リタ・ベルナル

2023年11月28日 (火) 20:05時点におけるLEN (トーク | 投稿記録)による版 (→‎搭乗機体)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

リタ・ベルナルは『機動戦士ガンダムNT』の主人公の一人。

リタ・ベルナル
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 松浦愛弓
デザイン 高橋久美子(原案)
金世俊(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 NPC
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人
性別
誕生日 2月27日
年齢 25歳?
所属組織

地球連邦軍

  • 宇宙軍
役職 パイロット
軍階級 少尉
テンプレートを表示

概要編集

ヨナ・バシュタミシェル・ルオの幼馴染。本編から18年前、コロニー落としを事前に察知し、街を救った「奇跡の子供たち」の一人。

幼少期からニュータイプ能力に目覚めており、握手することで、ヨナ、ミシェル二人にコロニー落としのビジョンを伝え、ニュータイプへの覚醒を促した。そして、一年戦争後は彼らと共にニュータイプ研究所に引き取られた。ミシェルが奇跡の子供はリタであると言った事で、一人だけグリプス戦役後も連邦軍によって強化人間として扱われる事となった。その後、フェネクスのテストパイロットとなるが、起動実験中に暴走して、消息不明となる。

実は起動実験の際に死亡しており、死後に発生した彼女の残留思念は全体へと溶けた。サイコフレームにより残留思念がフェネクスと一体化しているため、コックピット内には既に肉体が存在しない(注意しておきたいのが、残留思念は複数の時間、複数の場所に存在出来る量子的存在で、リタの残留思念がフェネクスに囚われているということではないらしい[1])。集合精神でもある全体の一部として、この世にあってはならない存在のⅡネオ・ジオング破壊のために、ヨナ・バシュタの前に姿を現し、協力を要請する。

ヨナの協力もあったことで、Ⅱネオ・ジオングの破壊には成功するが、ミシェルも死亡しリタと同じく全体に溶けた残留思念となってしまった。しかし、リタはこの未来も含めた自身の姿をUC.0079の時点で見せられ、受け入れていた。コロニー落としのビジョンを共有した時点から、リタもミシェルもⅡネオ・ジオングを破壊するために生きてきたという事実には流石に唯一の生者であるヨナも絶望に打ちひしがれた。しかし、リタはそんな自分の人生を後悔していなかった、生前にヨナに会えたことが嬉しかった、何度でも出会うためにどんなものであっても生まれ変わりたいと言い、ヨナの答えを聞いた。ヨナはこの世界を守る為に、アームド・アーマーDEを増殖させ、ゾルタン・アッカネンが引き起こしたヘリウム3の臨界爆発を防いだ。 リタとミシェル双方の残留思念が宿ったフェネクスは、ここではないどこかへと飛んでいった。

登場作品と役柄編集

単独作品編集

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2018年12月のイベント「起死回生のシャア」にて期間限定で登場。シナリオNPC。
スーパーロボット大戦30
ヨナの回想で一枚絵のイラストとして登場。目の部分に影がかかっており、キャラクター事典には登録されない。
フェネクスの「サイコ・アタック」使用時のカットインにも登場。こちらは顔がしっかりと見える。
フェネクスと一体化している彼女の残留思念は、ザンスカール帝国エンジェル・ハイロゥの存在を強く警戒しており、そのパーツを地球圏へと運び込む拠点であるパラーター・スターや試作機のテストが行われていたマケドニアコロニーに現れてドライクロイツを援護している。

人間関係編集

ヨナ・バシュタミシェル・ルオ
幼馴染たち。
イアゴ・ハーカナ
ヨナと共に彼女のフェネクス捕獲を狙う。
エスコラ・ゲッダ、マルガ
リタ達がいたオーガスタニュータイプ研究所の施設長と研究員。

名台詞編集

「怖いことが始まる…悲しいことも…」
冒頭、コロニー落としを予感して。
リタ「ねえ、天国って本当にあると思う?」
ヨナ「ないよ、そんなの」
ミシェル「だね。神様がいるって人間が信じてた頃の幻でしょ」
ヨナ「いつかは死んで、苦しいことも悲しいこともなくなる」
リタ「そうかな?ニュータイプは違うんじゃない?」
ヨナが夢で見たU.C.0086当時の回想において。

搭乗機体編集

フェネクス
テストパイロット。死後に一体化。

資料リンク編集

  1. 『機動戦士ガンダムNT』BD&DVD発売記念 福井晴敏インタビュー 「ガンダムNTでは“ランバ・ラルが居ない時代”の大人像を描いた」。