νガンダムHWS装備型

2018年10月16日 (火) 06:43時点における忠犬キャット (トーク | 投稿記録)による版

νガンダムHWS装備型は『ガンダムシリーズ』の登場メカ

νガンダム
ヘビー・ウエポン・システム装備型
外国語表記 ν Gundam Heavy Weapon System
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦α
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 ニュータイプ専用汎用モビルスーツ
型式番号 FA-93HWS
頭頂高 21.2m
本体重量 25.6t
動力 熱核融合炉
装甲材質 ガンダリウム合金
素体 νガンダム
開発 アナハイム・エレクトロニクス
所属 地球連邦軍
乗員人数 1人
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概要

アナハイム・エレクトロニクス社が開発した試作型モビルスーツνガンダムに追加装備を施した形態。

言うなれば「フルアーマーνガンダム」であるが、フルアーマーガンダムフルアーマーΖΖガンダム等と違い、防御力よりも機動性と火力の向上に重点が置かれている(コクピット部分への装甲の追加も行われていない)。これは本機にはフィン・ファンネルの対ビームバリアがあるため、防御面は必要以上に強化する必要はないと判断されたためである。

他にも、胸部へのIフィールド搭載やフルサイコフレーム構造の採用など、様々なアイディアが検討されたといわれているが、反乱の早期終結のため、本機のプラン自体が中止となった。

登場作品と操縦者

νガンダム換装パーツとして登場している。基本的にHWSを装着すると武装追加され、追加装甲によるHP装甲の上昇と運動性は低下が見られる。機動性を落とさないスラスター付きの装甲という設定からか移動力は上昇する。隠し要素として登場してた頃は、運動性の低下などは見られず、純粋に全ての能力が大幅に上昇する。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
初登場。隠し要素の条件を満たせば後半でνガンダムが強化される。νガンダムと比べ機体能力が全て上がり、フィン・ファンネルは攻撃力+600と弾数+2、それ以外は一律+400、さらには高火力のハイパーメガライフルも追加と全てにおいてかなり強化される。またフィン・ファンネルの必要気力が105に減っているため、エースならば速攻できるのも強み。
あまり目立たないが、ミサイルランチャーとハイパーバズーカの命中が低下している。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
PS版で、あまりにフィン・ファンネルの攻撃力が高すぎたからかかなり調整が入り、フィン・ファンネルの攻撃力が大幅に抑えられた。νガンダム同様、フィン・ファンネルがEN消費型になりPS版のように連射は不可能になっている。
スーパーロボット大戦α外伝
隠し要素を満たせば中盤で入手可能(熟練度によってHi-νガンダムとの2択)。今回は換装パーツ扱いということもあってか既存武器の攻撃力の上昇はないものの、機体能力の全体的な上昇(運動性限界は低下)、ハイパーメガライフルとMAP兵器版フィン・ファンネルの追加、ビームライフル、ハイパーバズーカの弾数アップとかなり強化されるため、今回のνガンダム系列機では頭一つ抜けている。だがハイパーメガライフルの地形適応は良いものの、MAP版フィン・ファンネルを含めνガンダムの弱点である武器適応の悪さは改善されていないため、良くも悪くもνガンダムである。
前作『α』同様、ミサイルランチャーとハイパーバズーカの命中が低下している。
第2次スーパーロボット大戦α
隠し要素で後半、νガンダム改造値次第で入手。
追加装甲により運動性は多少犠牲になるが、本機は機動性が高いという設定からか移動力は跳ね上がる。Hi-νガンダムと同時入手なので、まずアムロには乗ってもらえない。ハイパー・メガ・ライフルにより、ようやく全体攻撃が可能となった。有用な精神コマンドを習得するものの、機体に恵まれないフォウを乗せ換えるといいだろう。
第3次スーパーロボット大戦α
中盤で入手。今回はHi-νガンダムまで長いのでアムロに乗ってもらえる。前作では単体攻撃武器だった『フィン・ファンネル』が全体攻撃武器に、全体攻撃武器だった『ハイパー・メガ・ライフル』が単体攻撃武器になった。
隠し要素のフラグを満たせば早いタイミングで参入する。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦IMPACT
熟練度が低い場合、νガンダムの代わりに入手。隠しシナリオに進む場合、熟練度の調整が面倒(特にフルアーマー百式改も入手したい場合)なので注意。ただし隠しシナリオのネオ・ジオン兵はバグで切り払い率が非常に高くなっているため、無効化されないハイパー・メガライフルを持っている本機の方がνよりも有利に戦える。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦D
中盤でカイラスギリールートを通りつつアムロの撃墜数が50を超えていると入手。今回は分離して通常のνガンダムになる事も出来るが、換装パーツではなくなっている。全ての能力が上昇し、Hi-νガンダムに匹敵する機体になる。ENの多さ(本作のファンネルはEN制)とハイパー・メガ・ライフルがあるお陰で、継戦能力はHi-νを上回る。改造可能段階が7と低いため最終的な攻撃力では敵わないが、フル改造ボーナスの事を考えると悪い点とも言い切れない。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

