アイリーン・カナーバ
アイリーン・カナーバは『機動戦士ガンダムSEED』の登場人物。
| アイリーン・カナーバ | |
|---|---|
| 登場作品 | |
| 声優 | 進藤尚美 |
| デザイン | 平井久司 |
| 初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ |
| プロフィール | |
|---|---|
| 種族 | 地球人(コーディネイター) |
| 性別 | 女 |
| 所属 | |
| 役職 | 議員 |
概要 編集
プラント最高評議会議員で、外交委員を務める。穏健派の筆頭シーゲル・クラインの腹心的存在。
有力なクライン派である故に、シーゲル暗殺を機に政治的に対立するパトリック・ザラにより拘束されるが、後にクーデターを起こしてザラ派を一掃。臨時最高評議会議長としてユニウス条約を締結した。しかし戦争終結のためとはいえ、プラントに不利な条約を締結した結果、国民から非難を受けて辞任することとなり、新たな指導者に託す事となった。
小説版によると戦後複雑な立場に置かれたアスラン・ザラをオーブ連合首長国へ亡命する事を承認した人物。これは、ザフト内の反ナチュラル強硬派にパトリック・ザラの遺児として担がれる可能性を恐れての処置だったとの事で、厄介払いな側面もあった。ただし、戦時中におけるアスランの行動が(プラント・ザフトから見て)問題だらけであったのも事実で、任務よりも私情を優先した行動ばかりをとり、挙句の果てには最高機密の一つであるニュートロンジャマーキャンセラーを搭載したジャスティスガンダムを持ち出して脱走するという重罪を犯していた。これらは本来、軍規違反どころか国家反逆罪を問われてもおかしくは無く、場合によっては「銃殺刑も免れないレベル」であったが、それを「他国への亡命」で済ませた点からも、アスランの事情や最悪の結末を回避させた貢献をある程度は認め、情状酌量の余地を与えていたと言える。タリア・グラディスもアスランに対し「カナーバ前議長のせっかくの計らいを無駄にでもしたいの?」とアスランに告げており、その辺りは周知の事実であったと思われる。同様に『機動戦士ガンダムSEED Recollection』ではラクス・クラインとその一党の嫌疑・罪状の凍結を宣言する場面がある。アスランもその一党の中の一人なのだろう。更に同作では同時期にザラ派残党がアスランの名前を使ってユニウス条約締結の妨害を行っていた。
登場作品と役柄 編集
αシリーズ 編集
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 初登場作品。原作と役回りは同じ。
携帯機シリーズ 編集
- スーパーロボット大戦W
- 名前のみ登場。エピローグで新・国連のロゼ・アプロヴァールと和平会談を行う。