ブレックス・フォーラ

2016年11月2日 (水) 06:20時点におけるナイス (トーク | 投稿記録)による版

概要

エゥーゴの指導者。地球連邦軍の准将であり、地球連邦政府議会員の資格を持つ。

ジャミトフ・ハイマンにより創設され、30バンチ事件を始めとしたスペースノイドに対する弾圧を行うティターンズに対抗して、アナハイム・エレクトロニクス月面都市スペースコロニーの支持を受けてエゥーゴを創設した。

作中では地球連邦議会にて演説をする予定であったが、滞在中のホテルでバスクの放ったティターンズの刺客により暗殺され、その最期を看取ったクワトロに後を託す(正体がシャアであることに気づいていた)。

登場作品と役柄

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦S
選択肢次第では死亡せずに、ブレックスがダカール演説を行う。原作通りに死亡してしまうと、彼の後を継ぐために、クワトロがプレイヤー部隊から離脱してしまう。
スーパーロボット大戦F
スーパーロボット大戦F完結編

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
序盤のみ登場。本作では暗殺されなかったが、以降のシリーズには未登場。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
ザフトと協力関係を結ぶが、何者かに暗殺され謎の死を遂げる。犯人は不明だが、タイミングから考えてザフトの可能性が高い。なお、原作ではジャミトフより先に死亡するが、こちらではジャミトフの方が先にクーデターで死亡している。また、原作と違いクワトロはブレックスの最期を看取ることができず、悲報はカイを通じて届けられることとなった。

単独作品

スーパーロボット大戦Operation Extend
本人は登場せずクワトロの台詞中などに名前が出るのみだが、ジャミトフがコロニー住民を虐殺しようとしている事を察知し、クワトロら特務隊に阻止させて彼を失脚させている。
その後も特務隊(原作と違って反連邦ではないため、エゥーゴではなくこのような呼称なのだと思われる)は活動を続け、コネクト・フォースとの共同作戦を機にクワトロとカミーユを合流させている。

人間関係

エゥーゴ

シャア・アズナブルクワトロ・バジーナ
彼の素性に気付いており、死の間際、彼にエゥーゴを託すことになる。
カミーユ・ビダン
TV版では「アムロ・レイの再来」と評したが、劇場版では逆の事を言っている。
ヘンケン・ベッケナー
部下。
エマ・シーン
第3話で、中身を知らずに彼女が持ってきた親書に目を通して、その内容に後述の台詞で激怒した。
その後、正義の違いから彼女がティターンズを裏切りビダン父子を連れて、ガンダムMk-II3機を手土産に自分達の下に身を投じたため彼女を仲間に迎えた。

ティターンズ

ジャミトフ・ハイマン
政敵。
バスク・オム
ジャミトフ同様に互いに敵視し、その残虐なやり口を激しく嫌った。
パプテマス・シロッコ
原作では絡みはない。
『機動戦士ΖガンダムDefine』では、輸送艦の臨検を受ける際に応対する。シロッコの才能に「彼が我々の敵に回らない事を祈るばかり」とさえ評した。

他作品との人間関係

ジョン・コーウェン
原作の宇宙世紀における関係は不明であるが、SRWでは反ティターンズ側の人物として関わる。
ショウ・ザマチャム・ファウ
第4次S)ではダカールにおける連邦議会での演説の際、選択次第では連邦兵に射殺されそうになったところを、同行した二人の息の合ったコンビネーションで命拾いする事に。
ギリアム・イェーガー
旧シリーズでは部下。

名台詞

「なんと破廉恥な!」
第3話より、当時ティターンズ所属であったエマエゥーゴにもたらした命令書を見ての怒りの一言。
その命令書の内容は「カミーユの母親を人質にして、Mk-IIの奪回とカミーユの投降を誘う」という卑劣なものであったので、ブレックスが怒るのも無理もない。
「君が…君がエゥーゴの指揮を取れ…シャア・アズナブル…。ジオン・ダイクンの息子ならそれができる……」
第24話より、自身の死の前にクワトロ(シャア)に対して、時代を生きる一人として後継者とした。
もっとも後年、彼が正真正銘の「人類の敵」に堕ちてしまった事は皮肉としか言いようが無い。

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