リンカージェル
リンカージェルとは、『ベターマン』に登場した物質。
1990年代に発見されたピンクのジェル状物質であり、調査の結果「シムゾニア」と呼ばれる古細菌がジェル化したものであるという事が分かっている。他の生命体と接触した際にエネルギーを生み出す性質を持ち、この事から新種の埋蔵生物資源として注目を集めた。
ニューロノイドの動力源として使用できる事から、少量でかなり膨大なエネルギーを生み出す事が可能であると思われ、しかも透析する事によって再利用ができる。また、同用法から、エネルギーを放出する際に何らかの化学反応を起こし、不純物を生成する事が分かる。
古代から「生命の源」として扱われてきたものであるらしく、太古の人々はこれから「知識」を得ていたとされている。実際に膨大な情報が蓄積されている事は確かな様であるが、それを利用しようとした人間の驕りがカンケルを生み出すことになった。一方で他の生物の染色体を改造し取り込むカンケルにとって生命の源であるリンカージェルは取り込むことができず、唯一の弱点といえる存在となっている。
関連する用語編集
関連する人物編集
- ロリエ・ノワール
- リンカージェル研究の第一人者。既に死去しているが、後続に与えた影響は大きい。