グラナダ

グラナダとは、宇宙世紀を舞台とした『ガンダムシリーズ』に登場する都市。

概要編集

の裏側に位置する都市。ちなみに名称の元ネタは地球のスペインに存在する実在の都市の名前である。後のジオン公国となるサイド3建設時の拠点になった経緯があり、月面都市の中ではジオン公国寄りの立場を取っていた。一年戦争開戦直後にジオン軍に制圧され、ア・バオア・クー同様にジオン本土最終防衛線を担う一大拠点となる。

一年戦争時にはキシリア・ザビ率いる突撃機動軍の本部やZEONIC社、ZIMAD社などジオン公国系企業の本部兼生産拠点が置かれていた。故に戦後もジオンの影響力が強く、シャア・アズナブル率いるネオ・ジオンの機体はグラナダにあるアナハイム・エレクトロニクスの工場で作られている。なお一年戦争やデラーズ紛争の経緯や元ジオン系企業が多い事から、反乱に備え連邦軍の警備部隊が常駐しAE社内も武装警備員が常駐しているのでセキュリティレベルを高く設定する事が出来る為、連邦軍向け機体でも機密性が高く、世の目に曝す事がはばかられる様なコンセプトや技術を採用している機体は機密秘匿レベルの高いこちらで製造するケースが有る。またサイコフレームの製造設備はグラナダに存在していた。

名物は月面ピザ。

ちなみに『∀ガンダム』に登場するゲンガナム市は、グラナダと同じ位置に建設されている。

登場作品編集

旧シリーズ編集

第2次スーパーロボット大戦G
ディバイン・クルセイダーズの本拠地……と思われていたが、ホワイトベース隊が攻撃を仕掛けた頃には既に本拠地はジャブローに移されており、グラナダ基地には時限爆弾が仕掛けられていた。なお、この情報をヘンケンに匿名で送った何者かが存在するが、その正体は謎のままに終わった。可能性が高いのはDC内でクーデターを目論んでいたシロッコか、ビアン本人と思われる。
スーパーロボット大戦EX
名前のみの登場。第3次後ここに滞在していたリューネ木星へと出発しようとした矢先にラ・ギアスへと召喚される。

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦D
第3話冒頭の舞台。『六神合体ゴッドマーズ』のコスモクラッシャー隊と接触する事になる。また、ゼクスの計らいでブライトの妻子はここに避難している。

関連人物編集

トーレス
グラナダの出身。

関連用語編集

地球の衛星。グラナダ市が存在する星。
最近SRWではこの星にはメカの拳(とそれに叩きつけられた機動兵器)が降り注いだり巨大な落書きがされたりと結構危険地帯になったりするのだが、地球の裏側にあるこの都市はまだ安全…と思わせて、作品によっては敵対組組織の中枢施設が目と鼻の先に建設されている事も。グラナダ市民の安否が心配される。
フォン・ブラウン
宇宙世紀における初の(そして最大の)月面都市。こちらは地球の正面(グラナダから見た場合真裏)に位置する。
伝統的にジオン寄りのグラナダに対して、こちらはその位置関係もあって地球連邦寄りである。

資料リンク編集