VF-27 ルシファー
VF-27 ルシファー(Lucifer)
- 登場作品:マクロスF
- 分類:全領域型可変戦闘機【バルキリー】
- 形式番号:VF-27(公式コード:YF-27)
- 全長:18.88m(ファイター時)
- 全高:14.43m(バトロイド時)
- 空虚重量:12,080kg
- 動力:熱核反応炉
- 推進機関:新星/ P&W / RRステージII熱核反応タービン FF-3001A×4
- 補助機関:P&W高機動バーニアスラスター HMM-9,スラスト・リバーサー,3D機動ノズル
- 推力:1,377KN+×4
- 最高速度:マッハ5.2
- 開発者:ゼネラル・ギャラクシー(ガルド・ワークス)
- 所属:新統合軍(マクロス・ギャラクシー船団)
- 主なパイロット:グレイス・オコナー、人工知能
- メカニックデザイン:河森正治
次世代全領域型AVFの進化系「YF-24 エボリューション」をベースに、マクロス・ギャラクシー船団が独自に開発したサイボーグ(インプラント)専用機体。
「YF-21」の設計思想を更に推し進めた機体であり、三次元機動ノズルの採用。脳波によるBDI思考コントロール操縦に加え、遠隔操作も可能。コクピットブロックは座席などが擬似的に透過し全周囲モニター(バーチャル・コクピット)となるほか、パイロットと機体のコンピュータを直接接続することで機体各所の光学センサーからの情報伝達が行われる。
「VF-25 メサイア」が一般兵士用に性能を抑えられているのに対し、VF-27は通常パイロットの搭乗を無視した最新技術を採用しているため、スペックでVF-25を上回っている。しかし、それを以てしても小説版「恋離飛翼」ではシリーズ歴代のエース達の前には次々と瞬殺されてしまっており、「ハイテクに頼り過ぎ」と言われている。
ギャラクシー船団の独自技術のため、新統合軍の正式な認証コードは受けておらず、試作機の「YF」コードをそのまま採用している。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 終盤で新統合軍兵が搭乗してくる(台詞はなし)。なお、グレイスは本作では搭乗しない。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦L
- グレイス・オコナー機または自律回路のザコ機であるVF-27βが登場する。グレイス機はイベントで登場する無抵抗の1機しか出ないので強さは関係ないが、ザコ機は大量に出るくせにサイズSで運動性が145もあるので攻撃が当たりにくく、当ててもピンポイントバリアで地味に固いなど、中々の強敵。
装備・機能
武装・必殺武器
- ビームガンポッド 「BGP-01β 55mm」
- 全長約16mの長身型ビーム砲。速射モードと単射モードに切り替えて発射する。
- マイクロミサイルポッド
- 機体各所に設置しており、急速回転時でも発射可能。
- アサルトナイフ
- シールドに内蔵しており、直接切り付ける。
- MDE弾
- ディメンションカッターの弾頭を装備したミサイル。『L』では搭載されていない。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- S
機体BGM
- 「トライアングラー」
- 前期OPテーマ。
関連機体
- VF-27γ ルシファー
- 高性能のスペシャル仕様。ブレラ・スターンの機体は、紫色のカラーリングが施されている。
- YF-21
- この機体の設計思想を受け継いでいる。脳波コントロール(BDI)による操縦が可能。
- VF-25 メサイア
- 姉妹機。マクロス・フロンティア船団に配備されているバルキリー。
- YF-29 デュランダル
- 姉妹機。
話題まとめ
名前の由来はキリスト教に登場する堕天使「ルシファー」から。
フランス語では「ルシフェル」とも呼ばれ、七つの大罪の一つである「傲慢」を司っている。悪魔「サタン」と同一視されることもあり、ダンテの『神曲』やミルトンの『失楽園』にも登場している。