戦部ワタル

概要

『魔神英雄伝ワタル』の主人公。龍神小学校に通う小学4年生。

学校から帰る途中、龍神池から現れた龍によって神部界に伝わる伝説の救世主ワタルとして悪の帝王ドアクダーの手から創界山を救うために連れていかれる。

明朗快活で嘘と弱い者いじめが嫌いという正義感あふれる少年だが、ノリの良いお調子者の面もある。趣味はテレビゲームと特撮番組を見る事。運動神経も良く、野球やサッカーも得意。とりわけローラースケートは大会で優勝した腕前。

図工の時間に制作し、魔神となった龍神丸とは親友の間柄で、絶大な信頼を寄せている。

忍部ヒミコ: 最初の仲間。縦横無尽な彼女に呆れながらも助けられることも多い。
剣部シバラク: 創界山第一界層で出会った剣豪。その剣技(実際は金槌で岩を砕いていた)に感動し、弟子入りし先生と呼んでいる。; 彼のノリの軽さや惚れっぽさに嫌味を言うことも多いが、本心では師として強く尊敬している。
渡部クラマ: 創界山で出会った仲間の一人だが…
忍部幻龍斎: ヒミコの父。彼の事を「親父様」と呼んでいる。
虎王: 創界山第五界層で知り合った少年。ワタル最大のライバルであり後の永遠を誓い合った友。; 張り合いながらも友情を深めていき、地下湖に共に閉じ込められた一件でトモダチになるが、直後に互いの素性を知り、創界山の救世主として、ドアクダーの息子である彼と時に魔神で、時には剣でと熾烈な戦いを繰り広げる事となる。; シリーズ全体で見ると数多い登場人物の中でも最もワタルと深く関わり合った人物。

ドアクダー: 彼に支配された創界山を救うのがワタルの旅の目的である。敗れた者は部下はおろか、自分の息子の虎王をすらも容赦なく殺そうとするドアクダーに強い怒りを見せた。