90mmバルカン砲
頭部に2門装備されたバルカン砲。宇宙世紀シリーズのガンダムタイプMSでも群を抜く大口径砲であり、劇中ではギラ・ドーガの頭を吹っ飛ばした。空になった薬莢は側面から排出されるようになっている。
マニピュレーター部ランチャー
指の付け根に装備した多目的発射機。リ・ガズィに近い造形のバルーンダミーやトリモチを発射可能。
胸部ミサイル・ランチャー
HWSの胸部追加装甲に2基装備されている。サイコミュ・グレネードと呼ばれる弾種も考案されていたが、採用されていない。しかし、この案は後に開発される「ファンネル・ミサイル」の原型となったらしい。
シールド
武装を内蔵する攻防一体の多目的複合装備。左腕に1基装着。
ビーム・キャノン
シールドの裏側に専用ジェネレーター共々1門内蔵されている。しかし、2連装メガ粒子砲(後述)の存在もあり、基本的には使用されないと思われる。
ミサイル
シールドの裏に4門装備。
ハイ・メガ・シールド
HWSの一つ。通常のシールドの上に重ねるようにして装備。かなり大型化されている。こちらにもアムロ・レイのパーソナルマークである「一角獣」がが描かれている。
2連装メガ粒子砲
ハイ・メガ・シールドに装備されている武装。ビームキャノンのジェネレーターからエネルギーを供給して発射する。ハイ・メガ・キャノン並みの威力があるが、連射は不可能。SRWでは初登場のα以降未だに武装として採用されたことがない。
ビーム・サーベル(カスタムタイプ)
背部右側にマウントされた高出力のカスタムタイプ。独特の形状をしており、柄尻からもビームを出せる。
ビーム・サーベル
通常のビームサーベル。左腕にマウントされた予備。
ニュー・ハイパー・バズーカ
背中にマウントされた武装。手に持って使う他、遠隔操作で発射したり、マウントされた状態でも使用可能。
ハイパー・メガ・ライフル
HWSの一つ。強力なビームライフルで、ジェネレーターを内蔵している。最大出力では戦艦の砲塔数基分に相当する威力となる他、ビームマシンガンのような連射や、精密狙撃も可能。
SRWではフィン・ファンネルを節約する為に使われる事もしばしば。
なお、ヒーロー戦記におけるνガンダムの「ハイメガキャノン」はこれの再現と思われる(ビームライフルから発射しているので)。
フィン・ファンネル
背部左側に6基マウントされたサイコミュ兵器。ジェネレーターを内蔵しているために通常のファンネルよりも大型で、稼働時間やビーム出力が向上している。通常は放熱板のように見えるが、攻撃時はコの字型に変形する。
対ビーム・バリア
フィン・ファンネルを用いた対ビームバリア。フィン・ファンネル同士を繋げるようにビーム幕を張る。

その他装備

ビーム・ライフル
専用のビームライフル。
SRWでは使用可能。

合体攻撃

ツイン・フィン・ファンネル
Hi-νガンダム及び量産型νガンダムとの合体攻撃。合体攻撃の際にはパイロット同士の相性が使用条件となる。

特殊能力

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動。
Iフィールド(作品によってはIフィールド⊿(デルタ))
フィン・ファンネルを用いた対ビームバリア。SRWでは通常のIフィールドより効力が若干強いことが多い。なお、シリーズによって能力の表記名は若干変わる。
分離
ヘビー・ウェポン・システムをパージする。『D』のみ。
換装
νガンダムに換装する。『D』以外。

移動タイプ

サイズ

M

機体BGM

「MAIN TITLE」
「BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~」

余談

  • プラモデル「元祖SDガンダム」においてオリジナルの追加アーマーが存在しており、装着すると90mmバルカンが使用不可能になる代わり額部分に「ハイ・メガ・キャノン」が装備される。

商品情報

資料リンク