ファイナル・ガオガイガー
ファイナル・ガオガイガーは『覇界王 ガオガイガー対ベターマン』の登場メカ。
ファイナル・ガオガイガー | |
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外国語表記 | Final Gaogaigar |
登場作品 | 覇界王 ガオガイガー対ベターマン |
デザイン |
藤田一己 宮内利尚 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | ジェネシックメカノイド |
全長 | 34.7 m |
重量 | 684.7 t |
動力 | Gクリスタル動力炉 |
エネルギー | ジェネシックオーラ |
原型機 | ジェネシックガオガイガー |
パイロット |
概要
超生王ベターマン・カタフラクト改との最終決戦のために覇界王ジェネシックとの戦闘で損傷し、休眠状態になった各ジェネシックマシンの制御中枢を補うため戒道幾巳、卯都木命、ルネ・カーディフ・獅子王、蒼斧蛍汰、彩火乃紀が各マシンにフュージョンした上で獅子王凱と天海護がダブルフュージョンしたファイナル・ガイガーを中心にファイナル・オブ・ファイナルフュージョンして完成した最強最後の勇者王。その名は「起源(ジェネシック)」に対し、全ての戦いを終わらせる「終局(ファイナル)」の意味を込めて大河幸太郎によって名付けられた。小説版の文章では「破壊神を超えた至高の存在」「勇気の究極を超えた姿」「最終最後の勝利の鍵」と形容される。
各ジェネシックマシンには神経物質伝導体としてリンカージェルが注入されており、メンバーの意思疎通をスムーズに行える他、副次的にGを緩和する衝撃吸収作用をもたらすことで戦闘機動への耐性も得ている。基本性能や武装はジェネシックと共通しているが、フュージョンした各人が武装を発動可能になっているため互いにフォローし合うことが可能で、総合的な戦闘力は向上している。
さらに世界中のGGG関連施設が総力を挙げて製造した対覇界王用ツール「ゴルディオンアーマー」とコネクトすることで圧倒的な機動力を発揮でき、究極超生王ベターマン・カタフラクトテラと互角に渡り合った。
構成機体
- ファイナル・ガイガー
- 胴体を構成するメカノイド。凱と護がダブルフュージョンしている。
- ガジェットガオー
- 背部、頭部、前腕部を構成するジェネシックマシン。戒道がフュージョンしている。
- なお、翼には三つのGGGのエンブレムを組み合わせたGGGギャザリングマークが刻まれた。
- ブロウクンガオー
- 右肩部、右上腕部を構成するジェネシックマシン。ルネがフュージョンしている。
- プロテクトガオー
- 左肩部、左上腕部を構成するジェネシックマシン。命がフュージョンしている。
- スパイラルガオー
- 右脚部を構成するジェネシックマシン。蛍汰がフュージョンしている。
- ストレイトガオー
- 左脚部を構成するジェネシックマシン。火乃紀がフュージョンしている。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦30
- 初登場作品。破格の性能に加えて脅威の7人乗りとなっている今作の最強ユニット候補。
- 改造はガオガイガーから引き継がれるが、機体は残るため乗り換えが可能になる。
- ただし本機を出撃させる場合は全員の搭乗が必要となるため、ガオガイゴー・ガオファイガー・覚醒人V2の出撃が不可能になる。
- サブパイロットのうち、命以外の5人が他の機体ではメインパイロットになるためパイロット養成が可能。SPアップをL9まで付けた上でグレートエースまで撃墜数を稼いでいると開幕から全力で戦うことが出来る。
- 凱のエースボーナスを取得していれば、サブパイロットの「勇気」でも「魂」が追加されるため、「魂」持ちが実質5人もいる。また、ルネの「気迫」、火乃紀の「分析」「応援」「期待」、蛍汰の「脱力」「幸運」と、攻略に必要な物は過剰なまでに揃っている。真に単機無双を狙うには「覚醒」や「補給」が自前では賄えないため、必要なら戦艦からのExオーダーや各種強化パーツで補填しよう。
- 本機が参入した後もガオガイゴー、ガオファイガー、覚醒人V2は乗り換え先として残るため、改造分のCREDITは還元されない。また、サブパイロットの固有エースボーナス及びSP非関連の技能は全て機能しない。とは言えガオガイゴーはそれまでの活躍期間が長くガオファイガーは本機まで改造段階を引き継いでいく。収入の多い本作で強化を絞るのも考えものである。
装備・機能
基本的な武装はジェネシックガオガイガーを踏襲している。
武装・必殺武器
武装
- ゴルディオンネイル
- 重力衝撃波を発し、対象を光へと変える爪。
- ストレイトドリル
- 左膝に装備されたドリル。錘状構造のドリルで、貫通能力に優れている。
- スパイラルドリル
