素晴らしきヒィッツカラルド

2018年1月28日 (日) 22:07時点におけるケニー (トーク | 投稿記録)による版
素晴らしきヒィッツカラルド
読み すばらしきヒィッツカラルド
外国語表記 Fitzgerald the Wonderfull
登場作品 ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日
声優 原康義
種族 地球人
性別
所属 BF団
役職 十傑集
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概要

ジャイアント・ロボを狙うBF団十傑集の一人。フィンガースナップで真空波を起こすことができる。

性格は自信家で非情かつ好戦的、相手が女子供でも容赦しない。己の力を破壊と殺戮に使う事を厭わない典型的な悪人。 任務や仲間より私情を優先するタイプである為、他の十傑集から疎まれており、彼等の中でも格下と見なされていた。(※十傑集は本来皆同格なのだが、その中で彼がそう見なされていたのは、義理や人情の無い冷酷な性格など、人としての器・格が低いという意味であろうと思われる。)

漫画版『ジャイアントロボ』では最後、誤ってビッグ・ファイアを攻撃してしまうというミスを犯した事で、許しを請うものの、怒りを買った彼に粛清される。

登場作品と役柄

αシリーズ

スーパーロボット大戦αDC
非戦闘キャラでありながら、DVEがあったり、中断メッセージに出てきたりするなど、結構印象に残る。
本作では効果音からビルが爆発しているように聞こえるが、彼の能力は“指パッチンで真空波を起こす”事なので、爆発というよりは破壊や崩壊と表現するのが適切である。彼の指パッチンによって、一体幾つのビルが潰れた事か。
主人公がスーパー系の場合、グルンガスト参式を真っ二つにする無茶苦茶っぷりを発揮。余談だが、その後も参式はゼンガーの初期搭乗機というインパクトはあったものの、OGSのOG2.5までは完璧に一号メカ扱いだった。グルンガストファンにとっては悪夢の始まりを引き起こした人物と言えるかもしれない。
本作では内部データになんと没パイロットデータが用意されている。Lv99で命中が380を超えるかなりの実力者。

人間関係

マスク・ザ・レッド
SRW未登場。一緒に梁山泊に攻め込むが、深手を負ったヒィッツカラルドを見捨てる。

名台詞

「良かろう、私の名は素晴らしきヒィッツカラルド」
自己紹介と同時に指パッチンで真っ二つ。
「いやいや今日は特別でね。もう一人来ているんだ」
こいつ一人でも大変なのに忍者とさらに無口まで来ている。『α』でもDVEで再現されるが、やってきたのは原作と違い眩惑のセルバンテスだった。
「手伝ってやろうか? ただし……真っ二つだぞ!!」
彼を象徴する台詞。銀鈴の入っているカプセルを壊そうとしている草間大作に対して。意味は言葉通りである。

スパロボシリーズの名台詞

「龍王機と虎王機の覚醒にはグルンガスト参式など必要ないだろう?」
αDC)』(スーパー系ルート)第46話「龍と虎」より。この台詞の後にグルンガスト参式は真っ二つにされる。
「フン、孔明が言った通りの本性を現したか…」
同上。覚醒した龍虎王虎龍王の降臨を目の当たりにして不敵に呟く。ヒィッツカラルドが国際警察機構北京支部を襲撃した真意は、2体の発掘兵器の正体を見極める事に有った。
「チッ!十傑集ともあろう男が、だらしのない!」
「だが、目論み通り龍虎王と虎龍王は覚醒した…今日のところはこれで良しとするか」
同上。セルバンテスの最期を辛辣に評しながらも「収穫」を得た事で、ヒィッツカラルドは北京支部を後にする。

余談

  • 「指パッチンで全てを真っ二つにする」というアイデアは、今川監督が何気なく指パッチンの練習をしていたところ、偶然目の前のコンビニの自動ドアが開いたのを見て思いついたらしい。ただし思いついた時点ではヒィッツカラルドが物語に登場する数年前だったため、誰かに先を越されないか不安だったと語っている。無論こんなユニークな発想の持ち主が今川監督以外に存在するはずも無く、心配は杞憂に終わるのだが。