ビグロ (ガンダム)

2016年11月17日 (木) 08:10時点における120.138.156.38 (トーク)による版 (→‎概要)

概要

MIP社が開発したジオン公国軍量産型モビルアーマー

一撃離脱戦をコンセプトとしており、機動性に優れている。また、火力も高い。しかし、その機動性ゆえにパイロットにかかるGも尋常ではなく、更にその大きさから懐に入り込まれると脆いという欠点もある。

劇中ではトクワンが搭乗して出撃し、アムロ・レイガンダムをその高い機動力で翻弄した上、ガンダムが本体に引っかかった事を利用して引きずりまわし、アムロを失神させている。しかし、止めを刺そうとした瞬間にアムロが意識を取り戻したため、至近距離から攻撃されて撃墜された。

後に少数が量産されており、劇場版でもそれらがほんの僅かの間だが登場している。

THE ORIGINではザクレロやブラウ・ブロが量産型モビルアーマーと再設定され、多数の機体が登場する中で、唯一「全く出番がない」という悲惨な扱いを受けている。ア・バオア・クーの最終局面でジオン軍が要塞放棄のために装備も捨てて退避する中で「全く出番が無かった可哀想な奴」として牽引されているシーンのみであった。どうしてこうなった‥‥‥。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦S
ノイエDCの戦力として、宇宙のマップで複数登場。HPが高く、強敵の部類に入るが、獲得資金も経験値も低い。
スーパーロボット大戦F
終盤に登場。序盤ならともかく、終盤戦では印象に残らないレベルの能力。パイロットも一般兵なので目立たない。
スーパーロボット大戦F完結編
最強武器のメガ粒子砲と、各種能力が底上げされた。他には移動力が高いぐらいなので、よほど油断しない限り苦戦しないはず。

単独作品

スーパーロボット大戦GCXO
原作通りトクワンが乗るほか、一般兵も乗る。序盤で捕獲出来るユニットの中ではHPなどが高く、援護防御役としては優秀。また、Lサイズユニットなので改造次第では対大型ユニットや対戦艦相手などで戦いやすい。
スーパーロボット大戦Operation Extend

関連作品

リアルロボット戦線
トクワン専用機。完全な敵。拡散メガ粒子砲はマップ兵器扱い。地上でも使えるように改造されたという設定で、地上マップにも登場する。
ザクレロともども、画集『MS ERA 0001〜0080 ガンダム戦場写真集』でのアレンジされた姿で出演している。

装備・機能

武装・必殺武器

メガ粒子砲
機首部に1門内蔵。通常はカバーで覆われており、発射時には展開されるようになっている。
4連装ミサイルランチャー
本体に2基内蔵。
クローアーム
本体に2基装備。接近戦用の武装。

移動タイプ

GCXO)では飛行可能で地上マップでも出撃できるが、適応は低い。

サイズ

L

対決・名場面

ガンダム
機動戦士ガンダムにて、トクワンが乗り込んで戦ったガンダムとの一戦。モビルスーツとは比較にならない大推力による加速で、高機動戦闘に慣れていないアムロを圧倒。怯んだ隙を突き、クローにガンダムを引っ掛けて最大加速で引き回し、アムロを凄まじいGで気絶に追い込んだ。そのまま動けないところをメガ粒子砲の接射でトドメを刺そうとしたが、予想外に早いアムロの意識回復に驚いた隙を突かれ、砲口部にビームライフルを撃ち込まれ撃墜された。

関連機体

ヴァル・ヴァロ
ビグロを基にした発展機。
グラブロ
ビグロを基にして開発した水中用モビルアーマー。型式番号はMAM-07。地球を一周できるほどの航続距離を持つ。SRW未登場。
ビグ・ラング
OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO -黙示録0079-』(SRW未参戦)に登場。一年戦争末期に開発された機体で、ビグロに開発途中だったモビルアーマーのパーツを胴体としてくっ付けている。胴体部分は武器庫となっており、モビルスーツやモビルポッドを収容して補給や応急修理が行えるようになっている。ビーム攪乱弾を搭載しており、それを発射して攪乱膜を形成する事で敵機からのビームを無効化できる。また、その巨体を利用しての戦闘も可能だが、ビグロの高機動が失われる事と胴体下部に死角があるという欠点も存在する。パイロットはオリヴァー・マイ。
エンプラス
機動戦士ガンダム00』に登場したモビルアーマー。ビグロがデザイン元である。

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