- 右膝に装備されたドリル。螺旋構造のドリルで、破砕能力に優れている。
- ブロウクンマグナム
- 右拳を射出するロケットパンチ。ガオガイガーと違い、拳のみを回転させて撃ち出す。
- プロテクトシェード
- 左手から発生させるバリア。ガオガイガーのものと異なり、フィン状の機関を展開することで発生させる。
- ガジェットツール
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- ウィルナイフ
- ガジェットツールが変形して、ナイフを形成する。
- 『30』ではナイフ突き刺し→左ゴルディオンネイルで突き→蹴りで吹き飛ばしのコンビネーション攻撃を繰り出す。
- ボルティングドライバー
- ガジェットツールが変形した後、先端部に各種ボルトを装着して機能を発動させる。
- 『30』ではボルト装着シーンはカットされ、頭上に掲げてジェネシックオーラを放出してから直接敵に突きこんで炸裂させる。ディバイディングドライバーと同範囲のマップ兵器版も所持。
- ジェネシックボルト
- ギャレオンの口部から発射される弾丸型のボルト。ジェネシックオーラの無限波動を流し込む機能を持つ。
- ブロウクンボルト
- 右肩のブロウクンガオーから発射されるドリル型のボルト。内部爆発の機能を持つ。
- プロテクトボルト
- 左肩のプロテクトガオーから発射される円柱型のボルト。空間湾曲の機能を持つ。
- ギャレオリアロード
- 両腕に装着されたガジェットツールが変形した巨大なシリンダー状のツール。次元ゲートを開くことが出来る。
必殺技
- ヘルアンドヘブン・アンリミテッド
- ガジェットツールがナックルガードとなり、「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ・ウィータ!」と唱えながら右手と左手の攻撃と防御エネルギーを織り交ぜ、突撃して相手を砕く。
ハイパーツール
- ゴルディオンアーマー
- 「Gブロック」と呼ばれる6つのパーツが各ジェネシックマシンとプラズマケーブルで接続され、ガジェットフェザーの数倍の巨大なプラズマウイングを形成する金色の翼。
- 光速に近い超スピードでの戦闘を可能とし、あまりの速度に他の勇者ロボは戦闘に加わることすら出来ない。
- 使用するためにはGGGグリーン長官(凱)、GGGブルー長官(阿嘉松滋)、GGG特務長官(大河幸太郎)による三重承認と初野華とアルエット・ポミエ両者による二重掌紋認証を必要とする。
- Gブロックのデザインモチーフは消波ブロック。
- ゴルディオンフィンガー
- 三重連太陽系でゴルディオンネイルを知った獅子王雷牙が開発したGアーマーの追加ツール。正式名称「Gブロック07 マーグアーム」。
- ブロウクンマグナムを回転させながらアームコネクトすることでタービンが回転して起動し、外装を除去して本体とほぼ同サイズの超巨大な右腕が露になる。制御用AIとしてゴルディーマーグが手の平に組み込まれている。
- 言うなれば五指が全てゴルディオンハンマーで構成された巨大ゴルディオンネイルで、敵を握り潰しながら光子変換していく。
- 『30』ではゴルディオンアーマーと同時に装備し、敵に向かって高速で突進しながら行く手にある物全てを光と化す。
- 単独武装としては最も高威力の武装であるのだが消費ENが150もあるため、連発する気ならEセーブや強化パーツ、精神コマンド等での補填はほぼ必須。
- また本作では唯一の射程1なので、延長には星4の強化パーツ「レンジエクステンダー」が必要。
- 2021年11月17日のアップデート適用後、戦闘演出で命のセリフが再生されない事があるバグが発生していた。現バージョンでは改善済み。
特殊能力
- プロテクト・シェード
- 2000以下の射撃武器のダメージを無効化する。気力100以上で発動し、発動時EN10を消費。
- ジェネシックアーマー
- 特殊装甲。全属性ダメージを1200軽減する。発動時、EN10を消費。
- GSライド
- 気力130以上で発動し、機体の「照準値」「運動性」「装甲値」と与ダメージが上昇する。
移動タイプ
サイズ
- 1L
カスタムボーナス
- 特殊能力「GSライド」の能力が強化され、最大効果時、与ダメージ1.2倍、照準値・運動性+35、装甲値+350になる。
- 『30』で採用。ガオガイガーやガオファイガーと同じ内容。
機体BGM
- 「勇者王誕生! ‐御伽噺(ジュブナイル)ヴァージョン‐」
- 『30』で採用。
- 「勇者王誕生! ‐究極神話(マイソロジー)ヴァージョン‐」
- 『30』で採用。DLCを適用しているとデフォルトはこちらになる。
- 『ヘル&ヘブン』
- 『30』で採用。ヘルアンドヘブン・アンリミテッドの初期設定BGM。
- 『ゴルディオンクラッシャー』
- 『30』で採用。ゴルディオンフィンガーの初期設定BGM。