シズキ・シズカワは『スーパーロボット大戦X-Ω』の登場人物。
シズキ・シズカワ | |
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漢字表記 | 静川 志津季[1] |
登場作品 | |
声優 | 藤井ゆきよ |
デザイン | 河野さち子 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 女 |
所属 |
ニコラ・ヴィルヘルム研究所 (X-Ω) マオ・インダストリー (DD) |
役職 | テストパイロット |
概要編集
「ニコラ・ヴィルヘルム研究所」ドイツ支部に所属する、ヒュッケバインのテストパイロット。
裕福な家庭の出身だが、自らをあえて厳しい場所に置くべく、パイロットとなる道を選んだ。
OGシリーズ(『DD』)編集
『X-Ω』ではほぼゲストのような立場で登場していたが、『DD』ではOGシリーズのキャラクターとして本格的にストーリーが用意されている。
シズカワ工業という企業の娘として生まれたが、父への反発から出奔。父の影響で精密機械に興味があり、自由にロボットを動かすことにも魅力を感じマオ・インダストリーのテストパイロットとなった。連邦軍基地に出向しヒュッケバインMk-II 3号機、コードネーム「ドライ」のテストパイロットを務めていた。しかし、父に居場所を突き止められ、母が病気で入院したことをきっかけに辞めることとなった。それまでは実戦経験はなかったが、ガイアセイバーズの襲撃から機体を守るために初の実戦を経験することになる。
その一件でEXH計画の功労者として本社に評価され、後に社長リン・マオ直々の指名で本社に呼ばれている。リンが父に交渉していたようで、実戦に出さないとう条件でテストパイロットを継続することとなり、ドライと再会。しかし本社自体が襲撃を受けたことで、再び戦禍に巻き込まれる。
登場作品と役柄編集
単独作品編集
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。ヒュッケバインのパイロットとして登場。担当声優の藤井ゆきよ氏は当作品でスパロボ初参加。河野さち子氏デザインの新規オリジナルキャラとしては『第2次OG』のアーマラ・バートン以来5年ぶりとなる。
- ゲーム内の出典は『OG』となっているが、ユニットシナリオでは『V』のスピンオフに近い設定となっている。
- スーパーロボット大戦DD
- 2022年3月のイベント「ラスト・オブ・バニシングトルーパー」にて参戦。2.5周年記念キャンペーンの一環となる。
- 2Dスパロボ初参戦であり、ボイスが新規収録されている。シナリオは『第2次OG』の第21話「黒焔の狩人」のその後を描いたサイドストーリーとなっており、ヒュッケバインMk-II 3号機に搭乗する。
- 2024年10月のイベント「甦る凶鳥」では、さらにその後が描かれており、模擬戦の相手として敵側でも登場する。
パイロットステータス編集
精神コマンド編集
特殊スキル編集
- DD
- アタッカー(シズキ)
- 攻撃力が増加する。気力が120、150以上の時にステージ中で一度だけ「熱血」(レベルが上がると「直感」も追加)が発動。
- 戦術分析(シズキ)
- 運動性が増加する。攻撃を命中させたときの気力上昇量が増加する。
- 集中力(シズキ)
- 気力が10上昇する毎に、照準値が増加する。
サポートアビリティ編集
- 凶鳥の使い手
- SSR。クリティカル率、回避率大アップ。
人間関係編集
VXT三部作編集
- ヴェルターブ・テックスト
- ドイツ支部での同期のテストパイロット。
OGシリーズ編集
- ルスラン・マカロフ
- 『DD』のイベント「ラスト・オブ・バニシングトルーパー」では、最終的に彼にヒュッケバインMk-IIを託すことになる。
- アーマラ・バートン
