オレアナ
外国語表記 Oleana
登場作品 超電磁ロボ コン・バトラーV
声優 野沢雅子
分類 巨大コンピューター像
性別
全高 120m
重量 850t
所属 キャンベル星・地球侵攻軍
役職 司令官
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概要

キャンベル星人天才科学者オレアナの人格を移植した巨大コンピューター像。地球侵略の司令官を務める。

ガルーダを我が子と偽っていた為、真実を知ったガルーダの手で破壊されてしまった。

後に漫画『超電磁大戦ビクトリーファイブ』(作:長谷川裕一)において本人(の人格を移植した、生前の姿を模したアンドロイドであるが)が登場した。

登場作品と役柄

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦S
初登場作品。原作同様ガルーダとの一連のイベントがあるが、インターミッション画面であっさり殺されてしまう。
スーパーロボット大戦F
本作より声がついた上、敵ユニットとして参戦。ナルマグネ光線でコン・バトラーVを強制分離させた後、再合体したコン・バトラー・ガルーダと三つ巴の戦いを繰り広げる。レアな強化パーツファティマを持っているので、ガルーダに倒される前に自分で倒したほうが良い。
ガルーダと潰し合わせて漁夫の利を狙えば、割と苦労せず自軍で止めを刺すことも出来る為、攻略本ではオレアナの個別データの部分に「ファティマのつまった袋」などと書かれてしまった事も。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
ガルーダとともにバルマー麾下の将軍。ガルーダを捨て駒にするのはいつもと同じであるが、最終面で敵ユニットとして登場する。その為にあまり台詞がある訳ではないが、どこか大物感を漂わせている。また、像に人格を移し変えている事実をバトルチームが知る事になるが、その事実に同情しており原作や他作品と比べると悲劇性がある。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
武装が強力。最後に一度だけ戦う。今作ではオリジナル敵、アインストとの関係性を疑わせる発言をしている。
スーパーロボット大戦IMPACT
第1部に登場。アインストの存在を示唆する発言をする。
スーパーロボット大戦COMPACT3
ルートにより、シーン1あるいはシーン3に登場。どちらのルートでもガルーダに倒される。

装備・機能

武装・必殺武器

レーザー
ミサイル

移動タイプ

サイズ

LL

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

F
ド根性熱血集中隠れ身鉄壁挑発
α
ド根性集中熱血鉄壁隠れ身かく乱

特殊技能(特殊スキル)

α
底力

人間関係

ガルーダ
息子としてキャンベル星人の将軍にしていたが、実は自らが製作したアンドロイド。
ミーア
部下の一人のハーフロイド。ガルーダを慕う。
女帝ジャネラ
本編では直接会う場面は無いが、地球に着任した際にオレアナの敗北を嘲笑する。

他作品との人間関係

ド・ズール
α』にて同盟を結び、互いに利用し合おうとする。
ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ
『α』での上司。終盤にガルーダを出撃させる際にオレアナを人質に取ったが、最終話では共に出撃している。また、自身の作ったガルーダと設定が酷似している。
ユーゼス・ゴッツォ
『α』での上司。ガルーダの製作にも関わっていた。

名台詞

「生身の体か…。馬鹿なガルーダ!」
ガルーダにおまえは生身の体だからと休息を取らせた直後の台詞。当然ガルーダが生身であるはずがないが、本当に寝入ってしまったので「そういう風に」造られているのだろう。この後ミーアにその更迭を言い渡し、コン・バトラーVを倒すことで取り消しを求められた。『F』ではDVE

スパロボシリーズの名台詞

「おお…手を貸してくれるとは…やはり地球人は…」
IMPACT』で突如増援として出現したアインストを一瞥して、彼らとの関連性を仄めかす言葉を呟く。この独白はブルーガーに傍受されていたが、ノイズのせいで最後まで聞き取れなかった。
(こやつ…ここで同盟を断れば、ラオデキヤの所へ行って我等に謀反の疑い有りと報告するつもりだな)
(だが、ボアザン軍の総司令であるハイネルが死ねば、我々の立場は有利になる…)
α(『DC』)』中盤の極東地区ルートで、帝国観察軍の「特使」を騙り同盟を持ち掛けてきたド・ズールの真意に薄々気付くも、今後の戦局を考慮し敢えて彼の提案に乗る。尤も、誠意の証として提案者本人に出陣を命じたオレアナの強かさに、ド・ズールも一筋縄では彼女を懐柔出来ぬ事を痛感して内心で舌打ちするが。
「…勘違いするな、ド=ズール。我らはユーゼスの招集に応じてエンジェル・ハイロゥと合流するのだ」
「生き残りたくば、ここでロンド=ベルを倒せ。その上で我らに永遠の忠誠を誓うのだ!」
『α(『DC』)』(ゴラオン隊ルート)第53話「地球を賭けた一騎討ち」にて、エンジェル・ハイロゥへと向かう道すがらムトロポリス近辺を通り掛かった際、偶々ロンド・ベル相手に孤軍奮闘していたド・ズールから援軍に賭け付けてきたものと早合点され、嬉々として助力を請う彼に素っ気無く返したリアクション。事実上オレアナからも見限られた事で、最早ド・ズールの周辺に「味方」と呼べる者は居なかった。
(私の命令が聞けぬとは…感情制御系回路の再調整が必要か…?)
同上。ゴラオン隊の中にコン・バトラーが居た事でライバル心を剥き出しにし、オレアナの制止を振り切って戦場へと殴り込んでいったガルーダへ、再調整の必要性を危惧する。