ウイングル | |
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外国語表記 | Wingle |
登場作品 | |
デザイン | 野中剛 |
所属 | WSO |
パイロット | スカーレット・ヒビキ → 由木翼 |
概要
マジンカイザーSKLのサポートメカである女性型ロボット。
本編にはコックピットを兼ねるパイルダー部分はOVA第1巻から登場しているが、ウイングル本体は第2巻の終盤に漸くシルエットが登場、更に活躍自体が第3巻に集約されていると第1巻から登場しているサイコギアと比べて出番自体が相当少ない。
頭部の巨大な翼「ティアラエール」と腰の「アーシュガード」パーツを分離させ、マジンカイザーSKLと「ウイングクロス」させることができる。劇中のウイングクロスを行う場面では奇械島全体が見えるほどの超高度から加速を着けた落下を行いながら飛行ユニットを分離しているため、最終的には地面に叩き付けられていると思われたが、無事だった。
『マジンカイザーSKL』の前日談を描いたコミカライズ作品『マジンカイザーSKLヴァーサス』では、ウイングルは上記の「ティアラエール」と「アーシュガード」を装備していない状態で描かれているため、『マジンカイザーSKL』本編で描かれる奇械島突入前に装備されたと思われる。第1巻に限ってはOVAでの出番の少なさを覆す活躍をスカーレット共々披露している。なお、『~ヴァーサス』におけるウイングルの出番は、第2巻においては1コマだけであり、第3巻に至っては一切登場していない(第3巻に登場したのは、ウイングルの後継機「アイアンメイデンシリーズ」である)。
登場作品と操縦者
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- カイザーに先んじて序盤から参戦。パイロットは由木で固定。肝心のウイングクロスが大分後になるため、戦力的には今一つ頼りないが、修理装置に加えて由木が努力持ちなのでレベルは上げやすい。
- ウイングクロス解禁および召喚攻撃「サイコギア総攻撃」が追加されてからが本番だが、ウイングクロスしてしまうと、ウイングルは飛行能力を失い、対空武器も「ブーメラン」と「サイコギア総攻撃」だけになるという弱体化も起きるので要注意。ウイングクロスを行いながらも、弱体化を回避したいのなら、空適正持ちのユニットとパートナーを組ませるべき。
- スーパーロボット大戦BX
- プロローグで『マジンカイザーSKL』の最終決戦が行われているため、サイコギア隊の手によって修復され由木に受け渡される事に。性能は『UX』から若干上がっているが(HP+200、EN+40、装甲値+200、ブーメラン並びに超振動フルーレの攻撃力+200)、運用自体は変わらない。
- 『UX』同様マジンカイザーSKLに先んじて登場するが、プロローグでMIAになったマジンカイザーSKLが装備していたはずの「ティアラエール」と「アーシュガード」を再び装備している。本作のウイングクロスはウイングルが装備している方の「ティアラエール」と「アーシュガード」で行うため、予備が存在したのだろうか。
- エンディングでは、量産型ウイングルが完成した事が語られている。
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- イベント「激戦!魔神達への挑戦状!」にてケドラに機関部までも寄生されてしまい、やむを得ず機体を自爆して由木がMIAとなってしまうが、イベント終盤で復帰。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- ブーメラン
- 両腕部の刃を投擲する。
- 超振動フルーレ
- 胸から取り出される細剣。……さしずめ「おっぱいソード」と言ったところだろうか。
- ブレードエッジ(UX) / ツインアームブレード(BX)
- 腕部の刃を足に取り付け、かかと落としから逆立ち姿勢で回転して敵を切り裂く。
- トドメ演出では飛行するウイングル(第3話での初登場シーンのもの)が映し出される。ただし、マジンカイザーSKLとウイングクロスをすると、(当然ながら)この演出はカットされる。
召喚攻撃
- サイコギア総攻撃
- サイコギア隊と連携する召喚攻撃。ウイングル→ミスティ機→フラッシュ機→ハリケーン機の順で攻撃する。トドメ演出では4体の揃い踏みが描かれる。
- 『UX』では第31話「Final Count」で追加される。照準値低下の特殊効果を持つ。弾数は少ないが、火力が大分補われる。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
機体ボーナス
機体BGM
- 「The ETERNAL SOLDIERS」
- デフォルトBGM。