ジュスティヌ・シャフラワース

2017年7月27日 (木) 21:36時点におけるエンドラン (トーク | 投稿記録)による版
ジュスティヌ・シャフラワース
登場作品

バンプレストオリジナル旧シリーズ

声優 水谷優子
愛称 セティ
種族 異星人
性別
年齢 20歳代
所属 ゲスト
役職 士官
テンプレートを表示

概要

ゲストに所属する女性士官であり、ロフゼブと共にゲスト三将軍の地位に就いている。

戦況を観察した上での柔軟な戦術構築を得意とする。右目にコンピュータと直結した網膜投影式の分析装置を着用している。第4次~F完結編までは装置を外した状態の素顔は見られなかったが、第2次OGでは戦闘マップのみ装着しており、シナリオデモでは素顔を見る事が可能になった。また、技術者としての一面もあり、専用機のビュードリファーを自ら設計している。

ロフとは幼馴染であり、親同士が決めた婚約相手でもあったが、家柄に縛られたくなかったロフの家出により婚約は解消状態となってしまう。しかし、セティが彼に抱いていた恋心は本物で、彼に家出された後もその想いは変わることはなかった。軍内では主にゼブと行動しており、傭兵であるロフと会うことはなかったのだが、ロフとゼブの支援に現れた際に遂に再会することに。お互い気持ちの整理が付いてない状態での出来事だったので、戦場で出会うことは避けたかった様子(ゼブはそのあたりの事情を知っており「あ~あ~」と声を漏らしていた)。その後は関係修復となりロフと共に行動するが、終盤ロフはアクシズにて命を落とすこととなり、結局共に歩む夢は叶わなかった……というのが、初出である第4次での展開である。

尚、第4次S及びF完結編では、再会に関連した展開と2人の結末が若干異なる。特に後者については、ゲームの進め方次第でロフ共々生存し、共に歩む展開に進むことも可能となっている。

第2次OGでは第54話からの分岐で宇宙ルートに進んだ場合、ゲスト勢と共に彼女の顛末が描かれる。本国に帰還し罪を償わなければならない状況の中、ロフからついに(不器用ではあるが)プロポーズの言葉を贈られ、セティは彼に付いて行く事を誓う。その後彼女達が合流したメキボスの艦隊はガンエデンの攻撃を受けているが、エンディングでメキボスが「ロフたちは本国に帰った」と言っているのでセティも無事だと思われる。また、OGDP最終話ではゴライクンルとの戦いでチーム・ジェルバと共闘している。

登場作品と役柄

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦
シリーズ初登場。リアル系スーパー系かにより初めて交戦するシナリオは変わるが、一番早いのはスーパー系のシナリオ「リヒテルとアイザム」になる。「ポセイダルの野心」においてはロンド・ベルに計算以上の能力があると認めるなど、数値上の分析に囚われない融通の利く人物なのが分かる。パラメータ的には彼女・乗機共々強力で、強敵の一人。
第4次スーパーロボット大戦S
ロフの扱いが変わると共に、セティの扱いも若干変わった。進め方次第でロフを最後まで生存させられるようになっており、その場合はセリフに変化がある。彼女自身のシナリオ上での扱いはそのままだが、ロフとの関係の深さが感じ取れるものとなっている。
スーパーロボット大戦F
早い段階から地球人陣営に宣戦布告して、幾度と無く交戦する。初めからライグ=ゲイオスに乗っているので、反則的な強さを発揮。しかも今回は彼女の専用機ビュードリファーまで登場し、手に負えない。ルートによって中盤で彼女の搭乗するライグ=ゲイオスのHPを半減させる必要があり、全滅プレイ時の改造が出来ない本作では下手をすると詰んでしまう。扱いについてはほぼ第4次と変わらない。
スーパーロボット大戦F完結編
後半戦に差し掛かると本格的に登場。ロフとの出会いはDVEで再現。その結末は「DCルート」か「ポセイダルルート」で決まる。「DCルート」では状況次第でロフ共々生存可能。「ポセイダルルート」では完全に敵対することになり、ロフやゼブが死亡すると精神コマンドを使用してくる。ロフは元より、ゼブに対しても深い信頼があったことが分る。

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
OGシリーズのゲスト軍参戦に合わせて登場。他のゲストのメンバーが声優変更を受けている中、流石にエクセレンアルフィミィと同じ声優なだけあってか彼女のみ声優の交代が無かった。今回初めてモノクルを外した素顔が見られる。なお、本作ではロフ・ゼブと共に無条件で生き残り、宇宙ルートに行った場合はゼブが見せつけられる羽目になる(原作で立っていた恋愛フラグも立たないで進行することがままあるOGでは、確実にフラグが立つようになるのは更に珍しいパターン)。
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
第24話「ボランタリー・エージェント」で敵として登場する他、最終話「知られざる決戦」では味方として登場する。ちなみにOGDPの最終話はシュウ達が鋼龍戦隊と共にアダマトロンを撃破した後である為、無事に生存が確認された。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

