ヒタチ・イズル

2017年10月19日 (木) 07:19時点における忠犬キャット (トーク | 投稿記録)による版
ヒタチ・イズル
登場作品 銀河機攻隊 マジェスティックプリンス
声優 相葉裕樹
デザイン 平井久司
異名 ザンネンリーダー
種族 地球人(MJP計画第三世代)
性別
年齢 16歳
所属 グランツェーレ都市学園(~6話) → MJP機関特殊宇宙戦闘大隊第十二作戦中隊
軍階級 少尉
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概要

チームラビッツのリーダーでありレッドファイブのパイロット。グランツェーレ都市学園でパイロット訓練を受けていたところ、MJP司令官シモンにより緊急招集され最新鋭艦・ゴディニオンに配属された。

性格はポジティブで、ザンネン5として周囲から色々と言われる中でも常に明るく過ごしている。一方で考える前に反射で行動することがあり、チームの面々から突っ込まれている。

自身の寮に置いてあった昔の漫画雑誌(『月刊ヒーローズ』[1])の影響から漫画を書くようになった[2]。しかし絵は上手くなく、内容も理解されないことが多い[3]

当初チームラビッツのリーダー的存在は年長者のアサギであったようで、1話でリーダーに任命された時はチーム内でも不満が挙がる程であったが、オペレーション・サルヴァーレでの圧倒的戦果、そしてオペレーション・ナイトブロウでチームが死地に追いやられ萎縮してる時も仲間を励まし続け、命懸けで守った事でリーダーとして認められていくことになる。 明るさとマイペースっぷりでチームを引っ張る反面、戦術的な面での指示が苦手でそういった部分はアサギに任せることも。

物語中盤から交流するウルガル人の皇女テオーリアに惹かれていくようになり、戦場では彼女の兄にあたる皇子ジアートに獲物(ラマタ)として狙われるようになる。また、オペレーション・ナイトブロウ以降好意を寄せてくるケイの感情には全く気付かず一方通行の関係になっている。

夢は漫画家かヒーローになること。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2016年11月の期間限定イベント「僕らのヒーロー」で参戦となる。イベント予告も担当している。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

X-Ω
加速信頼

特殊技能(特殊スキル)

X-Ω
ザンネンリーダー、インファイトLv2、JURIA-SYSTEM、超ポジティブ

人間関係

チームラビッツ

アサギ・トシカズ
パイロット適正の高さはイズル以上だが、実際のリーダーはイズルになったことにわだかまりを感じていた。共に前衛の要であり任務でも行動を共にする事が多い。
クギミヤ・ケイ
相談や窮地を救われたことでイズルのことを意識するようになる。テオーリアに思いを寄せていることに関しては複雑な感情を抱いていた。
イリエ・タマキ
イズルの突飛な行動に突っ込んだり、テオーリアとの関係に恋愛面でのアドバイス(?)を送ったりしている。テオーリアのことで躍起になるイズルを追走するなど単純さでも似通っている。
スルガ・アタル
メカニック知識を信頼しており、戦闘中に壊れた爆弾の修理を指示した。テオーリアとの関係に戦術になぞらえてのアドバイス(?)を送っている。
クロキ・アンジュ
加入当時は探りながらではあったがチームで初めて接しており、数々の戦闘を共にする内にアンジュのスタンドプレー気味の戦闘も変化していった。余談だが、リーダーがイズル以外だった場合、激しい衝突になっていたことが示唆されている。

チームドーベルマン

ランディ・マクスウエル
彼からヒーローに必要なものを教授される。またアダルト映像の記録メディアも渡される。

ゴディニオンのクルー

スズカゼ・リン
グランツェーレ都市学園在籍時の教官であり、ゴディニオン艦長となったためそのまま上官となった。
西園寺レイカ
整備士長。初対面時は出撃の緊張のあまり無反応だったが、二度目の出撃時は彼女のセクシーさに顔を赤くしている。
山田ペコ
チームラビッツのマネージャー的存在。
ダン、マユ、デガワ
レッドファイブのピット艦のクルーたち。ラビッツ以外の人物と交流が少なくコミュニケーションが上手く行ってなかったイズルに交流を続けた。

MJP司令部

シモン・ガトゥ
MJPの上官。
テオーリア
朧げに彼女と面識があった記憶があり、気になっている。

汎銀河統一帝国ウルガル

ジアート
初戦において唯一反撃できたことでラマタ認定され、以後の戦闘では執拗に狙われることになる。ケレス大戦の際にジアートが姿を見せてメッセージを残した(ウルガル語でだが)ため、イズル達はウルガルの正体が地球人に似た異星人であることを知る。尚、ライバル関係にあるが一度も会話を交わした事がない(一回だけ一方的にジアートが呟いただけで、その言語もウルガル語であったため全く聞き取れなかった)。

その他

ヒタチ・O・イズル
漫画「マジェスティックプリンス」の主人公にして、同じ遺伝子の持ち主。「二代目イズル」と記述されている。スパロボ未登場。
TVアニメ第17話にカメオ出演しており、他のグランツェーレ都市学園の生徒たちと一緒にバス避難する途中でチームラビッツの戦闘を目撃している。

