ノルス | |
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外国語表記 | Nols |
登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦EX] |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | 儀礼用魔装機 |
守護精霊 | 水系低位・泉「ノルア」 |
全高 | 28.2 m |
重量 | 33.6 t |
動力 | フルカネルリ式永久機関 |
エネルギー | プラーナ、魔力 |
開発 | 神聖ラングラン王国 |
パイロット |
概要
「魔装機計画」において試作1号機として制作された魔装機。契約テストのため同型機が3機制作されたが、1機は精霊との契約に失敗。残る2機は廃棄処分が決まるが、フェイルロード・グラン・ビルセイア王子が再契約を行い低位精霊を宿らせることに成功したため廃棄処分は免れた。ただ、出力不足を問題視されたらしく正魔装機には採用されず、セニア・グラニア・ビルセイア、モニカ・グラニア・ビルセイア両王女に儀礼用魔装機として与えられた。肱はなく、腕の関節部を繋げるアタッチメントの役割は淡く輝く光球が果たす。
これは全くの余談だが、二度目の精霊降臨を執り行ったフェイルロード王子は王位継承権を問われる王族に課せられた「魔力試験」に一度失格した過去があり、精霊との契約に失敗していわくつきの魔装機となったノルスとは共通点を抱える。一度目の試験に失敗したことで廃棄処分を下されたこの魔装機に深く思うところがあったのかもしれない。
容姿は女性型をしており、機体色はセニア機は紺色、モニカ機は青緑色。「地上人召喚事件」後、改修が行われ両機ともノルス・レイとして生まれ変わる。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦EX
- 初登場作品。戦闘力は他の魔装機には劣るものの、「修理装置」を搭載しているのでサポートとして活躍できる。「マサキの章」でセニア専用機が加入する。「リューネの章」でもマサキチームと合流するルートでは自軍ユニットになる。「シュウの章」ではモニカ専用機がシュテドニアス軍の手に落ちジョグの移動要塞に運ばれるところだったが、シュウの手で無事奪還される。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- SFCの『EX』では差がなかったが、セニア機とモニカ機で機体色の差別化が行われた。
魔装機神シリーズ
- スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 『EX』以前のシナリオに登場。シナリオ上はノルスとして扱われているが、ユニットとしてはノルス・レイでの登場。容量不足か予算が理由との説があるが詳細は不明。なおNDS版もこれと同様。
- 限定版付属のPSP版『魔装機神I』第一章にノルス・レイと差し替えられる形で登場。必殺武器を放てないため実質的に弱体化してしまっている(もっとも、第一章で「エンジェルウィスパー」を使える機会はそうそうないが)。
- なお、もともと3機制作されていたことは、本作発売時のゲーム誌で明らかになっている。
OGシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- マサキルート9話「囚われの王女」でセニア機が参戦。有射程の「修理装置」と攻撃ダウン効果のある「イビルアイ」が頼りになるが、さすがに機体性能は低い。しかも、17話「決戦、デュラクシール」クリア時に永久離脱してしまい、以後は使えない。
- スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
- 『第2次OG』ではノルス・レイで参戦していたモニカ機が参戦。参戦時はノルスで、ヴォルクルス撃破後にノルス・レイに改修されるという珍しいパターンとなっている。
装備・機能
武装・必殺武器
- リッパークロー
- 『LOE』では爪(手首)から発生させる非実体剣。『第2次OG』では両手の爪で敵機を切り裂く。
- ブラス・ナックル
- いわゆるロケットパンチ。前腕部分を打ち出す。
- 『旧シリーズ』では緑色の光弾を発射。発射後も腕が残っているためロケットパンチ系とは分かりにくい演出だった。登場初期から有射程P属性武器。
- イビルアイ
- 魔術攻撃。『EX』とSFC版『LOE』では胸部の兇眼を模した意匠から単眼状の魔力弾を飛ばす。『OGシリーズ』ではこの演出をベースにアレンジされており「攻撃ダウン」の特殊効果あり。『魔装機神シリーズ』では双眸から眼光を弾丸として発射する。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
機体BGM
- 「情熱のプリンセス」(OG2nd)
- セニア機の専用曲。モニカ機専用曲の去就は不透明。
- 「終わりなき戦い」
- 「魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」では汎用曲。
関連機体
- ノルス・レイ
- 改良機。