ベロスタン
ベロスタンは『勇者ライディーン』の登場人物。
| ベロスタン | |
|---|---|
| 登場作品 | 勇者ライディーン |
| 声優 | 肝付兼太 |
| デザイン | 安彦良和 |
| 初登場SRW | 第4次スーパーロボット大戦 |
| プロフィール | |
|---|---|
| 種族 | 悪魔人 |
| 性別 | 男 |
| 所属 | 妖魔帝国 |
| 役職 | 祭祀長 |
概要 編集
「い~のち、さずけよ~」の呪文によってバラオ像の両眼から怪光線を発生させ、化石獣を製造する。
第27話でシャーキンの死後、バラオ復活と引き換えるかの如く地割れに飲まれ死亡する。
登場作品と役柄 編集
旧シリーズ 編集
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 初登場作品。スーパー系専用マップ「勇者ライディーン」のイントロのみに登場。『第3次』で死亡したシャーキンを復活させるという偉業を成し遂げたが、それきり登場しなくなる。
αシリーズ 編集
- スーパーロボット大戦α
- シャーキンが死亡した後は登場しなくなり、後の続編でも去就は語られていない。
Scramble Commanderシリーズ 編集
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- 久々に登場。一度倒しているから油断するだろうという理由で、化石獣バストドンを復活させる。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- シャーキン死亡直後のようで、原作通り自身の命をかけて妖魔大帝バラオを復活させ、果てる。
単独作品 編集
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 一度敗れた後、壱鬼馬と手を組んでカイルスへの報復を敢行、バラゴーンを復活させる。
- スーパーロボット大戦DD
- 3章Part7から登場。シャーキン復活前から活動しており、同盟国の女帝ザーラとは旧知の仲。3章Part8ではひびき一郎を相手に原作再現を行っており、彼を苦しめ尋問している。第3章Part10ではシャマンとドルクを引き合わせ、妖魔帝国・ドラゴ帝国・邪動族によるディバイン・ドゥアーズ打倒を目的とした同盟の成立を後押し。その際、三帝国は遥かな昔から『共通の敵』と戦っていた事を口にしている。同盟成立後はひびき洸との接触を図ろうとするシャーキンの行動を阻止するものの、原作通り一蹴されてしまう。同盟軍初の共同作戦終了後、ひびき洸の登用を視野に入れているシャーキンに対してシャマンの失態を引き合いに出し、子供と言えど油断は大敵と反対意見を述べている。
- スーパーロボット大戦Y
- 原作と異なり、シャーキンや巨烈兄弟の死亡後も生存している。バラオの命によりガルーダを復活させた。
- なおシナリオ会話パートで、他参戦作品の巨大なキャラクターらと並ぶことがあるが、その際実際のサイズ差の表現故か立ち絵が二回りほど小さくなる(これはガルーダも同様)。
人間関係 編集
- プリンス・シャーキン
- 彼が人間界に出向こうとした際には「許しませんぞ!」と必死に引き止めている事から、シャーキンに対しても或る程度意見出来る立場に有る事が窺える。
- 『ゴッドバード』では彼と激突、従順に従いながらも腹の底では快く思っていなかった本音を吐露している。
- アギャール
- 彼からは敬意を払われている様子で、アギャール戦死の際にはベロスタンも彼の死を悼んでいる。
- 平祭官
- 部下。
- ひびき一郎
- 第3話ではムートロンの在り処を知る為に、頭部のみ石化が解けた彼を尋問する。
他作品との人間関係 編集
名台詞 編集
- 「人間どもに討ち滅ぼされし者どもよ…地より目覚め、化石獣となって現れよ…」
- 第2話で化石獣を戦力として投入する為、素体となる岩塊を隆起させる呪文を唱える。この呪文は毎回異なっているが、いずれも詩的な文言で唱えられている。
- 「命さ~ず~け~よ~」
- ベロスタンの代名詞とも言うべき決め台詞。この呪文を受けて、バラオ像は両眼から石化を解除する怪光線を放ち、化石獣を誕生させる。
- 「ライディーンこそは…我が大魔帝国が捜し求めるムートロンに繋がり有る者。速やかに倒さねばなりません」
- 第3話冒頭で発したシャーキンへの進言。妖魔帝国の目的とムートロンの重要性が初めて語られる。
- 「ヒッヒッヒ…ムートロンの有る場所を言わぬ限り、お前は満月の度に死ぬより辛い苦しみを味わう…」
- 第3話で一時的に石化から解除されたひびき博士に、ムートロンの在り処を問いただす。
- 「悪魔憲法第49条により、本日只今アギャール将軍の将軍職を辞めさせる!」
- 第18話冒頭で失敗続きのアギャールへと突き付けた解任通告。その処分内容に、アギャールは愕然とする。
- 「妖魔帝国を救いたまえぇぇぇぇーッ…!!」
- 第27話でシャーキンの死と共にバラオ神殿が崩壊する中、主君への救済を叫びつつベロスタンは地割れに飲み込まれていった。