イデは『伝説巨神イデオン』に登場する集合精神、およびエネルギー。
イデ | |
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外国語表記 | IDE |
登場作品 | 伝説巨神イデオン |
声優 |
玄田哲章(TV版) 柴田秀勝(劇場版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦F完結編 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 集合精神 |
概要
イデとは、地球とバッフ・クランの(ある意味)遠い祖先とも言える第六文明人の意志を吸い尽くして誕生した意志集合体。もしくは知的生物の認識力の集中した場。
イデは、ブラックホールの巨大な重力エネルギーを引き出して、相対的無限力を獲得している。無限力とはバッフ・クランが、母星に伝わる伝説に基づいてつけた名称なのだが、地球側が月のコンピューター「グロリア」でイデを解析した所、エネルギー係数が無限と示され、その名の通りイデは無限エネルギーなのだと実証された。
劇中で、イデが力を発現するのは純粋な自己防衛本能に反応する時であり、要するに誰かがピンチになった時である。イデオンとソロシップを構成する金属イデオナイト、その内部にある物質Xはイデの精神エネルギーを集積し、イデの判断で純粋な自己防衛本能の強さに応じ物質エネルギーとして解き放たれる。 ベスと対話した際には、自分達になりゆきを作り出す力などないと明言するイデ。しかし、イデがイデオンやソロシップにもたらす力は絶大だった。イデオンソードは最終的に惑星を両断するし、イデオンガンは最大パワーでなくとも敵の艦隊を何度も壊滅させ、それらを使用時にソロ・シップを包むバリアーは、強大な破壊力の余波から完璧にガードした。
ソロ星で覚醒してからのイデは、地球とバッフ・クラン双方を見守っていたが、最終的に両者を和解させようと、カララ・アジバをワープさせて、父親のドバ・アジバに対面させる。イデは彼等を和解させようと試みるが、その目論見は果たせず、ドバは地球との戦争継続を望んだ。これに失望したイデは観念して、消滅するギリギリの力を解放、「発動」を行って、地球とバッフ・クラン双方を因果地平へ四散させてしまった。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F完結編
- イデゲージが上昇しすぎると、イデオンのパイロットとなり、NPCとしてマップ兵器を使ってくる。この状態でイデオンが撃墜されると、全銀河の全てを因果地平の彼方へと飛ばす。しかもメシアがいないので誰にも導かれず飛ばされるだけ…とある意味発動篇より救いがない。
無事最終話まで到達した場合、ソロシップクルー及び和解を果たしたハルルの地球を守ろうとする意思に共鳴し、地球に落下しようとするコロニー群もしくはアクシズとともにいずこかへ消え去る。
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- αシリーズ全体を包括し、物語の根底に大きく関わる。イデEDに突入した場合は、こちらも全銀河を因果地平に葬り去る様子が描かれる。
- 本作では、イデは人類補完計画を支持し積極的な行動を行わず、該当ステージでイデは発現しない。
関連人物
他作品の関連人物
関連項目
- 無限力
- イデオン
- イデバリア
- イデシステム
- 第6文明人
- イデを発明した種族。実験の本番で、数億に及ぶ第六文明人の意志を結集させた結果、科学者の予想を越えた吸収力をイデが示し、第6文明人の意志そのものは尽く吸い尽くされてしまい、滅亡した。
- ソロ星
- 因果地平
- ゲッター線
光子力エネルギー
ビムラー - スーパーロボット大戦の世界観では、これらのエネルギーも、無限力のカテゴリーに属するという独自解釈をしている。
- ビムラーに関しては、他者との融和を図る事で進化を促すエネルギーだが、融合して一つになる事は望んでいないのでイデと同質とは言えない存在である(実際第3次αではイデよりもゲッター線に同調している)。
- 人類補完計画
- 第3次αでは自身と同じく融合を目指す存在なので、肯定的に捉えている。
- サイコフレーム
- 集合精神から力を引き出すという点では、イデオナイトと似たメカニズムを持つ構造材である。また2010年に行われたサンライズのイベントで、「サイコフレームとイデオンは同じ原理」である事を富野監督は認めた。