他作品との人間関係

獅子王凱
X-Ω』イベント「僕らのヒーロー」で共闘、勇者としてヒーローについて説いたり、致命傷からイズルを庇った。イズルはGGG機動部隊を「チームライオン」と呼んでいた。
破嵐万丈
「僕らのヒーロー」で共闘、ヒーローに憧れるイズルに対し、「そんなに恰好良いものではない」と万丈らしいどこか陰のある言葉を返した。
壇闘志也ジュリィ野口吉良謙作
「僕らのヒーロー」で共闘、特にキラケンはイズルが呼んだ「キラキラ3」に好意的だったり、ヒーローの条件に顔と答えるなど良く接していた。
獣戦機隊
「僕らのヒーロー」で窮地に駆け付ける、イズルは「ワイルド4(ワイルド5)」と呼んでいた。

名台詞

「あの、僕は…ヒーローになりたいです!」
第1話でシモンに「夢」を聞かれた際の台詞。
「ここで逃げたら、ヒーローにはなれないだろ!」
第1話「オペレーション・サルヴァーレ」中、月に残る市民を残し撤退するよう命令され、無視した際の台詞。チームからは「キャラじゃねー」とその変わりっぷりを小馬鹿にされた。
(逃げろ……戦え……逃げろ……戦え……)
「逃げろ……戦え! はああああああああああっ!」
上記の命令無視後、迫りくるウルガルの大群を前にして。ジュリアシステムによりイズルの感情が揺さぶられ、アッシュの真価が引き出される。
「関係無いから、例え過去が無くても、運命が過酷でも、ヒーローには。」
「養成所に入った頃、寄宿舎にあった漫画ばかり読んでて…そこには恰好良いヒーローが溢れてた。僕もあんな風になれたらって思った。何も無いからこそ、何かが出来れば僕らが生まれた意味もあるんだって。」
「僕たち、ザンネン5かも知れないけど、みんなでヒーローになろう。」
第3話でケイに自分たちが戦うために生まれてきた存在であることの不安を打ち明けられた際の台詞。
「ありがとう、レッドファイブ! 行くぞ、お前も一緒にヒーローになろう!」
第4話オペレーション・ナイトブロウ中。タマキのローズスリーが大破し、チームが錯乱してる中、イズルは生き残るために自分を鼓舞しハーモニックレベルを上昇させる。事前に訓練してたお蔭でアームガードを使用しタマキを守った。
「しっかりしろタマキ!」
「皆で生きて帰るんだ!」
第4話、タマキを守った直後。自分を置いて逃げてと言うタマキに、全員で生還すると宣言する。イズルの行動によってタマキが調子を戻しチームラビッツは落ち着きを取り戻した。
「いや、ヒーローは孤独なものなので」
第7話、食堂でピットクルーとの交流中。家族のように思ってくれて構わない、と言うクルーに対し、ヒーローは孤独だから、と返す。イズルの無自覚が悲しい台詞だが、直後にクルーに助けられ家族がいるヒーローも良いと考えを改める。

迷台詞

「テーマは愛と正義で!」
第1話でアサギに描いてる漫画を見られた際の台詞。
「いや、特訓してくる」
「ヒーローは失敗した時、8割くらいの確率で特訓するんだ!」
第3話、リゾート休暇中。残り2割は覚醒だろうか。
「ああ、僕、皆にツッコまれてる!」
第4話、任務帰還後。死地から帰還した事で普段通りのチームに会い生を実感したのだが、チームには理解されなかった。
「シャイニングミラクルターンスマーッシュ! って、あれー?」
第5話、重力化訓練中。劣勢のチームラビッツを救おうと必殺技を使うつもりだったが、訓練機はあらぬ方向へすっ飛んでいった。
「し、心配ないよケイ。徹夜したせいで眠かったけど、リフレッシュ剤飲んだから」
第5話、オペレーション・ナバロン開始後。アサギと共にランディに託されたAVを徹夜で見てたらしい。当然ケイからは叱られた。
「5人で、チームザンネンで頑張ろう!」
第6話で卒業式が終わりバスの中でチームの4人に言った台詞。当然のことながら総ツッコミを受けるのであった。ちなみに、「チームザンネン」とは後輩がチーム名を呼び間違えたもの。
「えーっと、ゴールドフォーは艦隊と速度を合わせつつ後退して砲撃、ブルーワン・パープルツーを支援。えーっと、えと、ローズスリーはえーっと、えっとあの……」
第8話、オペレーション・サンダーボルト中。チームに指示を出すが非常に頼りない上に言いよどみ、案の定イライラしたタマキが敵陣に突っ込んでしまう。

搭乗機体・関連機体

レッドファイブ
DNAが登録されているため、基本的にイズルしか動かせない専用機となっている。

余談

  • 担当声優の相葉裕樹氏は俳優が本業であり、特撮ヒーロー番組のスーパー戦隊シリーズ『侍戦隊シンケンジャー』ではシンケンブルー・池波流ノ介を演じていた。

脚注

  1. 実在の漫画雑誌であり、マジェプリの漫画版の掲載紙である。
  2. 劇中の時代は漫画の購読・制作は全てデジタルとなっているがイズルはそのことを知らず、漫画雑誌と共に見つけた漫画の描き方の本からアナログの画材で書くことに拘っている。
  3. 12話でピットクルーに見せた際は頭に「?」を浮かべられる、13話でアンジュには面と向かって「面白くない」と言われる等