自律回路 | |
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外国語表記 | Autonomous Circuit |
登場作品 | バンプレストオリジナル |
分類 | 制御回路 |
概要
α外伝から登場した無人機の制御回路。旧シリーズではお馴染みの人工知能、高性能AIの上位機種である。
人工知能がメカザウルスや機械獣等に多く搭載されるのに対し、自律回路は原理が不明な謎の動力で動いているユニットに搭載されることが多い。人工知能と違って特殊技能に援護を習得していたり、やや高めの能力も特徴。
ただし作品によっては、特筆すべき能力を持っておらず、人工知能とは単にユニットが違うだけの場合もある。
登場作品と役柄
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α外伝
- 主に搭載されているのはアンセスターのベルゲルミルだが、イノセントの発掘したパトゥーリア、シュウの持ち出すゴーストX-9やメカギルギルガンにも搭載されている終盤専用の一般兵。見た目や成長タイプは人工知能改と同じだが、全体的に高水準の能力に(他の一般兵が「援護はボスの取り巻きのみ1所持」「性格は普通」の中で)援護Lv2という規格外のスペックを誇り完全に別物。MAP兵器でしか援護が無視できない本作で「雑魚が援護持ち」なのは特別凶悪。その上ベルゲルミルのものは、熟練度次第で最初からシックススレイブが使える状態にまで気力が上がっている、もしくは性格により上昇してしまうのも厄介なところ。搭載されている機体も含めザコとは程遠い強さのものが大半でありながらザコとして多数出現する場面が多いのがキツい。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 前作で猛威を振るった自律回路だが、本作では能力値が下げられた。性格も雑魚と同じ「普通」になり、特殊技能も、援護技能が分割された弊害で援護攻撃、援護防御はL1止まりで成長しなくなった。味方機の能力も底上げされたので大して強く感じない。搭載されている量産型クストースが外伝のベルゲルミル、ゴーストX-9、メカギルギルガンに比べ弱過ぎるのも一因か。また、戦闘時のボイス(起動音?)も人工知能等と同じものになってしまった。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- ほぼ前作と同じ扱いだが、本作では怨霊がパイロット化したネシャーマが新たに登場したので、最終シナリオでは出番がなくなった。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- コルニクス、レクス・コルニクス、レオー、アングイス、カペル等の機体に搭載されている。特にコルニクス(レクス・コルニクス)に搭載されているものは、機体の能力であるジャミング機能の仕様変更により常時最終命中率・最終回避率+30%の恩恵を受けているので鬱陶しい。本作から戦闘時の起動音が新しくなった。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 量産型ゲッターGと真ゲッタードラゴンに搭載されている。ただし後者は攻撃の度に早乙女博士が顔を出す。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 前作に加えてワイズマンが操る無人のブラッドサッカーにも搭載されている。やはり攻撃の度にワイズマンが顔を出す。
- 第3次スーパーロボット大戦Z
- メガデウスやモビルスーツに搭載されているが、出番は少ない。天獄篇ではワイズマンが操る地上戦艦にも搭載されている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦L
- 『マクロスF』のVF-27 ルシファーB/Fのパイロット。同類項的なゴースト系のAIF-7SやAIF-9Vはそれぞれ名義化してパイロットに存在するのに、それらと違って有人機も存在するためかルシファーだけ自律回路名義。しかも数値の中味は完全にAIF-9Vと同じ。
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 量産型ゲッタードラゴンのパイロット。顔グラが特徴的で、プリント基板の配線でドクロが描かれている。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- エアロゲイターのメギロート等に搭載されている。序盤から登場することもあって弱い。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- リメイク版でもほぼ同様。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- ゲーム終盤でダークブレインの取り巻きのソーディアンズガードに搭載されている。OGsの自律回路と同じと思いきや、特殊技能にガード、Eセーブ、気力+ (ダメージ)等の厄介な技能を習得し、乗機の高い能力やダークブレインの存在もあり中々の強敵に。この頃には自軍にも高スペックな味方機が多くいるのであまり苦戦はしないが、200000という高いHPは厄介。