マクロス・フロンティア船団
マクロス・フロンティア船団(Macross Frontier Fleet)
『マクロスF』に登場。
第55次超長距離移民船団の総称で、新マクロス級では第25次となる。2041年に地球を発進したが、2059年3月に宇宙生物バジュラに襲われている。
船団内容
新マクロス級のバトル・フロンティアを旗艦とした新統合軍艦隊が防衛。第5世代型移民船団の特徴として、シティブロックとそれを中心とした小型シティブロックというべき「アイランド・クラスター級」を帯状に展開している点である。シティブロックが中枢機能の役目を補っており、複数のアイランドが各役目を補った群島のように形成している。これらは環境艦となり、シティブロックを中心に自然を保っている。
軍内
バトル・フロンティア
新マクロス級の旗艦。最強兵器は「マクロス・キャノン」。行政機関も即座に移設できるよう、安全性を保たれている。劇中ではその性能を引き出すことはなかった。
新統合軍
マクロス7船団のようなトップエース部隊は配備されてないが、VF-171 ナイトメアプラスを主力機とし、無人戦闘機「ゴースト」との連携戦闘を重視している。独自の部隊としてクラン・クランなどメルトランディを中心とした「ピクシー小隊」が配備されている。
S.M.S
民間軍事会社。最新鋭機VF-25 メサイアや、旗艦マクロス・クォーターなどを配備されている。マクロス・クォーターなど部隊指揮官はジェフリー・ワイルダー、スカル小隊隊長はオズマ・リー。
行政機関
フロンティア行政府が市民の生活圏を保障している。大統領制の議会民主政治を敷いており、現大統領はハワード・グラス。議会は上院と下院で構成されている。
生活習慣
数多くの種族が移民している。圧倒的多数は地球人で、その中に巨人族のゼントラーディとメルトランディ、更に巨人族とのクォーター世代が多い(ランカ・リーがその代表的存在)。巨人族は専用のアイランドが用意されており、巨人サイズのまま生活している。言語は英語だが、日本語も一部採用している。町のスタイルは日本・中国・アメリカの文化が統合して各エリアを形成している。その他のエリアは独特の文化を伝える概観となっている。
各交通手段ばバス、リニアモーター(フロンティア・メトロ)などを敷いている。
施設など
- 娘々(にゃんにゃん)
- マクロス時代から経営している大手中華料理店。ランカがアルバイトしては、イメージソングを歌ったこともある所縁の店。
- 美星学園
- 主人公の早乙女アルトらが通っている。初等部、中等部、高等部の一貫性学校。部活は総合技術科、情報科、芸能科、美術科、航宙科で、航宙科はアルトが所属している。学校のシンボルとしてVF-1 バルキリーが飾ってある。
- 聖マリア学園
- ランカが美星学園前に通っていた女学校。
- グリフィスパークの丘
- フロンティア全体を見渡せる展望台。ランカのペットあい君を逃がした所でも有名。
- 天空門ホール
- 紫禁城を模範した多目的モール。シェリル・ノームのフロンティア初コンサートはここで、ランカもコンサートを行った。
関連する人物
関連する用語
- 超長距離移民船団
- マクロス・ギャラクシー船団
- 結果的に船団同士の争いとなった。
- バジュラ