オレンジ (コードギアス)

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オレンジ

コードギアス 反逆のルルーシュR2)』における「ジェレミア・ゴットバルト」の俗称、或いは侮辱(侮蔑)。

事の発端はジェレミアの独断で「枢木スザク」をクロヴィス・ラ・ブリタニアの殺害した罪を擦り付けて、公開処刑を行うことである。これを行うことで反イレヴン(日本人)への見せしめと、駐留するブリタニア帝国軍内の綱紀粛正を図ろうとした。陣頭指揮を取ったジェレミアの前に現れたのはゼロ。そのゼロが唐突にジェレミアを「オレンジ」と呼んだ。はったりな発言であるが、これはジェレミアへのそのものへの侮辱とブリタニアへの牽制、更にはジェレミアの心の隙を付くための何重における策略である。そして、ゼロが仕掛けたトラップが発動し、取り乱したジェレミアに「ギアス」を掛け、「全力で逃がせ」と暗示を刷り込ませた。陣頭指揮を取ったジェレミアは混乱してしまい、ゼロらを逃がしてしまった。

この一連の事で全ての責任は独断専行のジェレミア自身に振りかかった。更に元々ジェレミアの人柄を嫌っていたブリタニア軍人も「オレンジ」呼ばれされて、毛嫌いされてしまう。当然ジェレミアも「汚名返上」を期してゼロ率いる「黒の騎士団」に立ち向かうのだが、全く成果が上がらず、なおブリタニア軍人から散々な扱いを受ける。

ところが、ゼロの正体がジェレミアが敬愛する「マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア」の息子「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア(ルルーシュ・ランペルージ)」であることを知ると、ルルーシュに嘆願して自らの忠節を告げ、ゼロへの憎悪は「忠義」へと生まれ変わり、ルルーシュの目的に賛同するのである。

作中では「俗称」なのだが、視聴者からはギャグ扱いされ、スタッフもそれを狙ったようにジェレミアのキャラクターを「果物のオレンジ」をモチーフにした脚色をした。

“オレンジ”以外での」詳しいことは『ジェレミア・ゴットバルト』本人の項目を参照して頂きたい。