ナイーダ

2018年8月6日 (月) 23:45時点におけるエンドラン (トーク | 投稿記録)による版

ナイーダは『UFOロボ グレンダイザー』の登場人物。

ナイーダ
外国語表記 Naida
登場作品

マジンガーシリーズ

声優 杉山佳寿子
デザイン 桜多吾作(原案)
姫野美智(アニメ用デザイン)
種族 フリード星人
性別
出身 フリード星
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概要

第25話「大空に輝く愛の花」に登場するフリード星人。

フリード星の貴族と思われるバロン家の娘で、デューク・フリードの幼なじみ(「恋人」と記述された書籍も存在する)であり、弟のシリウスと共に仲が良かった。

しかし、フリード星の滅亡によって捕虜となった後にベガ大王に洗脳され、デュークを「母国を見捨てて逃げ出した」と思い込む。また、弟のシリウスを始めとするフリード星人が円盤獣のパイロットにされていることを告げ、デュークを苦悩させる(ただし、洗脳された状態での言葉であり、以降のエピソードでも全く触れていない為、TV版に限れば信憑性は薄い)。

その後は宇門源蔵博士によって洗脳を解かれるが、精神錯乱状態に陥ったデュークの姿を見て責任を感じ、ベガ星連合軍の円盤群に特攻する最期を遂げる。

登場作品と役柄

原作では名称不明の円盤(ミニフォーではない)に乗って円盤獣ダリダリ(SRW未登場)の円盤隊に特攻している彼女だが、SRWではゴスゴスギルギルに乗っている。

旧シリーズ

第3次スーパーロボット大戦
DC所属。一回デュークと交戦するとイベントが発生し、その後デュークで説得可能になる。ただしあしゅら男爵を説得前に撃墜していると弟が洗脳されてたことを知らされないため説得が失敗してしまうので注意。仲間にはならないが、味方NPCとなって一時的に自軍に協力してくれる。ナイーダが最後まで生存すればサザビーを入手出来るため、敵軍に特攻する彼女を必死に守ろう。
一方、説得さえしなければ敵のままなので、安全が確保出来るまであえて説得せずに放置しておくのも一つの手。勿論、反撃をしないように設定する必要はあるが。PS版では直接操作することができるので安全な所に待機させておくのが無難。
乗機はゴスゴス
第4次スーパーロボット大戦
本編には登場しないが、ロボット大図鑑ギルギルの項で名前が出てくる。

単独作品

スーパーロボット大戦64
スーパー系主人公のみ、中盤で銀河帝国軍のパイロットとして登場。今回ギルギルに搭乗しているのは、やはり弟のシリウスの事を意識してだろうか?本作ではベガ大王ではなく、ズール皇帝に洗脳されて登場で、グレンダイザーを爆破しようとするシーンも再現されている。
今回は説得して仲間にする事が出来る。ただし説得後のシナリオの選択肢で「そんなことは後回し」を選ぶと、原作同様に敵陣へ特攻して死亡してしまう。その際の乗機はゲットマシンにも用いられている汎用の輸送機。今回も顔グラの出来は良く、屈指の美人となっている。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

第3次(PS版)
偵察ひらめき根性必中信頼熱血
リンクバトラー
加速ひらめき激励信頼自爆
64
自爆加速ひらめき信頼激励

パイロットBGM

「とべ! グレンダイザー」
OPテーマ。

人間関係

シリウス
弟。円盤獣ギルギルのパイロット(桜多吾作氏の漫画版では生体パーツ)にされてしまったらしい。SRW未登場。
デューク・フリード
幼馴染。書籍によっては「恋人」と記述されることもある。
牧葉ひかる
見方によっては恋敵と言える。デュークに度を越えた刺々しい態度をとるので、不審に思われた。
宇門源蔵
彼によって洗脳を解かれた。
ルビーナ
デュークの婚約者で、見方によっては恋敵と言える。原作及びSRWでは競演したことは無い。

他作品との人間関係

あしゅら男爵
第3次』では騙されてデュークと戦う。
ズール皇帝
64』ではベガ大王に代わって洗脳される。

名台詞

「貴方が得意になって叩き潰した円盤獣は、フリード星人なのよ!」
「円盤獣にはフリード星人の脳が使われているのよ」
デューク・フリードに告げた衝撃の言葉。
この時のナイーダは洗脳状態であったので確証は無いのだが、これに続いてギルギルに乗っていたのが弟のシリウスと言い放った為にデュークは錯乱状態となる。
「貴方…デュークを愛してるのね…」
「あたしもデュークを愛しているわ…貴方以上に」
錯乱状態になったデュークを見て涙するひかるに対して。
自身の死を覚悟したナイーダは、ひかるにデュークへの想いを打ち明け微笑みながら円盤に向かって行くのだった…。

スパロボシリーズの名台詞

「つまかえた人たちの脳を円盤獣に使おうとしているんだわ……あたしの弟のように……」
64』の独立軍ルート「女帝ジャネラの人間狩り」より。本作では洗脳状態で語った内容自体は事実という扱いになっている。

余談

  • ハード展開で知られる桜多吾作氏のコミカライズ版にも序盤でナイーダのエピソードがあり、TV版と同様のシナリオが展開されるが、実は元々ナイーダの登場回は漫画版オリジナルエピソードだったものが、演出家の勝間田具治氏の目にとまり、氏が番組プロデューサーに掛け合った結果、晴れて映像作品に逆輸入されたという経緯がある。