大牙剣(Ken Taiga)
『獣神ライガー』の主人公。小学6年生。善神アーガマの血を引く末裔の一人にして、ライガーの操者。右手には獅子の形をした痣をもつ。
性格は永井豪キャラの王道である、明朗快活な熱血漢。無論スケベな部分も兼ね備えている。また、面倒見の良いガキ大将気質でもあり、弱い者イジメなどは決してしない。様々な苦難を経て幾度も死の恐怖や危険、祖父の龍造など大切な人達を失う悲しみに晒されていくが、それらを乗り越えて最後まで戦い抜いてゆく。
祖父と共に釧路に住んでいたが、ある時ドラゴナイトの襲撃を受け、その際にライガーの操者として目覚め、敵を撃退するもののその後は拠点を東京に移す。
ドラゴ帝国の様々な策略や侵攻により、多くの危機が訪れるが、友人の団五郎や、同じアーガマの血を引く神代ゆい、まいの姉妹に支えられ戦い抜いていく。最終的にはまいと少し良い感じになっていた。
ちなみに劇中後半になるとリュウ・ドルクの出番が非常に多くなり、半ば主人公としての立ち位置が危うくなってきていた。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦NEO
- 原作のスケベな部分はあまり描写されていない。真一の悲劇は再現されるも、祖父が死なない、原作以上に同年代の友人に恵まれるなど、原作と比較すると心境は救われていると思われる。なお釧路の小学校が壊滅した後は、ザウラーズの通う春風小学校に転入することとなる。
戦闘では特殊能力のアーガマの血のお陰で気力が限界を越えて上がるため、戦闘では想像以上のダメージを叩き出し、強力なアタッカーとして活躍できる(ココロキットを装備させた際には最大で気力が200に達する)。
ちなみに、田中真弓氏は彼の声をあてたことでスパロボ初参加となった(尚、スパロボで声のつかなかったキャラクターでは、『スーパーロボット大戦K』で参戦した『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』の主人公であるツワブキ・ダイヤの声をあてている)。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
固有エースボーナス
パイロットBGM
- 「怒りの獣神」
- 原作の前期OP曲。基本の戦闘BGM。
- 「奇跡の獣神」
- 原作の後期OP曲。獣神サンダーライガー搭乗時の戦闘BGM。
人間関係
- 神代まい
- 剣と同じ善神アーガマの末裔。剣に助けられた事がきっかけで剣と惹かれ合うようになる。
- 神代ゆい
- 剣と同じ善神アーガマの末裔。まいの双子の姉妹。
- 団五郎
- 剣の悪友。後半、バトルスーツ隊の一員として剣と共に戦うことに。
NEOではバトルスーツが未採用のため、非戦闘員として剣らを支える。 - 大牙龍造
- 剣の祖父。幼くして両親を亡くした剣を男手一つで育て上げた。ドル・アーミーに惨殺される。
永井豪の漫画版では、封印の岩の活性化を阻止する為、火山の噴火に巻き込まれて死亡。
NEOでは上記の通り生存している。 - 真一
- 剣のクラスメート。ドル・サタンの奸計によってドラゴナイトと化してしまい、剣が自らの手で殺める事になる。
この件はNEOでもトラウマイベントとして再現されている。 - リュウ・ドルク
- ライバル。彼もまた、善神アーガマの末裔であり、最終的には共闘する事に。
他作品との人間関係
- 兜甲児
- NEOでの兄貴分。彼もダイナミック系主人公で、共に熱血でスケベな性格。
公式に剣が彼のコスプレをしたイラストも存在。 - 稲葉駆、稲葉天音
- NEOの第1話で知り合い、親しい間柄となる。
- 地球防衛組
ガンバーチーム
ザウラーズ
ダンケッツ - NEOでは年齢が近い事もあり、彼らとも親しくなる。またザウラーズはクラスこそ違えど同じ春風小学校に通う仲間でもある。
- 弥生由里
- NEOでは、彼女が担任を務める春風小学校6年3組に転入した。
- 流竜馬 (OVA)
- NEOの中盤に真一がドラゴナイト化してしまった際、彼を殺す事が出来ない剣に、彼を殺す事を促した。
- 武蔵坊弁慶
- NEOでは彼から特殊援護台詞が存在。共にダイナミック作品のキャラであると同時に、彼の声がドルクと同じためとも思われる。
- カッツェ
- NEOでは剣に剣(ややこしい…)を薦めてくる。その時の彼女の台詞は、剣と同じ声のキャラが主人公のロボットアニメを意識したものとなっている。詳しくは彼女の項にて。
- 安倍晴明
- NEOではドラゴ帝国に手を貸す彼を当然の如く敵視していた。お互いに特殊戦闘台詞が存在。
- エンジン王
- NEOにおいて電気王を粛清し、原子王を見捨てるなど、仲間に対して二度も非情な仕打ちをした彼に対して激怒していた。しかし、後に彼が人間の心を理解し、地球と自分達を守って散っていった姿を見て、彼の犠牲を無駄にしないためにドラゴへの闘志を燃やした。