イーグレット・フェフ

2012年12月8日 (土) 23:20時点における42.127.45.50 (トーク)による版

イーグレット・フェフ(Eagret Fehu)

ディバイン・クルセイダーズ(以下、DC)の科学者で、ゲイム・システムの開発やアースクレイドルの建造にも関わった人物。ソフィア・ネートと協力して人類の未来の行く末を考えていたが、その発想は根本的に違っており、内心では人類の粛正を目論んでいたようである。ソフィアが開発したマシンセルを利用してマシンナリー・チルドレンを創造し、ソフィアをアースクレイドルのコンピューター・メイガスに融合させて、意のままに操ろうとした。

スーパーロボット大戦α外伝』では、そのことを知ったゼンガー・ゾンボルトに殺害される。シナリオ上では過去の人物として名が挙がるだけである。なお、『第2次スーパーロボット大戦α』では死亡していると思われているが、詳細は不明。

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS)』ではアギラ・セトメと共に新人類の創造に着手し、アギラからアラド・バランガの遺伝子の提供を受けてマシンナリー・チルドレンを創造している。最期はウォーダン・ユミルの手で殺害されて野望に幕を閉じる……と思いきや、『スーパーロボット大戦 OG外伝』ではエリック・ワンが二人の「眠り王子」の存在を語っており、そのうちの一人はアクセル・アルマーであったが、残りのもう一人を「トカゲ」と評していることから、生存の可能性がささやかれている。

設定では37歳なので、まだ若い人物と思いきやそうでもなく、トカゲのような顔をしていてやや拍子抜けしたファンも多かったと思われる。なお、コミック版『第2次スーパーロボット大戦α ロスト・チルドレン』では、αシリーズでも存命している姿があり、マシンナリー・チルドレンを創造した。公式設定ではないのだが、以上の事情から、OGシリーズでも存命した可能性はある。なおイーグレット``Egret``とは英語で白鷺のことだが、『OGs』特典小冊子のスペルでは``Eagret``となっているため本項もそれに準ずる。

登場作品と役柄

αシリーズ

スーパーロボット大戦α外伝
プロフィールの通り、過去の人物として名が挙がるだけである。この時点で設定画は出来ていなかったようで、フェフが初めて登場したコミックアンソロジーの作者である富士原昌幸氏は後年の同人誌にて『キャラデザがあるのかと聞いたら「40過ぎのおっさんなんで適当に描いてください」とのこと』と記述しており、この時のデザインが公式採用されたことにはデザインした当人も思いもよらなかったようだ。元々は眉毛だけ色が違って、そこがチャームポイントだったらしい。

OGシリーズ

スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION
アースクレイドルの関係者として登場。この時は自らの真意を隠していたが…(OG1)。
スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2
シャドウミラーとの接触により己の野心が開花。ヴィンデルやアギラとも協力体制を構築していく(OG2)。
スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS
前述のOG1とOG2のリメイク作品であり、概要は変わらない。OG外伝では生存が囁かれているが…。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
行動そのものはOG2と同様だが、野心など垣間見れず、アースクレイドルでの戦闘前でウルズと共に姿を消す。ますます生存論が囁かれる展開である。

人間関係

ソフィア・ネート
同じくアースクレイドルの中心人物であり、人類の未来を案じていたが、考え方は異なっていた。ただ、ソフィアの発想にもまた問題があったのは事実である。
イーグレット・ウルズ
マシンナリー・チルドレンのオリジネイター。OGシリーズでは「パパ」と呼んでいた。
イーグレット・アンサズ
マシンナリー・チルドレンの一人。
イーグレット・スリサズ
マシンナリー・チルドレンの一人。
ゼンガー・ゾンボルト
α外伝では彼に殺害される。
アラド・バランガ
スクールでは「落ちこぼれ」と評されている彼の身体能力を評価しており、彼の遺伝子データを元にマシンナリー・チルドレンを造り出した。
アギラ・セトメ
彼女とはウマが合っており、お互い技術の提供や調整などを行っていた。
レモン・ブロウニング
彼らのアンドロイド製造技術を相互提供し、マン・マシン・インターフェイスなど様々な面で技術交流を図っていた。フェフはシャドウミラーが保有していたシステムXNの修復にも関わった。
ウォーダン・ユミル
OGシリーズでは彼に殺害される。

名台詞

(そして……イングシリーズの礎でもある)
OG2の34話より。イーグレット・イングに関する伏線と見られている。まさかの言葉に仰天したファンも多い。