ディオスクリア | |
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外国語表記 | Dioscuria[1] |
登場作品 | アルドノア・ゼロ |
デザイン | I-IV |
初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | カタフラクト |
頭頂高 | 31.0m |
動力 | アルドノアドライブ |
所属 | ヴァース帝国 |
パイロット | ザーツバルム |
概要
火星騎士のザーツバルムの専用機。
ヴァース帝国製のカタフラクトは全てに「アルドノアドライブ」が搭載されており、本機は極めて初期に開発されたアルドノア搭載型カタフラクトの成れの果てである。固有能力は「アルドノア光の仮想フレーム接続によって別のアルドノア機関を制御する」というものであり、端的に言えば古代文明の制御信号を地球人が制御出来る物に変換する「翻訳」である[2]。この能力によってアルドノア研究は大きく進み、ほとんどのアルドノア能力の大半が一度はこの機体によってテストされている[3]。ただし、制御法も判然としない能力の起動とは暴走事故と同義語であり、テストの度に改修が繰り返され、大概の能力に耐えるだけの耐久力、修理の利便性を追求した徹底的なブロック構造、被害範囲から脱出するための加速性を獲得するに至っているものの、建造当初の部品はメインフレームの一部、全体の1割も残っていない。
ディオスクリアのコアとなる機体の性能は耐久性・加速性に全振りされており、武装を内蔵するスペースはほぼなく、武器コンテナを外付けする事で攻撃能力を補っているが、それだけで放り出すには貴重過ぎる機体であるため、さらなる火力と性能を付与するため実験用接続システムを最大限に活用し、合体システムが構築されている。
戦闘支援用として用意された四肢と合体するカタフラクトは以前までの実験の中から選ばれたアルドノアを備えているが、それだけに合体状態で複数のアルドノアから検出される膨大な熱を制御せねばならない本機の排熱問題は深刻であり、当初の設計通り四肢の接続孔を用いた5機合体ではごく短時間で内部フレームどころか外部装甲まで融解するという欠陥機であった。そのため、実験用の機能である正面装甲の開放を使用して胸部と腰、脚部のアルドノア機関直結式の合体を敢行。まるまる1機ぶんのパーツを使用して冷却を行う事で、戦闘可能時間の延長を図っているが、その結果、合体に必要な機体が1機追加され、計6機合体となった(とは言え、通常では分離したままの運用が主である事を鑑みるとあくまで延命措置でしかないようで、長時間の合体維持は現状でも問題が残っている)。
地球連合軍本部を襲撃した際はニロケラス、アルギュレ、ヘラスと同様の能力を使用した。総合的な戦闘力は群を抜いているものの、一部能力は相性の問題から干渉するため、併用ができないといった欠点も抱いている。また、アルドノア能力を除けば基本的な性能は地球の機体と大差なく、マシンガンやハンドガンでもダメージを与えられるという点も作中に登場する他のヴァース帝国製カタフラクトと同様である。界塚伊奈帆との戦闘で機体は大破するものの、その後に回収・修復され、第2クールでディオスクリアIIとして登場する。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。3章Part1より登場するボスユニット。攻撃&回避タイプ。ニロケラス同様、ダメージが0になる処理が行われておりステージをクリアするとイベントで撃墜される。
- イベント「皇帝と重騎兵」では通常通りに攻撃が通る代わりに、バリア能力を所持している。
装備・機能
武装・必殺武器
- ビームサーベル
- 掌からアルギュレと同じく高出力のビームの刀身を形成する。分離状態でも腕担当の機体が使用可能。
- 『DD』では斬撃属性の通常攻撃。
- ロケットパンチ
- ヘラスと同じく腕部(というより変形合体しているカタフラクト)を飛ばして攻撃する。次元バリア展開時は発射時の運動エネルギーも消失させられてしまうため、使用出来ない。裏を返せば、ロケットパンチ使用時には本体にバリアが張られていないため、腕を放った後に本体へ攻撃されるとそのままダメージを受けてしまう。
- 『DD』では打撃属性の必殺技。
- ミサイルコンテナ
- コア機の両肩にオプションとして装着するミサイルコンテナ。合体時に残弾がない場合にパージされる。剣2本に銃2丁を格納出来る多目的武器コンテナも存在する。
- 次元バリア
- ニロケラスと同様に多次元変換力場を展開し、物理現象を全て消滅させるバリア。他の能力と干渉するため併用が難しい。能力の弱点もニロケラスと同様のため、能力の切り替えの際にバリアの穴が露呈してしまうリスクも存在する。