リジェネ・レジェッタは『機動戦士ガンダム00』の登場人物。
リジェネ・レジェッタ | |
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外国語表記 | Regene Regetta[1] |
登場作品 | |
声優 | 朴璐美 |
デザイン | 千葉道徳 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇 |
プロフィール | |
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種族 | イノベイド |
性別 | 中性 |
所属 | イノベイター |
概要編集
イノベイターの構成員。ティエリア・アーデの同じ塩基配列パターン0988タイプのイノベイドであり、彼と瓜二つの外見を持つ。
リボンズ・アルマークの側近とも呼べる立ち位置にあり、イノベイター側の立場から劇中で起こっている事柄を説明する狂言回し的な役割を持った人物。
手段の違いはあれど「イオリア・シュヘンベルグの計画を遂行する」事を重視しており、イオリアの計画を捻じ曲げ独裁者として振る舞うリボンズに内心激しく反発しており、彼に成り代わり自らが計画を遂行するべく、徐々に独自の行動をするようになっていく。
しかし、ヴェーダを掌握しているリボンズにはこれらの行動は全て筒抜けであり、それを聞かされて逆上しリボンズを射殺するも、リボンズが予備の肉体を用意していた事を知らず、リボンズが再び現れた事に動揺。その隙を突かれてアリー・アル・サーシェスに射殺された。
ただし、リジェネの意識はヴェーダ内部に残っており、後に意識体となったティエリアに協力し、リボンズからヴェーダを奪還する事に成功した。
なお、作中に登場したイノベイター勢の中では唯一モビルスーツおよびモビルアーマーに乗らなかった。ただし、公式外伝作品『機動戦士ガンダム00I』(SRW未参戦)ではGNZシリーズのプロトタイプとも呼べる機体「ガルムガンダム」に搭乗していた。
本来はアレハンドロ・コーナーに滅ぼされた監視者に代わって、新たにヴェーダに選ばれた計画の監視者としての役割を持ったイノベイドであったが、リボンズに対する強すぎる反発心と野心から資格を剥奪され、その役割と能力を発揮することはなかった。
登場作品と役柄編集
Zシリーズ編集
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 初登場作品。NPCであり原作同様の立ち回り。黒の騎士団ルートでは先にサーシェスが死亡するためか、リボンズに射殺されている。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2020年12月のイベント「世界の行く末」から登場。グラフィックなしのセリフのみの登場。
- スーパーロボット大戦DD
- 3章Part4から登場するNPC。
人間関係編集
- リボンズ・アルマーク
- 創造主だが独裁者然とした態度を見せるリボンズに対して反発し、独自行動を開始。一度は敗れながらもティエリアに助力したことで形勢逆転する。
- 尚、リボンズは自分に従うだけの他のイノベイドとは違い、自らの意志で変革を目指すリジェネをもっとも高く評価していた。
- ティエリア・アーデ
- 同じ塩基配列パターン0988タイプのイノベイド。彼にイノベイターの事を教え、仲間に誘った事もあった。最終的に、ティエリアのヴェーダ奪還に協力する。
- ルイス・ハレヴィ
- 1stエピローグにて彼女と接触していた。
- 王留美、ネーナ・トリニティ
- 密かに情報を流すなど利用する。
- リヴァイヴ・リバイバル、ヒリング・ケア、ブリング・スタビティ
デヴァイン・ノヴァ、アニュー・リターナー - イノベイター勢の仲間。リジェネは彼らから一歩上の立場らしい。
- アリー・アル・サーシェス
- リボンズに雇われた傭兵。彼によってリジェネは暗殺されてしまう。
- 刹那・F・セイエイ
- 純粋種のイノベイターとして覚醒していく刹那の様子を見守っていた。最終的に、彼を「真のイノベイター」と認める。
- レイヴ・レチタティーヴォ(SRW未登場)、テリシラ・ヘルフィ(SRW未登場)
ブリュン・ソンドハイム、ラーズ・グリース(SRW未登場)、ハーミヤ - 公式外伝作品『機動戦士ガンダム00I』(SRW未参戦)に登場するイノベイド達。イノベイドであるビサイド・ペインから「6人の仲間」の一人として選ばれるが、最終的にレイヴ達と関わった記憶を抹消される事となった。
