| セルシア・ファーム | |
|---|---|
| 外国語表記 | Celsia Farm |
| 登場作品 | |
| 声優 | 根谷美智子（ドラマCD） |
| 種族 | 地球人 |
| 性別 | 女 |
| 年齢 | 20歳代（推定） |
| 職業 | 研究者 |
| 所属 | ディバイン・クルセイダーズ⇒テスラ・ライヒ研究所 |
概要
かつてはディバイン・クルセイダーズ（以下、DC）の研究者。ヴィルヘルム・V・ユルゲン博士のODEシステムに従事していたが、ユルゲン博士のODEシステムはDCのビアン・ゾルダーク総裁以下の面々から不適格と看做され、システムに従事していた博士と共にDCを去る。DC戦争やL5戦役時は研究者から離れていたようだが、L5戦役で友人のダイアン・ウッドを失ってしまった。この時、セルシアが一命を取り留めたのは、マサキ・アンドーの駆るサイバスターのサイフラッシュによるもので、彼女はこの時に見た青い光を強く覚えていた。
その後、インスペクター事件終了時に同僚であり、恋人であったカイル・ビーンにODEシステムによる「地球圏の防衛」という名目で説得され協力。テスラ・ライヒ研究所（以下、テスラ研）でヴァルシオーネの装備するMAPW「サイコブラスター」を使用できないように細工する。しかし、セルシア自身はカイルの言動から彼が妄信に取り付かれていることを知り、テスラ研の人々の善意を受けたのを皮切りとして、カイルからも捨て駒に切り捨てられたことでリューネ・ゾルダークらに協力する。一連の事件「バルトール事件」解決後はテスラ研の所員として認められ、研究者として再スタートするが、一旦は事件の責任を取って法廷に立つ事を望み、テスラ研から去る。
人間像を窺うに辺り、情に篤い女性であり、戦争で失う者の悲しみを深く知る人物。また、人間性を見抜けるほどの感受性の高い女性でもあり、恋人だったカイルと再会した時には、以前の彼とは全く違う印象を受けていた。
登場作品と役柄
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
- 2.5版の「バルトール事件」のキーパーソン。主な行動はプロフィール参照。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 事件解決後の彼女が描かれており、テスラ研の人々とは直ぐに馴染んでいた。EDでは事件の責任を取ってテスラ研を去る。今後の展開としては軍とは癒着が無いので、刑そのものは軽いもので済むと思われる。
人間関係
- カイル・ビーン
- 彼女がユルゲン博士のシステムに賛同したのは、カイルの影響が大きい。しかし、そのカイルはシステムの復権に固執するあまりに妄信に取り付かれる。
- ヴィルヘルム・V・ユルゲン
- 博士のシステム研究に従事。
- リューネ・ゾルダーク
- リューネの乗機ヴァルシオーネに細工するが、セルシア自身は彼を裏切り、ヴァルシオーネを再起動させる。リューネ自身はそんな彼女の心情を読み取っており、セルシアに代わってカイルに引導を渡す。
なお、コミック版のOG（OVA）では事件解決後に仲間と認めた証として、何と背後からセルシアの胸を揉むという珍しい場面があった。ちなみに、これによりセルシアのバストサイズがB87のリューネよりも大きめである事が判明している。 - マサキ・アンドー
- 無差別テロに等しいバルトールの行いに、かつてテロで家族を失ったマサキはセルシアに怒りをぶつけるが、後に彼女の心情を汲み取り、素直では無いが彼女を認める。
- アイビス・ダグラス
- リューネと共にセルシアの心情を読み取っており、カイルに引導を渡す。
- ツグミ・タカクラ
- テスラ研で意気投合して、事件解決後はツグミと仲が良い。
- ジョナサン・カザハラ
- テスラ研の所長。事件から一貫して、セルシアを匿い続けた。
- ダイアン・ウッド
- 彼女の親友だったが、L5戦役の際に死亡。テスラ研に潜入時には彼女の名を使った。
名台詞
- （カイル……何があなたを変えてしまったの……？ 私は……私は……）
「私はそんなことのためにあなたに協力してきたんじゃない……！」
「ダイアンのような悲劇を繰り返させないために……！ 今度こそ、私達の居場所を守るために……！」 - カイル達がテスラ研を襲撃した際、彼から用済み扱いされた時の反応。
余談
OVA版のドラマCDでセルシアの声を演じていた根谷美智子氏は後の「スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS」でオウカ・ナギサの声も担当している。