FF完結編
ド根性必中熱血ひらめきてかげん

特殊技能(特殊スキル)

FF完結編
シールド防御L7

パイロットBGM

「VIOLENT BATTLE」
ゾヴォーグ陣営に共通するボスBGM
「ジェノサイドマシーン」
第2次OGではこちら。もとは第4次の敵ターンの曲。ただしメロディーはセガサターン版『F』のもの。

人間関係

グロフィス・ラクレイン
親同士が決めた婚約者であるが、ロフの家出により解消状態に。しかしセティの恋心にはいささかも変わるところなし。彼女の恋心が結実するかはプレイヤーの行動次第である。
ゼブリーズ・フルシュワ
ロフ共々、同僚であり戦友。しかしロフとセティの関係修復に貢献するなど、2人にとってはそれ以上の存在でもある。
テイニクェット・ゼゼーナン
直接の上司。ゼゼーナンのセリフからもかなり信頼されていた様子。尤もセティは場合によっては彼に呆れ果ててしまうのだが(特に第4次ではゼゼーナンの野心が、ロフを死に追いやったとして失望しながら撤退していた)。
メキボス・ボルクェーデ
ゼブやロフらを説得するポジション。展開によっては説得が奏功し、彼女も地球人と和解する。

名台詞

「いたわね。計算では、この戦力で120%撃退できるはずなんだけど、どうもあの連中、計算以上の力を持ってるみたいだし…」
第4次(S)シナリオ「ポセイダルの野心」におけるロンド・ベルの実力総評。確実に撃破できると計算上では思っていても、何かしらの力を秘めていると認めている。さしずめ精神コマンドだろうか?
「でもロフ、なんで傭兵なんてやってるの? 士官学校主席卒業なのよ? 黙ってても将軍になれるはずなのに…」
ロフ「それは、オレの実力だからではない。家柄のおかげだ。だからオレは、自分の実力だけでどこまで通用するか試したかったのだ」
「それが家出の理由? あたしとの婚約を破棄したのは、そのためだったの!?」
第4次Sのシナリオ「アクシズに散る」でゲスト三将軍が出揃った際の説得イベントにて。長年の疑問をぶつけ、返ってきた答えに思わず声を荒げてしまう。まぁ確かに婚約破棄された身からすれば堪ったものではなかろう。
「ロフ!ロフなんでしょ!返事をして!! 」
F完結編のシナリオ「悲しみのカトル」にて、ロフと再会した時の台詞(DVE)。
「どうしてなのよ、ロフ?」
F完結編のシナリオ「悲しみのカトル」にて。戦場の真っ只中にも関わらず別れた理由を問い質す辺り、普段冷静なセティには珍しくかなりの動揺が見られる。
「ロフ!? ウソ…ウソでしょ!? ねぇ、ロフ…死んで…いや…イヤ、イヤ! イヤ!! いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! ウッ、ウウッ…そんな…そんな…死んじゃうなんて…ロフ…ロフ…ロフ…ロフ…ロフ…ロフ……許さない…許さないっ!! 絶対に許さない…ロフのカタキ!!」
F完結編におけるゲストとの決戦ステージにおけるロフ死亡時のセリフ。ポセイダルルートでは避けようのない展開だが、DCルートでは回避可能なので出来れば避けたい。余談だが、現在ではセリフだけを脳内で流すとある人物が過ぎってしまいがち。
「ウソでしょ? ねぇ、また悪い冗談…ゼブ? ウソ、こんな所で…許さない…お前ら許さない…ゼブ、あなたのカタキ、きっちり取ってあげる!」
同じく、F完結編におけるゲストとの決戦ステージにおけるゼブが死亡時のセリフ。
(余裕あるわね……あたし達は思ってた以上にとんでもない連中を相手にしていたのかも……)
第2次OGでのゼゼーナンとの決戦時(この時すでに3将軍はゼゼーナンを裏切っているため味方側)。バラン=シュナイルについて説明したものの、そこまで言うからには五〇キロメートルくらいはあるだろうなと大きさを過大に予想されその人に「写真をとるんでしょ」と茶々が入ったり、挙句ダークブレイン比較されたり……。まあリュウセイも言っている通り、ここまでに異世界から来た連中仙人や妖怪と、まさに百人百様、種々多々な敵と幾度も戦ってきたものだから、別の意味で鋼龍戦隊は百戦錬磨な連中ともいえなくもない…。
「あなたとは何となく気が合いそうだけど、ね。」
第2次OGでの対エクセレン時の戦闘台詞。収録はされているものの残念ながら聞くことはできない。

搭乗機体

ライグ=ゲイオス
ビュードリファー

余談

  • 先述の様にセティはエクセレン、アルフィミィと同じ水谷氏が演じているのだが、第2次OGでは巡り合わせが悪くその二人とは対面できなかったため、直接声優ネタで絡むことは無かった。
    • ただし、アルフィミィは「ゲスト」ネタをEXCEEDにおいて発言した事があり、没セリフにはDGG系列や対エクセレンのものと思われるものが存在する。