- ちなみに、リジェネは記憶を抹消される前に人間であるフォン・スパークによって素手でほぼ一瞬で組み伏せられてしまっている。
他作品との人間関係編集
- リリーナ・ドーリアン
- 『第2次Z再世篇』プロローグにて彼女を暗殺者から守った。
- ドクターJ
- 『第2次Z再世篇』では顔見知り。プロローグで彼とドーリアン外務次官を密会させる段取りを組むも、次官の死により中断を余儀なくされる。
名台詞編集
- 「フッ…」
- 1st最終話よりリジェネ初登場時の台詞。彼の傍らには長かった髪を短く切ったルイスがいた。
- ちなみに、リジェネ役の声優の朴氏はこの短い台詞の収録ためだけに招かれた。
- (この計画の第1段階は、ソレスタルビーイングの武力介入を発端とする世界の統合。第2段階は、アロウズによる人類意思の統一)
(そして、第3段階は、人類を外宇宙に進出させる来るべき対話に備える…。それが、イオリア計画の全貌…)
「そう、宇宙環境に適応した僕らが、人類を新たなフロンティアに導くのさ」 - 2nd第8話より。ティエリアの前に現れて、「イオリア計画」の全貌を脳量子波で伝える。
- なお、この時の会話はすべてリボンズに筒抜けであった。
- 「統一? 画一の間違いじゃないのかい?」
- 2nd第10話より。「メメントモリを使用することによって、人類の意思が統一されていく」と語ったリボンズに対する皮肉。
- 「だから、イオリア・シュヘンベルグはイノベイターを創造した」
「人ならざるものが、人より寿命を持って人類を滅亡から救う…。そして、来るべき対話に…。それができるのは、僕達だけさ」 - 2nd第17話より。人類の破滅を防ぐというイノベイドとして、それなりの使命感があることを感じさせる。
- なお、その直後にリボンズから「人類を導くのはイノベイターではなく、自分である」と返されている。リジェネは彼への反発心をさらに強めていくのであった。
- 「純粋種として覚醒したか…刹那・F・セイエイ。それは、人類の命運を握る力だ」
- 2nd第22話より。純粋種のイノベイターとして覚醒していく刹那を見守って。
- 人間を見下す事が多いリボンズ側のイノベイド達の中で、イノベイターに覚醒する人間を素直に認めたリジェネの態度は珍しい。
- 「フフフフフフフ…。フハハハハハハ、フハハハ…。これで、イオリア計画のすべてが僕のものに」
- 2nd第23話より。自分の野心を既に見破っていたリボンズを暗殺した後に。だが、ヴェーダと直接つながっているリボンズにとっては肉体は器に過ぎず、ほどなく復活してしまう。
- そんな事態に驚愕したリジェネは再びリボンズに銃を向けるが、リボンズの傭兵サーシェスによって返り討ちに遭ってしまった。だが…。
- (それだけじゃない…。純粋なるイノベイターの脳量子波がツインドライヴと連動し、純度を増したGN粒子が人々の意識を拡張させる…)
(完全なる進化を遂げたか、刹那・F・セイエイ。君こそが、真のイノベイターだ) - 2nd第24話より。ダブルオーライザーのトランザムバーストを発動させた刹那を見て、彼を真のイノベイターであると認める。
- ちなみに、前回の話で肉体が死亡したリジェネの意識は、ヴェーダ内部に残っていた。そして…。
- (この時を待ってたよ)
(リボンズ、君の思い通りにはさせない。そうだろ? ティエリア) - トランザムバーストの作用によってリボンズとヴェーダとのリンクが切れた隙を狙い、ティエリアのヴェーダ奪還に協力する。
- その後、セラフィムガンダムのトライアルフィールド発動と共にヴェーダのバックアップを受けていた全機体は行動を停止するのであった。
スパロボシリーズの名台詞編集
搭乗機体編集
余談編集
- リジェネは1stエピローグで初登場した際は女性っぽく見えたため、「ついに、女ティエリアの登場か!?」とファンの間で話題になっていた。
- これはティエリアも放送開始前の予告で、女性だと勘違いした人が多かった為でもある。結局はリジェネも少年寄りな性格だったが。
- 『機動戦士ガンダム00』の脚本家・黒田洋介氏は「劇中において、リジェネをMSやMAに乗せられなかった事が心残りだった」と述懐している。
- なお、リジェネは前述した通り公式外伝作品『機動戦士ガンダム00I』(SRW未参戦)にて、ようやくMSに搭乗することができた。
- 公式外伝作品『機動戦士ガンダム00I』(SRW未参戦)においてリジェネは「6人の仲間」の一人に選ばれており、「オリジナルおよび擬似の太陽炉を操る能力」に覚醒している。