フルアームド・ヒュッケバイン
フルアームド・ヒュッケバインは、『スーパーロボット大戦DD』の登場メカ。
| フルアームド・ヒュッケバイン | |
|---|---|
| 外国語表記 | FULL ARMED HÜCKEBEIN[1] |
| 登場作品 | |
| デザイン | カトキハジメ |
| 初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
| SRWでの分類 | 機体 |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 |
パーソナルトルーパー (ヒュッケバインシリーズ) |
| 型式番号 | RTX-008-02FA |
| 動力 | ブラックホールエンジン |
| 浮揚機関 | テスラ・ドライブ |
| フレーム | Hフレーム |
| 開発 | マオ・インダストリー |
| 主なパイロット | リン・マオ |
概要 編集
「OGシリーズ」において、破壊されたヒュッケバイン008L/Rを再建し[2]、ハイフライヤー・ユニットを新たに装備している。ハイフライヤー・ユニットには高性能テスラ・ドライブや後継機の武装などが組み込まれている。なお、新造された本体のヒュッケバインは「ヒュッケバイン02(ツヴァイ)」と呼ばれる。
バニシングトルーパーと揶揄され不幸な運命を辿ったヒュッケバインシリーズに対して抱いていたリン・マオの強い拘りにより開発されており、それもあって開発費はマオ・インダストリーが全て負担している。修羅の乱にて回収していたソーディアンの技術が導入されており、それを察したメキボス・ボルクェーデが本件に関して忠告をしている。
ハイフライヤー・ユニットは分離させ、自動追尾モードで独立稼働させることが可能。ダブル・グラビトン・ライフルと連結することでライフルを誘導兵器として用いることが可能であり、これはヒュッケバインMk-IIのテストパイロットを務めたシズキ・シズカワの発言が基となっている。
デザイン自体はヒュッケバイン30thの色違いとなっている。カラーリングはOGシリーズの紺ではなく、旧シリーズの水色となっている。ゲーム内ではヒュッケバイン試作時の候補色の一つだったという設定。
登場作品と操縦者 編集
単独作品 編集
- スーパーロボット大戦DD
- 2024年9月より開催される第20回制圧戦「凶鳥再臨」にてゲスト参戦。バランスタイプ。略称は「FAH」。
- 30thとヒュッケバインが連続して参戦する形になったが、BANDAI SPIRITSコレクターズ事業部との連動企画のため[3]。
- 第1SSRは制圧戦の報酬として入手できるが、第2SSR以降はヒュッケバイン30thのSSRパーツを入手することで、入手ミッションを発生させることができる[4]。
- 2024年10月のイベント「甦る凶鳥」にて設定の詳細が語られる。
装備・機能 編集
武装・必殺武器 編集
通常装備 編集
- ビーム・ソード
- 刀身を重力波で形成する非実体剣。左右のサイドスカート裏に収納しており、使用時は下部から射出する形で取り出す。
- 『DD』では斬撃属性の通常攻撃およびR必殺技。メインアビリティは「ガードブレイクI」。
- フォトン・ライフル
- 手持ち式の光線銃。
- 『DD』ではビーム属性のR必殺技。メインアビリティは「狙い撃ちI」。
- リープ・スラッシャー
- バックパックの羽部分に格納されている6つの扇型パーツを射出した後連結してリングを形成し攻撃する。
- 『DD』では斬撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「アタッカーII」。
- グラビトン・ライフル
- 最高火力の武装。左右対称の物を2丁装備しており、連結させることでさらに高威力で発射することが出来る。連結時はセンサー部が右腕側が下部に、左腕側が上部に移動する。
- ブラックホール・キャノン
- 文字通りマイクロブラックホールを打ち出し、着弾点に高重力を発生させ周囲の隕石や残骸などを引き寄せながら標的を圧壊させる武装。初代ヒュッケバインのものと基本的に同じ。
- 玩具ではバックパック中央にマウントできるが、『DD』では未装備。
- 『DD』では特殊属性のSSR必殺技。MAP兵器。『α』のヒュッケバインMk-IIIと同じく、異空間から召喚しているような演出となっているが、これはソーディアンズダガーの転移機能を用いている。メインアビリティは「ブラックポールホール・エンジン(FAH)」。
必殺武器 編集
- ダブル・グラビトン・ライフル
- 『DD』で特殊属性のSSR必殺技として登場。自動追尾モードに変形させたダブル・グラビトン・ライフルとフォトン・ライフルで連携攻撃した後、直接接続したダブル・グラビトン・ライフルの一撃を叩き込む。メインアビリティは「ハイフライヤー・ユニット」
サイズ 編集
- M
関連機体 編集
余談 編集
- 「初代ヒュッケバインのフル武装形態」として構想されたものをベースにデザインされたものがヒュッケバイン30thであり、それを改めて「OGシリーズ」用にフィードバックされたのがフルアームド・ヒュッケバインとなっている[5]。
- 初代ヒュッケバインの対となるグルンガスト(壱式)も、ベース機に追加装備を装着してグルンガスト改として強化しており、本機は改式の対となる機体という見方もできる。
脚注 編集
- ↑ 10月20日(日)魂ウェブ商店受注締切「METAL ROBOT魂(Ka signature) <SIDE OG> フルアームド・ヒュッケバイン」撮り下ろしご紹介 | TAMASHII NATIONS 公式ブログ、2025年5月6日閲覧
- ↑ 『DD』シナリオ内では008L、ロボット図鑑では008Rと表記。寺田貴信氏のポストにはLとR両方が併記されているため(参考リンク)、具体的にLとRのどちら、ということはない模様。
- ↑ 寺田貴信の2024年8月24日の投稿
- ↑ 本機が実質的に30thの色違いであるため、それらを個別にガチャに実装することが憚られるための措置。もちろん攻撃演出や能力自体はそれぞれのパーツで差別化されている。またこの仕様上、リンのオーブはエッジ・セインクラウスおよびアズ・セインクラウスと共有の[X]オーブを有する。
- ↑ 寺田貴信の2024年8月24日の投稿