特殊技能の一つで、「技能所持者がいるマスの地形効果を2倍に出来る」という効果を持つ。技能レベルは存在しない。初出は『第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇』。
防御力や回避率だけでなくレイラインなどの回復効果も2倍に出来る。状況は限られるが地形適応等に左右されず常時効果を得られる。
採用作品
- 第3次スーパーロボット大戦Z(連獄篇/天獄篇)
- 初登場にして現時点での唯一の養成可能作品。敵の攻撃力と命中率が全体的に高水準なため、意外と馬鹿に出来ない効果を発揮する。敵パイロットの所持者は機体自体の耐久力に加えて底力も持っていれば相乗効果で見た目以上に固く、避けるようになるため厄介。
- スーパーロボット大戦V
- 養成不可の先天技能となった。
- スーパーロボット大戦X
- 敵専用の技能となった。
- スーパーロボット大戦T
- 養成不可である点は『V』以降と同様だが、自軍パイロットの所持者が再び登場している。
- スーパーロボット大戦DD
- 2019年10月のイベント『生死を定める者たち』でランスロットが所持しているアビリティ。難易度が高くなるほど増加量が高くなり、最大4倍になる(ゲーム内表記は300%増加)。ただしマイナス効果も増幅してしまう為、ランスロットを海に落とすと猛烈に弱体化する。
- 2020年5月のイベント『畏怖を払いて悪夢を断つ』ではグロースター(コーネリア機)が所持。今回は海が無いので弱体化はできず、効果の高い基地施設からグロースターを動かすことが重要になる。
- わかりやすいようにする為か、このアビリティを持ったユニットが有利な地形にいるとマスが緑色に不利な地形では赤色に光り、地形効果が可視化されている。のちに周囲の味方ユニットを強化する(自身を含む)アビリティにも同様の可視化がされる。特に2021年6月のイベント『神魔の裁断』では地獄王ゴードンが両方のアビリティ(指揮系統中枢)を所持していたので、海に落とすと緑と赤で交互に光る。
主なパイロット
スーパー系
- 赤木駿介
- 原作で周囲の状況を利用して機転を利かせる戦い方をしていたからか所持。
- ニコラス・バセロン
- トップレスの中で唯一所持。
- カトリーヌ・ビトン、キャットガールズ
- ピンク・キャットは配下に至るまでもれなく所持(オードリーはビトンの機体に同乗するためパイロットデータはなし)。地形を利用して敵の目をかいくぐる、と解釈すれば怪盗らしいと言えるか。
- 影の軍団
- こちらは主は侍なので配下のみ。忍者スキルはないが、これのおかげで忍者らしくなっているだろうか。
ガンダムシリーズ
- カツ・コバヤシ
- TV版第15話「カツの出撃」において、無断で搭乗したガンダムMk-IIを 敵の攻撃で海に墜落したフライングアーマーの上に乗りながら、岩陰に隠れていたギャプランの右脚を破壊したからか所持。
- デザート・ロンメル
- 「砂漠のロンメル」の異名を持つ。砂漠の特性を生かしたゲリラ戦法を得意とする為、所持。
- オットー・ミタス
- 『V』にて所持。戦艦の艦長であるため生かせるのは宇宙マップ限定になる。
- カトル・ラバーバ・ウィナー
- 搭乗機が過酷な環境下での使用を考慮に入れて調整されているためか。
- サイ・サイシー、東方不敗マスター・アジア
- 『T』にて所持。
- ブラド
- 『DD』にて2020年6月のイベント『エキセントリック・タクティクス』で所持。乗機のアルギュレごと海に落とされて爆散したことの再現と思われる。
リアル系
- クルツ・ウェーバー
- 地形を利用して標的に的確な狙撃を行う彼の実力の再現。
- ラケージ
- 「海の女帝」の二つ名に相応しいスキル。
- タスク
- 無人島で隠遁性格をしていたのと、忍術を戦闘スキルとして習得しているからか所持。上述の影の軍団と似たような理由で忍者を再現しているとも考えうる。
- マルガレタ・オキーフ
- 潜水艦から航空艦へと分離できる母艦トライデントの指揮を執っていたからだろうか?
- なお、ヴァリアンサーは航空系の機体なので、事実上の死にスキルである。ポンコツで名高い彼女らしいと言えばらしいか。
バンプレストオリジナル
- サルディアス・アクス
- 見切り、ガード、高Lvの底力を併せ持つため、相乗効果で非常にしぶとくなる。
- ギルター・ベローネ
- 人格・能力・スキル構成全てがサルディアスの下位互換といったところ。故にそれなりに堅い。
- ワシールモン・ラズエルソン
- 搭乗機は3Lサイズの戦艦だが、空中に浮いているため役立っていない。