺は自分の使命と言ったゴーゴン大公を払いのけて。テレビ版第12話が由来だろうか。

迷台詞 編集

「バイソニア。おまえは空を飛べん! 鉄也を絶対にグレートマジンガーに乗せるな!」
第12話より。科学要塞研究所に急行する鉄也をグレートマジンガーに乗せまいと出した指示…なのだがバイソニアは直後の戦闘で飛行している(飛行すると突進ができず、ミサイルしか撃てなくなるからだろうか)。
「なんとも釈明の仕様がない…」
第33話より。アルゴス指揮下の元、科学要塞研究所攻略に失敗しての一言。サポートに徹したヤヌスから詰られるも、怒りもせず自身の過ちを認めている。獰猛な性格という設定の彼だが、潔さも併せ持っているようだ。

スパロボシリーズの名台詞 編集

「ほう、雑魚が出て参ったようでございますな」
J』第48話より。だが、この台詞の後…。
「ユリシーザー将軍!? う、うおおおっ!」
同上。プレイヤーと戦う前にジョナサンにあっさり殺されてしまった。

搭乗機体 編集

万能要塞ミケロス

脚注 編集