- 『DD』のイベント「ラスト・オブ・バニシングトルーパー」では、最初で最後と決め込んだ実戦相手として死闘を演じる。
- リン・マオ
- 所属会社の社長。『DD』のイベント「甦る凶鳥」では、シズキを直々に指名し調整の相手を務めさせている。
名台詞編集
戦闘台詞編集
- 「仕留めてみせます! ブラックホール・キャノン!」
- 『X-Ω』での必殺スキル「ブラックホール・キャノン」発動時のボイス。
- 「ロシュセイバーで!」
- 『X-Ω』での必殺スキル「ロシュセイバー」発動時のボイス。
- 「圧壊していただきます!」
- 『X-Ω』での必殺スキル「ブラックホール・キャノン(DDS)」発動時のボイス。後に『DD』にて、「Gインパクト・キャノン」使用時のボイスの一部として採用された。
シナリオデモ編集
- 「初代用に改良されたMk-IIIの武器を、Mk-IIが使うのです!」
「これはMk-I、Mk-II、Mk-IIIに託された人たちの想いの力! 凶鳥は死にません!」
「そう、私が死なせない!!」 - 『DD』のイベント「ラスト・オブ・バニシングトルーパー」にて。ガリルナガンの強襲に押される中、最後の賭けとして初代ヒュッケバインのために用意されたグラビトン・ライフルTを使用する際の台詞。ヒュッケバインMk-II3号機では勝てないと悟る中、一矢報いる為に最初で最後のグラビトン・ライフルを撃つ。
- 「次はあれにウィング・ユニットを付ければ空中使用時の安定度が増すかも知れません」
- ガリルナガンとの戦闘後、グラビトン・ライフル2丁を同時使用した際の感想。これにはルスラン・マカロフも「筋金入りのテストパイロット」と感心していた。なお、この台詞は『30』の主人公が序盤にグラビトン・ライフルの使用を躊躇していた件と後継機の追加装備について補完する内容ともいえ、後に「蘇る凶鳥」ではこの時の発言が後にフルアームド・ヒュッケバインの開発に活かされたことになっている。
- 「ヒュッケバインは不幸を呼ぶ凶鳥だと…でも、3号機は私に仕事を与え、最後には私を守ってくれました」
「ですから、ヒュッケバインは私に不幸ではなく、幸せをもたらしてくれた青い鳥なのです」 - その後、大破しながら3号機ともども生存し、ルスランに3号機を預ける際、ルスランが2つ嘘をついたと語った際の話。彼女は凶鳥と呼ばれた3号機に生かされ、守られ、実戦すら共に生き延びた相棒だった…。
- (ヒュッケバインは死なない…必ず蘇る。私は短い間でしか関われませんでしたが…)
(あの鳥が再び空を舞うと…その日が必ず来ると信じます……) - 最終的に破壊されてしまうも、ヒュッケバインは必ず復活することを心の中で想い彼女の物語は幕を閉じる。そして、この想いは現実となり、死した凶鳥は不死鳥の如く蘇り再び空を舞う。それはエグゼクスバインという形だけでなく…。
- (ルスランさんがあの時の約束を守って下さったのですね…)
- 『DD』のイベント「蘇る凶鳥」より。自身が命をかけて守り抜いたMk-II3号機が修復され、再会した際に。シズキが守り抜いたMk-IIはフルアームド・ヒュッケバインという新たな凶鳥として蘇り、自身の相方だった3号機とも再会を果たした。恩人ルスランに感謝の念を抱きつつ、シズキ自身も再び蘇った凶鳥に搭乗することとなる。
搭乗機体・関連機体編集
- ヒュッケバイン
- 『X-Ω』にて搭乗。ニコラ・ヴィルヘルム研究所ドイツ支部が開発したパーソナルトルーパー。
- 彼女が搭乗するのはタイプL。ヤマトに配備されたヴェルトのタイプRとは異なり、彼女のタイプLはそのまま地球に残った。
- ヒュッケバインMk-II
- 『DD』にて搭乗。『第2次OG』にて存在のみ触れられていた3号機。
余談編集
脚注 編集
- ↑ 【スパクロ】新規参戦『ガン×ソード』のダン・オブ・サーズデイやブラウニーの情報公開(オオチP情報局#32) 2019年4月30日閲覧。
- ↑ 「生スパロボチャンネル」(2022年3月4日配信)より。